7月31日、主人公の台詞が矛盾してるので訂正しました。
黒と白の対となっている可変式の銃剣を構える。俺は元の持ち主のように大層な心象風景を持っている訳でもなし、当然あの宝具だって使う事が出来ない。だが、生前で彼にその闘い方を教わり、自分の闘い方を模索した。だからこの銃剣は俺の相棒と言えるまでに使えるようになったと思う。
姿を見る。敵はランサー、武蔵坊弁慶のシャドウサーヴァントだ。本来の姿の彼に槍術を師事した事がある。万が一武器の無い状態で敵と遭遇した時、情報が無ければ敵の間合いを測るのが第一だ。相手の一挙一動を見逃さず、かつ上手く立ち回れば触れさせることはなく、強化魔術を使うことによって身の回りの物から作りやすいのが槍に準ずる武器だと感じたからだ。
サーヴァントの身となった今でこそ武器が常に手元に有るが、あらゆる闘い方を弁慶含め多くのサーヴァントから習う事が出来た。結果、呪いの影響も多分にあってシュミレーションルーム内でエミヤ(弓)と戦える程には強くなった。彼の本分は投影を使った射撃や壊れた幻想、宝具と多岐に渡る。かなりの成長と言えるだろう。
相手はサーヴァントのなり損ないであり、最後の切り札である宝具の真名解放をする事が出来なくなった存在だ。槍術を得意とする弁慶でも、今なら簡単に倒せるのでは、と考える可能性も存在した。
が、そ れ こ そ 有 り 得 な い。
本来の彼は人理修復を阻止するようなマスターでは無いだろう。手心を加えてくれる事もあったかもしれない。だが、シャドウサーヴァントとなってる今はそれは考えにくい。しかも聖杯のサポートを受けているので、本来の聖杯戦争のように魔力切れやマスターを狙う、といった行為は出来ない。
それに、弁慶からすれば戦闘力が予測不可能なサーヴァントが1人と未熟そうなサーヴァントが1人。こちらを倒せば後は容易だ、とでも思ってるのかもしれない。
この特異点にキャスターとなった彼が居るとすれば、この特異点の黒幕も聖杯戦争に参加していたからには知っているだろう。かの光の御子であれば、マスターさえ居ればこの私を倒す事ができる可能性が…と考えているのかもしれない。ここを乗り切る為、俺のやる事は唯一つだ。
「こっちのペースを保ったまま終わらせればいい…!」
撃ち込むのは魔力で作った銃弾だ。投影なんて出来ないので実弾は基本使えず、威力は同じサイズの実弾に劣るだろう。だが、魔弾であれば当然リロードが要らない。
眉間、首、心臓の3箇所に2発ずつの計6発を一瞬で、正確に、流れる様に撃ち込む。コレはあくまでも敵のステータスの減少度合いを確かめる為の攻撃だ。間違いなく受けられるだろうが躱すか受けるかで対応が変わってくる。
躱すならその攻撃でダメージを受けると感じたという事だ。フェイクかも知れないがこちらがサーヴァントである以上、最大火力の可能性が高い宝具の真名解放を見ていない限りはそのフェイクもあまり意味が無いだろう。受けるのならば火力は足りず、その攻撃にどのような効力があっても関係無いという事だ。弁慶がスキルを使えばその限りでは無いが…
弁慶は攻撃を最低限の動きで『躱し』、薙刀をこちらに向け突っ込んで来た。
「フッ!」
それを変形させた干将で受け流し、莫耶で再び眉間に銃弾を撃ち込むが、首を傾け通り過ぎた。
「喰らえッ!」
離れ際に干将を弁慶に投擲し、莫耶で撃ち続ける。
弁慶は干将を身体を逸らして躱し、莫耶の弾幕を薙刀を回転させて弾きつつ、こちらに近付いてくる。
弁慶の行動により、再び離した距離がゼロになろうとしたその時、
「後方注意だ。」
高速回転し、戻ってきた干将が弁慶を背後から貫いた!
「見事…!」
霊核を貫かれた弁慶は消滅した。コレでこの特異点での俺の最初の戦闘が終わったのだ。
「おう!丁度終わったみてぇだな!」そこで遂にこの特異点でのはぐれサーヴァント、クーフーリンと合流する事となった…
戦闘描写の書き方分からん…
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