私は“樋口一葉”   作:紅ヶ霞 夢涯

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 昨日アキバに行ってきました。
 
 ただでさえ暑いのに熱気が凄まじいですね、アキバ。

 また行きたいものです。


 


第30話 私に向かない?職業 陸

 

 一応鴎外さんに頼んではみたけど、実際に中也さんが応援に来てくれるとは思ってない私です。

 

(だってスノウドロップのこと何も説明しなかったからねっ!)

 

 つまりそういうこと。

 

 本当に応援が欲しいのならば、しっかりと説明するべきなんだろうけど……うん、無理だ。

 

 だって、ねぇ?この世界に本来ならいない筈のスノウドロップ(彼女)のことなんて、一体どうやって説明しろと?無理、絶対無理。

 

 中也さんに関しては、そうだね。来てくれたらラッキーくらいに考えておこう。

 

「姐さん、正気かよ。止めとけって」

 

 ちなみに私が今いるのは原作でも出てきたであろう、マフィアが所有している武器庫の一つ。

 

 そこにはメトーデ、もとい私の召集に応えたいつもの三人(広津さん・立原君・銀ちゃん)がいた。

 

 愛用の銃器と同じタイプのものを武器庫から取り出していたら、広津さんも立原君も私を止めようと言葉を掛けてくれる。

 

 銀ちゃんは元々あまり喋りません。

 

「芥川の兄貴を攫ったのは、カルマドラムチプトの残党が雇った国外の傭兵だ!数が揃ってる上、重火器でこれでもかってくらい武装してやがる」

 

 立原君の言葉をBGM代わりにしながら、いつも愛用しているのと同じタイプのマシンガンと拳銃を取る。ついでに小型手榴弾も幾つか貰っていくことにした。

 

 確か原作の樋口一葉が、突入のときに使ってた…………気がする。うん、多分使ってた。

 

 そして立原君の横を通ろうとしたとき、彼は私の腕を力強く握った。

 

(いや痛いんだけど)

 

 意外と力あるのね立原君って。

 

「直に首領(ボス)から奪還作戦の指示が来る!!だからそれまで待っ」

 

「指示なんて来ませんよ」

 

 立原君の言葉を遮って私は静かに口を開き、掴まれた腕を彼の手から引き抜いた。

 

「芥川先輩個人(・・)を襲った密輸屋に対して組織(・・)として反撃などすれば、それはあらゆる組織を交えた大規模抗争の発生に繋がりかねません。それを避けるため、上層部(うえ)は構成員個人の(いさか)いとして捨て置くでしょう」

 

 まぁそれが分からないような人が、黒蜥蜴の十人長の立場にいるわけがない。彼も分かってて言ってるのだろう。

 

「芥川先輩は切り捨てられたんです」

 

 ていうか、いくらでも代えがきく下級の構成員ならともかくとして、芥川先輩くらいの人を見捨てるとか、ねぇ?知ってはいたけど信じられない。いくら鴎外さんがマフィア(組織)のトップだからって、少しは融通してくれてもいいと思う。

 

 まぁ融通してくれるなら、きっと中也さんを寄越してくれるだろう。

 

「だが、アンタ一人如きで何ができるってんだ!?」

 

「分かりません。何もできないかもしれません」

 

「だった「それでも!」ら…」

 

「それでも………何もしないなんて、できませんよ」

 

 愛想なんて欠片もない芥川先輩だけど、それでも長い間一緒に仕事してきた仲だ。

 

 原作どうのこうの関係なく、私は先輩を助けたいのだ。

 

 もう制止の声は聞こえなかった。

 





 これでも駆け足気味に書いてるつもりなんですけどね。まるで話が進んでないです。ごめんなさい。

 次回からサブタイ変えようと思います。

黒の時代編を書く?書かない?(マジで何も考えてません)

  • 書く(幕間終了後、黒の時代)
  • 書かない(幕間終了後、三社鼎立)
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