りですが、その割り当ては海域担当の大将が行っています。
激戦区域であり、中堅提督への登竜門とされる海域である2-4で例えると、
呉やラバウルでは、どこの鎮守府も戦力が整っているため、割り当てエリアが被ることはありません。
それぞれが激戦区とされる海域を個々で割り当てられ、解放・維持します。
反対に比較的深海棲艦の脅威が薄い舞鶴などでは、割り当てエリアを被せています。
舞鶴の全鎮守府総出で、同じ海域を解放・維持するイメージですね。
わかりずらい説明でしたらすいません。
ブロロロロ……
鯉住君と叢雲を乗せたバンは、港にて天龍と龍田(+艤装)を回収し、第10基地へと向かっている。
「ふたりとも、待たせちゃって悪かったね」
「へへっ、気にすんなよ!」
「そうよ~ 私も天龍ちゃんも、お買い物して楽しんでたからぁ~」
「え……? 艤装の見張りはしてくれてたんだよね?」
「その辺は抜かりないわよぉ。私がしっかり見ていたもの」
天龍と一緒に買い物しながら、どうやって見張りをしていたのだろうか……
どうにも納得がいかない鯉住君だったが、龍田から漂うふんわりとした威圧感を前にして、その疑問を口に出すことはできなかった。
「んん~? どうしたのかしら提督? 何か私に聞きたいことでも?」
「な、なんでもない。見張りご苦労だったな、龍田」
「どういたしまして~」
なんだか心が読まれているような気がするが、気のせいだろう。
ちょっとまだ彼女のことはよくわからない。
見張りの件も、抜かりなさそうな本人が抜かりないと言っているのだし、大丈夫に違いない。
それに悪い人ではなさそうだし、警戒するつもりもない。
「へっへー!そんなことより見てくれよ提督!これ土産物屋で売ってたんだぜ!すげえだろ!」
「ん?何を買ったんだ天龍……って、うおっ!?」
天龍が買ったお土産を見ようと、チラッとだけ後ろに目をやろうとした鯉住君。
その顔のすぐ真横には木刀の先っちょが突き出ていた。
予想外の出来事にビクッとしてしまう。
「カッコいいだろこれ!俺が普段持ってる刀もいいけどよ、こういうのもいいよな!」
「ちょっと天龍!アンタ提督に何してんのよ!」
助手席の叢雲が庇ってくれた。嬉しい。
「ん?何って、見てわかんねぇのかよ?お土産みせてんじゃねぇか」
バックミラーで天龍の表情を覗くと、なにを言ってるのかわからない、といった困惑の色が見える。
つまり彼女は本気でお土産を見せびらかそうとしただけであり、
どう見てもケンカを吹っかけているようにしか見えないことには、気づいていないのだろう。
「あぁ……そういう子かぁ……」
「どうだ提督!カッコいいだろ!?」
「そうだねぇ。かっこいいねぇ」
「へへっ!これでより俺の怖さに磨きがかかったな……!」
「ちょっといいの、アンタ!?
こういうところしっかり締めないと、新人に舐められるわよ!?」
「彼女に関しては多分大丈夫だよ。
それよりも気を遣ってくれて嬉しい。ありがとう、叢雲」
「な……! ひ、秘書艦として当然のことをしただけよ!」
顔を赤くしてそっぽを向く叢雲。
それを見て「そういえば秘書艦候補をどうやって選ぼうかなぁ」なんて全然別の事を考えている鯉住君。
その様子を見ていた龍田が口を開く。
「うふふ~ 叢雲ちゃんが馴染めてるみたいで嬉しいわ~」
「そうだな!叢雲は生意気な性格だから、新任地でうまくやれるか、結構心配してたんだぜ?」
「う、うるさいわね!心配される筋合いなんてないわよ!」
友達のような距離感で会話を進める3人。
初めて出会った時に知り合いだと言っていたことを、鯉住君は思い出す。
気になったので3人の関係性を聞いてみることにした。
「そういえば3人とも。
前から知り合いだったようだけど、どういう関係なんだい?」
「おう!よく聞いてくれたな、提督。コイツは俺たちの教え子なんだよ!
建造されたときからここに配属が決まるまで、俺たち姉妹で色々教えてやったんだぜ?へへん!」
「へぇ……そうだったのか」
「天龍ちゃんすごく張り切ってたものね~ ……ププッ」
「まぁなんていうか……
龍田にはすごくお世話になったわ。龍田にはね……」
「あー……そういう……」
達観したような表情の叢雲、鼻息荒くドヤ顔をしている天龍、口元を抑えて必死で笑いを堪える龍田。
3人を見回した鯉住君は、叢雲がどれだけ天龍に振り回されてきたのか、察せざるをえなかった。
「まあなんだ……ご苦労様だったね。叢雲」
「いいのよ……過ぎたことよ……」
「こっちでも色々教えてやってもいいんだぜ?
この世界水準越えの天龍さまにかかれば、それくらい朝飯前よ!」
「遠慮するわ」
「残念ね~ 天龍ちゃん。私達は別のところで頑張りましょ~? ……ププッ」
「まぁ、うん、そうだな……天龍には期待してるよ」
「おう!任せてくれよな!」
…それからの鎮守府行きの道中では、天龍が武勇伝を話しまくった。
大規模作戦に参加した話とか、海域開放を手伝った話とか、活躍中の駆逐艦たちを育てた話とか。
鯉住君としては、新入りがどんな人柄か知っておけるので、このような自分語りは大歓迎だ。よその鎮守府の話も聞けるので、一石二鳥である。
しかし叢雲と龍田の様子を見ると、どうもふたりには退屈な話らしい。
叢雲はぼんやり窓の外を眺めているし、龍田は窓に寄りかかってウトウト船をこいでいる。
察するに、ふたりは何度もこの話を聞いているのだろう。
おかげで車内には、天龍の大声と、鯉住君の合いの手だけが満ちることになった。
・・・
鎮守府に到着すると、先発組と留守番組の出迎えを受けることになった。
夕張はどうやら無事に鎮守府案内してくれたようだし、古鷹も今回の騒動について、うまく説明をしてくれたようだ。頼りになる部下を持てて嬉しい。
ちなみに古鷹と大井に鎮守府を見せて回った夕張からは、
苦笑いしながら「私と同じ反応をしていました」という報告をされた。
……まぁ、そうなるな。
夕張には引き続き天龍・龍田の案内を頼み、叢雲には部屋割りとアメニティの準備を頼んだ。艤装の積み下ろしと搬入は、北上大井コンビにお願いした。
また、正式な異動完了兼顔合わせのため、全員2時間後に執務室集合とすることにした。
それくらいあればみんな割り当てられた仕事を終えられるだろう。
ちなみに残った古鷹は、慰労の意味を込めて自由時間とした。特にやることもなかった、という理由もあるのだが。
それを告げた際に「何でまた私だけ特別待遇なんですかぁ……」と悲しい顔で言われた。
今回はひとりだけ楽できるからいいじゃないか、と思ったのだが、そういうことではないらしい。
どうやら、みんなと同じ、というのが、彼女が安心するポイントである模様。
なんだかそんなところも女子高生っぽい。ほっこりする。
・・・
そして当の鯉住君は、妖精さんの要望で工廠にやってきた。
港で仲間になった英国妖精さんが、工廠に行きたいらしい。
「なあ、キミもコイツらみたいに艤装メンテが得意なのか?」
目の前をふよふよ飛んでいる英国妖精さんに質問する鯉住君。
彼の両肩と頭には、いつもの妖精さんトリオが陣取っている。
質問を受けた英国妖精さんは、かわいい仕草で答えてくれた。
腕をこちらに突き出し、人差し指を立ててチッチッとやっている。
(おーう。わたしはめんてはできないでーす)
「それじゃどうして工廠に行きたいのかな?」
(それはついてからのおたのしみねー!)
「そうか……まあ時間もあるし、付き合うよ」
ウッキウキで鯉住君の前を往く英国妖精さん。
はじめてこの基地(民家)に来るというのに、何故工廠がどこにあるかわかるのだろうか?
疑問を感じるも、いつもの事と言えばいつもの事なので、さしたるツッコミも入れず着いていく鯉住君。
邂逅時と比べると、随分と彼女たちの謎行動にも順応したものである。
・・・
「さあ着いた、と」
(なかなかいいふんいきでーす!いいしごとができそうねー!)
「それはどうも。それでキミは一体どんなことができるんだ?」
(へーい、てーとくー、おとめをせかしちゃだめよー)
「……それはすまなかったね」
マイペースな英国妖精さんに振り回されていると、後ろから声をかけられた。
「あ、提督じゃん。やっほ~」
「ああ、北上と大井か。問題なく艤装搬入はできたかな?困ったことはない?」
「はい。問題ありません」
「それはよかった」
随分気を許してくれている北上とは対照的に、大井は随分事務的な態度だ。
とはいえ、まだ出会って初日なので、大井の距離感は至極当然である。
しかし北上のやたらと砕けた態度と比べてしまうと、どうにも目立ってしまう。
「それで提督は何しにここまで来たのさ?また趣味の艤装いじり?」
「あ―……それもしたいけど、今回は別件で来たんだ」
「え~? なんなのさ、別件って」
「今日港で新しい妖精さんが見つかってね……
なんか彼女が工廠で何かしたいっていうんだよ。だから連れてきたっていうわけ」
「え? なに、提督また装備品増やしたの?」
「装備品て」
「だってほら、今だって両肩と頭に装備してるじゃんか」
「まぁねえ……言い返せないな……」
お供妖精さんたちが北上に手を振り、北上も笑顔で手を振り返している。
言葉は通じなくとも、意思疎通はできる。
彼女たちを見ていると、艦娘と妖精さんの確かな絆を感じるというものだ。
……ふと目を横に逸らすと、大井が複雑そうな顔をしてこちらを見ていることに気づいた。
「ん? 大井も妖精さんに興味があるのか?」
「……いえ。大丈夫です」
「そ、そうか。それじゃ邪魔したな」
「ばいば~い。提督~」
大井から発せられる謎のプレッシャーにより、ふたりと別れ、本来の目的を果たすことにした鯉住君。
ああいう空気の女性には近づかない方がいい。なんかこう、理不尽な理由で理不尽な目に合うことになりかねない。
「……あれ?」
目を離した少しの間に、英国妖精さんの姿が見えなくなっていた。
自分から連れてきておいて、いつの間にかいなくなるとは、本当に自由な存在だ。
このまま放っておいてもいいが、よからぬ悪さをされても堪らない。
たいして広くもない工廠を探し回ることにした鯉住君。
「……そんなに広くないから、すぐに見つかると思うんだけど」
工廠と言っても、その実態はちっさな町工場のようなものだ。
2,3分も探せば見つかるだろう。
「お、いたい……た……」
予想通り英国妖精さんを数分で見つけた鯉住君。
しかしふよふよと浮かぶ彼女の目の前には、予想外の物体が鎮座していた。
高さ3m、幅5mはあろうかという謎の巨大設備である。
もちろん昨日までこんなものはなかった。目の前のスペースはただの物置として使っていたはずだ。
空中で仁王立ちしている英国妖精さんが、何かをやらかしたことは明白である。
(へーい!ていとくー!どうですか、この『ふぁーねす』!)
「え……? ふぁーねす……? なにこれ……何なのコレ……」
(いっつふぁーねす! にほんごでようこうろねー!)
「ようこうろ……溶鉱炉……!?
え、何でそんな……! 数分目を離した隙に何やってんのキミ!」
(わたしからめをはなしちゃ、のーなんだからねー!)
「なんかやらかす的な意味では確かにその通りだったよ!
なんでこんなけったいなもの造ろうと思ったの!?」
(てーとくがほしがってるのがわかったから、ふるぱわーでよういしたよー!
さぷらーいずはたーいせつねー!!)
「確かにあったら便利だとは思ってたけどもぉ!」
・・・
鯉住君は艤装メンテにかけては右に出る者がいないほどのレベルだが、それでも限界はある。
例えば大破した艤装の砲塔や、精密部品など、モノ自体が壊れてしまっているのであれば、それは新品と差し替えるしかない。
あくまで艤装メンテ技師の仕事は、『丁寧な部品組み立て』であり、『艤装の部品を製造する』事ではないのだ。
だから各鎮守府には、基本的には今ある艤装の予備部品が支給されることになる。
大本営が鎮守府からの備品報告を受け、必要な部品を手配してくれるのだ。
……そんな配給制度が採用されているのだが、なかなか大きな問題を抱えている。
開発と建造は、妖精さんの謎技術でいっぱいの建造炉で行うことができる。
しかし艤装の部品となると、建造炉から出すのは不可能だ。
ではどうやって艤装の部品を調達しているか。その方法は現在2つある。
1つは各海域に一か所ある製鉄所で部品を作る方法。
そしてもう1つは艤装を使い捨てにする方法だ。
前者の問題は、ひとつひとつの部品を人の手で作るため、生産が追い付かないことである。
そのせいで、艤装の所持申告をしてから代替パーツが届くまでに、少なくとも一週間はかかる。
つまるところ需要に対する供給が追い付かないのだ。
これは頻繁に出撃が行われる大規模作戦の際に、毎度毎度大きな問題として取りざたされる。
そして後者の問題は言わずもがな、貴重な艤装ではその方法は採れないということだ。
そもそもの話、建造炉からでてくる艤装の種類にも偏りがある。
例えば夕張が開発成功した15.2㎝連装砲はかなり珍しい方で、叢雲が開発成功した四連装魚雷はそこそこ出てくる、といった具合である。
だから珍しい艤装(そういう艤装こそ強力なものが多い)が大破してしまうと、代わりを用意して廃棄、などという、もったいないことはできない。
これらの問題から、製鉄所で製造する部品はレア度の高い艤装のものから、という優先順位が付けられており、レア度が低くなるにつれて使い捨てが採用されることが多くなる。
鯉住君が「製鉄所が欲しいなー、あればいいのになー」なんて思っていた理由は上記の理由のためだ。
第10基地のような零細鎮守府では、レア度の低い艤装ですら貴重品。
しかしそのレア度の低さ故に、替えのパーツはほとんど製造されない。
つまり第10基地で艤装を大破させた場合、高確率でその艤装は修復不可能な状態になり、しかも替えの艤装は他所からもらってこなければいけない羽目になる。
それでは到底まともな鎮守府運営ができているとは言えない。
当然白蓮大将の率いる第1基地は、その辺の事情は把握しているため、大量の艤装を送ってくれた。しかしそれでは根本的な解決にはならない。
その状況を脱却するためには、ひたすらに建造炉を回して艤装を大量生産するしかないのだが、闇鍋建造炉をそんなに回しまくって資材が底を突くのも本末転倒だ。
結局のところ、鯉住君の思考がどうなっていたかというと、
「ウチに製鉄所があれば部品造り放題なのになー」という机上の空論であり、
それは当然製鉄所の規模を考えると不可能なことであり、
それはもちろん鯉住君自身もわかっていることであり、
完全に第1基地におんぶにだっこな現実から逃避するだけの妄想なのであった。
……しかしあろうことか、その鯉住君の妄想を、英国妖精さんは全力で拾ってしまったらしい。
・・・
「確かに俺は製鉄所あったらいいなー、なんて思ってたよ!?だけどふつう無理じゃない!?
宝くじ買った時の、一等当たるといいなー、くらいの気持ちだったんだよ!?」
(ふっふーん。えいこくがほこるさいせんたんのぎじゅつと、
ようせいのぎじゅつを、このなかにぜんぶつめこんだねー!!)
「なにそれ!?
英国面と妖精さんの謎技術のコラボなんて、嫌な予感しかしないんだけど!」
(これはこれは……)
(なかなかのしあがり)
(いいしごとしてますね~)
「何落ち着いてんだオマエら!なんでも鑑定するような発言してんじゃないよ!」
(これひとつでねじのいっぽんから、せんかんのぶひんまで、なんでもつくれるでーす!)
「マジで!?どうなってんのそれ!?いくらなんでもおかしいでしょ!?」
どうやら目の前のこの機械は、溶鉱炉という名の、ウルトラコンパクト製鉄所のようだ。
ともすれば大型トラックの荷台に乗りそうなほどコンパクトな大きさなのに、その機能は何千平米にもなる製鉄所と同じなのだという。
その圧倒的な現実の前には、鯉住君のツッコミはむなしく響くだけであった。
「ね~提督~。さっきから大声出してどうした……の……さ……」
「待ってください北上さん!私を置いていかな……い……で……」
鯉住君のバカでかい独り言を聞き付けてやってきた、北上大井コンビ。
彼女たちも目の前の謎設備を見て、あんぐりと口を開け、ポカーンとしている。
「え?なにこれ? アタシたちが艤装搬入した時はこんなのなかったよね?」
「あぁ、北上と大井か……」
「ど、どういうことですか、提督……?
何か手品でも使ったんですか……?」
「そうかぁ……やっぱり艦娘の目からしても、いきなりこんなのが出てくるのは、おかしいよねぇ……」
「うん。意味わかんない。
それで提督、ホントにこれなんなのさ?どっから生えてきたの?」
「英国妖精さんが数分でやってくれました……これは製鉄所のようです……」
「製鉄所?この大きさで……? なにおかしなこと言ってるんですか……?
酸素魚雷20発、打ち込まれたいんですか……?」
大井は目の前の現実が飲み込めていないようで、ポカンとした表情のまま、とんでもないことを口にしている。
「いやいやいや、混乱するのはわかるけど、落ち着いてくれ、大井……
妖精さんって本気出すとこんな感じなんだよ……
こっちが全く考えていないことの斜め上を、平気でやっちゃうんだよ……」
「あちゃ~ そりゃ大変だね。叢雲っちがまた寝込んじゃうんじゃない?」
「ああ……そうだった、忘れてた……
こんなことになったって知らせたら、ホントに倒れかねないぞ……」
「あの子真面目だからね~」
「仕方ない……この事は叢雲には知らせないでおこう。
そうすると、彼女の目に触れる報告書類の提出ができないけど、その辺は白蓮大将に事情を話せば問題ないか……
……ふたりとも、この設備の事は口外無用で頼む」
「いいけどさ~ 夕張っちはどうすんの?
あの子暇があれば工廠に入り浸ってるじゃん?」
「うーん、夕張には話してもいいか……
俺から話すようにはするけど、もし先に顔を合わせたら、口外無用だと伝えておいて欲しい」
「おっけーだよ」
「なんなのよ、この鎮守府……
こんなことなら、私が異動するんじゃなくて、北上さんを引っ張ってくればよかったわ……」
「なんていうか、その、すまない……大井……」
新しい妖精さんのハッスルにより、
またもやイレギュラーを引き寄せてしまった鯉住君なのであった。
どこかの艦娘に似た英国妖精さんは、メンテナンスでなく鋳造の方が得意だったようです。
彼女はリーダーシップもあるため、この鎮守府にいる他の妖精さんたちをまとめあげ、必要な部品を大量生産していくことでしょう。