HuGっと!プリキュア 竜騎の暗殺者   作:水甲

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第67話 みんなで夏祭り

今日ははなたちは夏祭りに行くという話だった。いつもだったら一緒に行くはずだったのだが……

 

「なんで警備の日とかぶるんだよ。しかも祭りの警備って……」

 

「まぁタイミング悪かったということで……」

 

一緒に警備することになったサヨがそんな事を言うけど、この町で危ないことをしたりするようなやつはいないと思うけどな……

 

「ほら、ミナトさん、はなちゃんたちいますよ」

 

サヨが指さしたほうを見ると浴衣姿のはなたちがこっちに向かって歩いてきていた。はなたちの中にはマインとブラートの兄貴とタツミも混じっていた。

 

「ミナトさん、お仕事お疲れ様です」

 

「おう、えみる。浴衣にあってるぞ」

 

「そ、そんな……えへへ~」

 

「本当に仲いいわね。ミナト」

 

「悪いな。お前たちだけ仕事なのに楽しんで」

 

「まぁ仕方ないって思ってるよ」

 

「まぁ何かあったときには任せろ。ミナト」

 

「兄貴、ありがとう」

 

一応もしものことを考えて、みんなの警護を兼ねて兄貴を呼んできておいて正解だったな。

するとはなたちはくじ引きの出店をしているパップルに呼び止められた。というかこいつらもいるのかよ

 

「狙うは一等のくまさん人形!」

 

はなが何回かくじを引くが、全部ハズレだった。何というかくじ運がないな。はなは……

 

「ねぇ、ミナト。警備だよね。本当に当たりが入ってるか調べてもらっていい?」

 

ほまれはハズレしか入ってないと思い、そんな事を頼んできた。パップルはと言うと特に焦ったりしていない。

 

「あら、悪いけどそれはないわ。ちゃんと調べてもらってから出店を出してるからね。ねぇ、警備員さん」

 

「あぁ、始まる前にチェックはしてある。ちゃんと当たりは入ってるぞ」

 

「ということよ。わかったかしら。というか彼の前で不正したらどうなるか溜まったものじゃないわよ」

 

「それどういうことだよ……」

 

「あなた、ちょくちょくオシマイダーより私達の方を狙ってたじゃない」

 

あぁ言われてみればそうだな。いや、指揮官を先に倒すのは戦いにおいて重要なことだし……

 

「えみるとルールーがうちの事務所に所属してくれれば、いくらでもあげちゃうんだけどな~」

 

というかパップルはまだ二人のデビューを諦めてなかったのか。二人とも困ってるいると……

 

「あの僕にもやらせてください」

 

「お前!?全財産!?」

 

はなたちの同級生の……ひなせだっけ?500円玉を払い、くじに挑戦した。すると見事当たりを引き当てた。

パップルからくまの人形を受け取ると、ひなせははなに渡そうとしていた。

 

「どうぞ」

 

「でもこれ……ひなせくんが……」

 

「僕の気持ち……だから……」

 

「ありがとう。ほら、お兄ちゃんがはぐたんが欲しかった人形取ってくれたよ~」

 

うん、何というか……

 

「落ち込むな。これあげるから祭りを楽しめ」

 

なんとも可哀想なひなせに俺はお金を渡すのであった。何というか自分の気持には正直なのに、自分に向けられた気持ちについては鈍感だな。はなは……

 

 

 

 

 

 

次に向かった場所は射的屋だった。ここの責任者はダイガンだ。因みにここもチェックは済んでる

 

「当てられるものなら当ててみろ」

 

いや、当てるだけなら簡単じゃないか?というかそれだとすぐに終わるし……

 

「弾の威力と空気抵抗をふまえて、最適な発射角度を算出」

 

「あとは三人同時に打ち込む」

 

「はい」

 

ルールー、マイン、さあやの三人が同時に弾を打ち出し、景品に見事に当て倒すのであった。マインがいる時点で景品が取られるの確実だったな。

 

「ミナト、そろそろ戻ろう」

 

「そうだな。みんな、楽しめよ」

 

俺とサヨは仕事に戻ろうとするとえみるが俺の手を掴んだ。

 

「ミナトさん、花火一緒に見ないのですか?」

 

「あぁ……どうだろう?」

 

「花火の時間だったら一緒に見に行ってもいいよ」

 

サヨからOKをもらえたな。

 

「OKだって」

 

「それじゃ待ってます」

 

えみると一緒に花火を見ると約束をし、俺とサヨの二人は警備を続ける続けるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

警備をしていき、特に大きな問題は起きなかった。

 

「そろそろ行ってもいいよ。ミナトさん」

 

「あぁ後は頼んだぞ」

 

約束の時間のため、俺ははなたちの所に行こうとした瞬間、桐一文字が光りだした。

 

「何だ?まさか……」

 

桐一文字に宿ったクローバーの力がトゲパワワに反応してるのか?だとしたら……

 

「サヨ!!」

 

「うん、屋台周辺の人達は任せて」

 

俺はすぐさま駆け出し、桐一文字の反応が強い場所へと向かうと異変に気がついたはなたちも来ていた。そしてその場所ではハリーが真っ白な髪の少年に捕まっていた。

 

「せっかく僕を彼女たちから引き離そうとしたのに無駄だったね。ハリー。大体なんでプリキュアなんかと一緒にいるのさ。こんな奴ら、さっさと倒しちゃえばいいのに……そしたらクライアス社も裏切ったハリーを許してくれるでしょ」

 

「裏切ったって……」

 

「何だ?聞いてないのかい?僕とハリーは未来で一緒に暮らしていた仲間なんだ。そして僕らはプレジデント・クライにスカウトされた」

 

ハリーがあの社長にスカウトされていたっていうと……まさかクライアス社の社員って言うことだよな。とはいえ関係ないな。

俺はレガオンと桐一文字を構えた瞬間、白髪の少年の前にリアンが現れた。

 

「ふふ、お守り役としては黙ってみてるだけのつもりだったけど、貴方がいるって言うなら、相手してあげる」

 

「リアン!?お前も来ていたのか!」

 

「ビシン、邪魔者は私が相手するから、プリキュアたちを処分しなさい」

 

「そうだね。わかったよ。だけど手を出すのは僕じゃない。ハリー、未来ではその首輪してなかったね」

 

ビシンがハリーのつけていた首輪を引き剥がした瞬間、ハリーからトゲパワワが溢れ出し、巨大な怪物に変わるのであった。

 

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