HuGっと!プリキュア 竜騎の暗殺者   作:水甲

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第91話 姉と妹

池に落ちたはながびしょ濡れになってしまい、ことりたちはタオルを買いに行き、俺達は待っていると桐一文字がトゲパワワを感知した。

 

「みんな、行くぞ」

 

はな達はプリキュアに変身し、アカメ、ラン、ウェイブ、クロメと一緒にオシマイダーの所へと向かうのであった。

 

 

オシマイダーの所に行くとことりとひなせの二人が猛オシマイダーに襲われそうになっていた。俺とキュアエールはすかさず蹴りを放ち、猛オシマイダーを蹴り倒した。

 

「キュアエール!?」

 

「それにミナトお兄ちゃん!?」

 

「お待たせ」

 

「大丈夫だよ。どこにいても助けるから」

 

「えっ?」

 

キュアエールの言葉を聞き、ことりは何かに気がつき、呟いていた。

 

「お姉ちゃん?」

 

キュアエールやひなせには聞こえてなかったけど、俺には聞こえていた。もしかして気がついてる?

とりあえず今は猛オシマイダーをどうにかしないとな。

 

キュアエールは猛オシマイダーの下に潜り込み、思いっきりパンチを食らわし、吹き飛ばした。

俺は追撃を与えようとした瞬間、何かを察知し、後ろに下がった。

 

「あら流石というべきね」

 

「お前は……」

 

「メラルド・オールベルグ!!」

 

俺達の前に現れたのはメラルドと兜虫、そして一人の女の子がいた。

 

「さぁ見せてあげなさい。鍬形虫!!」

 

鍬形虫と呼ばれる少女が両手に装着した鋏のような武器を構えて襲いかかってきた。ウェイブは咄嗟に俺の前に出てグランシャリオを身にまとって防いでいた。

 

「ウェイブくん!?」

 

「あんたの相手は私よ!!」

 

兜虫はランに向かって槍を振り落とすが、ランは空を飛び攻撃を避けた。

 

「ウェイブ!ラン!」

 

「こいつらの相手は俺たちに任せろ!!」

 

「君は……」

 

兜虫と鍬形虫はウェイブとランの二人がどうにかするって言ってるから、任せても大丈夫か?

 

「それだったら……」

 

「ミナト、メラルドは私達に任せてもらっていいか?」

 

「ミナトはキュアエールたちの所に行ってあげて」

 

「……わかった」

 

アカメとクロメの二人はメラルドと因縁があるって聞いてる。ここで決着をつけるっていうのか?

 

「みんな、任せたぞ」

 

俺はそう言い、キュアエールたちの所に向かった。

 

 

 

 

 

ウェイブSIDE

 

「ハアアアアアアアアア!!」

 

俺はパンチを何度も繰り出していくが、クワガタの持つ武器に防がれ、防がれた瞬間、クワガタは俺の首を狙ってきた。

俺は咄嗟に両腕で防ぐが……

 

「ぐうう、なんだこの力は……」

 

「私はクワガタ。知ってるよね。クワガタは挟んで地面に思いっきり叩きつけるっていうことを……こんな風にね!!」

 

クワガタが俺を掴んだまま、体をブリッジさせる勢いで俺を地面に叩きつけた。

 

「くっ!?」

 

「鎧着てるからダメージはないみたいだね。だけど」

 

起き上がった俺を再度掴み、また地面にたたきつけた。

 

「何度もやればダメージが入る」

 

「くそ!!」

 

 

ランSIDE

 

ウェイブくんが敵の攻撃を喰らい続けていた。このままじゃまずいと思い助けに行こうとするが、兜虫が攻撃を繰り出してきた。

 

「邪魔をしないでほしいですね」

 

「……貴方とは相性が悪いみたいね。空を飛ばれたら攻撃を当てられそうにないしね」

 

兜虫はそう言いながら、槍を地面に突き刺し、拳を構えた。

 

「だけど戦うとなったら容赦しない!!」

 

兜虫がパンチを放ち、避けようとすると頬に血が流れた。確実に避けたはずなのに……

よく見ると彼女の両腕から棘みたいなものが生えていた。

 

「素手での戦いなら、この両腕の出番ね」

 

「力も速さも上ですか……」

 

どうにかして退けないと……

 

 

 

 

 

アカメSIDE

 

メラルドの剣と村雨が激しくぶつかり合い、クロメが隙をついて攻撃を繰り出すが、メラルドは左腕で八房を弾いた。

 

「今の音!?」

 

「金属の腕?」

 

「違うわよ。アカメ、クロメ。虫の中には硬さがうりの奴がいるのよ。そして私の皇具蠱毒針・ベスティヨルはありとあらゆる虫の力を使えるのよ!!」

 

「お姉ちゃん……どうする?」

 

「クロメ、やることは変わらない。硬くても何度も攻撃を食らわせていけばヒビが入る!」

 

「それだったら……」

 

「あなた達の帝具が壊れるか私の防御が砕かれるか……耐久戦ね!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミナトSIDE

 

キュアエールたちのところ向かうと、今までと違う格好のジェロスが放ったトゲパワワにキュアエールたちが吹き飛ばされていた。

 

「みんな!?」

 

「ゲット!アウト!消え去れ!明日への希望!!」

 

「させるか!」

 

俺はジェロスに斬りかかるが、猛オシマイダーが邪魔をしてきた。俺は桐一文字で何度か切りつけていくと

 

「あんたたちいい加減にしてよ!もうプリキュアをいじめないで」

 

「ホワット?」

 

「明日がなくなったら駄目なの!私は……私は……お姉ちゃんみたいな人になりたいんだから!」

 

ことりが叫んだ瞬間、ことりからアスパワワが溢れてきた。それはひなせにも、ふみとからもだ。

 

三人のアスパワワが辺りを包み込んでいたトゲパワワを浄化していった。俺は桐一文字で猛オシマイダーを切りつけていった

 

「今だ!」

 

「「「「「プリキュア・チアフルスタイル!!メモリアルパワー!フルチャージ!プリキュア!チアフル・アタック!」」」」」

 

チアフルアタックで猛オシマイダーは浄化され、ジェロスも去っていった。そしていつの間にかメラルドたちも姿を消していたけど……

 

「ウェイブ、大丈夫か?」

 

「くそ、何度も投げやがって……」

 

段々だけど相手も強くなってきてるな……どうしたものか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜、リビングでまだことりが起きていた。

 

「まだ寝ないのか?」

 

「あ、お兄ちゃん……今日はお疲れ」

 

「お前は特に突っ込まないんだな」

 

「お兄ちゃんが話したいときになったらでいいよ」

 

「そっか……」

 

本当にことりには話すべきだよな……

 

「ねぇ、お兄ちゃん。キュアエールって……」

 

「ん?」

 

「ううん、なんでもない」

 

ことりは気がついてるよな。でもあえて言わないっていうことはことりの優しさってことだよな。

 

「今日はお姉ちゃんと寝よっかな……お兄ちゃんも一緒に寝る?」

 

「俺まで来たらルールーが来て、寝る場所がなくなるだろ」

 

「そうだね。それにえみるちゃんに怒られそうだもんね」

 

ことりはそう言いながら、はなの部屋に行くのであった。

 

 

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