闇の鬼火と対峙した俺たち。闇の鬼火は地面を思いっきり殴った瞬間、地面は割れ、炎が吹き出していった。
俺たちは避けるとキュアエールがまっすぐ向かっていく。
「ナタラ!!ポニィ!!」
「あぁ、任せろ!!」
「行くよ!!」
ナタラはトリシュラを伸ばし、闇の鬼火に突き刺し、トリシュラを足場代わりに俺とポニィが走っていく
「エール!ポニィ!合わせろ!!」
「「うん」」
レガオンを足に装着させ、三人で蹴りを喰らわせた。闇の鬼火は一瞬体勢を崩した隙にキュアホイップ達は
「「「「「「スイーツキャッスル!!」」」」」」」
キュアホイップ達の衣装が変わり、クリスタルアニマルと呼ばれるものに乗りながら、闇の鬼火の周りをキラキラルで囲んでいった。
「「「「「「プリキュア・ファンタスティックアニマーレ!!」」」」」」
浄化技を喰らい、爆発する闇の鬼火。さらにキュアミラクル達が追撃として
「「「アレキサンドライ!!魔法つかいプリキュアオーバーザレインボー!!」」」
キュアミラクル達も更に魔法使いみたいな姿に変わった。
「「「フル・フル・フルフルリンクル!プリキュア・エクストリーム・レインボー!」」」
虹色の光線を闇の鬼火に放ち、爆発した
「やったか?」
「いや、まだだ!?」
キュアホイップ達とキュアミラクル達の攻撃を喰らった闇の鬼火。だが煙が晴れると無傷の姿で立っていた。
『人間どもの心の闇を喰らった俺に、お前らの攻撃が効くと思ってるのか!!』
全員が攻撃を仕掛けていくが、闇の鬼火には効かず、黒い光線を放ち、吹き飛ばしていく。
俺は一気に接近していき、
「一瞬だけなら……奥の手!!」
奥の手を発動し、闇の鬼火の顔を殴るがやっぱり通用……
『ぐうう!?貴様!!』
一瞬痛がる様子を見せた闇の鬼火。俺は防御するがそのまま地面に叩きつけられた。
「くそ……今攻撃が通じたと思ったのに……」
「ミナト!!今、奴のどこを攻撃した?」
「あいつの顔だよ」
「顔って、あそこにある小さな傷のところ?」
ポニィが指さしたところを見ると、確かに小さな傷が有った。よく見ると他にも小さな傷がある。あれって……
「ミナト、桐一文字で傷つけた場所だったりするのか?」
「あぁ、そういえばあいつ、何で傷を再生しなかったんだ?そういった能力とか有ってもおかしくないだろ」
「いや、桐一文字の特性は、傷をつけた箇所は直すことができなくなるものだ」
村雨の劣化版か……とはいえ強すぎるな。でもあそこを攻撃すれば……
「もう一度……やってみたいけど……流石に制御できるか……」
まだ奥の手を制御できていない。どうすれば……
悩んでいるとキュアフェリーチェが俺の所に来た。
「ミナト。貴方の力は制御できないんですか?」
「あぁ、正直に言うと暴走する」
「それだったら……」
キュアフェリーチェが魔法のペンを取り出すとある魔法をかけてくれた
「帝具の力を押さえ込みなさい!!」
レガオンに魔法がかかると同時に俺のは鎧に包まれた。
「全開ではありませんが、一時的に制御してあります」
「これなら……ありがとうキュアフェリーチェ。かっこいいぞ」
「いえ……ミナトの方が……その」
何だか顔が赤いけど大丈夫か?でも今は気にすることじゃない。俺は更に接近し、闇の鬼火に攻撃を喰らわしていく。
『ぐおっ、何故だ!?何故傷が……』
「お前にはわからないだろうな。臣具の力も帝具の力も!!」
傷ついた場所に攻撃を食らわしていく。だけど制御しているとは言え力が落ちている。決定打にならない。
『君の力に僕の力を重ねる』
クローバーの声が聞こえた瞬間、ハリーたちの応援が聞こえ、キュアエール達が手をつなぎ空に上っていた。
「ねぇ、今からみんなで絶対に破らない約束をしない?私達はすべての世界の笑顔を守る」
「色んなスイーツを作って、キラキラルでみんなをいっぱいの笑顔にする」
「みんなを応援して、未来の笑顔を守る!!」
『それが私達の約束!!』
キュアエール達がクローバーの光りに包まれると同時に、奥の手の鎧も赤から緑色に変わり、胸にはクローバーの紋章が刻まれていた。
「レガオン・クローバー!!これで終わりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
闇の鬼火が黒い光線を放つ前に俺は奴の顔面を思いっきり殴った。それと同時に奴の仮面はひび割れた。
『プリキュア・クローバーフォーメーション!!』
まばゆい光とともに闇の鬼火は浄化されるのであった。
石化した世界はクローバーの光とともに元に戻っていった。そんな中、クローバーの声が聞こえてきた。
『君の力は今は無理だけど、きっといつかは制御できるはずだから……』
「お前……どうするんだ?これから……」
『僕はこれからどこにでも咲く花。野々花になるよ』
「そうか……今度は自分で一歩踏み出せよ」
『頑張ってみるよ。そして君に希望の力を授けるために………』
桐一文字に緑の光が宿ると同時にどこかへ消えていった。
「………頑張れよ。クローバー」
「ミナトく~ん!!」
向こうの方ではなたちが呼んでいた。俺ははなたちのところへと行くのであった。
「そんな事が……」
「大変な戦いだったんですね」
話を終え、えみるとルールーがそんな事を言っていた。
「桐一文字か……ミナトは扱えたんだな」
「って言っても、全然使いこなせなかったけどな」
「それでもちゃんと使ってくれたのは嬉しいよね。お姉ちゃん」
アカメとクロメは俺が桐一文字を使っていたことについて嬉しそうにしていた。それにしても桐一文字はあれからどうなったんだろう?
「はー、ミナト、渡すものがあるの」
ことはがそう言って、俺にあるものを渡してきた。これは緑と白の桐一文字?
「ちょっと前にマホウ界に届いたんだよ」
「もしかしたらクローバーの力が宿ってると思うの」
「使ってあげて」
俺は桐一文字を抜くと刀身が緑色だった。お前の力が宿ってるんだな。クローバー……
「それじゃせっかくだからみんなでスイーツパーティーするよ!!」
それからみんなでキラパティでパーティーをするのであった。
そんな中、ことはと俺は外に出ていた。
「お腹いっぱいだね~」
「お前、食べ過ぎだよ」
「えへへ、ねぇ、ミナト。あの子の事好きなんだね」
あの子って、えみるのことだよな。何でいきなりそんなことを聞いてくるんだ?
「あぁ、好きだよ」
「そっか……私ね、ミナトに押し倒された時……」
「ちょっと待て、押し倒した覚えがない。あれはポニィの……」
「そうだったね。でもその時、一瞬だけどミナトの心の光を見ちゃったの」
「心の光?」
そういえばことははかなり特殊な存在なんだっけ?あの後の花畑デビューでそんな話を聞いた覚えが……
「暖かくって、優しい光……それで惹かれちゃったのかな?それに私達を助けるために、はなちゃんを前に向かせるために頑張ってたよね。私はそんなミナトのことが好きだよ」
「ことは……悪いけど……俺には……」
「はー、気持ちだけ伝えたかっただけだよ。あの子のことを幸せにしてね」
ことはがそっと俺の頬にキスをして、キラパティに戻っていった。何というか無邪気そうに見えて意外と……
「えみる、何を覗いてるんだ?」
物陰にこっちを見つめているえみるを呼ぶと、えみるはおどおどして出てきた。
「そ、その……ミナトさん……」
「えみる、俺はお前のことを幸せにする」
「ミナトさん、はい、私も貴方を幸せにします。がんばりましょう」
こうして俺たちはパーティーに戻るのであった
最後が何だか急ぎ足ですみません。
次回から本編に戻ります。
ナタラとポニィに関しては二人のみですが、時々登場する予定です