昔艦娘に助けられたことから艦娘に敬意を持っているのと、
初春が小学生にしか見えていないのと、
恋愛の優先順位がかなり低いのが、
好意に気づかない原因です。
え?それを鈍感って言う?はははこやつめ、ぬかしおる。
艦娘は恋愛対象としては見てない感じですね。
でも結構ドキドキしちゃうのは男のサガ。悲しいなあ。
鯉住「ふぅ、こんなもんだろ」
初春型4人分の艤装のメンテが終わった。
いつも通りナイスな仕上がり。いい仕事ができて満足満足。
その証拠に心なしか、艤装もキラキラ輝いているように見える。
鯉住「さーて、片付けるぞ、お前ら」
(りょうかい)
(たのしみなのです)
(はやくあそびたい)
鯉住「そうだな。俺も大勢で遊ぶなんて久しぶりだから楽しみだ」
カチャカチャ
いつもの通り使った工具や、メンテし終わった艤装を片付ける。
今日は業務の後に遊びに行くことになった。
といっても別にどこかに出かけようというのではない。
珍しいことに艦娘(初春さん)の方から遊びに誘ってくれたのだ。
自分が担当する艦娘から誘ってくれったってのは、実は結構嬉しい。
なんか自分の仕事が受け入れられているって感じがする。
あと遊ぶことになったメンバーがみんな小学生みたいで、昔を思い出す。
昔は親戚の子たちと一緒によく遊んだもんだ。
俺は一人っ子だけど、親戚の子たちは年の離れた女の子2人だったから、
妹みたいな感じでかわいがってた。
家が近かったからしょっちゅう遊んでたなあ。
実は未だに仲が良くて、2人からメールが結構届いたりする。
あんなに小さかった2人も今や、高校生と大学生だ。
時の流れを感じるな……
(たそがれてます)
(まじめにかたづけるべき)
(しごとしろ)
鯉住「……へいへい」
…
鯉住「それじゃ片付けも終わったし、タイムカードも押したし、
これから艦娘寮に向かうわけなんだけど……その前に」
(どうしました?)
(はやくいこう)
(もうまちきれない)
鯉住「まあ待ちたまえ。人んちに上がるときにはそれなりに準備が必要なのだよ」
(なにするですか?)
鯉住「ふふ。大学時代に友人の家で遊び倒した経験と、
ちっさいころに、親戚の子たちと遊んでた経験を活かす時が来たということよ」
(じしんまんまん)
(どうせろくでもないこと)
鯉住「はいそこ、お黙りなさい。
まずこういう場合、一番大事なのは手土産です」
(てみやげ?)
鯉住「そうです。
手ぶらで遊びに行くのも悪いだろ?相手は場所の提供してくれてるのに。
だからこういう時は、相手が喜んでくれるような手土産を持っていこう」
(なにもってく?)
鯉住「もちろん相手に合わせたものを持ってかないとね。
今回は小学生(相当)の女の子4人と考えると、やっぱりお菓子系。
そしてひとくちにお菓子系といっても、
女の子が好きそうなのを選ばないといけない。
そこで役に立つのが、小さな女の子と過ごしてきた俺の経験よ。
小さな女の子の扱いなら自信がある」
(おんなのこについてかたってるです)
(へそでちゃがわく)
鯉住「うるさいな!別に俺が女の子の事話したっておかしくないだろ!」
(やはりろりこん)
鯉住「違うっつってんだろ!いい加減にしろ!
女の子って俺の親戚二人の事だから!
当時は俺もチビだったから、ちっさい女の子と遊んでても問題ないだろ!」
(それでなにかうの?)
(はやくして)
鯉住「オイ、誰のせいで突っ込みを入れることになったか、わかっとんのか……?
とにかくだ!小学生くらいの女の子は、
ポテチとかのスナック菓子より、果物やチョコレートを喜ぶのだ!
見た目だけ女子のお前たちも、ポテチよりそっちの方が好きだろ?」
(まちがいない)
(ちょこれーとはいのちのみなもと)
(わたしたちのぶんまでかうべき)
鯉住「はいはい、買ってやるから安心しなさい。
というわけでお前ら、艦娘寮に向かう前に、酒保に向かうぞ!!」
(((おー)))
・・・
鯉住「というわけで酒保にやってきたんだけど、
相変わらずここは品ぞろえがすごいな」
・・・
呉第一鎮守府唯一の酒保が、この「明石マート」である。
その品ぞろえは多岐にわたり、日用雑貨、食品、嗜好品、何でもそろう。
ぶっちゃけスーパーだ。
鎮守府の敷地の一番外側にある建物で、
驚くべきことに、敷地内と敷地外にそれぞれ入り口がある。
つまりは、なんと一般の方も利用できる作りになっているのだ。
軍の施設に一般人が平然と立ち入れる作りになっている訳はちゃんとあり、
鼎大将いわく、
「買い物に来る艦娘を近くから見てもらって、
艦娘も普段は人間と同じ生活をしていることを知ってもらう」
とのこと。
悲しいことに「艦娘は兵器」なんて言う連中も多い中、
うちの大将は艦娘の気持ちをしっかり汲んでいるということだ。
大将に対して艦娘からの信頼が厚いのも納得というものだろう。
あの人、俺の気持ちは全然汲んでくれないけど。
もちろん防犯対策もしっかりしており、
敷地外からの入店者には防犯リスト装着が義務付けられている。
敷地内の扉から出ようとすると、このリストが反応してブザーが鳴る仕組みだ。
もちろん防犯カメラも設置してあるので、万が一の時にも安心との事。
その辺は軍内施設だけあり、しっかりしているようだ。
その艦娘と民間の距離を縮めるという試みは、一言で言えば大成功。
酒保がリニューアルして今の形になった当初は、
一般の人はほとんど来なかった。それはそうだろう。
一般人からしてみれば、艦娘との接点などほとんどないのだ。
人間は知らない者に恐怖する。
しかし時間が経つにつれ、どんどんと利用者は増えていった。
それも当然だ。
艦娘はこちらに好意的で、優しい存在。下手な人間よりも人間味に溢れている。
少しでも艦娘に触れた人は彼女たちへの評価を改め、
その評価は口コミとなってどんどん広がり、
今やただのスーパーが、呉、いや、広島県の名物スポットとなるくらい、繁盛している。
・・・
そんな大盛況スーパーは、今日も人と艦娘で繁盛している。
鯉住「さて、まずは果物コーナーだな……
お前たち、何か食べたいものある?」
(いちごがいいです)
(きういをしょもう)
(どりあん)
鯉住「ドリアン以外採用」
…
鯉住「さて次はお菓子コーナー。今度も希望を聞こうか」
(いたちょこをかじりたい)
(ぽいふるたべたいです)
(すこんぶ)
鯉住「酢昆布以外採用」
…
鯉住「さて……こんなもんでいいかな?」
買い込んだ果物は、イチゴにキウイ、バナナ、そしてみかん。
お菓子は板チョコにグミ、クッキー、あとカップケーキ。
鯉住「完璧な布陣だ……これはちびっこ大満足コース……」
(われわれもだいまんぞく)
(さすがにきぶんがこうようします)
(どりあん……すこんぶ……)
妖精さんも満足してくれているようだ(ひとりから目を背けつつ)。
普段から振り回されてはいるけど、仕事を助けてもらってるのも確か。
初春型の皆さんと精神年齢は近いだろうし、
妖精さんたちにも、今日はめいっぱい楽しんでもらおう。
必要なものを揃えてレジに向かう鯉住一行。
すると、後ろから声をかけられた。
??「ん?誰かと思えば、キミ、アカシック鯉住じゃないか」
鯉住「あ、松風さん」
話しかけてきたのは艦娘の、神風型4番艦駆逐艦「松風」。
彼女も俺が担当している駆逐艦のひとりだ。
神風型統一衣装は共通だけど、
この人はワンポイントで頭にミニハットを乗せている。
ううむ、おしゃれだ。
宝塚の男役みたいな話し方が特徴で、性格はさっぱりしている。
髪型もショートカットでさっぱりしている。
そういった人なので、俺としても気楽に会話しやすく、ありがたい存在だ。
松風「今日の仕事は終わったのかい?買い物に来てるってことは」
鯉住「ええ、そうです。ちょっと今日は用事がありますので、その買い出しです。
というか松風さん……アカシック鯉住はやめていただけないでしょうか?」
松風「ん?何故だい?
僕は日ごろの感謝を込めると同時に、キミの腕前に敬意をもってそう呼ぶんだ。
いいじゃないか、アカシックなんて。カッコいいよ。ピッタリだぜ」
いい人で接しやすいんだけど、感覚がちょっとおかしいのが玉に瑕である。
そんないい笑顔で褒められたら、いくらクソニックネームといえど、
もうその呼び方やめて、とは言えないよなぁ……
鯉住「そ、そうですか……
そんなふうに言われてしまったら、もうそれでいいです……ハイ……」
松風「そうさ。それでいいのさ。
それより用事ってなんだい?ちょっと気になるよ?」
鯉住「ええと、今日は初春型の皆さんの遠征が中止になったって聞いてますよね?」
松風「もちろん。計画変更はよくあることさ」
鯉住「はい。それで初春さんと話していたらですね、
今日は初春型の皆さん4人とも非番なので、
ボートゲームか何かで一緒に遊ぼう、と」
松風「え!?つまりキミは、今から彼女たちの部屋に遊びに行くってことかい!?」
鯉住「ええ。そういうことです」
松風「あっは!やるじゃないか、キミ!乙女の部屋に誘われるなんて!
男としてはこれ以上の光栄はないよ!愛されてるね!」
松風さんは目をキラキラさせて話に食いついてきた。
胸の前でちっちゃく両手でガッツポーズをつくっている。仕草がかわいい。
こういうところはなんだか女の子っぽいよなあ。
鯉住「いえいえ、そんなんじゃないですよ。
彼女たちは遊び相手が欲しいだけですって。
俺としても遊びに誘ってくれたことは嬉しいので、ウィンウィンというやつです」
松風「うっふふ!謙遜することはないさ!
初春も他の姉妹も、一人前の女性さ!
部屋に呼ぶってことは、キミのことをかなり信頼してるってことなんだぜ?
もっと自信を持てよ!」
そうなのかなあ?
絶対に近所の遊んでくれる兄ちゃんくらいにしか思ってないだろ。
お前たちもそう思うよな?
(このいしあたま)
(やっぱりざんねんなおとこです)
(どりあん…かじつのおうさま…)
松風「そういうことならボクと話してる場合じゃないよな!
すぐにでも行ってあげなよ!」
鯉住「あ、そうですね。気を利かせてくださってありがとうございます」
松風「お礼なんていいさ!僕とキミの仲じゃないか!
あ、そうだ、この事、姉貴達に話してもいいかい?絶対面白くなると思うんだ」
鯉住「え?まあ別に構いませんが……面白くなるってどういう……」
松風「あっは!流石アカシック鯉住!器が大きいね!それじゃまた!」
鯉住「あ、ああ、はい、それではまた……」
タタタッ
……いってしまった。
なんだか不吉なワードがでてきたような気がするが、
時すでに時間切れといった様相である。
松風さんの微妙にずれた感覚が、何か妙なことを引き起こさなければいいんだけど……
(あーあ)
(やってしまった)
(すこんぶ……くせになるすっぱさ……)
お前ら、なんか察してたんなら止めろよ。
俺じゃ、あの人の勢いは止められないんだからよ。わかってたでしょ?
……あ、こいつら、あーあ、とか言いつつニヤニヤしてやがる。
これはわかってて止めなかったやつだな。それくらいなら俺でもわかる。
鯉住「はー……もういい時間だし、さっさと会計して艦娘寮に向かうか……」
(たのしいじかんはすぐそこ)
(もりあがってまいりました)
(なぜどりあんがないのか……)
…
会計を済ませ、食料を両手に、妖精さんを肩と頭に。
重装備で艦娘寮までやってきた。
艦娘寮は、いわゆるオートロックタイプのマンションと同じつくりになっている。
玄関に各部屋の呼出ボタン(部屋番号を入力するタイプ)があり、
それをインターホン代わりにして玄関のロックを外してもらうのだ。
鯉住「ええと、初春型の皆さんの部屋は……」
部屋番号を入力し、呼出ボタンを押す。
プルルル……
初春「はい、初春じゃ。誰かの?」
鯉住「あ、俺です。鯉住です」
初春「!! 待っておったぞ!ささ、入れ入れ!」
そう声が聞こえると、ガシャンとロックが外れる音がする。
しかし艦娘寮に入るなんて初めての事だから、緊張するな。
大学時代の友達の家も同じタイプのオートロックだったが、
そちらも初めて遊びに行ったときは、なぜか緊張したもんだ。
(おうちたんけん)
(さすがにきぶんがこうようします)
(すこんぶはからだのいちぶなのに……)
妖精さん達は、かけらも緊張してないようだ。
まあ元から楽天的な奴らだし、当然っちゃあ当然か。
……っと、この部屋だな。
コンコンコン
ガチャ
ノックすると、すぐにドアが開いた。
初春「おお!待っておったぞ!遅かったではないか!」
鯉住「遅れちゃってすいません。ちょっと買い物に行っていたもので」
初春「ん?その両手にあるものを買ってきたのか……って!
そ、それは、果物とお菓子ではないか!そんなにたくさん!!」
鯉住「ええ。皆さん喜ぶと思いまして、買ってきたんです!」
初春「うむ!うむ!妹たちもみな喜ぶ!
流石わらわが認めた男じゃ!!良き気遣いじゃのう!!」
鯉住「ハハハ。喜んでもらえて何よりです」
うん、やっぱり俺のチョイスは間違ってなかったみたいだ。
あいつらには感謝しないとな。後でメールうっとこ。
初春「さあ、掃除はできておるぞ!はよう入るのじゃ!」
鯉住「おっとと、失礼します」
待ちきれない様子の初春さんに手を引かれ、部屋に入る。
……うん、綺麗に整った部屋だ。
間取りはかなり広めの1K。
2つの2段ベッドに、本棚が一つ。中央には正方形のテーブル。
CDラックがあるのは、若葉さんの趣味かな?彼女にはそんなイメージがある。
程よい大きさの薄型テレビには、DVDプレーヤーが接続されている。
ボードゲームに飽きたら、何か映画を見るのもいいかもしれない。
いくら小学生っぽい言動が多くても、さすがは軍人さんということか。
それでいて壁紙がうっすら桃色だったり、女の子の部屋感もある。
初春型の皆さんは私生活でもしっかりとしているらしい。
同じ鎮守府の仲間として誇らしい限りだ。
おっと、人の部屋に入っていきなりお部屋チェックなんて、無神経だな。
失礼な事をしてしまった。
色々とそんなことを考えていると、声をかけられた。
子日「アカシック鯉住さん!こんばんは!子日だよ!」
若葉「……待ってたぞ」
初霜「今日は来てくださってありがとう!」
鯉住「こちらこそ誘ってくれてありがとうね」
初春型駆逐艦の姉妹たちが、テーブルにスタンバイしていた。
それぞれ名前は、2番艦「子日」、3番艦「若葉」、4番艦「初霜」さんだ。
子日さんはいつも明るくて楽しそう。ピンクの髪が特徴。初春さんと同じワンピースだけど、スパッツを履いているから安心。一番この中で小学生っぽいかも。
若葉さんは反対にクールで落ち着いてる。茶髪で服をいつも少し着崩している。ファッションなんだろうけど、海軍的にはOKなの?落ち着きがあるので一番小学生っぽくない。
初霜さんは真面目で礼儀正しい。黒髪で、制服もピシッと着こなしている。正直一番お姉さんっぽい。初春さんには言えないけど。
初春「どうじゃ?綺麗な部屋じゃろ?」
鯉住「ええ、本当に。俺も見習わないといけないですね」
初春「そうじゃろう、そうじゃろう!
もっと褒めてもいいんじゃよ?」
初霜「ふふっ。初春姉さん、すごく念入りに掃除してたもんね」
若葉「……普段はこんなに綺麗じゃないな」
初春「ちょ!貴様等、余計なこと言うでない!」
子日「私たちみんなで頑張って掃除したんだよぉ!」
鯉住「ふふふ。それはありがとうございます」
あぁ~……
何だこの微笑ましい空間……
こんないい子たちが、深海棲艦と日々戦ってるとは思えないよ……
はぁ…癒されます。感謝ですね~
(なにうっとりしてるですか)
(さっさとあそぶです)
(そのりょうてのおいしいものをくばるのです)
おお、そうだそうだ。
あんまり遅い時間だと、甘いものは敬遠されるかもしれない。
せっかく買ってきたし、そうなる前に食べないとね。
鯉住「今日は呼んでもらったお礼に、お菓子や果物を買ってきましたよ。
よかったらみんなで食べませんか?」
ドサドサッ
両手の食べ物をテーブルに降ろす。
子日・若葉・初霜「「「!!!」」」
ファッ!?
3人の眼光がいきなり鋭くなった!?
さっきまでの癒し空間がいきなり戦場になったぞ!?
子日「子日、抜錨!!」
若葉「この瞬間を待っていた!」
初霜「初霜、出撃します!」
ガサゴソガサゴソッ!!
鯉住「みんな落ち着いて!たくさんあるから!いくらでも食べていいから!」
想像以上に反応がよすぎるぞこれ!大丈夫か!?
ちびっこ大満足コースのつもりだったけど、効果ありすぎかよ!
果物、甘いお菓子の組み合わせには、小学生特効が掛かっていたらしい。
初春「しょうがない妹たちじゃのう……」
鯉住「そういう初春さんは、ちゃっかり先にチョコレート抜いてたんですね……」
初春「ふふふ。先手は有効な戦術、ということじゃ♪」
いたずらっぽく微笑んでこちらにウインクしている。超かわいい。
どこでそんな技覚えたんですか。それは男性特攻ですよ。
鯉住「ま、まあ満足してもらえたようでこちらも嬉しいですよ」
子日「あかふぃっひゅふぉいじゅみひゃん!あふぃがふぉふ!!」
鯉住「ほらほら、食べるか話すかどっちかにしましょうね」
若葉「……このチョイス……完璧だ……モグモグ」
鯉住「そりゃよかった。どれ食べてもいいからね」
初霜「私はいちごが好きなんです!嬉しい!……モグモグ」
鯉住「それじゃいちご多めに食べていいよ。色々あるからね」
なんかみんなキラキラしてない?俺の気のせい?
(きのせいじゃない)
(おんなのこはかんみがねんりょう)
(よくをいえばすこんぶもほしかった)
おやおや、キミたちもキラキラしてるね。
いつのまにかキミたちも食べはじめてたのね。
ていうか前から思ってたけど、そのカラダのどこに食べたものが収納されるの?
明らかに身長よりでっかいものを、いくつも食べてるよね?
なんなの?それはキミたちにとって当たり前の現象なの?
キミたちホント不思議生物だよね。
初春「ささっ、妹たちよ、魅力的な食べ物ばかりじゃが、
せっかく鯉住殿が来てくれているんじゃ。はよう遊ばんと、もったいないぞ」
子日「モグモグ……ゴクン。はいっ!そうでしたっ!」
若葉「……そうだな。遊びながらでも食べることはできる」
初霜「ハイ!初春姉さん!私また人生ゲームしたいです!」
初春「ふふふ。いいじゃろう。鯉住殿もそれでよいか?」
鯉住「ええ。それで大丈夫です」
初春「よいよい。それでは子日、準備するのじゃ!」
子日「はぁい!まっかせてぇ~」
鯉住くん渾身のお菓子チョイスは無事に受け入れられた模様。
大勢でボードゲームなんて久しぶりで、内心ウッキウキの彼は、平常心を保つことができるのか!?
人生ゲームにおいても、エンジニアという、ゲームと現実の区別がつかない職業を選択した鯉住!
人生で巻き起こる様々な荒波を乗り越え、勝利の二文字を掴むことができるのか?
次回「別に一番になってしまってもかまわないんだろう?」!
お楽しみに!