HuGっと!プリキュア 竜騎の暗殺者   作:水甲

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第81話 みんなで旅行

今、俺たちは飛行機の中にいた。夏休み最後ということでみんなで世界旅行に行くことになり、ことりも一緒に行くことになった。

俺も折角なのでナイトイェーガーズの面々を誘ったところ……

 

「にしても今回は俺とレオーネさんとタツミくらいだな」

 

「まぁみんな忙しいみたいだしな……」

 

「マインも来れればよかったんだけど、ボスの仕事の手伝いしてるし……」

 

「いいじゃんか。折角の機会なんだからさ」

 

ラバ、姐さん、タツミの三人がそんな事を言う中、俺はもう二組の方を見た。

 

「誘っておいてなんだけど、よく来る気になったな」

 

「んだよ!悪いのかよ!」

 

「クロト、落ち着いて……」

 

「まぁ折角の機会だし……」

 

「それにこういう旅行とか楽しそうだからね」

 

「うん、誘ってくれてありがとうね」

 

クロト、ナタラ、陽斗、ポニィ、そして陽斗たちに協力してくれていたアカメたちの知り合いのツクシの五人も一緒に旅行に行くことになった。

 

俺達が出発する前にハリーハウスを訪ねてきた五人。ちょうどいいので試しに誘ったけど良かったかもしれないな。

 

「ビーフオアチキン?」

 

するとキャビンアテンダント姿のえみるがそんな事を聞いてきた。せっかくの飛行機での旅行だからか?

 

「それじゃチキンで」

 

「えみるお嬢様、そういうのは私が……」

 

「もうエアさん、貴方も今回は休暇なのですからゆっくりしてください」

 

「で、でも……」

 

えみるの付添のエアも来ているし、何だかんだで賑やかな旅行になりそうだな……

 

 

 

 

 

 

最初の目的地であるハワイに着いた俺達だけど、すぐに出発することになった。さあや曰く世界を満喫するためにはすぐに出ないといけないみたいだ。

 

「また飛行機か。おい、陽斗、お前飛べたよな」

 

「いや、長い距離は無理だからな」

 

「ちっ」

 

どうにもクロトは飛行機の中が退屈でしょうがないみたいだった。

 

 

 

次の目的地であるアメリカ

 

ルールーは無心にホットドックを食べている。姐さんはというと酒を買っていた。

 

「さて次の目的地ではどんなのが待ってるかな?」

 

「姐さん……酒を買いに来たんですか?」

 

「世界中を回るからな」

 

にこやかな笑顔でそう言うけど、一応ボスたちのお土産だよな。

 

 

それからアフリカ、フランス、イタリア、中国へと向かい、旅行を楽しむのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クライアス社

 

「さぁて今回は誰がついてくるんだい?」

 

「やぁ、トラウム。今回は君が出るんだね」

 

「あぁ、せっかくの出張だからね……それで彼らは何をしているんだい?」

 

トラウムは研究室で言い争う一同を見つめ、ハイトはため息を付いた。

 

「今回、プリキュア、ナイトイェーガーズが世界を回っていると言うだろ。その所為かリアン、ドロテア、コスミナ、メラルドが言い争っていてね」

 

「フォルシュとブリッツは?」

 

「彼らは調整中だよ。特にフォルシュは例のものを発動できるようにね」

 

「そうか。さて誰が一緒に行くことになるのかね?」

 

「ふふ、私たちよ。ドクター」

 

「メラルドとリアンか」

 

「さぁ楽しみましょう。りょこ………プリキュアとナイトイェーガーズを倒すのを!!」

 

「明らかに旅行って言おうとしたよね。まぁいいけど……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の目的地としてたどり着いた場所は熱海の温泉だった。

 

「まさか最後が熱海なんて……」

 

「ルール―たっての希望なのです」

 

「どうして熱海?」

 

「温泉の硫黄成分がアンドロイドにはよくないと止められていたのですが……」

 

「温泉に入れないの?」

 

「いいえ、あとで判明したのですが、私の代わりに温泉出張に行きたい社員がでっち上げた嘘だったと……」

 

何というかあいつら、悪の組織だよな。いや、会社だから良いのか?

 

「ミナト、突っ込んだら負けだと思うぞ」

 

「まぁ私達の方もね……」

 

「何というか変に楽しんでたりしてたよね」

 

陽斗、ポニィ、ツクシの三人が溜息をつくのであった。何だ?何があったんだ?

 

「俺達のところは……」

 

「ちゃんとしてた気がするよ……」

 

クロト、ナタラのところは悪事らしいことをしていたみたいだな。いやまず悪事とかするなって話だよな。

 

それからみんなで足湯に入ることになったのだが、一羽の烏が不気味な鳴き声を出しながら飛んでいき、それにビビるえみる。

 

「な、何だか気味悪いのです」

 

「言われてみれば妖怪でも出てきそうな…」

 

「妖怪!?」

 

はなの一言にほまれも狼狽えだした。妖怪って……

 

「なぁ、陽斗。妖怪って?」

 

「ん?まぁ簡単に言えば……色んな力を持った怪物みたいなものか?」

 

「危険種と一緒か」

 

「それだったら倒しちゃえば良いね」

 

「倒して良いのかな?」

 

「それ以前に本当に実在するものかどうか……」

 

「な、何というか……お前らもミナトと同じ反応するよな」

 

クロトたちの言葉を聞き、苦笑いを浮かべるタツミ。すると俺達のところに赤い傘もった何かが現れた。一瞬その妖怪だと思い、俺はレガオンを抜くが、えみる、はなに思いっきり抱きつかれ身動きが取れなかった。

 

「というかさあや、何で嬉しそうにしてるんだよ」

 

「だって妖怪って何だか会ってみたくって……」

 

というさあやだけど、俺達の所に現れたのはどうや温泉宿の従業員だった。

 

 

 

 

 

 

 

部屋に案内してもらい、ようやく落ち着けると思うとどうにもこの温泉宿には天狗の言い伝えがあるらしい。

 

「天狗ね……まぁペガサスや人魚がいるから……」

 

「折角だから捕まえに行く?」

 

ツクシ、ポニィは捕獲しに行こうとするし、

 

「妖怪か。危険種とどっちが強いだろうな……おい、ナタラ、倒しに行くぞ」

 

「いや、そういう目的で来たんじゃないんだから……」

 

ナタラは妖怪を倒しに行こうとするクロトを止めていた。

 

「ねぇ、ミナトお兄ちゃん」

 

「何だ?ことり」

 

「お兄ちゃんの友達って変だね」

 

「頼むから言わないでくれ……」

 

「ミナト、大丈夫。ミナトの気持ち、よく分かるから……」

 

陽斗も疲れた顔をしているのであった。

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