長かった…
書いてる僕も読んで下さってる皆さんも長かったはず…
四次試験が終了し、飛行船へと乗せられた悟空たち
最終試験の会場まで移動する
そして飛行船の中ではネテロ会長や試験官たちが話をしていた
「9人中8人が新人か。おかしいのぅ」
ネテロが頭をポリポリとかく
「たまにこんなことってあるんですか?」
ブハラの質問に引き続きネテロが答える
「いいや、1度もあらせんわい」
シーンとなるその場をサトツが割る
「ところで最終試験は一体何をするのでしょう?」
「うむそれだが一風変わった決闘をしてもらうつもりじゃ。そのための準備としてまず9人それぞれと話がしたいのォ」
ネテロはそう言って髭をさすった
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飛行船内 廊下
「ゴン、どうしたこんなところで」
窓からの景色を見ながら黄昏るゴンに、クラピカが声をかける
「なんというかさ…」
ゴンは口ごもりながら続ける
「これでいいのかな、って思っちゃって…」
「いい、とは?」
「うーん、ハンター試験ってさ…、それぞれの試験でいろんな能力を見てるんだって思ったんだ」
「確かにそうだな、そうじゃないとやる意味がない」
ゴンの言葉にクラピカが力強く頷く
「でもさ、一次試験は悟空に助けられてさ。そして悟空に案内までしてもらった」
「あのときは危なかったな」
「二次試験のグレイトスタンプは悟空の戦いがヒントになったし、次の寿司の試験はべジータさんが全部教えてくれたし」
「そ、そういえばそうだな」
「二次試験の再試も悟空が道を作ってくれたし」
「う、うむ…」
「三次試験も悟空が力ずくで突破してくれたし」
「…」
「四次試験もべジータさんが一度番号札集めてくれたから標的もわかったし、相手もボロボロで簡単に番号札取れたし」
「…」
「それに悟空が島の外に連れ出してくれたから四次試験中に番号札を取り返される心配もなかったし」
クラピカは真っ白になっていた
ゴンは続ける
「で、思ったんだ…。オレたちって、ハンター試験では走ったことしかしてないんじゃないかって」
ゴンの言葉はクラピカの心に深く突き刺さっていた
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飛行船内 ネテロの部屋
「んじゃちょっと面接でもするかの」
ネテロは自室にテスト生たちを順番に呼び、いくつかの質問を投げ掛ける
<44番 ヒソカ>
「なぜハンターになりたいのかな?」
「資格を持っていると便利だから◆例えば人を殺しても免責になる場合が多いしね」
ネテロの問いに淀みなく答える
「なるほど。ではお主以外の8人で一番注目しているのは?」
「407番。406番もいいけどやっぱり407番が好きかな◆」
「ふむ、では最後の質問じゃ。今一番戦いたくないのは誰じゃ?」
「…それも407番かな。まだきっと力を隠してそうだからね。まだ再戦の時じゃない」
「うむ、ご苦労じゃった。下がってよいぞ」
一番最初のヒソカを皮切りに、ネテロは次々とテスト生を呼んで質問をしていく
①「一番注目しているのは?」
②「今一番戦いたくないのは?」
<301番 ギタラクル>
①「99番」
②「44番」
<294番 ハンゾー>
①「407番のべジータだな。母国の料理を知ってたし嫌でも目立つしな」
②「44番ヒソカはできれば避けたい」
<99番 キルア>
①「406番の悟空。一緒に修行してみて格の違いがわかったよ」
②「407番べジータかな。なんか苦手なんだ」
<405番 ゴン>
①「406番の悟空かな。やっぱりすごいよ」
②「うーん、全員かなぁ。選べないや」
<403番 レオリオ>
①「406番の悟空に注目してる。伝説の仙豆も食べさせてくれたしな」
②「同じく恩があるから406番の悟空だな」
<404番 クラピカ>
①「406番悟空と407番べジータ。彼らのおかげでここにいるのだから」
②「99番キルアと、403~407番まで戦いたくないな」
<406番 悟空>
①「44番のヒソカとネテロのじぃちゃんも、かな」
②「オラ全員と戦いてぇぞ」
<407番 べジータ>
①「ちっ、44番ヒソカの野郎だ」
②「そんなやついるか!全員ぶっ飛ばしてやる!」
そして全員の面接が終わったあと
「ふむ、偏ったの」
ネテロ頭を書きながら対戦表を眺める
そうしているうちに、最終試験の会場へと飛行船は到着する
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「さて、ゆっくり休めたかの?」
ネテロはテスト生9人に声をかける
場所はハンター協会の委員会が経営するホテルの一室
「最終試験はこれじゃ」
そう言ってボードの布を剥ぐ
「トーナメント。しかも勝ち抜けじゃ」
ハンゾー、ゴン、べジータ、レオリオが5回戦える
ヒソカ、クラピカが4回
キルアとギタラクルが3回
悟空が1回
となっていた
「質問。なんで公平じゃないわけ?」
キルアがネテロに投げ掛ける
「試験の成績などから決めておるんじゃよ」
「それ納得できないな。もっと詳しく教えてよ」
「ダメじゃ」
「なんでだよ!」
食い下がるキルア
「ふぅむ。やり方くらい説明しやろうかの」
そう言ってネテロは指を3本立てる
「身体能力値、精神能力値、そして印象値この3つからなる。重要なのは印象値。これはハンターの資質みたいなもんじゃな」
全員が静まりかえる
(悟空は身体能力値はMAXのはずだ。印象値は不明だが…精神能力値が低いということか…)
クラピカは分析をしていた
さて、とネテロが続ける
「ルールは単純明快。武器使用OKの反則なし。"まいった"と言わせれば勝ち。じゃが!相手を殺してしまった者は即失格となる」
ネテロがそう宣言した時
「べジータぁ!見に来てあげたわよー!というかあんたなんて格好してるのよ!いやよ変態なんて!」
試合会場のVIP席から声援が飛ぶ
ブルマが見に来ていたのだ
「パパ…嘘でしょ…」
トランクスの泣き声も混じる
「なぜブルマがここにいる!」
「ほっほっほ、カプセルコーポレーションはハンター協会の筆頭株主じゃからの。招待券は毎年送っておる」
ネテロが答える
「そーよ!あんた私が見に来てやったんだから頑張りなさいよ!孫くんも頑張るのよー!」
「おー!サンキューなー!」
手を振り返す悟空
一瞬にして場の雰囲気が白ける
コホン とひと咳し、ネテロが宣言する
「第一試合、ハンゾーvsゴン はじめっ!」
遂に最終試験開始!