HuGっと!プリキュア 竜騎の暗殺者   作:水甲

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第116話 クリスマスの日に

「本当にこれでいいのか?」

 

「いいって、きっと喜ぶぞ」

 

「えぇ喜びます」

 

とあるお店から出てきた俺たち。ラバとルールーの二人に手伝ってもらって、えみるのクリスマスプレゼントを買うことが出来た。

あとは……

 

「ルールー、その食材は?」

 

俺はルールーが持っている袋の中身を見た。中身からしてみるとカレーでも作るのか?

 

「これは……その……」

 

「……まぁお互い頑張ろうか。ルールー」

 

「はい……」

 

顔を赤くするルールー、トラウムは幸せだろうな。俺たちは一旦その場で別れるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜、サンタ、トラウム、はな、えみるの四人がプレゼントを配りに行っている間、俺は帰りを待っていた。

 

「中に入らなくってええのか?」

 

ハリーが毛布を持ってお店の中から出てきた。俺は毛布を受け取り

 

「何となく外で待っていたいんだ」

 

「そっか……ん?ほら帰ってきたみたいやぞ」

 

ハリーが指を指したほうを見ると丁度帰ってきたところだった。はなたちがソリから降りるとえみるはすぐに俺に気がついた

 

「ミナトさん、外で待っていたんですか」

 

「あぁ」

 

「こんなに冷たく……」

 

心配そうにしているえみるに僕はそっとマフラーを巻いてあげた

 

「あ、あの……これ……」

 

「クリスマスプレゼント。今日のうちに買ってきたんだ」

 

「あ、ありがとうございます……」

 

えみるは嬉しそうにしていると、今度はポケットからあるものを取り出した

 

「これは?」

 

「ネックレスです。出来ればそのお守りとして……」

 

「そっか」

 

俺はネックレスを受け取り、すぐにつけた。

 

「ありがとうな」

 

「はい」

 

「いや~お熱いね~」

 

はなはニヤニヤしながら僕らのことを見ていた。えみるは恥ずかしそうにするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

次の日のこと、パップルたちに呼び出されて俺たちはパーティーに参加することとなった。

会場の準備も終わり、早速ツインラブのライブが始まろうとしたときのことだった。会場の扉が開かれそこにはジェロスの姿があった。ジェロスの手には見覚えのあるものがあった。

 

「あれは私の発明品!?」

 

ジェロスが発明品から何かを発射すると、トラウムは咄嗟に飛び出してルールーを守ったが、その場で止まった状態だった。

 

「あれは前にジェロスの部下が使っていた……」

 

「私には時間がないの!時よ止まれ!チアーズ!」

 

ジェロスが発明品を飲み込むと人型の猛オシマイダーに姿を変えた。

 

「みんな、行くぞ!」

 

俺は狂龍騎になり、はなたちはプリキュアに変身し、ジェロスへと立ち向かっていく。

ジェロスは俺たちに攻撃を喰らわせながら、街中の時を止めていく

 

「これ以上させるか!」

 

俺は右腕を大剣に変え、ジェロスを思いっきり叩きつけ、追撃にエールのフラワーシュートを喰らわせた。

ジェロスは立ち上がると、近くにいたはぐたんをみた。

 

「ぷりきゅあ~」

 

「泣くな!猛オシマイダー!」

 

「どうしてはぐたんを……未来を否定するのですか!」

 

「小娘が説教するな!」

 

ジェロスがビームを放つが、エールがミライブレスで攻撃を受け止めていた。

 

「どうして時間が進むのが怖いの?未来はきっと……」

 

「あんたたちは知らないのよ!どれだけ頑張っても可愛がられるのは若いうちだけ!年をとるたび、色あせていく……そんな未来!!」

 

ジェロスがビームを強くしていくが、アンジュとエトワールの二人もエールと一緒に防いでいく。するとジェロスの前に見覚えのある二人が現れた。

 

「「やめてください!ジェロスさん!」」

 

「タクミ、ジンジン……いまさら何しに来た。私に未来がないと見限ったくせに……」

 

「違います。俺たちは」

 

「ジェロスさんの足を引っ張るといけないと思って、でも」

 

「そんなの関係ない。俺たちはジェロスさんの笑顔が大好きなんだ」

 

「!?」

 

「全く何を焦っているのかしらね。ジェロス」

 

気がつくとメラルドが現れ、呆れた顔をしていた

 

「何だ?邪魔をしに来たのか?」

 

「そのつもりだったけど……ちょっと教えたいことがあってね。ジェロス、貴方は年をとっていくことが嫌だって言ったわね。だけど違うわ」

 

「メラルド……」

 

「女性はどんなに歳を取ろうが……魅力が溢れていくものよ。そこの部下二人もそう思うでしょ」

 

メラルド……いいこと言ってるんだけど……なんだろう?なんか突っ込みたくなるようなことを言ってる気が……

 

「さぁプリキュア、彼女を救ってあげなさい」

 

メラルドはそう言い残して姿を消すのであった。

 

「「「「「メモリアルキュアクロック!マザーハート!HUGっとプリキュア今ここに!」」」」」

 

「ワン・フォー・オール!」

 

「オール・フォー・ワン!」

 

「ウィーアー!」

 

「プリーキュアー!」

 

「明日にエールを!」

 

「「「「「ゴーファイ!みんなでトゥモロー!」」」」」

 

『私ももう一度……』

 

浄化されたジェロスは涙を流すのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦いも終わり、みんなでクリスマスパーティーを楽しむ中、俺は一人外に出た。

 

「ジェロスも救われて、クライアス社との戦いも……それにハイトたちの戦いも決着が近づいてるな……」

 

俺はえみるからもらったネックレスを見つめた。

 

「今度は誰も死なせないようにしないとな」

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