ハイスクールD×M   作:ノイヨウ

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D×Mの名前被りがあるから変えたほうがいいと意見が出ましたがここはこのままいきたいと思います。そもそもタイトルのD×Mの意味合いとしてはドラゴン×マガツキュウビなので変える要素がどこにもないからです



月光校庭のエクスカリバー
第5話


今教室は賑わっている。なぜか?レイヴェルが転入してきたからだ。いくら悪魔とはいえ人間でいえば高校一年生。学ぶことは多少なりあるはずだ

そんなことを考えていると一誠が声をかけてくる

「レイヴェルさんすごい話題だな」

「ああ、金髪で美少女だからだろう」

一口飲み物を飲むと松田と元浜が駆け寄ってくる

「「狛ヶ津!レイヴェルちゃんと登校してきたけど、どういう仲なんだ!!」」

「「!?」」

クラスの視線が狛ヶ津に集まる

「どういうことだ?」

「「こっちがどういうことだ!!」」

「どういうって家族と知り合い程度だぞ?」

「「あれ?」」

クラス中が思っていた答えと違う答えが返ってきて混乱している時に一誠が耳打ちしてくる

「なあ、そこまで言ってもいいのか?」

「問題ないだろう。それだけで裏に触れられる確率は極めて低いはずだ」

「なら、良いんだけどさ」

 

数日後の放課後レイヴェルとオカルト研究部の前に行くと中から聖なる魔力を感じとる

「レイヴェル」

「はい、教会の者かと」

それだけ聞くと仮面を手に出し顔につける。服装も学園のものから和洋合わせたような黒一色の服を纏う

そして、中の承認を得ずに中へと入る

「来客中すまないなグレモリー」

「誰だ貴様」

「悪魔の方かしら?」

「いいや、俺は悪魔じゃない」

そんな短いやり取りをし終えるとグレモリーがハッとし口を開く

「ま、マガツキュウビ様!?どうしてこちらに!?」

「いやなに、教会の人間の魔力を感じたから顔を出したに過ぎない」

「マガツキュウビ?神話の神獣か?作り話だろうあんなもの」

「そうそう、神話の中では神獣とも言われてるけど、三大勢力が束になってやっと勝てた二天龍を簡単に屠るような生き物なんているわけないじゃない」

「ふっ、少し前のお前のようだなグレモリー」

「おはずかしいばかりです……」

「え?本物?イッセーくんは知ってる?」

「本人だよ」

「でもそこまで強くなさそう」

「そうだな。神獣とも言われてるが悪魔に手を貸す者として断罪すればいい」

「それもそうね」

「おお物騒だ。つい手加減できなくて殺してしまいそうだ」

「お、落ち着いてくださいマガツキュウビ様!」

「なら、僕が戦いますよ」

後ろにいた木場が前に出てきてマガツキュウビに告げる

「……ダメだ。今のお前じゃ何があっても勝てない」

「何故ですか!あなたの助言で一撃で二度切れるようになったんですよ!あの時より強いはずです!」

「木場。はっきり言って今のお前はあの時よりも弱い。実力云々じゃない単純にお前が見てるものが理由だ」

「僕は今目の前のものを見てる!何故弱いんですか!」

「わかった俺が相手になる」

「!?」

振り返って教会の二人を見る

「悪いな断罪はなしだ。今からこいつにお仕置きをしないといけない」

「ふん。悪魔同士で仲良くか?」

「言ってろ小娘」

教会の気の強い方が仮面の奥底の黄色い目と目があった時心臓を鷲掴みにされたような感覚に陥り呼吸という行動を僅かな間忘れてしまう

「ゼノヴィア!しっかり!」

「はっ!すまないイリナ」

「大丈夫?すごい汗だけど」

「……問題ない」

 

外に出ると夕日が美しい時間帯だった

そんな中二人の人物が対面している

「行きますよ」

「ああ、いつでもいいぞ」

木場が踏み込むとマガツキュウビの首を狙って突きが放たれるが当たると認識した途端目の前からマガツキュウビの姿が消える

「どこに!」

「視界が狭い」

マガツキュウビを探す木場の横腹に蹴りが迫る。すんでのところで魔剣を盾にするために横腹と足の間に入れるが何もなかったかのように魔剣を蹴り砕き、足は木場の横腹を捉える

「脆い」

その声と同時に木場を蹴り飛ばす

片手ではムリだと判断した木場は両手に魔剣を出しマガツキュウビに肉薄する。当てようと連撃を繰り出すが全て紙一重で躱されてしまい、当てられないことへの焦りが次第に強くなっていく

「当たれ!」

そう強く言葉にして吐き出すが右手を掴まれ、振り下ろした左手の魔剣を自分の右手の向きを変えて自分の魔剣で塞がれてしまう

その魔剣同士が交差しているところにマガツキュウビの膝蹴りが決まり、魔剣は砕け散る

「まだ!」

そう言うと一撃の破壊力重視の大型の魔剣を作り出す

それを見たマガツキュウビが口を開く

「無様」

その一言が木場を怒らせた

力のままに魔剣を振り下ろす。振り下ろす。振り下ろす。ただ、やはり一度もその魔剣には擦りさえしない。木場が肩で息をしている隙にマガツキュウビは落ちていた枝を拾い上げると木場にどうにか見える速さで木場に一瞬で接近する

「!?」

驚く木場をよそに枝を振るうと木場は剣士の癖か魔剣で枝を防ごうとする

教会の二人はその様子を無意味と感じていたがすぐに驚くこととなる

「なんで……」

木場が漏らしたのは驚愕の声。理由は自分の魔剣がそこらへんに落ちていた枝によって砕かれたからだ

教会の二人も木場のように訳がわからないといったような顔をする

戦いは終わったので口を開く

「木場、確かにお前は前よりは強くなった。だがな、今目の前を見ていない奴が目の前のやつに勝てると思うなよ」

信じられないといったような顔をするグレモリー達と教会の二人。そして、砕けた魔剣を見ながら呆然とする木場を見ずにその場を去っていくマガツキュウビ。レイヴェルはみんなに礼をしてからマガツキュウビの後を追いかけた

「あんなことをしてしまってよかったのですか?」

「大丈夫だ。むしろあれぐらいしないと目を覚まさないかもな」

「目を?」

「あいつは聖剣しか見ていない。仲間が心配していることに目を向けていない。あれじゃ、肝心な所で失敗するだけだ」

 

「俺様の剣の餌食になってもらいやすかぁ!」

フリードが隙のできた木場に聖剣で斬りかかろうと跳んだ時、声が響き渡った

「やかましい」

突如現れた声の主にフリードは蹴り飛ばされ地面に叩きつけられる

「またお前か。変な魔力を飛ばしやがって」

「マガツキュウビ様!」

「お前らもいたのか」

そこにゼノヴィアとイリナが駆けつけるがフリードはすでに閃光弾を叩きつけておりその場から姿を消していた

「ちっ、人間のくせにあれで生きていたのか」

木場、ゼノヴィア、イリナはフリードを追うためにすでに駆け出して何処かへといってしまった

「ったく!何なんだよ!」

「何なのかしら」

「部長!?」

「会長!?」

部長、会長、グレモリーと生徒会長が追って駆け出した三人を見る一誠と匙の背後に姿をあらわす

「初めましてマガツキュウビ様、ソーナ・シトリーです」

「こっちでは初めましてだね。蒼那」

「え?」

仮面を消して素顔を見せる

「久しぶりだな。俺だよ。九尾だ」

後ろで匙が驚いているが、夜間なので一誠が注意していた

ソーナも驚いているのか目を見開いてキュウビを見ている

「きゅ、九尾くん!?お、お久しぶりです」

「お久しぶりってこの間もすれ違ったじゃないか」

「すれ違っただけで、その、話はしなかったので……それに人間だと」

「ははは。それにしても相変わらず照れ屋なんだね。初対面ってわけじゃないんだしさ」

「それは、そうですけど……」

「そうだ、お姉さんは元気かい?あの人とにかく絡んできたからよく覚えてるよ」

「元気ですよ、元気すぎて困るほどですけど」

「それなら良かった。あの人は笑顔が一番似合うから」

驚いていた匙に後ろからつつかれ今までのことあれこれを聞き出されている間ソーナはリアスと会話した

「ちょっとソーナ、あなた。知り合いだったの?」

「はい、かなり昔の頃助けていただいたんです」

「助けてもらった?あなたが?」

「はい。人間界に来ていたところをはぐれに襲われました。その時に」

「助けてくれたのが彼と」

「そうです」

「じゃあ、何で恥ずかしがるの?知り合いなんでしょ?」

「それは、その……いいじゃないですか……」

「あら?もしかしてあなた……彼の事」

「言わないでください!」

 




レイヴェル 婚約者→友人に変更
さすがに全く知らず、興味もなかった人とたった数日で結婚まで至るのは無理がありすぎると思い変更しました
キュウビ(今より小さい)はソーナが子供の頃にあっていて、ソーナは狛ヶ津のことをキュウビにそっくりな人だと思っていました
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