ハイスクールD×M   作:ノイヨウ

2 / 9
1話の時点でいきなり12件ものお気に入りがあり、大変ビックリしました。
そして、思ったより個人個人の口調がわかりにくい…
2話ですどうぞ


第2話

はぐれ悪魔だったものが崩れ落ち、血溜まりを作り上げる

「お疲れ様です」

「ああ、これぐらい大したことじゃない。俺は他の場所に行く、後は任せた」

「はい。お任せください」

「いつも済まないな」

一言言うとそのまま他の場所へと転移して消える

 

「遅くなって済まない。報告の奴は?」

「はい。現在はこの建物の中に潜んで大人しくしているようです」

「そうか。なら各員オラクル状態で待機。俺の合図まで状態を維持しろ。乱入の可能性もあるから警戒は怠るなよ」

『了解』

 

「うまそうな匂いがするな」

またかと思いつつも言葉を発する

「はぐれ悪魔だな?ここに来るまでに人間を何人喰らった」

「覚えていないなぁ」

「そうか。なら己の罪を数えながら死んでいけ」

はぐれ悪魔が顔をしかめると同時に腕が吹き飛ぶ。痛みによる悲鳴を上げているが知ったことではない

「お前が喰らった人間もそうやって死んでいったんだろ?次はお前が喰われる番だ」

あがきなのかはぐれ悪魔が睨みつけてくるが、どうでもいいと言わんばかりに今度は獣の脚部を吹き飛ばす

「罪を数え終わったか?さあ、いくつだ」

口を開いた瞬間頭が吹き飛ぶ

「言っただろ。罪を数えながら死んでいけと、聞くつもりは初めから無い」

帰るために来た道を戻ろうとすると待機していた部隊から連絡が入る

「赤髪の者が数人を連れて中に入りました」

「赤髪?そいつの他に金髪の男子と銀髪の女子はいたか?」

「はい。確認済みです」

「そうか。なら、各員待機を解除。各自帰投しろ」

「了解」

連絡を切り帰ろうと動き始めたとき扉が開いた

「はぐれ悪魔バイザーあなたを消滅しにきたわ!」

「遅かったなグレモリー」

「あなたは!」

「もう一度言う。遅い。お前が来るまでにはぐれ悪魔を二体仕留めた」

「そのようね」

「そこの新人くん一つ教えてやろう」

「な、なんだよ」

「ドラゴンは良くも悪くも人を引き付ける。でもこのままいくと運命に合う前に最弱の君はあっという間に死ぬ。せいぜい死なないように強くなることだ」

「ま、待ってくれ!運命ってなんだよ!」

「それはすぐにわかることさ」

 

「堕天使が?」

「ここ最近頻繁に目撃されています」

「そうか。堕天使とつながりがあるやつはどれぐらいだ?」

「堕天使が3シスターが1悪魔祓いが多数です」

「シスター?身元は分かるか」

「聖女アーシア・アルジェントだと思われます」

「何?なぜそれほどの人物が堕天使に…まさか!おいアルジェントの神器はたしか聖母の微笑みだったな!」

「そう記録されています。まさか堕天使は!」

「ああ、そのまさかだろう」

 

「ここか」

廃教会の前に立つと振り返り部下に告げる

「俺が入った後出てきたやつの追跡を命じる。拠点だけわかればいい深追いはするな」

『了解』

「各員散開!」

指示すると部下たちは数人単位でわかれ、廃教会を取り囲むようにして待機する

「行くか」

扉を開け廃教会の中に入ると、神父らしき青年が立っていた

「おや?お面なんてつけてここに何の用でございましょ?」

「ここに聖女がいると聞いてね」

「そうでございましたか。申し訳ないけど今は会えないわけでございまして」

「そうか」

「よければこのフリード・セルゼンが伝えといてあげましょうか?」

「いいよ。堕天使と悪魔祓いと一緒に地下にいる直接本人に会えばいいだけだから」

「あんたもくそ悪魔の仲間かい?」

「失礼だな。悪魔の仲間なわけがないだろう?」

「まあ、なんにせよ。あんたにはここでオブジェになってもらいましょ」

「愉快に素敵なオブジェってか?いいねぇ、手慣らしにお前から作品に仕立ててやるよ」

光の剣と銃を取り出すが即座に銃が破壊され、フリードが怒りながら距離を取る

「おま!これ高いんだぞ!どうすんだこれ!」

「知ったことじゃない」

「ぶっ殺す!!」

フリードが剣を振るうが、その剣は狛ヶ津の左手に摑まれ光が握りつぶされる

「うっそお!?バケモンじゃん!あーもう高かったのに、俺ちゃんこれじゃ金欠まっしぐらじゃん」

「で?素手で戦うかい?」

「んなことするわけないじゃん。ばいちゃ」

懐から取り出し地面に叩きつけると強烈な閃光が視界を奪う

「スタングレネードか!」

視界は奪われたが数秒で復活してフリードを探すが、すでに姿はなく逃げた後だった

「逃げたか。アルジェントが優先だ」

そんな時外の部隊から連絡が入る

「先ほどグレモリー眷属がそちらに侵入しました」

「了解。引き続き警戒を続けろ。それからフリード・セルゼンの行き先を作戦終了時に報告しろ」

報告が終わるとちょうど扉が開きグレモリー眷属が入ってくる

「なんでお前が…お前も堕天使とグルだったのかよ!」

「堕天使と?言葉には気をつけろよ蜥蜴野郎」

威圧すると恐怖からかすくんでしまっていた。勿論時間が惜しいので狛ヶ津は眷属たちを無視して地下祭儀場へと入っていく

階段を下りていき扉を蹴破るとそこには数人の悪魔祓いと堕天使が一人いた

「あら、どなたかしら?悪魔じゃないみたいだし、天使でもないってことは人間かしら?」

「おい」

「下等な人間が何かしら?」

「お前まさかアルジェントから神器を抜いたな」

「そうよ。私はこの至高の力を手に入れるために行動してきたのよ」

「アーシア!」

「遅かったじゃない悪魔の皆さん」

「助けに来たぞ!」

「遅かった。一歩遅かった。不甲斐ない。もっと早く行動していれば」

「おい!どういう意味だよ!」

眷属が掴みかかろうとするが、その手をはじく

「神器を抜かれたものは死ぬ。この意味が分かるな?」

アーシアの死にショックを受けたのか眷属が無言になる。もどった眷属は言葉を発する

「レイナーレェェェェ!」

激情している眷属を見ながら口を開く

「グレモリー眷属、少し下がってろ。久々に頭に来た」

「至高の力を手に入れた私と戦うつもり?悪魔祓いもこれだけいるのに?」

「うるせえよ」

睨むと悪魔祓いたちの頭と胴が分かれる

「え…?」

突然のことに堕天使と眷属たちが言葉を無くすなか、尾を振るって堕天使の腕を刈り取る

「な!?」

「遅いんだよ!」

驚いている間に腹に膝蹴りを食らわせる

「カハッ!?」

「根っからの悪人が何人死のうが関係ないけどな、悪を働いたことのない人間を殺すのは断じて許さん!」

「無駄よ、私にはこの聖母の微笑みがあるんだから!」

「はははは!おめでたい奴だ」

「なに?」

「それなら死にたくなるまで殺せばいいだけだ」

「!?」

手始めと言わんばかりに足を切り捨て、腕を引きちぎる。叫び声が上がるが知らん顔で再生してきたレイナーレの体を再び切り、千切り、引き裂く

何度目かわからない再生で再び体が戻ると同時に腹に風穴を開ける

「至高の力を得たんだろう?諦めるには早いよなぁ!逃げ出すには早いよなぁ!立てよ、早く早く!もっと早くゥ!」

グレモリー眷属が引いているのがわかるが関係ない。神器を持ち主のところへ返してやるだけだ

「どうした?至高の力を俺に見せてくれるんじゃないのか?ええ?レイナーレさんよぉ!」

腕を千切り、足を切り捨て、腹に風穴を開ける。レイナーレの目が虚ろになっても止まることはない

「所詮はこの程度か。いい加減遊ぶのも飽きた。それを返してもらおうか」

「イッセーくん!私を助けて!このバケモノが私を殺そうとしているの!私あなたのことが大好きよ!愛してる!だから一緒にこのバケモノを倒しましょう!」

イッセーが耐えるように顔を歪ませる

「いっせーくん!イッセーくん!!イッセーくん!!!」

「ふざけるな!俺をだまして!アーシアを殺して!今更俺に助けを求めてんじゃねえよ!」

その怒りの声でイッセーの神器から音声が発しイッセーの力が増加する。それを見た狛ヶ津は立っていた場所から移動してイッセーとレイナーレを直線状にさせる

「お前が決着をつけろ」

「ああ」

絶望した顔のレイナーレの前にイッセーが立ち力を込めた拳を振りぬいた

「わ、わたしは…」

「もう黙れ」

胸に腕を突っ込むと小さな黒い石を発生させレイナーレの力と寿命と能力を吸い取っていく

「い、嫌!死にたくない…!」

「もう遅いんだよ」

吸い取りが終わると腕を引き抜きもう片方の腕で魔力を放ち消し飛ばす

「終わったか」

拳の中にある石が小さくなっていき中から神器が出てくる

「おい」

「な、なんだよ」

「ほら」

イッセーに差し出された手には神器がある

「アルジェントの神器だ」

「イッセー!」

「部長!」

「よくやったわ」

「いや、ほとんどはあいつで、俺は一発殴っただけで…」

「あなたが?」

「久々に頭にきてな。ああ、アルジェントは神器を戻して転生させればおそらく生き返る。それじゃ俺は帰る」

「あの!」

イッセーに呼び止められ立ち止まる

「ありがとうございました!」

そんな彼を見て少し微笑むと

「ああ。元気でな今代の赤龍帝」

『え!?』

驚きの声を聞きながら家へと転移した

 




今回は前回より約1000字ほど多くなりました。
終盤に小さな黒い石が出てきましたが、もちろんわかりましたよね?あれですよ、あれ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。