HuGっと!プリキュア 竜騎の暗殺者   作:水甲

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第111話 恋というもの

ビューティーハリーではな達がほまれの応援グッズを作っていた。

 

「ほまれ、頑張ってね」

 

「フレフレなのです」

 

「応援は嬉しいけど、何でトラ?」

 

大きな旗に描かれていたのはトラの絵だった。こういうのはよく分からないけど、明らかにトラなのは違う気がする。するとハリー(ネズミ)があることを言った。

 

「ええやん、ええやん、よお吠えてるお前に合うてる」

 

「ネズミのくせに生意気……」

 

ほまれがハリーの頬を引っ張り、みんなが笑っていた。

 

「まぁ頑張れよ。ほまれ」

 

「あんた、もう少し何かしらの言葉はないの?」

 

「いや、ほまれなら大丈夫かなって思ってな。それぐらいの言葉のほうが良いと思って……」

 

「ミナト、まぁありがとう」

 

ほまれがお礼を言うとハリー(人間形態)がほまれの頬引っ張った。するとほまれは顔を真赤にさせて慌てていた。

 

「お返しや。頑張れよ。客席で応援するからな」

 

「ネズミのくせに生意気」

 

「誰がネズミや」

 

なんというかほまれとハリーって……付き合ってないんだよな……

 

「あの二人一向にくっつかないのよね~」

 

「ハリーはほまれの思いに気が付いてないし、ほまれはやろうとしないしね」

 

チェルシー、サヨの二人が呆れながらそんな事を言っていた。ほまれとハリーか。まぁお似合いなんだろうけど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺、はな、はぐたん、ルールー、えみる、マイン、タツミでパップル達が売っている焼き芋を食べながら、はなはパップルにほまれの様子について話していた。

 

「それは恋ね」

 

「ほまれが恋?」

 

「こい?」

 

「ねずみさんに恋?」

 

「理解不能です」

 

「恋はするものじゃない。落ちるものよ。あなた達だってそうじゃないの?」

 

パップルははなたちと俺を見てニヤニヤ笑っていた。

 

「そ、それは……」

 

「まぁ……確かにあの感情を思い出すと落ちているものですね」

 

「ミナトさんに恋しました!」

 

「あのさ、俺がいる所でこんな話をするのはやめてくれないか?思いっきり気まずいんだけど……」

 

「ってミナトくん!?聞いたよ!ミナトくんが暴走してたときのこと覚えていたって」

 

ルールー、えみる、話すなって言ったのに……まぁいいけど……

 

「あれはその……」

 

「全く恥ずかしがって色々と相談してたもんね。ミナトは……」

 

マインが笑いながらそう言うけど、ちょっと誂ってやるか

 

「そういうマインはタツミに恋していたもんな。どんな感じだったんだ」

 

「な、なな、何ていうことを聞いてるのよ!」

 

「そういえばマインから告白してきたもんな……」

 

「そ、それは……」

 

「マインさん!そこら辺詳しく聞きたいです」

 

「私も参考までに……」

 

「いつから意識をしていたんですか?」

 

はなたちに詰め寄られてマインが困った顔をしていた。うん、ちょっと仕返しできて満足だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チェルシーSIDE

 

海岸沿いでほまれがボッーと海を眺めていた。私とさあやはそんなほまれに声をかけた。

 

「どうしたの?」

 

「ほまれ、なにか悩んでる?」

 

「……何というかさ、いつも普通にしようと思うのに、ハリーにはいつもきつくなっちゃう」

 

「好きな人のことを考えて、いつも心配してるほまれは可愛いよ」

 

「というか好きなんだよね。ハリーのこと」

 

「いや好きとか……バレバレ?」

 

あの態度で気づかれてないと思っていたんだ。本当に恋してる人って周りの人に対して疎くなったりするんだから……

 

「告白しないの?」

 

「あいつ……未来に帰っちゃうじゃん」

 

「告白しないままだと後悔するよ」

 

「でも……」

 

「何話しとんのや?」

 

突然ハリーが私達に声をかけてきた。ほあれとさあやの二人は思いっきり驚いていた。まぁ呼び出したのは私なんだけどね

 

「チェルシー、用ってなんや?」

 

「あぁ、頼み事しようと思ったんだけど、解決したから……ごめんね」

 

「あ、うん、私、用事を思い出したからごゆっくり~」

 

私とさあやの二人は急いでその場から離れるのであった。頑張ってねほまれ

 

「なんや?あの二人」

 

「えっと……私も……」

 

「ちょっとまって、最近顔暗いな。緊張してんのか?まぁ確かに俺が経験したことのない緊張なんやろうな。大会前って、けどリラックスも大切だからな、アイスでも」

 

「優しくしないで……」

 

「ほまれ……」

 

「大会が終わるまでハリーに会いたくない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミナトSIDE

 

夕方になり、家に帰る途中歩道橋の上ではなが誰かと話しているのを見かけた。

 

「あれは……まさか!」

 

俺は咄嗟にレガオンを抜き、はなの前に出て、ジョージ・クライにレガオンの切っ先を向けた。

 

「ミナトくん!?」

 

「よぉ、親玉が直接来るなんてな」

 

「戦いに来たわけじゃないさ。彼女と少し話をね。そして君とも話をしたかった」

 

「お前と話すことはないけどな」

 

「君はいずれ訪れる最悪の未来をどう乗り越える」

 

「最悪の未来?そんなの知ったことか。俺はどんな未来でも変えてみせる」

 

「それは楽しみにしておくよ」

 

ジョージ・クライはそのまま姿を消すのであった。一体何しに来たんだ?

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