私は“樋口一葉”   作:紅ヶ霞 夢涯

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 前回の鏡花ちゃん、もしかしなくても少々雑でした。申し訳ない。

 可愛い以外にもっと彼女を称える言葉を使えれば……

 ん?そんなことは今更、ですか。誠に申し訳ない。


第23話 敦強すぎ笑えない

 

 ちょいと敦強すぎじゃね?

 

 ドローンのカメラを通して見ている光景に、そう思わずにはいられない。

 

 敦は先輩に『羅生門』で両腕を拘束されたものの、彼は一度両腕の虎化を解いて拘束から抜け出した。

 

 そして今度は両手足を虎化させ先輩に近寄る。そして『羅生門』の空間断絶による防御など関係ないとばかりに、その上からとにかく虎の拳で連打した。

 

(確かに先輩の防御、空間断絶は効果時間が短いから、敦の狙いは正しいのだけど……)

 

 だからって普通は近づくかぁ?芥川先輩は中近距離戦闘がスペシャリストだぞ。正気じゃないね。

 

 そんなことを思っている間に先輩は、『羅生門』を上手く使い宙に浮かび、そこから黒刃を飛来させる。

 

 敦はそれを避けるが先輩に誘導されて、船の一角で起きた爆発に巻き込まれた。

 

 それで終わったかと思いきや、敦は爆風によって芥川先輩のところまで浮かび上がった瓦礫に乗り、背後を取った。

 

 そして雄叫びを上げて、先輩の顔を力一杯に殴った。あれは痛いよ、きっと。先輩の体って弱いし。

 

 ていうか、だ。信じられないことに、敦はなんとあの芥川先輩と互角以上に渡り合っているんだよね(今更)。

 

 成長期なんてレベルじゃないぞ、おい。あれでつい何時間か前に、自分の異能力を扱えるようになったばかりとか何さ。もはや詐欺だな、詐欺。

 

 まぁ、うん。そして原作通りに先輩は負ける。

 

 いや別に先輩が弱いだとか、敦が強いだとかじゃなくて。強いて言うなれば敦が、今の勢いで先輩を押しているといったところかな?

 

 無論のこと先輩が万全ならば、敦程度に負けるなど有り得ない。しかし芥川先輩は敦に対してーーー正確には彼を認めた太宰さんに対してだがーーー強い執着を抱えている。

 

 つまり一言で言えば、今の芥川先輩は冷静でない。いくらでも足のすくいようがあるのだ。

 

 だから負ける。

 

 とはいえそんな風に思ってる私だが、何も原作同様に先輩に大怪我して欲しいとは思ってない。

 

 なので先輩が敦に殴り飛ばされた後、海に叩きつけられる前に助けるつもりではある。

 

 

 ………とはいえ上手く助けれるかね?不安です。

 

 

 

 

 

 

 

<side芥川龍之介>

 

 

 ーーー誰かに生きる価値があるか無いかを、お前が決めるな!!

 

 

 人虎が(やつがれ)へ向けて投げた言葉が、ふと頭をよぎった。

 

 人虎とそれから彼の人ーーー僕の師である太宰さんーーーを思い浮かべ海に落ちる。

 

 

 痛みで朦朧とした意識の中、自分が何を考えているのかも分からず手を伸ばし、意識が無くなるその直前に。

 

 

 どこか見慣れた人影が僕の視界に映った。

 

 

 そんな気がした。

 





 戦闘描写が我ながら酷い。

 悲しいかな。どう足掻いてもこんな感じなのです。

黒の時代編を書く?書かない?(マジで何も考えてません)

  • 書く(幕間終了後、黒の時代)
  • 書かない(幕間終了後、三社鼎立)
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