艦これ がんばれ鯉住くん   作:tamino

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節分イベントで豆集めが始まりましたね。

食べ物イベントがすごい好きだった私には、ちょっと物足りないのが寂しいところ。
まあ報酬があるのは嬉しいので、楽しみではありますが。

そういえば食べ物イベント好きって意見、全然見ないですね。
ドラクエで仲間モンスターやレアアイテム粘ったりするのが好きだから、性に合うんだけどなあ。そういう人少ないのかなぁ。





第99話

ザザザザ……

 

 

海を往く大発動艇。

その中では、ハイテンション組とげんなりした鯉住君で会話が繰り広げられている。

 

 

「うーん!懐かしいね、この感じ!

こうして龍ちゃんとゆっくり話すのってさ、いつぶりだっけ?」

 

「研修でお世話になったのは、大体10か月くらい前ですね……

川内さんとは一度大本営で会ったので、そこまで久しぶりではありませんが……」

 

「アレただの情報伝達だったじゃん。そーいうことじゃないって!」

 

「はぁ……」

 

 

ハイテンション組筆頭の彼女は、佐世保第4鎮守府の軽巡のひとりである「川内改二」。

 

提督に特殊技術の数々を伝授され、普通の戦闘よりも諜報活動の方が得意になってしまったヤバい艦娘である。

 

 

「那珂ちゃんもっ☆

龍ちゃんにまた会うの、すっごく楽しみにしてたんだよ~?

また那珂ちゃんと一緒にレッスンしよっ!プロデューサーとしてっ!」

 

「ホントやめてください……

アレはレッスンじゃありません……世間ではアレは拷問と言います……

第一なんでプロデューサーが一緒にレッスンしないといけないんですか……?

そもそも……当時から気になってたんですけど、なんで俺がプロデューサーなんですか……?

プロデューサーっていうなら、本来の提督である加二倉さんじゃないんですか……?」

 

「担当のアイドルが頑張ってるんだから、プロデューサーも一緒に頑張ってくれたっていいじゃん!

それとね、提督はぁ、プロデューサーっていうよりはオーナー兼SPって感じなのっ!キャハッ☆」

 

「さいですか……まぁ、そう言われればそんな気もしますが……」

 

 

とってもきゃぴきゃぴしている彼女は、川内型の3番艦にして末っ子である「那珂改二」である。

 

艦娘界のアイドルを名乗っているが、佐世保第4鎮守府は門外不出的な場所。

悲しいかな、彼女がアイドルだということは、世間からはまるで認知されていなかったりする。

誰にも知られていないアイドルとは、これ如何に。

 

 

「川内姉さん、那珂ちゃん、あまり龍太さんを困らせてはいけませんよ。

なにやら気分が落ち込んでいるようですし」

 

「神通さん……気を遣っていただいてありがとうございます……」

 

 

そして落ち着いた様子の彼女は、川内型2番艦にして戦闘の鬼である「神通改二」である。

 

数えるほどしかいない転化体のひとりであり、軽巡棲姫だったころから破格の実力を誇っていた。

それは艦娘になった今でも変わらない……というか、さらに極まっている。

 

戦闘以外にも色々できるらしく、今は大発動艇の操縦をしてくれている。

 

 

「え~?いいじゃん別に。

久しぶりに会うんだから、積もる話もいっぱいあるしさ」

 

「それはそうですが。

私も龍太さんと会うのを楽しみにしてましたし、教え子がちゃんとやれてるかも知りたかったですし。

……ふたりとも、鍛錬は欠かしていませんでしたか?」

 

「「 はい!教官! 」」

 

 

同乗している天龍龍田姉妹は、背筋をピンと伸ばして、座りながらもすごくいい姿勢で敬礼している。

 

キミたち……俺に対しても、そんな態度とったことないじゃない……

 

 

ちなみにふたりが遠征から帰ってきた際に、佐世保第4鎮守府の川内型が全員来ていることを知らせたのだが……

 

「神通さんがふたりを呼んでいる」と伝えた瞬間に、ふたりとも泡を吹いて気絶。糸が切れた人形のように崩れ落ちた。

そして気絶したふたりに「あと30分で支度しないと、遅刻扱いになる」と伝えた瞬間に、ふたりとも目を覚まし、鬼気迫る表情で自室までダッシュしていった。

 

どれだけ研修で絞られたのか推して知るべしである。

 

 

「し、師匠……おふたりの様子が……」

 

「夕張……この程度で動揺してたら、この先どれだけ気絶することになるかわからないよ……?」

 

「え、ええ……?」

 

「やっぱり夕張まで巻き込むわけには……

今ならまだ帰れるから、やっぱり夕張は鎮守府に戻った方が……」

 

「い、いえ!

師匠が研修で通ってきた道を、私も知っておきたいんです!

それに今回はメンテ依頼なんですから、部下としてお仕事のお手伝いをするのは当然です!」

 

「う……そんな嬉しいこと言ってくれると弱いなぁ……

辛くなったらいつでも相談してくれよ。キミまでメンタルブレイクさせられるのは、しのびないから……」

 

「は、はい。ありがとうございます!」

 

 

なんと天龍龍田姉妹だけでなく、夕張もついてくることになったのだ。

鯉住君が死んだ目で鎮守府メンバーに事の経緯を説明したところ、着いていこうと決意したらしい。

 

もちろん本人が言うように、メンテ班のメンバーとして艤装メンテのアシストをするべきという理由からなのだが……

本当のところは、好きな人のことは知っておきたいとかそういうあれなのだろう。いじらしい娘である。

 

 

「ちょっと~。目の前でいちゃつかないでくれる?

そういうのはふたりきりの時にやって欲しいんだけど」

 

「い、いちゃついてるだなんて、そんな……

師匠とはまだそういう関係じゃ……」

 

「そ、そうですよ……そんなつもりは……」

 

「龍ちゃんがたらしだってのは知ってるし、部下全員とケッコンしてるのも知ってるから、強くは言わないけどさー」

 

「誰がたらしですか……心外です……

俺は皆さんに対して、誠実に対応しようとしてるだけなんですよ……?」

 

「そーいうとこだよ。そーいうとこ」

 

「那珂ちゃんはみんなのアイドルだから、龍ちゃんの彼女にはなれないの!

ゴメンねっ☆」

 

「なんか告白してもないのにフラれた……」

 

 

 

・・・

 

 

 

「それでなんで龍ちゃんはそんなに疲れてんの?

露骨にテンション低いんだけど」

 

「そりゃそうでしょう……武蔵さんが物凄く不機嫌で、何されるかわからないとあっては……そうもなるでしょう……?」

 

 

佐世保第4鎮守府の武蔵は、現在世界で唯一の艦娘としての『戦艦・武蔵』であり、性格は超がつくほど好戦的。

彼女の機嫌を損ねるというのは、虎の尾を踏むとか藪から蛇を出すとか、そういった行為である。

 

だからこそ彼女がとんでもなく機嫌を損ねたであろうことは、命の危険に直結する一大事なのだ。少なくとも鯉住君はそう感じている。

そんな死地にこれから飛び込もうというのだから、テンションゲージが空っぽになるのもやむなしということだろう。

 

 

しかしそんな彼の様子を見た川内からは、意外なセリフが飛び出してきた。

 

 

 

 

 

「え?別に武蔵さん怒ってないよ?」

 

 

 

 

 

「……え?」

 

「もしかしなくても、メール見てそう思ったんだよね?」

 

「は、はい。ていうかなんで川内さんがそれを知って……」

 

「ん」

 

 

川内はおもむろに懐から何かを取り出し、見せてきた。

 

 

「これは……ガラケーですね……

随分懐かしいですが、いったいなんだっていうんですか……?」

 

「これ武蔵さんの」

 

「……ん?」

 

「さっきのメール送ったの私だもん。

そりゃ龍ちゃんがビックリしたの知ってるよ」

 

「……んんん?」

 

「人を動かす基本技術ってやつ」

 

「えーと……?」

 

 

どういうことかよくわからず首をひねる鯉住君に対し、川内はドヤ顔で事の顛末を説明してくれた。

 

 

 

……どうやら武蔵が業を煮やしたのは本当らしいが、怒っているかといえばそういうわけではないらしい。

冷静になって考えれば、自分の艤装をメンテしてしてくれる相手に怒りの矛先を向けるとか意味が分からない。

いくら待たせたといっても、理由は説明してあったのだし、それについては納得してくれていたようだ。その程度の分別はあるとのこと。そりゃそうだ。

 

 

ではなぜ川内があんなこと……

つまり、武蔵のフリをして、鯉住君をビビらせるメールを送り、間髪入れずに拉致したかというと……

 

どうやら武蔵以外でも、久しぶりに鯉住君と遊びたいメンバーの勢いが結構すごくなっているとのこと。

 

閉ざされたコミュニティである佐世保第4鎮守府では、彼の存在は、おにぎりにおける漬物、うどんにおける七味、カレーにおける福神漬けのようなもの……

つまりは、居るととっても日々が充実する、アクセントのようなものだったらしい。

 

だからそんなみんなの要望(久しぶりに鯉住君で楽しみたい)を叶えるために、川内が一計を案じたということ。

かなりメチャクチャなやり方だと思うのだが、それを「問題ない」の一言で承認したあたり、加二倉中佐も大概である。

 

 

 

「ほら、人って絶望したり喪失感を感じたり焦ったりすると、藁って知ってても掴むじゃない?

だから人を動かす一番簡単なやり方は、正常な判断を奪うことなんだよねー」

 

「なにしれっと人を計略対象にしてくれてるんですか……」

 

「いいじゃん別に。

どうせ普通に「遊びに来て」って言っても、忙しいからって断ったでしょ?」

 

「そりゃまぁ……佐世保に行こうと思ったら、最低でも往復で1週間は固いですし」

 

「龍ちゃん早く少将にならないとだもんね」

 

「そうなんですよ……早く昇進しないと色々大変なんです……

ていうか、やっぱりそのこと知ってるんですね……」

 

「でも元帥のお孫さんって、かなりハイスペックだよ?

別にくっついちゃえばいいと思うんだけど」

 

「どこまで知ってるんですかホントに……」

 

「し、師匠!?それどういうことです!?

私というものがありながら!」

 

「ああ……なんでもない、なんでもないから……

お願いだから掘り下げないで……」

 

 

話がややこしくなる気配を感じ、話題を切り上げる鯉住君。

 

しかし元帥のお孫さんとの見合いの話は、元帥と自分のふたりしか知らないはずなのだが……

いくら諜報担当と言っても、なんでも知り過ぎじゃないだろうか?

 

 

 

・・・

 

 

 

川内にげんなりしつつ夕張をクールダウンさせていると、大発動艇運転中の神通から声がかかった。

 

 

「そういえば龍太さん。あの変人はどんな調子でしょうか?」

 

「へ、変人?いったい何のことです?」

 

「転化体であるアークロイヤルのことです」

 

「あー、変人……やっぱりウチのメンバー構成はご存知なんですね……

というか神通さん、アークロイヤルの事を知ってるんですか?

そのような口ぶりでしたが」

 

「ええ。昔に一戦交えたことがありまして」

 

「昔というと……え?まさか、深海棲艦時代?」

 

「その通りです。

随分と彼女には苦しめられました。もちろん勝ちましたが」

 

「マジすか……」

 

 

アークロイヤルが転化する前は、北海で海域ボスをやっていた。

その実力は、無数にいる深海棲艦の中でも最上位に入るもののはず。

 

その彼女を苦戦したとはいえ下したことがあるとは、流石というほかない。

 

 

「あの時は沈めることまでできなかったので、今度こそ徹底的に叩き潰してしまおうと思ったのですが……」

 

「何怖いこと言ってんですか……

いくら神通さんでも、彼女は大事な部下ですから……そういうのはダメですよ?」

 

「応急修理要員を装備させれば問題ないでしょう」

 

「いやいや、そういうことではなく……

仲間内で殺し合いなんてのは、見たくないんですよ……」

 

「何言ってんのさ龍ちゃん。

ウチで2か月も暮らしてたんだから、そんなの慣れてるでしょ?」

 

「相手を沈めるまで殺し合いするのは、普通は演習とは言いません……

見てるだけで心臓に悪いんです……あんなの慣れるはずがないじゃないですか……」

 

「相手の息の根を止めるまでするのが、本来の戦闘ですよ?」

 

「神通さん……そりゃそうなんですが、度が過ぎるんですよ……」

 

 

佐世保第4鎮守府の演習は、実戦形式で行われる。

それはもう本当に実戦形式で、戦闘終了条件は「片側のメンバーを全員沈めた時」である。

そういった趣向のため、そこのメンバーは常に全員、応急修理要員を装備している。

 

川内はそんなの慣れる、なんて言っていたが、当然そんなことはない。

隣で座っている天龍龍田姉妹が、冷や汗ダラダラでプルプル震えているのがその証拠である。

 

ちなみに夕張は遠い目をしている。

物騒な話が出始めたり、意味不明な状況に遭遇したりした時に、現実逃避してやり過ごすすべを身につけたらしい。

 

 

「もし時間があるようなら、一戦交えていきたかったのですが……残念です」

 

「まぁあの人も大概好戦的ですから、普段なら受けていたでしょうね」

 

「普段なら?」

 

「はい。今あの人は、水族館と生け簀の調整に集中力を全振りしてますので……

いくら因縁ある相手とは言っても、戦闘は後回しにしていたはずです」

 

「……あの戦闘狂が戦闘を後回し、ですか?」

 

「なんだかんだ言っても自分に正直な人ですので。

彼女にとっては戦闘よりも魚の方が大事なはずです。

戦う理由の多くは魚類のためってことでしたし」

 

「へぇ……さすがは龍太さんですね。

あのレベルの深海棲艦をも懐柔してしまうだなんて」

 

「懐柔というか、偶然趣味があっただけというか……」

 

「またまたぁ。

東太平洋の超強い深海棲艦を、ふたりもたらしこんどいてよく言うよ。

謙遜したってさ、実績いくつもあるんだから隠しきれないよ?この人気者!」

 

「だからホント川内さんは、どこまでこっちのこと知ってんですか……」

 

「那珂ちゃんも龍ちゃんにプロデュースしてもらえれば、国民的アイドルになれるかも!?

ねー、那珂ちゃんの事プロデュースしてよー!

二人三脚でアイドル活動しようよー!ねーねー!」

 

 

ゆっさゆっさ

 

 

「ちょっと……揺すらないでください……

提督業とプロデューサー業掛け持ちできるほど、ハイスペックじゃありませんから……」

 

 

 

こんな感じで楽しく(?)会話しつつ、7人は仲良く(?)佐世保まで向かうことになった。

 

果たして彼らは無事に目的を果たすことができるのだろうか?

そもそもどれだけ何をすれば目的達成となるのだろうか?

それはまだ彼らにはわからないことなのだった……

 

 




佐世保第4鎮守府メンバー紹介・軽巡駆逐編



軽巡洋艦・川内改二


佐世保第4鎮守府の諜報担当にして、加二倉提督の特殊技術をすべて受け継いだ怖い人。水雷戦隊旗艦のヤベー奴その1。

秘匿性の高い任務を主に担当しているので、実は彼女の姿を見た部外者は30名も居ないというレアキャラだったりする。
もちろん海軍の艦娘登録もしていない。ノー戸籍である。

性格は他の川内と同じで明るく、鎮守府内のムードメーカーでもある。
クセの強すぎる面々の手綱を握れる姉貴分。

他の川内と決定的に違うところは、夜戦にはこだわらないところ。
その理由は、そもそも通常任務からして全て裏のものなので、常時夜戦と言ってもいい状態だから。実際夜間に行動することの方が多い。

趣味は提督につけてもらう修行と特殊任務。
特殊兵装は、大苦無・『忍者ナイフ(清霜命名)』。
無数の深海棲艦の血を吸い過ぎたせいで、現在は妖苦無と化している。





軽巡洋艦・神通改二


元軽巡棲姫。世界中の海を放浪しながら、三度の飯より戦闘を優先してきた怖い人。水雷戦隊旗艦のヤベー奴その2。

目についた戦闘全てに乱入したり、強そうな相手に片っ端からケンカを売ったりと、随分ヤンチャしていた。

現在は鎮守府の切り込み隊長として活躍中。
どのメンバーも大概なので些細な差であるが、練度ナンバーワンでもある。
得意なバトルスタイルは近接戦闘だが、もちろん他ができないわけではない。
最低でもflagship程度の実力を持っていないと、彼女の気当てで失神させられて、そのまま沈められる。

天龍龍田の主導教官として、ふたりの面倒を見たのだが、実はこれは初めての教官経験だったりする。
あまりのスパルタから何度も那智にストップをかけられたのはご愛敬。

趣味はお茶会と殺戮。
特殊兵装は、大太刀・『まっぷたつソード(清霜命名)』。
無数の深海棲艦の血を吸い過ぎたせいで、現在は妖刀と化している。





軽巡洋艦・那珂改二


鎮守府のアイドルにして、連続100戦闘無被弾を成し遂げたスゴイ人。水雷戦隊旗艦のヤベー奴その3。

普通に戦っていてそれでも化け物クラスだが……
彼女は夜偵、照明弾、探照灯の装備でその記録を成し遂げた。

夜戦での艤装の使い方が実に独特。
照明弾を自分の真上に打ち上げながら、探照灯を括り付けた夜偵で自らをライトアップしながら歌って踊る。
彼女がヘイトを稼ぎ続けている間に、他のメンバーが大暴れするという流れ。

鎮守府に居る時は歌と踊りのレッスンを欠かさない。
日に25時間のレッスン的な無茶もよくする。スポ根系アイドル。
よく鯉住君も巻き込まれて死にかけていた。

趣味はもちろんアイドル活動。
女児向けアニメの視聴から実際のアイドルのライブに足を運ぶまで、何でも吸収できそうなことはやってみるスタイル。
とっても真剣に取り組んでいるのだ。





駆逐艦・早霜改


佐世保第4鎮守府における、対潜オバケ。
龍田の対潜における師匠であり、爆雷ひとつでどんな潜水艦でも沈めてみせる。

第6感の感度が尋常でない。
気配を察すること、気配を消すことにおいては、同鎮守府の川内すら上回る。
ホラー系女子でもある。

お酒も結構好きで、よく那智と一緒に飲んでいる。
その横では清霜がおつまみを食べてることが多い。

趣味のひとつに映画鑑賞があるが、好みはド派手なアクションもの。
ホラー系な見た目とミスマッチだが、ホラー系映画を見ない理由は本人曰く「ふだんみえているので、それでじゅうぶんです。うふふ……」とのこと。

趣味は切り絵と映画鑑賞(アメコミもの)と飲酒。
特殊兵装は、雨傘・『傘シールド(清霜命名)』。
無数の深海棲艦の血を吸い過ぎたせいで、現在は妖傘と化している。





駆逐艦・清霜改


とっても元気な末っ子であり、毎日騒がしい。
ペットのレ級と演習(実弾)をしてたわむれるのが日課。
演習が終わってもまだまだ遊び足りず、レ級と一緒に外に遊びに行くまでがデフォルト。

お互い大破してても平気で遊びに行く。
誰も入渠を薦めないあたりは流石である。

レ級ともどもエネルギーが切れるとすぐ寝ちゃうので、保護者として鯉住君と赤城がよく付き合っていた。

武蔵にとっても懐いており、レ級といないときは大体武蔵と一緒に居る。
武蔵も面倒見が良いので、くっついてくる清霜の相手をしてやることは多い。
あと早霜とも仲がいい。

趣味はレ級と遊ぶことと虫取りと磯遊び。
特殊兵装は、雨傘・『清霜セイバー(清霜命名)』。
無数の深海棲艦の血を吸い過ぎたせいで、現在は妖傘と化している。





駆逐艦・五月雨改


加二倉提督の初期艦にして、佐世保第4鎮守府のヒールスポット。
他の五月雨同様ドジっ子で、よく何もないところでつまづいている。
液体を運んでいる時声をかけると、ほぼ100%の確率でこぼす。

ほとんど無い対外折衝の際には、彼女が同行することで、相手をリラックスして交渉を進めやすくすることができる。

人外魔境の地で最も長くやってきただけあり、戦闘力も高い。
訓練では毎回毎回ひーひー言って死にかけているが、それでも毎回毎回最後までやり遂げるため、否応なしに実力が高くなってしまった。

天然で真面目な性格のため、鎮守府のみんなから愛されている。

趣味はお菓子作りとフラワーアレンジメント。
どちらも70%くらいの確率で失敗するのはご愛敬である。

鯉住君もよく塩と砂糖を間違えたクッキーや、バニラエッセンスとラー油を間違えたチーズケーキなどをふるまわれていた。
満面の笑みでふるまわれてしまった手前、断ることなど出来なかったらしい。



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