ハイスクールD×M   作:ノイヨウ

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覇龍戦がメインなのですがいかんせん戦いが短いのでこの話も短いです。覇龍戦まではすぐ終わったのですがそこから書けなかったので遅くなりました


第9話

「手を貸すか?オーディン」

「いいや。あいつらを追え」

「……わかった」

地面を蹴りグレモリーたちの後を追う 

 

「なんだ、これは」

「キュウビ様」

「様はいい。何かあったのか」

「ディオドラがアーシアを」

「ほお?これはこれはマガツキュウビ。随分と遅かったね。せっかくだ、また昔のことを繰り返させてあげるよ」

「下らん挑発だな」

そう言うとアーシアが拘束されている椅子へと近づく

「無駄だよ。それはある神滅具所有者に張ってもらった特殊な結界でね。事が済んだら外してもらう約束だった……でも仮に僕が倒されるようなことになった場合は結界が彼女をのみ込むようにしてもらったのさ」

「なんですって!?」

「君たちにくれてやるくらいなら消した方がましさ。そうだろ!」

「あなたってひとは……!」

「どうだいマガツキュウビ打つ手がないだろう!」

「……」

「一人の女を救えなかったお前にまた同じ気分を味合わせてあげるよ!」

「言いたいことはそれだけか?」

「え……?」

「なるほど。神滅具か。たしかに強力だな。お前たちからすればの話だがな」

結界に触れ力を入れると結界が破壊されアーシアは解放される

「そんな神滅具が……」

 

 

アーシアも救出し、オーディンのもとへと跳ぶためにキュウビは先に部屋を出た。オーディンのもとへ向かう途中で後方で魔力の爆発的な増加を感知したためグレモリーの魔力のもとへ戻る

「これは……」

「キュウビさんこれは一体!?」

「覇龍だ」

「困っているようだな」

「ヴァーリ!」

ヴァ―リの手には見かけなかったアーシアがいた。どうやら今は眠っているだけの様だ

「キュウビ~」

突撃してきた黒歌を尻尾で捕まえると同じ方から声をかけられる

「お、キュウビの旦那じゃないですか」

「美猴に黒歌とアーサーかどうしたこんなところで」

「それはこちらのセリフです」

「兵頭一誠は中途半端に覇龍を発動させたみたいだな」

「この状態から元に戻るの?」

「さあな、自分の意思で戻れないとするならこのまま命を削り続け死に至るだろう」

「アーシアが生きていることを伝えれば」

「無駄だ。それに今の彼に近づけるか?死ぬぞ。ま、俺は止めはしないが。その手のプロならそこにいるしな」

「ヴァーリそれは俺のことを言っているのか?」

「暴走してもちゃんと戻ってこれたのなら間違いはないだろう?」

「俺のは暴走って言うよりは怒り狂って暴れたの方が正しいけどな」

みんながキュウビを見る

「ま、早いほうがいいか」

尾を三本生やすと弾丸のように飛び出し、覇龍の頭を蹴り飛ばす

「目を覚ませ。もうそれでいる意味はない」

それでも覇龍は止まる気配はなく、キュウビに襲いかかる

振るわれる腕を避け続けるも突然その足が動かなくなる

「……エリナのか」

目の前で一誠が魔力を溜めはじめる。先ほど感じた強力な魔力の一撃を放つつもりなのだろう

「俺にこれは通じない」

少し魔力を強めるとすぐに邪眼の効果を弾きそのまま覇龍へと近づく

近づくとそのまま両腕で胸を強く打ち後退させ、そのまま顎を蹴り上げる

蹴り上がったのを確認すると続けざまに尾で叩きつける

Divide

白龍皇の籠手の力を使い覇龍の力を減らし始める。一誠もそれに対抗してかBoostと音が上がるが、瞬時に発動した殺生石の影響を受けて倍加されず、失敗に終わった

力を奪われ、減少していくと同時にその姿も小さくなっていき禁手の鎧程度の大きさまで元に戻った

サイズの縮小が止まると、タイミングを見計らってリアスがおりてくる

そこからは一誠がリアスの乳を押して元に戻るというなんとも言えない結末だった

 

「禍津九尾、久しい」

後ろからの声

「オーフィスか。何の用だ?」

「我、グレートレッド倒す、だから協力して欲しい」

無限の龍神が本当に協力して欲しいのかその手を九尾に伸ばす

「グレートレッドを?何故俺がそんなことをしないといけない」

「静寂を取り戻すため」

「静寂を?」

「そう、静寂を取り戻すため、だから九尾の力貸して欲しい」

「断る」

「何故?」

「お前がいるからあいつがいる、あいつがいるからお前がいる。世界が生まれたから俺が生まれた、俺が生まれたから世界が生まれた。つまりは対極の存在だ、どちらもいないと成り立たんのだよ」

「?」

「どちらかがいなくなると天秤が傾いてしまう。お前とグレートレッドは重りだ、俺と世界でできた天秤を水平に保つためのな」

 

「お疲れ、オーディン」

「ああ、キュウビか。そっちは大変だったそうじゃの」

「まあ多少はな」

そこにロスヴァイセが下りてくる

「オーディン様」

「おお、ロスヴァイセか」

「ロスヴァイセ怪我はないか?」

「は、はい。私は大丈夫です」

「そうか。よかった、安心した」

キュウビとロスヴァイセの仲を見て疑問に思ったオーディンが口を開く

「お前たちいつのまに親しくなったんじゃ?」

「お前がロスヴァイセを忘れて置いていったときにな」

「おお、あの時か」

「オーディン」

「ん?なんじゃ?」

「ロスヴァイセを俺にくれ」

「……ん?」

「な、な、な……!」

「突然すぎて聞き取れなかったか。もう一度言う」

再度告げる

「ロスヴァイセを俺にくれ」

「そ、そこまで仲ようなっておるとは……。ま、まあわしはかまわんよ、あとは本人次第じゃが」

「……」

「これは俺の我が儘なんだ。俺が君をエリナに重ねただけのただの我が儘。君には君の未来がある。オーディンの言う通りあとは君次第だ」

 

 

「ロセ」

「学校ではロスヴァイセと呼んでくださいと言ったじゃないですか」

「いいじゃないかロセ」

「それは、その……。生徒たちに示しがつかないじゃないですか」

「そこまで言うのなら仕方ない。無茶はしないでねロスヴァイセ」

「はい、わかってますよ。心配しすぎです」

「いや、本当に心配なんだ。無茶してるとわかった瞬間に家のベッドに縛り付けて扉に鍵をかけて部屋と家全体に封印結界を施すくらいには」

「ええ!?」

「冗談、仲間に見張りをさせる程度だよ」

「冗談でよかったです」

「まあ、無茶だけは、やめてねロスヴァイセ」

「はいキュウビさん」

エリナ、僕は、あの日から一歩を踏み出せたよ




D×Dには関係ないのですがカルナとアルジュナの能力を合わせたインドのやべーやつを体現したようなキャラを魔法科にぶち込むという話を考えていました(もしかしたら書くかも)
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