HuGっと!プリキュア 竜騎の暗殺者   作:水甲

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今回はミナトVSオネスト戦です


第137話 真龍騎

チェルシーside

 

ハイトが起動させた皇具にキラキラしたものが集まっていく。これが……プリキュアたちと過ごした世界中の記憶……

 

「これなら……」

 

「さぁプリキュアたちよ!思い出すんだ!」

 

部屋中が記憶の欠片が満たされた瞬間、ミナトたちがいる部屋の中央に積まれたステンドガラスが光輝いた。

 

「後は……」

 

「あっちは大丈夫よ。ミナトが立ち上がっている」

 

「そやな!わいとはぐたんはここで見届けるから、チェルシーは……」

 

「そうね。みんなと合流しないと」

 

「ならば、私は残ろう。あの男の最後を見届けねば」

 

ハイトは何処まであの大臣を恨んでるのか気になるけど、とりあえず外に出て、みんなと合流しないと

 

 

 

 

 

 

 

ミナトside

 

「みんな、ここは俺に任せろ」

 

俺は陽斗たちにそう言いながら、ある帝具を発動させる

 

「これは!?シャンバラ?」

 

「お前!?」

 

「悪いな」

 

シャンバラで強制的にみんなを外へと転送させ、大臣を睨んだ

 

「ふふふ、新たな力に覚醒したところで……私とミデンに敵うと……」

 

「いや、お前一人だ」

 

「うっ!?苦しい?何だ?何でお前が残って……」

 

「どうしたのですか?ミデン?」

 

「キュアエールが中に!?ああああああああ」

 

ミデンはもがき苦しみ、壁を突き破って外へと出た。エールも頑張ってるなら……なおさらだな。俺は両腕を黒く染めると

 

「まぁいい!あんな壊れた玩具なぞ!後でも調教できる!」

 

「お前には後なんてない!『インクルシオ!ブラート!』」

 

大臣の顔面を殴り、更に踵落としを食らわせ、手をかざすとインクルシオの副武装であるノインテーターで大臣の右肩を突き刺す

 

「ぐぎゃ!?何だ?私のヌルの力が……この体を傷つけた?ふざけるな!」

 

「まだ行くぞ!『エクスタス!』と『クローステール!』」

 

攻撃を仕掛けてくる大臣に向かって、眩い光を出し、目をくらませた後、今度はクローステールの糸で縛り上げ、思いきり上へと上げ、地面に叩き落とした

 

「がっ!?がはっ!?何だ?こいつの力は…………だが傷なんて……ライオネルの超回復でいくらでも!」

 

傷を治してまた立ち上がるか……

大臣は距離を取り始めた。

 

「アドラメレク!デモンズエキス!ブラックマリン!ルビカンテ!」

 

雷の竜と氷の竜、水の竜と炎の竜を作り出してきた。にしてもブラックマリンは水がないとあまり能力が発動できないけど、書き換えたのか

 

「この四体の竜から逃げられるもの……」

 

「逃げる必要はない……パンプキン!スサノオ!」

 

パンプキンのビームで炎の竜を貫き、その先にスーさんの奥の手の一つ八咫鏡で水の竜に向かって反射。更にその先にまた八咫鏡を出現させ……何度も反射を繰り返し、全ての竜を消し去った。

 

「なっ……」

 

「天叢雲剣!」

 

戸惑っている大臣に向かって、天叢雲剣の一撃を喰らわせる。

 

「これで終わりか?」

 

「ふふ、まだ……終わりではないですよ……どうやらあなたの使うヌルは……ナイトレイドの持つものみたいですね。まぁシャンバラを使ったのは意外でしたが……耐えきれば……」

 

「あぁ、ナイトレイドのミナトとしてはこれで終わりだよ。次は…………イェーガーズのミナトとして……戦う」

 

今度は両腕を白に染めた。

 

「何をバカな……」

 

「『ルビカンテ!』『マスティマ』」

 

白い翼を広げ、羽を飛ばす。羽は大臣に向かっていくにつれて火が灯り、大臣の体を貫いていく

 

「がああああ!?熱い……ブラックマリン!改修炎をすべて消し去る!」

 

炎を消し去り、俺に反撃を使用とするが……

 

「『八房』」

 

地面を殴った瞬間、大臣の体に何十人もの死体がまとわりついた。

 

「は、離せ!?」

 

「大臣を恨んで死んでいったみんな、悪いな……このまま一緒に打ち砕く!」

 

マスティマの翼を広げ、上へと飛びあがり、構えた

 

「『マスティマ!』『デモンズエキス!』」

 

氷の刃を部屋中に満たしていき、最後に氷の珠を俺の前に出現させた。

 

「喰らえ!」

 

俺が叫んだ瞬間、氷の刃が大臣の体を貫き、だめ押しの氷の珠をマスティマを利用して、勢いよく発射し、大臣と死体たちは吹き飛ぶ。

俺は地面に降り、胸を押さえた。真龍騎……負担が大きいな……

 

「ふふ、ふはははは!耐えた!耐えたぞ!」

 

ボロボロになりながらもまだ立ち上がるか……しぶといな

 

「どうやらお前の方が限界が近いようだな!当たり前だ!私はヌルの力の反動をイレイスストーンで無効化している!だがお前はそれをしない!それで差がついたな!更に!もうお前には帝具の記憶がない!残っているとしてもたかが知れたもの!」

 

大臣は嬉しそうに語る。確かにそうかもしれないな。たかが知れてるかもしれないな。知らないんだから!

 

「ナイトイェーガーズ」

 

「はっ?」

 

「この世界に来て、ナイトレイドとイェーガーズは一つに纏まった。その名だよ」

 

「それがどうし……」

 

「ナイトイェーガーズとしてお前との決着を着ける!『インクルシオ!タツミ!』『グランシャリオ!ウェイブ!』『ヘカトンケイル!セリュー!』」

 

「あ…あぁ…」

 

気を抜くと身体が爆発しそうだけど……まだだ!

 

「『アキヌフォート!サヨ!』『リゼルファ!陽斗!』『オウガデーモン!クロト!』」

 

ナイトイェーガーズの帝具を……みんなの帝具を……同時に発動させていく。これは……この最後の一撃は!俺たちの!力だ!

 

「『レガオン!真龍騎!愛龍騎!狂龍騎!龍騎!』」

 

溢れ出すオーラがみるみる内に形を作っていく。

 

「ど、ドラゴン……」

 

「終わりだ!オネストォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!」

 

一気に駆け出す。大臣は避けようとするが間に合わないと悟り……笑みを浮かべた。

 

「馬鹿め!イレイスストーンはつ……」

 

最後の最後でイレイスストーンか……だが……遅いんだよ!

発動させる前に大臣の腹に拳が当たり、大臣は壁に埋め込まれた。

 

「ナイトイェーガーズの帝具を……記憶を……舐めるなよ!『ヌル!』」

 

真龍騎が解除され、俺は倒れる。流石に無茶しすぎた……

 

「真龍騎……なるほど……お前の記憶を元に帝具の力を……いや、全ての能力を使えるか」

 

何で……ハイトがいるんだよ……いや、メラルドがいるんだから様子を見に来たのか

 

「とはいえ、本当に……知っているのしか使えないけどな……後は……村雨も使えたけど……大臣にそこまですることはないしな」

 

「ほう、だがまだ息はあるぞ」

 

身体の向きを変え、大臣を見ると確かにまだ生きてるのか……とは言えヌルで大臣の力を全部破壊したけど……

 

「ま……だだ……まだ……終わりでは……ない……」

 

「悪いが止めは私が刺そう」

 

ハイトが大臣に近寄るが、大臣が倒れている場所にシャンバラのゲートが開いた。

 

「殺す必要はない……と言うか殺してもこいつは復活しそうだから……こいつには永遠に苦しんでもらう事にしたよ」

 

「シャンバラ……何処へ繋げた?」

 

ハイトの問いに俺は笑みを浮かべた。

 

「シャンバラの行き先の設定は無限にある世界の中でもっとも苦しみ、痛みが襲う世界へと連れていくようにしたよ……永遠にな」

 

「やめ……やめてくれ……私は……」

 

「永遠に苦しんでろ。それがお前がしてきた事への罰だ」

 

「やめ……ああああああああ!?」

 

大臣はゲートに吸い込まれ、消えていく。

 

「奴にはお似合いの終わりだな」

 

「……ハイト……悪いけどまだ終わってない」

 

「ほう?」

 

見届けないとな……ミデンとエールを……

 

「とりあえず……ヌル……最後まで付き合ってくれ……ライオネル……」

 

傷を治して、何とか立てるくらいまでには回復した俺だった。

 




真龍騎の能力としては、ミナトの記憶を元に帝具の他クロトの皇具を扱えるようになっています。
メモリーズも残り二話!次回もお楽しみに!
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