HuGっと!プリキュア 竜騎の暗殺者   作:水甲

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第7話 悪の元凶との戦い

「誰だ?あんたら?」

 

『えっ?』

 

僕がそういった瞬間、はな、さあや、セリュー、研究部門所長、あと知らない6人。おまけにさっきまで暴れていたオシマイダーの動きが止まった。

すると細身の男が怒りの篭った声で僕に怒鳴ってきた。

 

「てめぇ!!忘れたとは言わせねぇぞ!!こっちはお前とあのランとか言うやつにボコられたんだぞ」

 

「いや、マジで覚えがないんだけど……」

 

「あのミナト、ドクターは知ってますよね」

 

「あぁ、サヨを助けてくれた恩人だから覚えてるよ。ただあそこの幼女と古風な男と眼鏡の人は会ったことないんだけど」

 

「そうじゃったな。妾とお前は会ったことなかったのう」

 

「拙者は一度会ったことが有るが、お前はシュラと戦っていたからな」

 

「あ~私は会う前に死んじゃってたからわからないか」

 

ドクター、幼女、古風な人、メガネはいいとして、残り二人は……

 

「あぁ思い出した。クソどもだった。何?汚物からまた這い出てきたの?」

 

「ちょっとミナト、言葉」

 

おっとはぐたんに聞かせるのまずいな。それにはなたちにも聞かせるのも悪いし、俺ははなたちに変身して、オシマイダーの方へ行くように言った。

 

「はな、さあや、オシマイダーの方はよろしく」

 

「う、うん」

 

「ま、任せて」

 

俺は二人を見送ると、細身の男が襲いかかってきた。

 

「月光麗舞シャムシール!!」

 

曲刀を防ぎ、細身の男の腹を思いっきり蹴り飛ばした。

 

「悪いな。クソみたいな集団のクソ野郎のことは一刻も早く忘れるようにしてあるんだ」

 

「クソが!!」

 

「エンシン。下がれ」

 

「あぁん、何を……」

 

「下がれと言っているだろう。元の世界に戻すぞ。まぁ戻った所でお前は死体に戻るだけだ」

 

「ぐう」

 

エンシンとかいうやつは直ぐ様、ビルの屋上に戻ると、所長とかいうやつが一瞬で俺の前に立った。

 

「面白い小僧だ」

 

「皇具とか知らないけど、あんた、クライアス社の目的について知ってるのか?」

 

「もちろん。未来を無くすのだろう。実験上問題はない」

 

「そうかよ!!レガオン!!」

 

レガオンを大剣に変え、思いっきり降るが、所長はナイフで受け止めていた。

 

「レガオン……知っているぞ。身体に武器を装備させ、強力な一撃を与えるというもの」

 

「ナイフ一本で止めたっていうのはあんたの皇具って言うやつの力か?厄介だな」

 

「ユートピアの力だと思っているのか?それは違う!!」

 

レガオンが弾かれ、俺は距離を取ろうとすると目の前にナイフが飛んできていた。ギリギリの所で避けるが、頬をちょっと切ってしまった。

 

「皇具『探求・パシュート』一度狙いをつけたものを永遠に狩り続け皇具」

 

「帝具は一人一個まで、それが決まりだったはずだ。皇具は違うのか?」

 

「皇具も同じだが、創造主である私にはそんな法則関係ない」

 

更にナイフを投げつけてきた。避け続けるけど避けた先で追ってくるのか……それだったら……

 

「破壊するまで!!」

 

大剣の形を変え、素早く、そして切れ味の鋭い刀でナイフを全て叩き潰した。

 

「ほう、形を変えることが出来るのか」

 

「レガオンは元になった危険種の力がそのまま使えるからな。それにしても帝具に対抗するために作ったのか……ただの嫉妬だな」

 

「……何?」

 

「昔の皇帝がすごい武器を作るからって、それに対抗して自分もすごい武器を作ろうか……子供みたいな嫉妬だ」

 

「フッ、エンシンみたいに私の怒らせるつもりか……その手には乗らんぞ」

 

「おまけに掃き溜めみたいな連中を部下にするなんてな。どうせなら俺が知っている中で恐ろしく最強に近い二人を部下にしたほうがいいんじゃないのか?」

 

「てめぇ!!言わせておけば……」

 

「黙ってみているのは飽きた。お前を殺して、お前の仲間を……」

 

ピエロの男がタマみたいなものを持って大きく振りかぶった瞬間、どこからか飛んできた砲撃が奴らの立っている場所に当たり、命中した。

 

「悪いですけど、ミナトだけじゃなく私がいることを忘れないように」

 

セリューは巨大な大砲を抱えてそう告げる中、俺ははな……キュアエールたちの方を見るとどうやらオシマイダーを倒したみたいだ。

 

「足止めも終わりか。戻るぞお前たち」

 

「逃がすわけは……」

 

「セリュー、やめとけ。追う必要はない」

 

「小僧、名は何と言ったか?」

 

「ナイトレイドのミナト・ユウ」

 

「千年、皇具によって生き延びたかいがあったな。これから先を楽しみにしておくぞ」

 

ハイトは黒い穴を作り出し、ビルの屋上にいた全員が穴の中に入っていった。何とか退けたって言うことか

 

「ミナトくん、セリューさん」

 

「大丈夫ですか?」

 

「私達は大丈夫ですけど、二人も無事ですね」

 

「本当に良かった。でもミナトくん、強いんだね。あの人達に負けてなかったよ」

 

「ただあの暴言はちょっと……」

 

キュアエールとキュアアンジュが褒める中、僕はため息を付いた。

 

「俺が強い?何言ってるんだよ。あいつら一人ひとり戦っていたら、俺は負けていた可能性があったんだぞ」

 

「「えっ?」」

 

「やっぱりあの暴言は相手を怒らせて、動きを単調にするためのものだったんですね」

 

あのエンシンとかっていう奴は上手く乗っかってくれたけど、他の連中は本当に厄介だな。おまけに今後あいつらが関わってくるとなると戦いが厳しくなる。

 

「とりあえずチェルシーたちの所に行くか」

 

 

 

 

 

 

 

 

はなたちがほまれたちと合流する中、俺とセリューはチェルシー達に今回起きたことを話した。

 

「皇具に……ワイルドハント……どっちも聞いた覚えがないわね」

 

「ワイルドハントはチェルシーとセリューが知らなくても当然、死んだ後に出来た組織だからね。ただ本当に厄介な連中が出てきたわね」

 

サヨもワイルドハントのことを知っているから、あいつらの強さもクソっぷりも知ってる。

 

「おまけに次元と時空を歪めるっていう皇具、それで私達がここに来たのね。おまけに生き返れるというおまけ付きで」

 

「今後、クライアス社と研究部門の奴らと戦うことがある。そのために二人にも協力してほしい。頼めるか?」

 

「もちろん、協力するに決まってるじゃない」

 

「まぁ私は戦闘向けじゃないけど、やれることはやるつもりよ」

 

サヨもチェルシーも協力してくれることになり、二人はほまれと一緒に帰るのであった。

 

今後のことを考えて戦力がもう少し欲しい。一応ハイトが言っていたサヨとチェルシー以外にも三人、こっちに転移しているって話……

 

「探してみる価値はあるか」

 

「あれ?光が動いてる」

 

「本当だ」

 

はなたちはミライパットに映し出された。反応ってはなのお母さんじゃなかったのか?

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