時よ止まれ、お前は美しい   作:クトゥルフ時計

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 ほら、早かった。だって前回と今回元は一話のつもりでやってたのを想像以上に長くなって分割したやつだから既に書き終わってたんだからね。


第十九話

「さて、あとは任せていいかな」

 

 床にだらりと横たわる不審者を見下ろし、逢瀬は一つ息を吐いた。

 

 正直なところを言えば、彼としてはこの展開は避けたかった。誰にも不幸にはなってほしくないという彼の(さが)からしてみれば、警備員に余計な仕事を増やし、人間一人の人生を破滅させかねないというこの展開は、心を痛めるに余りあった。

 

 故に、彼はヴァレリアに大人しく帰ってほしかったのだ。それが理想の未来だったのだが、結果が眼下の現状である。ため息の一つも吐きたくなるというものだ。

 

 廊下の向こうから複数の足音が聞こえてきた。近くで待機してもらっていた警備員が駆け付けてきたのだろう。事実その予感は当たっていて、逢瀬は青みがかった制服に身を包んだ幾人かを目に捉えると、

 

「何人かの警備員が、ナイフを持って暴れ始めた不審者を拘束した。警察にはそう言っておいてくれないか。勿論、僕の名前は出さないでおいて」

 

 それだけ言い残し、返事も聞かずにその場を後にした。背後では、困惑した警備員が何か呼び止めるように声を発しているが、それに対して彼は背中越しに手を振り返すだけで応じる。

 

 その現場に瀬田逢瀬はいなかった。彼の名前は、ライブの裏で起きていた一つの事件に登場することはない。逢瀬はその〝設定〟を遵守することにした。

 

 瀬田逢瀬は〝Pastel*Palettes〟のライブに一般の参加者として臨席していた。もしも犯人の口から彼の名前が出てきたとして、それは錯乱した犯人が口走った妄言である。そう世間から受け取られるのが関の山だろう。

 

「どうやら、結構派手にやったみたいね」

 

 ふと、聞き馴染みのある声に意識を引かれた。逢瀬の眼前にいたのは、彼のマネージャーだった。

 

「来ていたんだね」

「そりゃ、関係者だし。ちょうど今パスパレのライブが終わったところよ。間に合わなかったわね」

「それは残念だよ。……本当にね。後輩の晴れ舞台くらい、最後まで見たかったんだけど」

 

 肩を(すく)める逢瀬。どうやらそれが本心であるとマネージャーもわかっているのか、それ以上余計な口を挟むことはしなかった。

 

 しかし、言わなければならないことはまだある。瀬田逢瀬をそのまま外に出すことは防がなければならない理由があった。それは、彼の身体に起きていた異変によるものだった。

 

「それで、貴方まだ気づいてないの?」

 

 マネージャーが指差した先。それは逢瀬の左腕だ。呆れたような顔をするマネージャーの言葉を少しばかり訝しんだ逢瀬は、そこでようやく自身の身に起きていたことを知った。

 

「……ああ、本当だ。気づかなかったよ」

 

 逢瀬の左腕は、真っ赤な流血に(まみ)れていた。

 

 傷は上腕。横一筋に走った線が、服を切り裂き皮膚まで到達している。恐らくはあのナイフを完全に避け損ねたのだろうと、逢瀬はどこか他人事(ひとごと)のように考えていた。もしかして警備員たちがやたらと困惑していたのもそのせいだったのだろうか、なんてことを考えられる程度には余裕がある。

 

 事実、彼が傷ついたという実感に乏しいのも当然だ。()()()()()()()()()()()()()()()。多分普通だったら結構痛いんじゃないかな、などとマネージャーに対していつも通りの軽口を叩けるほどだ。

 

「来なさい。事務室に救急箱くらいはあるから。血、垂らさないように気をつけてよ」

「ああ、ありがとう。君がいなかったら大変なことになっていただろうね」

「当然よ。天下の瀬田逢瀬が左腕血まみれで歩いてたらそれこそ大騒ぎになるわ。ここまで誰にも騒がれずに来れたのが奇跡みたいなもんよ」

 

 言って、逢瀬の右腕を引っ張るようにしてマネージャーは進む。彼はそれに抗うこともなく、ただ従順に後を追った。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

「カーディガンまで借りてしまった……。本当、彼女には頭が上がらないな」

 

 事務室から救急箱を拝借したマネージャーにされるがままに応急手当てを受け、「きちんとこの後病院に行くのよ」と釘を刺された逢瀬は、関係者用通路の真ん中で唸っていた。

 

 羽織っているのは薄手のサマーカーディガンだ。さすがに左腕に包帯を巻いた状態で出歩くのは見栄えが悪いとのことで、黒地の透けないものをマネージャーから貸し与えられている。

 

 して、彼が何故唸っているのかといえば、それは〝Pastel*Palettes〟に起因する。彼は、先輩として彼女らに会いに行くべきか悩んでいるのだ。

 

 彼には後ろめたさがある。あの雨の日、ファン第一号だとか宣っておきながら、結局そのラストを見ることができなかったという後ろめたさが。それを抱えたまま彼女らに相対するのを、彼は躊躇っていた。

 

 勿論、途中で退出したことを察されてもいけない。それを知れば、きっと悲しむことになる。それがたとえどのような理由だろうと、会場にいなかったことに変わりはなく、そもそも「君達を守るためにナイフを持った脅迫犯に立ち向かっていた」などと言えるはずもない。彼は苦境に立たされていた。選択を迫られていた。

 

「どうするかな……難しい」

 

 先輩としては、あの日から見事大逆転を果たした後輩たちを褒め称えたいところではある。それはきっと彼女たちも望むところではあるのだろうし、最初に激励と称して道を示した先達としての責務であるとも逢瀬は考えている。

 

 しかし、万が一にもライブの最後にいなかったことがバレてしまった場合────どんな表情(カオ)をされるかは想像に難くない。頼れる先輩という像を崩したくない彼にとっては、割と死活問題であった。

 

「瀬田さんっ!」

 

 どうしよう、どうしようと眉間に皺を寄せる逢瀬であったが、その煩悶は、息も絶え絶えにかけられた声によって中断されることになる。

 

 逢瀬は神を恨んだ。この巡り合わせはなんの悪戯かと、運命の性格の悪さを呪った。一瞬にして表情(カオ)を取り繕い、完璧な〝瀬田逢瀬〟を用意して、ゆっくりと振り返る。

 

 そこにいたのは、やはりと言うべきか、予想通りの人物だった。

 

「やあ、丸山嬢」

 

 きっと、逢瀬を探し回っていたのだろう。肩は(かす)かに上下し、呼吸は荒い。

 

 ライブ終わりで疲れているだろうに、そうまでさせてしまったのは申し訳ない、と彼は「探させてしまったかな」の言葉とともに僅かな謝意を示した。

 

 彩は頭をぶんぶんと勢いよく横に振り、そんなことはないと否定した。ツインテールが慣性に置き去りにされて揺れる。

 

「パスパレのみんなは?」

「楽屋で休んでます」

「そう。いいのかい? 抜け出してきて」

「あとはやることもないですし。みんな疲れてるし、反省会はまた今度やろうってことになったんです」

 

 彩の言葉に、逢瀬は逃げ道を塞がれたような感覚を覚えた。どうやら、彼女は逃してくれるつもりはないらしいと、恐らく彩本人にそんなつもりはないだろうが、彼は理解した。

 

「ところで……瀬田さん長袖なんですね」

「ん? ああ、これか」

 

 サマーカーディガンの胸の辺りを摘まみ、彩の小さな疑問に応える。季節は夏。七月も半ばだ。昨今の地球温暖化もあって、とても長袖なんて着ていられないほどの気候となっている。

 

「いやなに、少し冷房が肌寒くてね。知り合いから借りたんだ」

 

 わずかに圧迫感を感じる左腕には目も向けず、逢瀬はあっさりと嘘を吐いた。彩は簡単に「なるほど」と言うと、疑うことなくそれを信じる。ほんの一瞬の逡巡すら感じさせない即答具合に、この男がどれだけ嘘をつき慣れているかがわかるというものだ。

 

「それで、何か用件でもあったのかな?」

 

 そんなに急いでいたのなら、何か緊急の案件でもあったのだろうか。逢瀬はそう考えた。しかし彼女の話を聞く限り、〝Pastel*Palettes〟の面々に何かがあったようには思えない。

 

 彩はハッとしたように顔を強張らせた。ツインテールが揺れる。逢瀬には、それがなんだか犬の尻尾のように思えて仕方なかった。ツインテールってそういう意味だっけ、と下らない思考が脳裏をよぎる。丸山彩を犬に例えるなら、恐らくは臆病者のチワワにでも当たるのだろう。

 

「そう、そうです! 私言いたいことがあって────」

 

 言いたいことがあって、言葉に詰まった。悪い癖だ。咄嗟のところで言葉が出ない。大切な言葉を用意しているのに、いざその場になってみると喉が詰まったように動かなくなる。

 

 だが、今彼女の前にいるのは瀬田逢瀬だ。

 

「大丈夫だよ、丸山嬢。焦らなくてもいい。君のペースでいいから」

 

 ────ああ、その言葉は。

 

 深呼吸して、少し止めて、在りし日の出来事に想いを馳せる。丸山彩が罅割れたとき。堰き止めていた涙が溢れ出したとき。その優しい声に救われた。その優しい言葉に救われた。あの日と同じ言葉を、彼は今、口にした。

 

「なんだか、前にも言ってましたよね、それ」

「そうだったかな。ああでも、もしかしたら言ったかもしれない。うん、そんな気がする」

 

 くすくすと、自然と笑みが溢れた。ああ、今なら言える気がする。今日を迎えるまで、何度も言おうと思って、その度に今日まで取っておこうと思っていた、大切な言葉。

 

「瀬田さん。私、ずっとお礼が言いたかったんです」

 

 胸元に手を当てて、(あふ)れる想いを声に乗せる。

 

「あなたがいたから、私は立ち直れた。私のワガママで練習に何度も付き合ってもらって、それでもあなたは嫌な顔一つしないでくれた」

 

 ────あなたはそれが、どれだけ誰かの救いになっているか、知っていますか?

 

 知っていてもいなくても、それが彩の心の支えとなっていたことに変わりはない。ひどく身勝手な願いにも、逢瀬は必ず応えた。応えてくれた。それが彩を絶望の淵から引っ張り上げた責任感によるものなのか、それとも別の要因によるものかは、彩には推し量ることができない。

 

 だが、そんなのはどうだっていい。結果として彩は救われ、逢瀬の前に立っている。ただの力ない少女ではなく、〝Pastel*Palettes〟ボーカル、丸山彩として。

 

 ああ、ならば、言うことはたった一つ────

 

「あの日、私を見つけてくれて、ありがとうございました」

 

 お披露目ライブで向けられた失望と落胆の目。その中で、逢瀬だけが変わらぬ瞳で見てくれた。どんな状況でも、諦めなければどこかの誰かは本当の姿を見てくれているのだと、その時知った。

 

 壊れかけていたときも味方でいてくれた。壊れかけていたことを見抜いてくれた。それはきっと、彼が人を見る目に長けていたから。大衆に紛れたその他大勢ではなく、たった一人の〝丸山彩〟として見つけ出してくれたことが、どうしようもなく嬉しかった。

 

 その言葉を告げられた逢瀬の表情(カオ)は、どことなく呆気にとられたように固まった。しかしそれも一瞬のこと。すぐに(うっす)らと綻んで、

 

「僕はきっと、世界一幸運だ」

「それは……どうしてですか?」

「君のような素晴らしいアイドルと、こうして言葉を交わすことができるから」

 

 それはきっと本心からの言葉だったのだろう。彩はそう受け取った。少し気障(キザ)ったらしく、飾ったような、素直な賞賛。

 

「本当に……今日、この日を迎えられて、よかった」

 

 感慨。応援し続けてきた数ヶ月が報われたという実感が、逢瀬からひしひしと伝わってくる。

 

 幾多もの思いを裏切ったその果て。衝突、逆境、苦難を全員で乗り越え、辿り着いたスタートライン。〝Pastel*Palettes〟は、ようやく此処に花開いたのだ。

 

「お礼を言いたいのは僕の方さ。君たちの再起はどんなドラマにも負けない、輝かしい物語だった。夢物語を実現してみせた。……そんな少女たちの生き様を、特等席で見ることができた。それだけで……」

 

 言いかけて、逢瀬は口を噤む。どうかしたのかと彩がわずかな不安に苛まれると、彼は目を伏せて頭を振った。

 

「……いや、こういう言い方はやめよう。ドラマだとか物語だとか、批評家のような陳腐な言葉は、君たちに似合わない。僕の思いはもっと単純だ。

 ────要するに、好きなんだよ、〝Pastel*Palettes(きみたち)〟が。今までも沢山アイドルを見てきたけど、あんなに応援したくなったのは初めてだ」

「すっ……!?」

 

 動揺が彩を襲った。すき。すき。すき。口の中でたった二文字を幾度となく反復し、()()()()()()ではないと理解しつつも、飲み込んだ言葉は脳内を駆け巡る。

 

 ────ズルイですよ、そんなの。

 

 きっと今、自身の顔色は林檎と見紛うほど真っ赤になっているのではあるまいか。ああ、ほら、突然の奇行に彼もキョトンとした表情で首を傾げているではないか。彩は急いで後ろを向いてしゃがみ込み、落ち着け落ち着けと自己暗示を試みる。

 

「どうかしたかな?」

「いいいいいいいいえなんでもっ!?」

「ならいいけど……」

 

 突然話しかけないでほしい。ビックリするから。口には出さないながらも、その願いは逢瀬にとってなんとも理不尽なものだった。

 

 深呼吸を繰り返すこと数回。顔の火照りも少し収まり、やっと人に見せられる表情になった彩が逢瀬に向き直る。

 

「と、とにかくです! あなたのおかげで私は立ち直れたんです! 今日はそのお礼を言いに来ました!」

「ふふ、ならありがたく受け取っておこうかな。大切にするよ」

 

 口許に手を当て、悪戯っぽく笑うその顔から、どうしてか目が離せなかった。

 

 いつもこうだ。彩のアルバイト先で出会った日よりずっと、その微笑みから目が離せない。最近、それがどんどんひどくなっている気さえしている。

 

 逢瀬に返すように、彩もまた微笑んだ。幸せだった。ナニカが満たされていく心地がした。いつまでもこんな暖かい時が続いてほしいというのは、独りよがりなワガママだろうか。

 

「ねえ、瀬田さん」

「何かな、可愛い子猫ちゃん」

「これからもずっと、ファンでいてくれますか?」

 

 再起の物語は幕を閉じた。これから始まるのは、輝かしい夢の舞台。光差すその未来に、彩には一つだけ不安があった。

 

 もしかしたら、逢瀬はこれを機に〝Pastel*Palettes〟を見限るのではないか、という漠然とした不安。聞けば、世間にはアンダードッグ効果なるものがあるという。逆境に立たされているものを応援したくなるという心理。逢瀬がずっと〝Pastel*Palettes〟を気にかけてくれるのは、もしかしてその立場に同情したからではないか。

 

 このお人好しに限ってそんなことはないと言われれば、きっとそれはそうなのだろう。しかし、どうしてもそれだけは確かめておきたかった。下らない質問だろう。馬鹿にされているとさえ感じるかもしれない。だけど、それでも。

 

「ああ。なんだ、そんなことが聞きたいのかい?」

 

 そして、その不安は杞憂に過ぎないことも、また理解している。そして、心にこびりついた泥のようなその感情は、他ならぬ逢瀬が取り除く。

 

「当然だとも。僕はずっと、君たちのファンだ。先輩も後輩も関係なく、世界のどこにいても、僕の心には君たちがいる。それは変わらないし、変わらせない。だから、そんな不安そうな()をしないでくれ」

 

 ────やっぱり、あなたは優しい人だ。

 

 ────そして、やっぱりズルイ人だ。

 

 求めれば欲しかった言葉をくれる。それが甘く心を満たす。一番最初に丸山彩を認めてくれた彼は、いつだって味方でいてくれる。依存してしまいそうな心地よさ。世界中を探したって、これに勝る安心感は存在しない。

 

「と、そろそろいい時間だね。君ももう戻るといい。僕が言えたことじゃないが、仲間と余韻を楽しむことも、為すべき事を為した人間の責務だよ」

 

 腕時計に目を向けて、逢瀬は彩に諭した。見れば、たしかに時刻は十八時をゆうに越している。あまり此処に長居しすぎれば、置いてきた他のメンバーに要らぬ心配をかけるかもしれない。それがわからないほど、彩は子供ではなかった。

 

「それでは、僕はもうお暇するかな。ありがとう。ライブ、楽しかった」

 

 告げて、逢瀬は踵を返した。今にも歩き出しそうな彼を、彩は見つめることしかできない。

 

 ああ、いや。これで終わりではなかった。最後に聞きたかったことがあったのを思い出して、彼女は叫ぶ。

 

「あ、あのっ!」

 

 そう、彩には疑問があった。

 

「……あなたはどうして、私たちを助けてくれたんですか?」

 

 それだけがずっと疑問だった。彼が同情で動かないのなら、果たして彼を動かすものはなんなのか。

 

 責任感? 先輩としての矜持? 否、逢瀬はそんなもののために動かない。彼が抱いた思いは、今も昔もたった一つしか存在しない。

 

「枯れゆく花をただ眺めているのは趣味じゃない。花は咲き誇ってこそ美しい────なんて、当たり前のことだろう?」

 

 即ち────君たちは、美しいのだから。

 

 これは再起の物語。一度は蕾のまま枯れた〝Pastel*Palettes〟が、再び花開くまでの輝かしい軌跡。

 

 花が咲くにはいくつか条件がある。土壌、水、光。他に瑣末なものは多々あれど、多く知られるのはその三つだろう。

 

 丸山彩を育てた土壌は、居場所となった〝Pastel*Palettes〟。水の役割を果たしたのはたゆまぬ努力。

 

 そして何より、光となっていたのは────

 

 遠ざかる背中、誰よりも綺麗な紫紺の彼。その姿が見えなくなったとき、彩はぬるま湯のような静寂の中で、そっと言葉をこぼす。

 

「本当に……あなたはズルい人です。キザで、それでいて誰よりもお人好しで……私を助けてくれた。こんなの、好きにならない方が無茶ですよ」

 

 鼓動が早い。とくんとくんと、暖かい気持ちが心に巡る。

 

 ああ、故にこそ。胸に灯るこの気持ちを、誇らしく叫びたい。

 

 ────私はあなたに、恋をしています。




 こんな如何にも理解者ぶったこと言ってるけどこいつライブの最後会場にいなかったんだよね……

 キザ太郎のアリバイは完璧です。何せ関係者全員味方につけて証言させますから。誰に何言われても「彼はその時ここにいました」って周りが証人になるという。

 丸山は何やってもヒロインみたいになるからすごいよ。お前がナンバーワンだよ。

 投稿当初の予定ではここまで十話もかからないと思ってた。なんかいい話風に終わってるけどまだまだ完結は先という。

 感想とか評価をくれるともしかしたら次の話が出るかもしれない。

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