HuGっと!プリキュア 竜騎の暗殺者   作:水甲

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第42話 どちらがなるか

無事にファッションショーも終わった。俺たちはハリーショップに戻りタツミ、チェルシーの二人にブラートの兄貴を会わせた

 

「兄貴……兄貴もここに来てたんだな」

 

「タツミか。どうやらインクルシオを渡して正解だったみたいだな。たくましくなったぜ」

 

「兄貴……」

 

「ふ~ん、この人がブラートね。ねぇ、聞きたいことがあるんだけど、インクルシオはタツミに渡したのよね。どうして貴方もインクルシオを持ってるの?」

 

そういえば俺もそれが気になった。一つしかない帝具をどうしてブラートの兄貴が持っているんだ?

 

「あぁ、これか?俺にもよくわからない。この世界に来た時にいつの間にか持っていたんだ」

 

これも皇具の力が関わってるのか?同じ世界に同じ帝具が存在するって……いや、よく考えればチェルシーの『ガイアファンデーション』や『八房』も破壊されたのに元の形に戻ってるみたいだし……

 

「ミナト、皇具についてはあいつが調査してる。そのうち会えるだろう」

 

「あいつって……あぁそうだな」

 

だとしたら今は考えるのはよしておくか。調査した結果、何かしらわかるだろうし

 

「それにしてもあの女の人……何だか怖かったね」

 

「ジェロスと一緒にいた人?」

 

「何だかあの人に見られた瞬間、鳥肌が立ったんだけど……」

 

「まるで獲物の前で舌なめずりをするようにしてたわね……」

 

はな、さあや、ほまれ、セリューの四人があのときのことを思い出しながら体を震わせていた。

 

「なぁオールベルグって何なんだ?革命軍の同士だったって聞いたけど……」

 

俺がオールベルグの名前を出した瞬間、チェルシーが物凄く嫌そうな顔をしていた。

 

「オールベルグって、もしかしてメラルド・オールベルグじゃないよね?」

 

「チェルシー、知ってるのか?」

 

「そういえばチェルシーはオールベルグにいたことがあったな」

 

「いや、思い出したくない。あのメラルドって奴はかなり危険なやつよ。特に女性に対しては……」

 

あの時の話を聞く限りやっぱりそうか。だとしたら男には容赦なく、女性は……

 

「暗殺結社オールベルグ。革命軍は奴らを雇っていたが、たまたま交渉がうまく行っていただけだ。下手すればあいつらも暗殺対象になっていたかもな」

 

「かなりやばい奴らなのか?」

 

「あぁ、悪人のみならず善人も殺すような奴らだからな」

 

あっちではたまたま味方になっていたけど、こっちだと敵同士か。かなり手強そうだな

 

「はな先輩、みなさん、お話があります」

 

俺たちがオールベルグについて話し終えるとえみるとルールーがある話を切り出してきた。

 

「私達、二人でプリキュアになろうと思っています」

 

「二人で?」

 

「はい、二人はプリキュア!なのです」

 

「どうでしょうか?」

 

「うん、すごく良いよ。それ、ねぇハリー」

 

「あぁ、そやな~でも問題が一つあってな……プリハートが残り一つしか……」

 

ここに来てある問題が起きるのであった。プリハートが残り一つって……そういえばそうだったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クライアス社、研究室

 

「さて、調整は済ませたぞ」

 

「はははははは、こりゃいい。力がみなぎってくる」

 

エンシンは自分の体から溢れてくる力を感じ取っていた。

 

「さて、早速だが奴と戦ってもらうぞ。エンシン」

 

「奴……ミナトって奴をか。いいぜ、いい加減あいつをぶっ殺さないといけないからな」

 

「期待しているよ。エンシン」

 

ハイトがそう告げ、エンシンは研究室から出ていくのであった。すると入れ違いにドロテアが入ってきた。

 

「どうやらリアンが言っていた面白い計画が始まるのだな」

 

「あぁ、面白いことになる。いいや面白いものが見れる。奴が仲間を殺すか仲間が奴を殺すかどちらかをな」

 

「それはそれは……でいつまでスタイリッシュを放っておくのじゃ?まぁ妾としては奴の研究を把握できておるから殺すなり生かすなりどちらでもかまわないがな」

 

「奴には私の3人目の調整を終わらせてもらったからな。奴の自由にさせておくさ」

 

「3人目……起動できておるのかのう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリハートは残り一つ、えみるとルールーどちらかしかなれない。はな達はどうにかできないか考えていた。

俺はと言うと出かけていたクロメとウェイブの二人のそこら辺の話をしていた。

 

「何というか本当に奇跡を願うしかなさそうだな」

 

「そうだな……」

 

「ねぇ、ミナト、ウェイブ。ドクターに頼んでどうにかできないかな?」

 

「流石にあの人じゃ……」

 

「ルールーの細かい破損箇所を治したんだから、プリハートを作れるんじゃないの?」

 

「「いやいや、そんなまさか……」」

 

いや、まさかできるわけないよな。ダメ元で聞いて見る価値はあるけど……俺ははなと一緒にプリハートがどこかに売っていないか調べてるさあやにドクターに頼んでみないか聞くと……

 

「もう頼んでみました」

 

「早くないか?」

 

「そうですか?」

 

「ミナトくんの世界の技術だったら作れるかなって思って」

 

「いや、流石に……でも帝具とかあるから」

 

とはいえ帝具を作るのは本当に難しいからな……どうにかできるものなのか?

 

 

 

 

 

 

 

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