改めまして、感想を書いて下さった方々、評価を付けて下さった方々。そしてこの作品を読んで下さる方々、誠に有り難う御座います!
今後も『私は“樋口一葉』をよろしくお願いいたします。
「なっ……」
その人を見て、先輩は絶句し動きを止めた。
太宰治。能力名『人間失格』。
「触れた
「貴方は探偵社の……。何故ここに」
「美人さんの行動は気になっちゃう
そう言って彼は私たちに機械を見せる。
それを見て私はスーツのポケットに入れられていた盗聴器を取り出した。
「なるほど、あの時に」
(いや、まぁ知ってたけどね。しかし本当に手癖が悪いな、太宰さん。私の手を握って国木田さんに殴られるまでの間によくやるものだよ)
ただ、何というか。最初から見抜かれていたというのは少々気にいらない。
「ほらほら、起きなさいよ敦くーん。3人もおぶって帰るのヤダよ?私」
意識がない敦をペチペチと叩く彼はどこまでも自然体だ。
芥川先輩も心なしか肩の力を抜いているように見える。
「生きて帰れるとでも思っているんですか?」
「止めろ、樋口。お前では勝てぬ」
私はLiberated Flameを起動させようとしたが、どこか笑いを孕んだ先輩の声に止められた。
「芥川先輩。でも」
それはポートマフィアとしては不正解だ。
彼の実力、特にその頭脳はこの世界で群を抜いている。
かつてポートマフィアの幹部であったほどに。
私たちマフィアの
それを考えると彼は今ここで消すべきだ。
(ま、いいか。ここで殺した方が面倒だし)
主に原作的な面で。
それに本気で首領が太宰さんを殺そうとするなら、それなりの前準備をするだろう。
どちらにしても私には関係のない話だ。
「太宰さん。今回は引きましょう。しかし、人虎の身柄は必ず
「……何で?」
「簡単なこと。その人虎には、闇市で懸賞金が掛かっている。賞金の額は七十億」
「それは随分と、景気のいい話だねぇ?」
「探偵社には、いずれまた伺います。ポートマフィアは、必ずその七十億を奪う」
「では、武装探偵社と戦争かい」
太宰さんは立ち上がり、真っ直ぐに芥川先輩を見る。
「やってみたまえよ。やれるものなら」
そろそろ口を挟んだ方がいいかな?黙ったままというのも不自然だし。
「民間企業如きがよくもほざいた。我々ポートマフィアは、この横浜の暗部そのもの。
このとき太宰さんを三下っぽく睨むのも忘れない。
「知ってるよ、それくらい」
どうでも良さげに太宰さんはそう言う。
(実際どうでもいいんだろうね。少し前までマフィアの幹部だった人なんだから)
「然り。他の誰よりも、貴方はそれを承知している。元、ポートマフィアの太宰さん」
そう言う先輩に、太宰さんは不敵に微笑んだ。
樋口さんの台詞、長いので少し端折りました。樋口ファンの人、すみません。
黒の時代編を書く?書かない?(マジで何も考えてません)
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書く(幕間終了後、黒の時代)
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書かない(幕間終了後、三社鼎立)