HuGっと!プリキュア 竜騎の暗殺者   作:水甲

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第114話 さあやの夢

一旦休憩ということでご飯を食べることになった俺たち。さあやはというと未だに落ち込んでいた。

 

「私は上手にお芝居ができてると思うけど、きびしいね」

 

「ううん、お母さんの言うとおり。役に入りきってなかったから」

 

「俺はお芝居についてはよく分からないけど……何となく集中できてないっていうのは感じたな」

 

「ミナトさん……」

 

「まぁ何かしら悩みがあるって言うなら、まずそれをどうにかして方が良いんじゃないのか?」

 

姐さんがそう言うと、さあやは考え込んだ。すると何かの物音が聞こえてきた。見てみると何故かえみるとルールーの二人が怪獣に追われていた

 

「ヤブを突っついたら巨大怪獣出現だにゃ。計算通りだし」

 

「何なの~」

 

「ミナト、どうにかして!」

 

「いや、怪獣って言っても何というか……」

 

「見た目が可愛らしいからちょっとね……」

 

「まぁ無害そうだし大丈夫じゃないのか?」

 

俺とセリューと姐さんがそう言いながら、逃げていくと何故かダイガンがこっちにやってきていた。

 

「姫、お守りしますぞ!」

 

「ダイガンさん!?」

 

何でダイガンまでこっちに来てるんだよ……ダイガンが怪獣を止めようとすると、思いっきり踏み潰されていた。

 

「3秒。新記録だにゃ」

 

「部長~」

 

「この人、何しに来たんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

さあやとマキ先生でダイガンの治療を行っている間、俺達は外で話をしていた。さっきの怪獣はと言うとおとなしくなったため、えみるとルールーの二人が遊んでいた。

 

「さあや、お母さんと共演するの迷ってるのかな?」

 

「それはないんじゃん?お母さんと共演するのが夢っていうのは、さあやの本当の気持だと思うんだ」

 

「ほまれさん、ワールドジュニアで優勝するって夢を叶えて、どんな気分ですか?」

 

「夢がかなってよかったかもしれないけど、それでももっともっと新しい世界が見たい。そんな感じ」

 

ほまれはまた新しい夢を見つけるってことか。それもいいかもしれないな。

 

「ミナトくんは?」

 

「俺?」

 

「そういえばミナトの夢って、平和な世界で私達と手を取り合っていくってことだったよね」

 

「もうその夢はかなってるな」

 

「いや、そうだけど……」

 

俺の今の夢は……

 

「えみると幸せな未来を生きていくってことかな?」

 

「あぁ、うん、ミナトくんはそうだよね」

 

「本当にごちそうさま」

 

「とりあえずえみるを傷つけたら私達がどうにかしてあげるからね」

 

「それは楽しみだな」

 

あれ?なんだろう?傷つける気はないけど、これまで以上に頑張らないといけなくなったぞ……

 

するとダイガンの治療を終えて、さあやはまた撮影を始めてほしいと言い出した。

 

 

 

 

 

 

 

撮影が始まり、さっきまでとは違い、さあやは物凄く集中できていた。悩みは解決したんだな。

はながカットをかけ、撮影が終わるとさあやはれいらさんにあることを告げた。

 

「私、お母さんに話さないといけないことがあるの。私、この撮影が終わったら女優やめる」

 

さあやの言葉を聞き、蘭世がさあやに掴みかかってきた。

 

「何故女優をやめるって言いますの!?女優をやめて何を目指しますの」

 

「お医者さん」

 

女優をやめて医者になるか……確かにさあやはこれまでのことを思い返してみるとそこら辺を思うようになってきた気がするな。

 

「両立は出来ませんの?」

 

「きっと両方中途半端になっちゃうから。そんな気持ちで蘭世ちゃんの前に立てないよ」

 

「嫌になりますわ。本当に……貴方が自分の夢を叶え、お医者さんになった頃には、私は世界を代表する女優になっていると思いますけど」

 

「確かに悔しいと思うけど、だからこそ未来で、蘭世ちゃんの前にたった時になりたい自分になったって言えるように頑張る」

 

さあやの思いに答えるかのようにドレス姿から僧侶っぽい姿に変わった。ちゃんと決断できたって言うことか。

 

気がつくとれいらさんの姿はなかった。あの人も親だからこそ考えることがあるんだな

そう思った瞬間、突然猛オシマイダーが出現した。はなたちはプリキュアに変身した

 

「レガオン!龍騎!」

 

「正義宋帝刀!」

 

「さて私らの相手は誰かな?」

 

「私だよ」

 

俺たちの前に現れたのリアンだった。リアンの両腕には銃とチェンソーが装備されていた。

 

「悪いけど邪魔はさせないよ」

 

「二人共、行くぞ」

 

「「あぁ」」

 

姐さんとセリューの二人が同時に攻撃を仕掛けるが、姐さんは銃から放たれた何かに吹き飛ばされ、セリューの宋帝刀はチェンソーに折られてしまった。

俺は背後に回り込んで蹴りを放つが、しっぽみたいなものに足を捕まれ、地面に叩きつけられた。

 

「お次はこれよ!」

 

リアンが背中から機械の翼を生やし、無数の羽を飛ばしてきた。俺たちはなんとか防ぐが、これまで以上にこいつ……強くなっている

 

「さぁこのまま終わらせるわよ!!」

 

「それはどうかな?」

 

俺が笑みを浮かべた瞬間、セリューの体が真っ赤に染まり、リアンを殴り続けていった。

 

「体を狂化してもまだまだよ!」

 

「はああああああああああああ!!」

 

セリューがリアンを抑え込んでいる内に姐さんが上から踵落としを喰らわした。

 

「これぐらいのダメージ……」

 

「狂龍騎!!」

 

セリューがリアンを上に吹き飛ばした瞬間、俺が鋭い蹴りを喰らわした

 

「ぐううううう……油断したわ……でも計画どおりね。あっちも終わったみたいだし……またね」

 

リアンはそう言い残して姿を消した。計画って……とりあえず戦いが終わり、この異世界から元の世界へと俺たちは戻るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリキュアたちの戦いの中で、さあやはれいらさんの救ったみたいだな。撮影も無事に終わり、帰る途中……はなたちはクリスマスの話になった。

 

「なぁクリスマスって?」

 

「それにサンタとはなんですかにゃ?」

 

未だに抜けきれていないルールーと俺達。クリスマスってなんなんだ?

すると突然はぐたんがまばゆい光を出し、空から赤い服のじいさんが降ってきたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

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