HuGっと!プリキュア 竜騎の暗殺者   作:水甲

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第96話 止まっていく世界と融合せしもの

クロトSIDE

 

プリキュア探しをしていると、ブンビーという金髪の男が空腹で倒れそうになったため、キラパティでパフェを作ってあげるが未だにおかわりを要求してくるため、いちか、ひまり、シエルに任せて俺たちはプリキュア探しを続けていた。

 

「プリキュアファイブ、プリキュアファイブ……どこ?」

 

はながつぶやきながら探しているが、そんなもので見つかるわけ無いだろ。

 

「あれ?もしかして……」

 

そんな時一人の女の子が俺たちに声をかけてきた。

 

「あなた、CMの子でしょ!」

 

「はい」

 

さあやを見て声をかけてきた女。まさかと思うが……

 

「んなわけないよな」

 

「何がそんなわけないんだ?」

 

「ナタラ、気にするな」

 

しばらくその女と話しているうちに仲良くなっていくはな達。なんつうかいちかもそうだがよくすぐに仲良くなれるな……

 

「ふむ……そろそろ合流する頃だな」

 

エスデスがそう呟くが、誰と合流する気なんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミナトSIDE

 

街周辺に突然現れたオシマイダーの群れ。俺はそのオシマイダーに見覚えがあった。

 

「あれって前に倒したやつだな」

 

「倒したやつって……」

 

タツミは知らないが、前に合流する前に戦った相手が何でもまた復活するんだ

 

「とりあえず考えている暇はないな。さっさと片付けるぞ」

 

「みらい、リコ、行くぞ」

 

「うん、リコ、行くよ」

 

「えぇ」

 

みらいとリコの二人が変身しようとするが何故か変身できなかった。というより二人が手を握ってるのはモフルンじゃなくってはぐたんだし

 

「モフルンはこっちモフ」

 

「「あっ……」」

 

「ほら、はぐたん、避難してろ。チェルシー」

 

「はいはい」

 

はぐたんをチェルシーに任せ、戦闘態勢に入ると俺達の前に無数の危険種が現れた。

そしてどこからともなくドロテアの声が聞こえてきた。

 

『コスミナの力により、危険種を大量に生産しておいた!!さぁ決着をつけようではないか!!』

 

「はぁ……危険種がどんなに集まってもな……」

 

俺はナイトレイドのみんなと陽斗たちの事を見て、笑みを浮かべた。

 

「負ける気がしないんだよ!!龍騎!発動!」

 

俺は龍騎を発動させ、無数の危険種の中に飛び込んでいく。同時にボスが号令をかけた。

 

「全員!ミナトに続け!!」

 

みんなが危険種に向かっていく中、オシマイダーの前にラブが飛び出し……

 

「チェインジ・プリキュア・ビートアップ!ピンクのハートは愛あるしるし! もぎたてフレッシュ、キュアピーチ!」

 

ラブがレモン色のツインテールに代わり、ピンクを基調とした衣装に変わった。

 

「キュアピーチ!?」

 

「あれが……」

 

「ハッーーーーー!!」

 

キュアピーチがオシマイダーを撃退していく。本当に頼もしいな。それに……

 

「ハッ!!桐一文字……使いやすいが……アカメ!!」

 

「……わかった!」

 

アカメはゴズキに村雨を渡し、代わりに桐一文字を受け取り危険種を切り裂いていく。

 

「久しぶりだな。村雨!!」

 

「懐かしいな……」

 

「師匠とアカメって奴……すごいな」

 

「ちょっと陽斗!?感心してないで戦いなさいよ!!」

 

「わかったって!トパーズ!」

 

陽斗は黄色い衣装に二丁の銃を手にした姿に変わり、右の銃を空に掲げ

 

「降り注げ!!」

 

空に向かって放たれた無数の弾が危険種に向かって降り注いでいった。何というかあいつも中々の強さを持ってるな

 

「陽斗、それがお前の本気か?」

 

「いや、エメラルドの力とアレキサンドライトの力があるからまだ本気じゃない」

 

「まぁでも危険種相手に本気を出す必要はない。温存しておけ」

 

「分かってるけど……」

 

ただ心配なのは……あっちにいるクロトは本気でやってそうだな……

 

するとオシマイダーが急に膨らみだし、はぐたんはフェリーチェに向かって

 

「めっ!あぶな~い」

 

「えっ?」

 

突然オシマイダーが爆発し、トゲパワワが街中を包み込んでいくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クロトSIDE

 

「ちっ!面倒だな」

 

危険種の群れを撃退していくが、数が多い

 

「一気に終わらせるか!」

 

「待て雑魚!」

 

「何だよ!止めるんじゃねぇ!ナハシュ」

 

「まだ本気を出すな!」

 

「こういうのは一気に殲滅したほうがいいんだよ!」

 

「はぁ、クロト……少しは……」

 

何だか疲れ切ったセリューが近寄ろうとした瞬間、無数の危険種が一気に襲いかかってきた。

だがその時水の龍が危険種を倒していく。

 

「やっと来たか」

 

「おまたせしました。エスデス様」

 

「三獣士、ただいま合流しました」

 

「ご命令は?」

 

「ドロテア、コスミナ、それにともなって蘇った亡者共を地獄に送り返せ!!」

 

「「「了解!!」」」

 

突然現れた三人。あれがエスデスの直属の部下か……挑んだことなかったけど中々だな

 

「ウェイブ!空に向かってアドラメレクを放り投げろ!」

 

「えっ?いいんですか?」

 

「大丈夫よ。ちょっと改造しておいたから。使用者二人の所にすぐに向かうようにしてあるの」

 

「使用者って……まさか!!それだったら!」

 

ウェイブがアドラメレクを放り投げた瞬間、上空から何かが降ってきた。それはアドラメレクを一瞬のうちに装着し、無数の雷を放ち、危険種を潰していった。

 

「久しぶりだな。ブドー」

 

「エスデス……それにイェーガーズに選抜組か」

 

あれがブドー将軍か。やっぱり強いな……

 

するとオシマイダーと戦っている所にさっき会ったのぞみが駆け寄り、

 

「プリキュア・メタモルフォーゼ!」

 

のぞみが鮮やかなマゼンダの髪に変わり、ピンクを基調にした衣装に変わった。

 

「大いなる希望の力!キュアドリーム!」

 

「のぞみちゃんもプリキュアだったの!?」

 

「はなちゃんたちが変身したからびっくりしたよ。それじゃ一緒に行くよ!」

 

エールとドリームの二人がオシマイダーを撃退していく中、オシマイダーの体が膨らんでいくことに気が付いた。

 

「まずいな!!全員!一箇所に集まれ!」

 

俺がそう叫び、全員が一箇所に集まるとホイップたちのキラキラルで防護壁を作り出すと、オシマイダーが爆発し黒い何かが街中を包み込んでいった。

 

『このオシマイダーたちを使って世界中の!プリキュア共の時間も止めた!!のこりのプリキュアはお前たちだけだな!!』

 

「違う!まだいる!」

 

キュアエールがそう言うが、本当にいるものなのか。するとトラウムが姿を現した。

 

「すべての力をトゲパワワに変換して時を止める!あとは残ったお前たちを倒すだけ!!」

 

「タァッーーーー!!」

 

「あっ?」

 

「あなたを倒して!絶対に街を元に戻すんだから!」

 

ドリームがトラウムに挑んでいく。まだ諦めてないか……

 

「そうだよな!プリキュアはそうじゃねぇとな!!」

 

「それだったら私達も!」

 

セリューは俺の隣に並び、一緒にトラウムに攻撃を仕掛けていく。

 

「お前たちに私を倒すことなんて!!」

 

トラウムが反撃を仕掛けようとするが、ボルスが炎でトラウムの視界を奪い、ホイップたちがトラウムを縛り上げていった。

 

「コルネリアだっけ?」

 

「ウェイブだっけ?」

 

「「一緒に行くぞ!!」」

 

ウェイブとコルネリアが同時に縛り上げられたトラウムを殴り、落下地点にクロメ、ナハシュ、ナタラ、ランが追撃を与えていき、俺とセリューは立ち上がったトラウムの懐に飛び込み

 

「合わせろ!!」

 

「そっちこそ!!」

 

同時に蹴り上げ、上空に上がったトラウムに向かってドリームが必殺技を放った。

 

「プリキュアシューティングスター!!」

 

流星の如くトラウムに突撃をし、爆発するトラウム。これで決着か?

 

「ドクター、どうにかする方法は?」

 

「あるとしたら発生源を倒せばどうにかできるはずよ。ただ戻らないということは……」

 

 

 

 

 

 

ミナトSIDE

 

キュアフェリーチェのとっさの機転で俺たちは何とか時が止まらないでいた。

 

「どうにかしないとな……」

 

「ミナト、桐一文字でどうにかできないのか?」

 

「どうにかって言われても……」

 

俺はアカメから桐一文字を受け取り、地面を切るが変化はなかった。

 

「現況をどうにかしないとな……」

 

「とりあえずみんなと合流しないと」

 

タツミの意見は賛成だけど、ここまで距離があるな……

 

「ミナト、いい方法があるわ。タツミがドラゴンになって……」

 

「あぁ背中に乗って移動か……いいなそれ」

 

「いや、待てよ、俺が一番疲れるだろ!」

 

俺、タツミ、マインで言い争うとタルトがあることをいい出した。

 

「いい方法がある。シフォン」

 

「プリプー」

 

シフォンがまばゆい光を放った瞬間、俺達は光りに包まれるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気がつくとトラウムの真上に出てきた俺たち。キュアエトワール、キュアミラクル、キュアピーチの三人で蹴りを放った。

 

「クロト、セリュー、待たせた」

 

「おせぇぞ!」

 

「というか問題児を押し付けないでよ!」

 

「いや、セリューならなんとかなると思って……」

 

「ならないからね」

 

「いや、喧嘩してる場合じゃ……」

 

陽斗に止められると、トラウムが攻撃を仕掛けていく。確かこいつはどんなに攻撃しても復活するんだよな

 

「ん?アムール、トラウムが時を戻すときは」

 

「ミナトも気が付きましたか。それでしたら……」

 

「それだったら私とタツミにまかせてもらおうか」

 

エスデスがトラウムにゆっくりと歩いていく。任せるって……そうか……でも何でタツミも?

 

「エスデス……そうか!だったら」

 

「何をするつもりか知らないが、時を止めてしまえばお前たちなぞ!!」

 

「時を止めるのはお前だけの特権じゃないぞ!摩訶鉢特摩!」

 

エスデスが何かを発動させた瞬間、一瞬のうちにトラウムの右手が破壊されていた。

 

「な、なんだ!?何が起きた!?」

 

「時を凍らせた。負担が大きい技だが強力だ。そして時が凍った中で動けるのはインクルシオによって耐性がついたタツミのみだ」

 

「これでお前は復活することはできないな」

 

な、何というか……時を凍らせるってつまり時を止めるってことだろ。どんだけ強いんだよ

 

「これで時間を操ることができなくなりましたね」

 

「ルールー、時間を操ることだけが私の力だけではないぞ!ここには大量のトゲパワワがある!」

 

トラウムがトゲパワワを吸収していき、段々と大きくなっていく。そして更にはドロテアとコスミナが姿を表した。

 

「ふむ、トラウムよ。そのままだと……いや言う必要はないか……では妾たちも本気を出すとするか……コスミナ!!妾を食え!」

 

そう告げた瞬間、ドロテアがコスミナに食われた。一体何をするつもりだと思った瞬間、コスミナの姿がみるみるうちに変わっていき、コウモリの羽をはやし、両手は鋭い鎌を生やし、真っ黒な衣装に身を包んだドロテアへと変わった。

 

「これが本気の妾たちだ!!」

 

「融合しやがった……」

 

「なりふり構ってないっていうことか……」

 

融合したドロテアとトゲパワワを吸収したトラウム……決着をつけないとな

 

 

 

 

 

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