期待背負うヒーロー   作:アグナ

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書かないけど、一応漠然としたシナリオは存在するので乗っけときます。


……書きませんけど。
だって、こいつ完全に主人公つーかラスボスですし。




設定

 角川信路

 

 角川家に最新にして歴代最高峰の才人。幼少期から優れた際を発揮し、文芸やIT方面でその片鱗を見せるものの、当時十歳という余りにも若すぎる年齢にも関わらず有り得ないほどの功績を残したため、不信を呼び、メディアやSNS等で大きく叩かれる。才覚に嘘はなくとも一度呼んだ不信は拭えず、加えて元々角川家は才人一家ということで何かと世間から嫉妬の目を買っていたこともあり、陰湿ないじめ、悪質な脅迫等々、おおよそ人の悪性から生じる全てを僅か十歳の時分に浴びる。

 

 しかし彼は人を恨まなかった。憎まなかった。怒らなかった。天才とは悉く理解されないもの、世間に受け入れられないもの。ゆえに仕方がない、凡人では天才を理解することは出来ないのだからと彼はその悪性、一切を受け入れ、許容し、背負った。

 

 人の悪性を理解し、それでも尚人類を愛する期待を背負った最新の盧生。それが角川信路。……ただし彼は聖人であっても善人に在らず。人々が望んだままに夢を見せる彼の特性、「期待」は善も悪も区分なく流出する。

 

 ―――人が彼に善を望み、正義の味方として期待を背負わせれば、彼は人類の意思という補正を受けたヒーローになる。

 

 ―――人が彼に悪を望み、悪辣なる魔王として期待を背負わせれば、彼は人類の意思という補正を受けた魔王になる。

 

 彼が背負うは期待の人類賛歌。そして期待に善も悪もない。人の望みによって期待の色は変色するのだから。未来を望めば善の王に、破滅を望めば悪の王に。それこそがこの生贄の本質。全てを受け入れるということはそういうことである。

 

 紡ぎだす夢は「願望」。こうなって欲しい、こうであって欲しいという無邪気かつ無垢、両極端に特化した神や英雄、童話の怪物を紡ぎだす。これは彼が元来精神が未発達なままの未成熟期に既に盧生として目覚めたため、加減を知らず、限度を知らず、中途半端を知らないためである。善は善で悪は悪。

 

 

 

 

 

 《盧生の目線評価》

 

 ヨッシー

 

 かなり気に食わない相手。期待を一人の天才に預け、任せるなど怠慢だし、それを一人で背負うなどと言うのは傲慢に過ぎる。確かに誰かに期待を託すことも託されることも素晴らしいことだが、度を過ぎれば論外。

 

相性・彼の期待を論破可能。なので凄まじく優勢

 

 アマカッス

 

 ・そうか、お前もお前で理想とするぱらいぞを目指すのだな

 ・ならば、俺とは別の夢だからどっちが素晴らしいかハッキリさせよう

 ・殴るから殴り返せよ。別に殴るの好きじゃないけど。

 ・ロッズ・フロム・ゴォォォォォォド!!

 

相性・彼の期待を論破可能。しかし彼の輝きも素晴らしいとアマカッスは彼に期待を抱いてしまうので彼の「期待」が起動して超補正。アマカッス、超歓喜=世界は終わり。

 

 クリームヒルト(怪力ゴリ……血で見えなくなっている。

 

 混沌を呼ぶ盧生として警戒している。期待は無垢かつ無邪気な特性であり限度も際限もない。例えば盧生と同じように現実に夢を起こしたいと誰かが望めばそうなるし、アイツが気に食わないコイツが気に食わないという期待が掛かれば願われた人物こと如くを殺しつくす。期待の量によって優先順位は変動するものの無差別に願いを叶える特性は先の黄に並んで驚異的だと見ている。後、気に食わない。

 

相性・彼の期待を論破可能。彼に期待し己の生き死にすら預ける彼の眷属たちも気に食わないし、望まれるがままに死と生を遊ぶように振りまく彼自身も気に食わない。ようは全てが気に食わない。

 

 (゚∀。)y─┛~~ (阿片すぱー)

 

 愛い愛い。おまえがそう思うのならそうなのだろうよ。おまえの中ではな。それが全てだ。

 

相性・どっちもどっち。上記三名の夢と異なり阿片さんも彼も人々から絶大な支持を帯びることが出来るが片や現実に生きない世界を、片や誰もが責任を放棄した世界を、世紀末の混沌というオマケ付きで紡ぎだすため、相性の結論は出ない。

 

 

 

 《奉納陣》

 

 六道冥官祭、その陣形。天曹地府祭とも呼ばれる陰陽道の儀式で国の大事の際にも使われた重要な祭り。様々な宗教形式、術式から智慧を得て組まれた究極の陣形であり、期待を背負った彼が紡ぎだす終段、その正体であり、作者が万が一彼を登場させるSSを書いた場合のタイトル。

 

 

 あらすじ。

 

 平成の世から遥か百年後。世界中では温暖化や各地での自然破壊により環境が一変。海の水かさは大きく上昇し、水害が多発。自然破壊により各地で砂漠化が急速に進み、太陽が灼熱となりて大地を乾かす。旱魃、洪水、暴風、大雨―――様々な災害が日常的に世界中を襲い、人々はその脅威と壊れた自然から僅かのみ採取できる資源で日々を凌いでいた。人智を超えたそれらはもはや優れた科学でもどうしようもなく、富める者は宇宙へと脱出し、逃れる術を持たぬ者たちは日々を生き残るため天へと祈るようにして生きた。

 

 自業自得の結末。しかしそれでもその時代を生きた人の責任とはいえまい。何故ならあくまでこれは人類の罪であり、今を生きる人間の罪ではないのだから。だからこそ、人々は無責任に人ならざる誰かに厚かましくも祈った。誰かどうにかしてくれと。いつか誰かが、自分らならざる何者かがこれをどうにかしてくれるとまだ見ぬ誰かに期待を背負わせ、日々を祈ってただ生きた。

 

 ゆえに彼が目を覚ます。期待されるは天才の宿命。人の身勝手によって世界から排された彼は再び人の身勝手により期待を背負わされ舞台に立つ。生贄の宿命を帯びた最後の盧生が時代の末世に目を覚まして―――。

 

 




割とふわっふわした感じで適当に仕上げたので後はご自由に。

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