ゼルダの伝説 ー俺とコブ太の冒険ー   作:ユキユキさん

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第9話 ~はじまりのイワロック戦《その1》

ーユートマー

 

見事巨木の上に小屋を建てることが出来た、下から見てもそう簡単には見付けられない程緑に溶け込んでいる。その出来映えに俺達は満足、お祝いだというわけで暴食をして次の日を二人揃って寝込む始末。流石にあるだけの食料を食べ尽くしたらこうなるか…、と反省をして更に次の日。回復をした俺達は行動を開始した、そう…この始まりの台地を探索するのだ。…ついでに食料の補充を忘れてはいけない、…食べ尽くしてしまったからね。

 

 

 

 

 

 

そんなわけで、改めてこの拠点を軸に精霊の森から探索する。魔物拠点を確認し、今後のことを考えてコブ太と共に襲撃。池の近くにあるそこそこの拠点を襲ったのだが、俺とコブ太のコンビには為す術もなく…魔物達は全滅した。…コブ太は同族でも情け容赦なく撲殺していき、俺は見張り台の上にいる弓持ちボコブリンを木の上から不意討ちをしてお互い無傷で制圧。…何か俺達強すぎね? と思ってみたりした。

 

制圧した拠点から武器等を根こそぎ奪い、討伐したボコブリンの角と牙を回収。乱雑に置いてある木箱の中身も忘れずに回収、周囲に

自生する山菜類を採取することも忘れちゃいけない。…この拠点から様々な物を回収した上、一つ…俺達の拠点に対する脅威を減らせたことにちょいと満足が出来た。

 

更に周囲を探索する、…すると無駄にそびえ立つ柱を発見した。怪しい…と思った俺は、とりあえず登ってみることにした。余裕でスイスイと登り辿り着いた先には、……宝箱がポツンと一つだけ置いてあった。…せっかく見付けたのだから開けてみるか? そう思った俺は開けてみた、すると木の矢が一〇本。…無言で元に戻した俺は悪くない、…何てショボい中身なんだ!? ガッカリだよ!!

 

気を取り直して今度はここから周囲を探ってみる、一応この柱はそびえ立つっていうくらい頂上が高い場所にあるからな。そんな頂上にいる俺はこの高所から精霊の森を探り、……森の中に木々の無い空間を見付けた。…まだあそこには行っていないよな? 森の中全てを探索したと思っていたが違ったらしい。

 

 

 

 

 

 

そして俺達は、柱の上から見えた木々の無い空間…そこにいる。周囲を木々に囲まれてはいるが、この場所には木の一本も生えてはいない。小さな草原というか庭? そこには大小の岩が転がっており、所々にハイラルダケが密集して自生している。…これだけ見れば良い感じのポイント、ハイラルダケの大量採取ポイントなのだが…そうじゃない。俺のセンサーは警戒の二文字、…ここには何かが潜んでいる!

 

俺とコブ太は互いにこん棒と盾を構えて警戒をする、…何処だ? …何処に何が潜んでいる? 分からないのならこの場から逃げればいい、そう思うのだがそれは出来ない。この場所は意外にも俺達の拠点に近い、そこから考えるに万が一があるかもしれない。故に最低でもその姿だけは確認したい威力偵察ってヤツか? …まぁ出来れば討伐したいが姿を見てみないと何とも言えない。

 

警戒しながら中央近くまで進むと突然…、

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ッ!!!

 

突如地響きが起こり、地が揺れ出したかと思ったら…、

 

「…コイツは驚いた、…まさかただの岩かと思っていたら魔物だったとはな。」

 

地から顔を出していた大きな岩が急にせり出してきて、…その全容が目の前に現れた。その姿は巨大な岩を胴体に、左右には連なった岩から出来た腕のような物、下には胴体よりも遥かに小さい下半身がある巨大な岩の魔物が立ち塞がる。

 

突如現れた巨大な岩の魔物、姿を現したということは…。左の腕が振り上がり、上から俺達へと振り下ろす。

 

ズドォォォォォォンッ!!

 

俺とコブ太は左右に分かれて避けたわけだが…、凄い威力だと感心してしまう。こうして俺達を攻撃してきたということは、俺達を敵…と見なしているのは明白。…これは倒さねば面倒なことになりそうだ、さて…どう戦いますかね…。




ここのイワロック、磁石で持ってきた鉄岩で叩き壊したなぁ~…。
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