「どうかな?お主らワシとゲームせんかな?」
ネテロがゴンたちに提案する
「もしそのゲームで勝てたらハンターの資格をやろう」
ゴンたちにとっては大サービスの提案までしてくる
「じぃちゃんそれオラもやっていいのか!?」
「まぁいいじゃろ」
そして4人は別の部屋へと移動する
***************************************
「飛行船が目的地に着くまでにこのボールをワシから奪えば勝ちじゃ。そちらはどんな攻撃をしてもいいぞ」
余裕を見せるネテロ
「ほんとに攻撃していいのか?」
「お好きなように、じゃな」
「んじゃいっちょやっか」
おいっちに
悟空が屈伸運動をして準備する
「んじゃちょっくら…いくぞ!」
ヒュン
(早いっ!)
サッ
すんでのところでかわすネテロ
「まだまだぁ!」
ブンッ ヒュヒュヒュヒュヒュン
「な、肢曲!?」
「残像拳って言うんだぞ、おりゃ!」
ガキイィイイイン
悟空がネテロの足を蹴る
「いってぇええええ!」
「いっっったいのぉおおお!」
二人して悶絶する
「じいちゃんどんな足してんだよぉ」
脛をさすりながら悟空が嘆く
「お主こそどうなっとるんじゃ…」
(念を使った様子もないのにこの強靭さか…何か秘密があるようじゃのぉ…)
「おっしゃ!本気出すぞぉ!」
ゴゴゴゴゴゴ
悟空が気を高めていく
ブルマに付けられたリミッターはギシギシと音を立てて軋む
「はぁぁぁぁぁぁぁああああ!」
(い、いかん!)
ネテロも急ぎ念を練る
ズォオオオオオ
「やっぱじぃちゃん力隠し持ってたか」
嬉しそうにする悟空
「お前さんも本当はまだまだ力隠しとるじゃろ」
「あぁ、おらブルマからリミックスっちゅうやつを付けられててほとんどパワー出せねぇ」
「…リミッター、の間違いかな?」
「確かそんな名前だ。いくぞっ!」
ドガガガガガガガガガガガガ
悟空の連打を捌き続けるネテロ
(ワシが反撃に移れんとはっ…!)
「かぁーめぇーはぁーめぇー…」
(ものすごい気の高まりじゃ!!!)
「…やめだ」
「なんじゃと?」
「じぃちゃんとは本気で戦いてぇ。この時計が取れたあとで再戦させてくれ」
「…ふぅむ。お主がそれで良いならいいじゃろ」
悟空は気を静めて部屋から出ていく
「で、お主らはどうするんじゃ?」
ゴンとキルアに尋ねるネテロ
「オレはパス。あんなの見せられて取れるわけないのわかったから」
「オレはやるよ」
ゴンを残しキルアも部屋を出ていった
******************************************
廊下に出たキルアは殺気立っていた
(スッキリしないな…)
うつむいて歩くキルア
ドンッ
そんなキルアは人とぶつかる
「このオレ様に殺気を持ってぶつかるとはいい度胸だな」
無視して通りすぎるキルア
「おい!」
引き留めようとする相手を手刀で切り刻…
ドガァ!
キルアは顔面を殴られていた
(!?何が起こった!?オレは確かに相手を切り刻もうと動いたはずだ!)
鼻血を滴ながら顔をあげるキルア
そこにM字の髪型をした…
ドガァ!
そしてもう一度顔面を殴られたキルアは意識を手放していた
******************************************
時は少し遡り、悟空がネテロと戦っていた頃
バラバラバラ
トランプの山を崩したヒソカ
ピピピピピッ
(力の数値が300を越えた?)
スカウターに表示される桁の違う数値に驚いていた
「ククク…サスペンダー君かな…」
ヒソカはまた戦いをイメージして興奮する
そのヒソカの前を、サスペンダーをしたトンパがとぼとぼと通りすぎていく
「キミ、なぜその服を着ているんだい?◆」
ズズズッ
ただならぬ気配を出し、ヒソカは立ち上がる
「ヒッ!ヒソカッ…!」
シュッ
ヒソカの腕がトンパへ伸びる
バシィィインッ!
「いってぇええええええ!」
トンパが叫ぶ
「あら?外れなかった◆」
サスペンダーを引っ張って取ろうとしたヒソカは、思いのほか強力なゴムの力に負け、ただ引っ張っただけになっていた
「さ、サスペンダー欲しいならやるよぉ…!」
半泣きになりながらトンパはサスペンダーを置いていった
*****************************************
「あ、べジータ!食堂知らねぇか?」
べジータを見つけた悟空は尋ねる
「知らん。オレも探しているところだ!貴様先に部屋から出たくせにまだ見つけてないとはな!」
「ちょっといろいろあってよぉ。というかまた服変えたんけ?ん、それトンパの服じゃないんか?」
「…交換してくれと頼まれたんだ」
「はぇー、仲いいんだなおめぇら。でも袖と丈の長さ足りてなくてちんちんだぞ」
「それを言うならチンチクリンだ!」
キレるべジータ
「そういやべジータ。さっき気を入れてみたんだけんどさ、少しだけ力出せたぞ」
「やはりさっきのは貴様か。気づくのが遅すぎるぞ。キリコとやらの小屋を破壊したときのオレ様の気に気づいてなかったのか?」
「そういや戦闘力20にしてはすんげぇ破壊力だったな」
「たぶんこのリミッターは平常時は20でも、力を入れたら200~300程度までは出せるみたいだ。スーパーサイヤ人になれば更に出せるかもしれんがな」
「お、飯の匂いだ」
「話を聞けぇえええええええ!!!」
そして飛行船は順調に三次試験会場へと進んで行った
気づいてた人もいました?
キリコの家を破壊したときにべジータがすごい力を出してます。
だいぶフラグ回収まで時間かかりましたけど…
それじゃあ次は三次試験で会いましょう!