HuGっと!プリキュア 竜騎の暗殺者   作:水甲

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今回の話は主人公であるミナトの出番はあまりありません


第33話 ルールーのとある一日

ルールーSIDE

 

私は何故か一人で買い物に向かっていた。どうにも卵がほしいとのことで調査対象が困っているためだったが……

 

「命令されたわけでもないのに……私は何故?」

 

私の問に答えてくれるもうひとりの調査対象である彼は朝から仲間のところに出かけていた。ついて行こうとするが……

 

『悪いがお前がアンドロイドでも女の子である以上はついていくことは許さないからな』

 

とアンドロイドである私ですら恐怖を感じるほどの殺気を感じたため、ついていくのを諦めた

 

一人そう思いながら歩いていると一匹の猫が目の前から歩いてきた。特に危険性がないため無視をしようとした瞬間、

 

「ストーーーーーーップなのです!」

 

一人の少女が突然現れた。一体彼女は……

 

「事故が起こる前にみんなを守る!キュアえみーるなのです」

 

キュアえみーる……まさか彼女はプリキュア?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや、違うから!?」

 

「どうしたんだ?ミナト?お気に召さなかったか?」

 

ラバのところでエ………聖書を読んでいたら急にツッコミを入れたくなってしまった?なんだろう?どこかの天然の子がボケをかましていた気が……

 

「いや、なんでもない」

 

「それよりここで読むだけでいいのか?こっちとしては金を払って借りていってほしいんだけど」

 

「悪いけど持って帰ることはできないんだよ。いろいろと問題があって……」

 

隠せるには隠せるけど、下手すればルールー辺りに見つかりそうだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたをお守りするのです」

 

プリキュアみたいな少女が私の腕を掴んで離さなかった。これ以上関わっていると任務をこなせなくなる。

 

(この人は何なのですか?)

 

「はっ、お待ち下さい」

 

キュアえみーるが突然掴んでいた腕を離し、ある場所を見ていた。そこには黒い衣装をまとった三人組がいた。

 

「あれは……データ照合……ミナト・ユウたちがいた世界の住人であり、敵でもあった……」

 

「そこの方!!逃げますよ」

 

「えっ、何?何?」

 

キュアえみーるが三人組の中で小柄な少年の腕を掴んでこっちに向かってきた。

 

「明らかにカツアゲされていました。安心してください。安全な場所まで……」

 

「えっ、いや、僕は……」

 

「行くなのです。貴方も」

 

何故か私の腕を掴み、どこかへ走っていくのであった。

 

「……おい、いいのか?」

 

「ふむ、どうしたものか……」

 

「何をしているのだ?お前たち」

 

「おや、彼がいませんが……」

 

「ニャウでしたら、おかしな格好をした少女に連れてかれました」

 

「「?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キュアえみーるに引っ張られながらも目的地にたどり着いた私は、目的の卵を買うことができた。

 

「はぁ、リヴァたちとはぐれたけど、どうしたものか」

 

「貴方でしたら彼女の手を振りほどくことが可能じゃないのですか?」

 

三獣士の一人、ニャウに私はそう告げると彼は私のことを見つめていた。

 

「君誰?」

 

「私はクライアス社のアルバイト、ルールーです。こうしてお会いするのは初めてですが、あなた達のことはデータ入力済みです」

 

「あぁ、ドクターが興味を持っていた人形か……こんなところで何をしてるの?」

 

「現在プリキュアとミナト・ユウの調査中です」

 

「ふ~ん」

 

彼は興味なさそうにしているとキュアえみーるが落ち込んだ状態で戻ってきた。

 

「キュアえみーるは全然皆さんのお役に立ちませんでした。ニャウさん、すみませんでした。勘違いでお連れして……」

 

「いいよ。もう……そのうち仲間と合流できそうだし……」

 

「それに落ち込む必要はありません。貴方が声をかけた人たちはみんな、笑顔になっていました」

 

「そ、そうですか?」

 

「はい、それが何故なのかわかりませんでしたが……」

 

「嬉しいのです……あの良ければ私の家に来ませんか?ニャウさんも一緒に……お詫びをしたいので」

 

「僕は……まぁいいか」

 

「嬉しいのです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミナトSIDE

 

「そういえば最近どうなんだ?」

 

「どうって何がだ?」

 

エロ……聖書をあらかた読み終えるとラバがそんなことを聞いてきた。

 

「聞いてるぜ。ハイトの直属の下僕が現れたって」

 

「あぁ、かなりやばい奴らだ。下手すれば俺たちより強いな……」

 

連携をしていけば何とか倒せない相手ではないけど、それでも油断はできないな

 

「まぁ手が必要なときは言えよな」

 

「あぁ、頼りにしてるよ」

 

「それと………お前の奥の手……制御できてるのか?あの頃より…」

 

「………一応一分間は制御できてる。それに制限時間を超えるようなことはしてない」

 

「そうか……タツミたちじゃまだ止められないか」

 

「あぁ」

 

 

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