私は“樋口一葉”   作:紅ヶ霞 夢涯

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 三連休ですが、とても暑いですね。

 暑さにうなだれながらも投稿です。




第24話 

 どうにかこうにか、海に落ちる前に先輩を拾い上げれた私だが、ちょっと先輩の容態がガチでヤバそう。

 

 原作のように、海に叩きつけられてないだけマシなんだろうけど、それでも虎の拳で殴られた先輩は重傷だ。急いで病院に運ばないとマズいぞ、これは。

 

 ーーーーーーまさかLiberated Flame(完全版)の初お披露目が、先輩の救助になるとは思ってなかった。

 

 前まで使っていたメトーデのデバイス、Liberated Flameは、その機能の一部しか再現できなかった劣化品だ。

 

 一応身体能力の強化もできなくはないが、人類未踏産物(レッドボックス)であるメトーデのそれには、やはり劣る。

 

 しかしそれも今までの話。

 

 私が今使っているLiberated FlameはBEATLESSのメトーデの動き、つまりは人の認識を超えた速度での動きを可能とする。

 

 だけどいくら完成したLiberated Flameでも、海の上を走るなんてのは、不可能とはいかずとも難しい。

 

 なので今回はメトーデのデバイスに、追加装備としてフライボードを両脚に装着した。

 

※フライボードとは

 簡単に言えば、水圧を利用して空を飛ぶ機械のこと。

 

 でもってこのフライボードも、人類未到産物の技術をフルに利用して作ったので、水上でもメトーデ並みの動きができる。

 

 一言で纏めよう。とにかく速いのだ。

 

 ん?そんなもの人間()が耐えられるのかって?

 

 当然対策くらいしてますとも。

 

 具体的には継続的な薬物投与と、某型月に登場する代行者(外道神父)に匹敵する鍛錬を積んだ。

 

(といっても別に、ボディビルダーみたいになりたいとか思ってないし。女性らしい身体を保ちつつ、メトーデの動きに耐えられる身体を作るのには、まぁ……あれだ。大分苦労いたしましたとも)

 

 無駄な努力とか言わないで欲しい。女性としては死活問題なのです。

 

 そんなことを考えている間に、もう陸まで着きそうだ。

 

 少しだけ考えて、このまま病院まで直行することにした。車を使うよりも、Liberated Flameを使う私が走った方が速い。

 

(メトーデ、車を病院まで移動させて下さい。それと病院までの最短ルートを表示。監視カメラのハッキングも併せて行って下さい)

 

 とはいえカメラ等に映るわけにもいかないので、その辺の対応はメトーデに丸投げする。

 

『注文の多いオーナーね』

 

(できないんですか?)

 

『はっ、馬鹿にしないでくれる?』

 私を誰だと、何だと思っているの?

 

 挑発気味に私が言えば、何故か鼻で笑われた。理不尽だ。

 

「ならさっさとやりなさい」

 

『任せなさい』

 

 私は更に速度を上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 そして先輩を病院に叩き込んだ数日後。

 

「やぁ、よく来てくれたね。樋口君」

 

 人虎を捕獲する任務に失敗し、さらに先輩がまだ意識を取り戻していないことから、芥川先輩の部下である私はマフィアの首領(ボス)ーーー森鴎外さんの元を訪れていた。

 

黒の時代編を書く?書かない?(マジで何も考えてません)

  • 書く(幕間終了後、黒の時代)
  • 書かない(幕間終了後、三社鼎立)
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