体調を崩さないように気をつけましょう。体調を崩すと後々僕みたいに苦労しますよ
夜、静かな夜だ
ただ一部を除いては
「またか。騒ぎすぎだ」
そう短く呟き騒ぎが起こっている学園へと跳ぶ
和洋合わせの服をまとい、素顔を仮面で覆って
「神が死んだ……」
神がいないことに驚愕、狼狽しているとき学園の結界が破壊され何者かがグラウンドへと落ちてきた
結界は破壊されるもすぐに違う誰かが少し広めに結界を張る
「一体なんだ!?」
煙がはれていくと見えてきたもの
「なッ!?」
3本の尻尾を生やした狐面の男だった
「誰だ貴様」
「お前は確か……コカビエルだったか?俺に怯え竦んでいた小僧が随分と立派になったなぁ」
「まさか貴様!」
コカビエルがキュウビの正体に気づいた時にはもうコカビエルを見ていなかった
「なんだ、教会の。神がいないって知ったのか」
「そうだ……」
「……たしかに神はいなかった。でもな、神を思って行動してきたことに嘘偽りはないんだろ?神を思って人に悪事を働く外道を倒してきたんだろ?」
ゼノヴィアは頷く
「なら、お前の神は、お前の中にいる。お前が神と認めたものがお前の神だ。俺はお前の活躍を認めよう、よくやったな」
ふと、強い視線を感じ上を見るとコカビエルが嬉しそうな、興奮しているような顔をしている
「黒の獣、マガツキュウビか!戦争のしがいがある!」
「戦争?」
「ああ、もう一度始めるのさ、三大勢力で戦争をな!」
コカビエルが言い終わると仮面を外して素顔をあらわす
外すと同時に生徒会組がやって来る
「それは承認できないな」
「なんだ、貴様も今の生活じゃあ物足りないだろう!マガツキュウビ !」
「俺が戦うのはいい。だがな、無関係の人間を巻き込むことは断じて許さん」
「なら俺を止めてみろぉ!」
「いいだろう」
一言放っただけであたりの温度が下がった感覚になる
マガツキュウビは地面を蹴りコカビエルに近づく
コカビエルはこれを光の槍で撃ち落そうと投擲する
光の槍が当たると同時にマガツキュウビは霧散する
「なに!?」
驚くと同時に背後にマガツキュウビを見つける
「遅い」
そう言うと翼を喰らう
コカビエルは声を上げる前にマガツキュウビを振り払う
マガツキュウビは四肢を地面に着き獣のように着陸する
先程はなかったがその背に黒い翼が生えていた
「もう、取り込んだの……」
グレモリーが呟くが、マガツキュウビはそれに目を向けない
翼は邪魔なのですぐになくなり、二足で立ち上がる
そこでマガツキュウビは口を開く
「相変わらず弱いな」
「舐めるなぁ!」
コカビエルが怒り頭上に巨大な光の槍を作り始める
「でけぇ……」
一誠や皆が恐怖、驚愕様々な顔を見せる
その光の槍が放たれマガツキュウビに迫るがマガツキュウビはその場から動かない。近づいてきた光の槍を腕を払うとその槍が腕に当たり槍が砕ける
続けて同じサイズの槍が作り始まるとそれを気にかけずにマガツキュウビは尾の先端を一点に集め、先端の中心部から黒い石が生成されていく
「それは!!」
コカビエルが驚いている。急いで光の槍を投擲するが遅い
「殺生石」
巨大な光の槍はマガツキュウビに届く前に小さくなっていき消滅した。それと同時にマガツキュウビの力が増えていった
「どうした、その程度かコカビエル?」
「っ!」
コカビエルが悔しそうな顔をするが、殺生石は未だ輝いている。吸収はまだ終わらない。コカビエルの魔力が吸われ続けてる
「そんなもの!」
再び石に向けて光の槍を投擲するが、石に当たる前に虚しく消えていく
「お前は殺す」
そう言うと腰の部分から血のように赤い尻尾が6本生える
後ろにいるみんなは圧力からだろうか、頬に汗を垂らしながら固唾を呑んで見守る
マガツキュウビが腕を突き出すとコカビエルの腹に穴が開く
コカビエルは吐血するがそんなの関係ないと言わんばかりに追撃する
まずは空いた穴に殺生石を生成して全てを吸い取る
「きっ、さまぁ!?」
「殺すと言ったはずだ」
魔力を吸われ能力を吸われ寿命を吸われ、全てを吸い尽くす
残りカスとなったコカビエルを尻尾で叩き落す
「無様だな。最初の威勢はどうした?強気の姿勢はどうした?戦争を始める意気込みはどうした?俺を倒せると少しでも思った考えはどうした?傲岸不遜な態度はどうした?強者たらんとしたお前はどうした?」
コカビエルは答えない、答えられない
「お前の存在に価値は無い」
九つの尾に魔力を集中すると、そのままコカビエルに向けて撃ち出す
コカビエルは最後の抵抗か、障壁を出すも何もなかったかのように魔力がコカビエルを飲み込む
煙がはれるとそこには何もなかった
「9本はやり過ぎたか、普通に3本でよかったな」
それから空を見上げて口を開く
「いるんだろ、白龍皇」
「なんだ、バレてたのか」
「俺の中にあるのと同じ力なんてこの世に二つしかないからな」
「いずれは君とも戦いたいな」
「寝言は寝て言え。全てを喰らうぞ」
「……コカビエルを回収できないのは残念だが、帰らせてもらおう。アザゼルも君がいたなら納得するだろう」
帰り際に赤龍帝と少し話していたが、次の再開を楽しむらしい
「えっと、何かな?」
「あなたは言いました、お前が神と認めたものがお前の神だ、と。なら今の私の神はあなたです」
「……一ついいかな?」
「はい。何でしょうか」
「自己紹介しないか?僕は君の名前を知らないんだ」
「……あ、そうですね。ゼノヴィアです。よろしくお願いします」
「よろしくゼノヴィア。僕はマガツキュウビ、人間界では狛ヶ津九尾と名乗ってるから注意してくれ」
「はい」
「そう言えばゼノヴィアの相方は?もう帰ったのかい?」
「はい、神の不在を問い詰めたところ破門になってしまって。彼女は戦闘に参加していないので破門にはなっていないようで」
「そうか、わかった。で、君はどう生活するつもりだい?」
「それは、その……」
「まあ、いきなり破門だから、仕方ないか。家に来なさい一人増えたところ苦じゃない。信徒を守るのも神の仕事だ」
「えっと、匙くんを使わせてまで何の用かな蒼那?もしかして急ぎの用事とか?」
「聞きたいことがあります」
「聞きたいこと?」
「はい。単刀直入に聞きます」
「なんだい?」
「今現在つ、付き合っている人はいるんですか?」
「……は?」
「い、いるんですか?」
「いないけど何で聞く必要があるんだ?フェニックスとの話は結構知られてるはずだろ?」
「お付き合いをお願いしたいんです!」
「えっと……誰と?」
「私と!」
「蒼那と?」
「はい」
「その、匙くんが不憫すぎてなんとも……」
後ろを指差すとその先には匙がなんとも言えないような顔で涙を流している。蒼那のことが本気で好きだったのだろう。それがいきなり現れた最古最強の男に惚れた相手が惚れているのだ、しかも男の正体は同級生ときた、不憫すぎる
「匙には悪いですが、私は本気です。どうなんですか、九尾くん」
「ごめん。でも別に蒼那が嫌いってわけじゃない、そこは間違えないでくれ」
「そ、そうですか……」
「まあ、これからもよろしく」
「よろしくお願いします」
「それでね」
「はい?」
「匙くん、どうしようか」
「……」
「キュウビ様」
「何だ」
「禍の団というテロリストたちが最近になって活動が活発になっています。気をつけてください」
「テロリストか。トップは?メンバーは三大勢力の不満がある元幹部あたりか?」
「トップに無限の龍神、旧魔王の血筋のもの、英雄派などがメンバーとなります」
「あいつがトップか……面倒ごとになりそうだ」
「監視を続けましょうか?」
「トップはお前たちじゃ手に負えない、無視しろ。メンバーも極力無視でいい旧魔王は魔王、英雄派は人外がお目当てだろうしな」
「人はどうしましょうか」
「善は救え、悪は捨て置け」
「了解しました」
連絡係は指示を受けると霧散して消えてしまう
「ゼノヴィア」
「はい」
「近々禍の団関連で面倒ごとが起こる。今のうちに力をつけておけ」
「わかりました」
「いいか。勝てる力じゃない、負けない力だ。そこを間違えるな。まだ実力者相手じゃお前にはキツイだろう」
これでエクスカリバーも終わり、ここまで2話ペースですね
これ終わったらどうしようか……マガツキュウビ inFGO?FGOといえばロストベルトアナスタシア面白かったです。5日の13時ごろにはストーリーが終わってしまいました。あとは手持ち書籍なら魔法科とデアラがありますが長くなりそうですねぇ……てか、マガツキュウビに勝てるやつが思い浮かばない……ここのマガツキュウビ物理無効特殊吸収だしなぁ……