???はもう変えちゃおうかな?
久々で感覚取り戻す為に、少し短めです。
僕の周りには、沢山の武器が落ちている。
僕の周りには、沢山の鎧が落ちている。
僕の周りには、沢山の人が落ちている。
「・・・っ!」
僕は言葉を発することは出来なかった。
どれだけ周りに凄惨な光景が広がっていても、どれだけ身体がボロボロでも。
どれだけ愛する人を失い悲しくても。
ぼくにはもうなにもない。
数年前、愛する娘が居なくなり、敬愛する神は殺されて、そして英雄になったあの時以上に酷い戦いが始まった。
世界全体を巻き込んだ戦い。
バベルは崩壊し、ダンジョンだった穴から沢山のモンスターが溢れ出し、人々を殺していった。
僕は知っている。
その日、ダンジョンにいる仲間達に会いに行った、竜女のことを。
僕は皆と一緒に必死に戦った。
だけど無駄だった。
どんどん穴から溢れ出てくる怪物によって、1人、また1人と居なくなっていく。
戦いは直ぐに終わった。
僕達の負けで。
僕は愛する人と、生き残った仲間達と逃げた。
けれど、それも直ぐに終わった。
仲間達は追いかけて来た、モンスターと戦って力尽きた。
愛する人は黒い風を纏い消えていった。
僕は、真っ黒に染まった魂を、お祖父ちゃんから受け継いだ雷霆と共に放った。
この日、オラリオは跡形も無く消えた。
ぼくにはもうなにもない。
ぼくはもうなにもできない。
ぼくはえいゆうなんかじゃない。
あれからどれくらい経っただろうか?
僕には分からない。
オラリオの跡地で僕はずっと蹲っている。
幻覚が見える。
あの日死んでいった仲間達が。
最期まで戦った、本物の英雄の相棒が。
最後まで皆を必死になって守ったものが。
僕は直ぐにでも死にたかった。もう一度愛する人を見たかった。
だけど、怖かった。死んでいった人達に何と言われるか怖かった。
急に寒気がした。
ふと顔を上げると、黒い靄があった。黒い靄は少しずつ僕の中に入っていく。
声が聞こえた。
「僕たちの力で、この運命を破壊しよう。愛するひとをもっともっと自分のものにして、気に入らない奴は全て破壊しよう」
僕はこの声に従う。破壊しよう。破壊しよう。このオラリオの様に今度こそ、愛する人を
「僕たちは破壊の神、アベル!さぁ、始めよう。僕たちの物語を」
まるでその言葉を待っていたかのように目の前に現れる光の扉。
僕達はちょっと扉に[神の力]を入れて、入っていく。
とても小さい、白い兎と共に。
僕は、目を開ける。僕の目に心配してくれていた仲間達が映る。
僕、ベル・クラネルは決意する。
今度こそ、皆を守れる、愛するアイズを守れる英雄になると!
かなり、シリアスっぽくなっちゃった。
今まで考えていた設定が吹き飛んだので新しく設定を作り直しました。
因みに、神アベルはグリムノーツのエクス・プロメテウスっぽいイメージ。