ご了承下さい。
私ーアイズ・ヴァレンシュタインは、現在ロキ・ファミリアによる遠征の途中。
「皆!もうすぐで58階層だ。だから気を引き締めていこう!」
団長ーフィン・ディムナが言う。
その時、近くで炎の嵐が吹き荒れた。
「何だ⁈新手か?」
団員達が驚く中、1人の女の子が走って来た。
その子は後ろを向き
「ファイアストーム!」
と叫ぶ。
すると、先程見た炎の嵐が吹き荒れた。
炎の嵐は、女の子の前方に居たモンスターを巻き込んで消えていった。
そして女の子は振り返り、
目を丸くした。
誰を見ているのかと思ったが、どうやら私のようだ。
(何でそんなに驚いているの?)
私はそう思い聞こうとしたが、女の子のある言葉に遮られた。
「お母さん?」
私は、驚きを隠せなかった。
「私、子供いないよ?」
「・・・」
「・・・」
皆が何を言っていいか分からず戸惑う。
そんな中、1人の勇者が現れた。
「えーと、とりあえず君の名前を教えて貰っていいかな?」
フィンだ。
「は、はい、分かりました。私の名前はアイル・ヴァレンシュタインです。信じて貰えるかは分かりませんが、私は多分、未来から来ました」
その自己紹介には、色々と言いたいことがあったが、特に気になるのは、
「未来のジャガ丸君は美味しいの?」
(((何で⁉︎)))
その場所に居た全ての人がそう思っただろう。
「ごめん。アイズはちょっと静かにしてて。えっと、君は今、未来から来たと言ったかい?」
フィンが質問する。
「はい。私は、私のお父さんを救いに来ました。後、ジャガ丸君は過去、というか今の時代の物を食べていないので分かりません」
「君は、お父さんを救いに来たと言ったね。それは何故?お父さんはもうすぐ死んでしまうのかい?」
「私の話を信じてくれるんですか?」
「完全には信じていないんだけれども、何というか、親指が疼くんだよ」
フィンは今まで以上に真面目な顔になって言う。
「は、はぁ。えっと、お父さんはあと6年後、この世から消滅します。」
その言葉に一同は耳を疑った。
「消滅⁈」
「はい。存在ごと、綺麗に。私のいた時代では、お父さんのことを覚えているのは、お母さんとあと数人しかいませんでした。私もお父さんがいた、ということしか分かりません」
「何故、お父さんは消滅してしまったんだい」
その言葉に、一瞬戸惑ったようだが、答えた。
「皆さんは、黒龍の事は知っていますよね?」
アイルが、黒龍の名を告げた時、場は凍りついた。
「すまない、続けて」
フィンは話を続けるように促す。
「お父さんは、その黒龍を倒す為に、自身に神の力を入れて貰い、倒したそうです。しかしその反動で、お父さんは消えてしまった」
「なるほど。しかし、すまないが続きは地上に戻ってからでいいかい。こちらも遠征中だからね」
「はい、分かりました。えっと、私はどうすれば」
「とりあえず僕達に着いて来てくれるかい?」
「はい」
感想お願いします。
フィン以外、皆空気。
次回からは、別視点です。
魔物をモンスターに直しました。