HuGっと!プリキュア 竜騎の暗殺者   作:水甲

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第37話 正体が発覚

ルールーはクライアス社の洗脳から解放され、はなたちは安心する中、ルールーはあることを言った。

 

「ミナトとの戦いで各部に異常が見られます。どこか直せる人はご存知ありませんか?」

 

「直せるっていうてもな……」

 

「もうミナトくん、本気で戦うからだよ。ルールーに謝って」

 

「いや、はな。俺もかなりぼろぼろなんだけど」

 

奥の手発動に帝具アドラメレクの攻撃を受けて、結構ダメージが大きい。お互いギリギリの戦いをやったからだろうけど……

 

「流石に未来の技術で作られてるから、こっちで直すことはできないし……自己修復機能とかついてないの?」

 

「はい、ついてません。申し訳……」

 

「ご、ごめん」

 

落ち込むルールー。さてどうしたものかと思っているとさあやが携帯電話を取り出した。

 

「さあや、どこかに電話?」

 

「もしかして心あたりがあるの?」

 

「だから無理やって、未来の技術じゃ……」

 

「あっ、お久しぶりです。この間はセリューさんのことでおせわになりました」

 

「さあや?あぁ、あの人なら」

 

セリューはさあやの電話の相手に何故か心当たりがあった。一体誰に連絡してるんだ?

 

「えぇ、はい、できればすぐにでも……そうですか。わかりました」

 

さあやは電話を切り、笑顔で俺たちにあることを告げた。

 

「少し待ってて、すぐになんとかなる人が来るから」

 

しばらくしてから見覚えのある人がこっちに向かってやってきた。あれって……

 

「はぁい、久しぶりね。ナイトイェーガーズ。それにそっちの子たちは彼を治した以来かしら?」

 

やってきたのはドクタースタイリッシュだった。なんでここに……というかさあやとどういうつながりだよ!?

 

「セリューさんの体の調整とかでたまにうちに来るの。それで何かあったときに連絡を取りやすいように」

 

「セリュー、改造とかされてないよな」

 

「大丈夫よ。ただ帝具と混ざりあった体はどんな異常を起こすかわからない以上、時折診てもらってるの。でもドクターにルールーを直すことは……」

 

「はい、完璧よ」

 

数分で作業を終わらせたドクター。未来の技術だって言うのにどんだけだよ

 

「未来の技術だろうが何だろうが、基本的なことはどんな時代でも変わらないものよ」

 

「あ、ありがとうございます。ドクター……そういえば帝具は……」

 

アドラメレクがどこにも見当たらない。もしかして今回の治療費としてドクターが……

 

「どうにも相性が良いみたいだから、貴方の体に組み込ませてもらったわ。戦闘時に出現できるようにもしておいたわ。さて、今度は貴方よ。ミナト・ユウ。しばらく彼を借りていくわね」

 

ドクターが指を鳴らした瞬間、どこからともなくエスデスが現れた

 

「「将軍!?」」

 

「久方ぶりだな。セリュー、サヨ。それにプリキュア……いい目になったな」

 

「あ、ありがとうございます」

 

褒められてはなが照れる中、エスデスは俺を担いだ。

 

「こいつは借りるぞ」

 

俺はそのままドクターとエスデスに連れてかれるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの場所から離れた場所にあるビルに連れてこられた俺は、ベッドに寝かされた。

 

「あんたら、こんなところに住んでるのか」

 

「少し前に私達の事情を知る少年が用意してくれた場所だ」

 

事情を知る少年って誰だよ。そこら辺は教えてくれないのか?

 

「私達はクライアス社には協力する気はない。いや、言うなればハイトに協力をするつもりはない」

 

前、クロメからその話は聞いてる。俺たちを鍛えるためだって言うけど……

 

「体のあちこちがボロボロね」

 

「アドラメレクの雷撃を受けたからな」

 

「いいえ、それだけじゃないわ。レガオンの奥の手……自分で制限をつけているけども、それでも体に少しずつ影響は出ているみたいね」

 

無茶をしすぎたか。気をつけているとはやっぱりな気がする

 

「恐れているからこそか?」

 

「あぁ、一度目はあんたとブドー将軍。二回目はアカメ……レガオンの奥の手は危険すぎるけど、使わないと行けない状況が多い」

 

「それほどまで奴は強大というべきだな。ドクター、ミナトの体は?」

 

「一晩寝ていれば治るわよ。とりあえず奥の手の制限時間を減らすか制御するかしないと危険よ」

 

「……わかった」

 

俺は起き上がり、軽く体を動かした。確かに傷は治ってる

 

「それとルールーに伝えおいてくれないかしら?」

 

「何を?」

 

「あの子が胸の苦しみを訴えた時、それは心が芽生えたからこそのものだっていうことをね。本当に面白いわ。アンドロイドに心が生まれるなんてね」

 

ドクターも驚いていた。やっぱりすごいことなんだろうな。でもルールーに心が宿ったのははなたちのおかげだろうな

 

「ミナト。近い内にお前たちの警備の職務に私の部下を送ってやる」

 

エスデスがそう言うけど、一体誰を送るっていうんだ?あんたの部下、変人が多いからな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、警備室に俺、セリューがいる時に金髪のイケメンが訪ねてきた。

 

「久しぶりですね。セリューさん、ミナトくん」

 

「「ラン!?」」

 

薄々この世界に来ているとは思っていたけど、まさかエスデスと合流していたなんて……

 

「将軍の命令で君たちに協力することになった。それに……ヤツも生きてるみたいだしね」

 

「やつって、チャンプのことか?この間ボコボコにしておいたぞ」

 

「殺しは?」

 

「してない。あんたがこの世界に来ているだろうからな」

 

「それはありがとうございます」

 

やっぱり決着は自分でつけたいよな。だからボコボコにするまでにとどめておいたけど……

 

「ラン、これからよろしくね。仕事が終わったらみんなを紹介する」

 

「彼女たち、プリキュアだね。そういえばさっき小さな女の子がここに入ってきていたけど……」

 

女の子?きっと誰かの忘れ物を届けに来た子だろ。もしかしてはなが忘れ物してことりが届けに来たとか……

 

『いらっしゃいましたね!』

 

窓の外から聞き覚えのある声が聞こえてきた。俺たちは窓から覗き込むとそこにはプリキュアの格好をしたえみるとはなたちがいた。

 

『私は見てしまったのです。お三方の秘密を!!』

 

『ちょ、ちょっとまって』

 

『あなたたちがプリ………』

 

えみるが言い終える寸前、ルールーが高速で動きえみるの口をふさぎ、四人はそのままえみるを連れてどこかへ行くのであった。

 

「………」

 

「………」

 

「ラン、早速だけど紹介しに行くぞ」

 

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