――いよいよ一章エピローグです。長かった……!
それでは本編をどうぞ!
9月1日(火)
今日は小学校の始業式!
久しぶり、本当に久しぶりの学校……何故か意味もなく前向きになれそうな気がしたけど別にそんな事はなかったね!
……まぁ、結局今日は学校では特筆すべき事は何もなかったのだけど!
久しぶりに登校して、始業式の集会とホームルーム、そして夏休みの宿題を提出し終えてちょっとした今後の説明と諸注意を受けたら終わりだったからね……
特に僕のクラスでも学校の他のクラスでも皆大事もなく、って事を集会でもHRでも長々と説明されたくらい。
――そういえば、夏休み中の健康問題とかで思い出したけど、インターネットでの与太話では<Infinite Dendrogram>における健康問題の是非とか良くやってたよね。
結局、アンチだか対抗企業だかの工作だったらしくて、明確な健康被害に遭った人が全く現れなかったという、今では<Infinite Dendrogram>の安全性を知らしめる証になったというある意味笑えない結果になってたけど……
デンドロの安全性は世界一ィッ! って煽りが印象に残っているよ。
……まぁ、そのデンドロだって心の安全は保障できないんだけどね。
ちょっと話がズレちゃったけど、まぁよくある事か。
……で、今日は学校でそのデンドロの話題を出してみようかと思っていたんだけど。
話を切り出す隙も無いまま皆すぐに帰っちゃうか仲良しグループで固まるかしちゃうんだよね……ぐぬぬ。
まぁ、そりゃぁね? 夏休み明けで憂鬱な今日くらいは授業がないんだからすぐ帰りたいとか皆とお喋りしたいとかそういう心理は理解できるんだようん。理屈ではね!
……明日こそは!
そ、それはさておき。そんな訳で僕も早速帰宅してデンドロにログインする事に。
今日は事前に春香と待ち合わせして予定を合わせて――アルバイト!
勿論これにも深……いや、まぁそこそこ浅い訳があるんだよね。
まず一つ目として――今日のアルバイト先の喫茶店は先日少し迷惑を掛けたパーティで使った茶屋の系列店だという事。
とは言っても、迷惑を掛けたからそのお詫びにアルバイトをするとかそんな理由ではない……ないんだよ。
ただ、やっぱり話を通すのにそういう切っ掛けがあれば双方納得できてWin-Winな関係でアルバイトをやれるんじゃないかなって。
……大丈夫だよね? 店の人も春香も気にしてない風だったからそこは大丈夫だったよね?
ともかく! 二つ目の理由としては、うん。春香との思い出作りの一環と言うか社会勉強の一環と言うべきか。
提案してくれたのは春香なのだけど、それに僕が食いついた感じだね。
――一緒のお店でアルバイト! うん、凄い青春っぽい、青春っぽいよね!
……まぁ、フィクションにある様なハチャメチャなイベントは遠慮して貰いたいけどね!
後、僕も春香も冒険者ギルドとか各種専門ギルドでのギルドクエスト、ジョブクエストという形でなら“仕事”をした事があってもこういう形での仕事と言うのは流石に経験がなかったからね。
……確かに慣れない仕事だったけど、うん。悪くないよね。
三つ目の理由としてはこれは割と俗なのだけど……何でも、ジョブ次第では特定のスキルに対する適性があればこういうアルバイトの経験でも幾つかの汎用スキルを習得する事が出来るんだとか!
主に《鑑定眼》や《看破》と言った基本的なスキルや非戦闘系ジョブだともっと簡単に習得できるスキルが主らしい。
……デンドロのWikiにも、勿論掲示板にだって書かれていなかった情報だったからこれを聞いた時はびっくりしたけどね。
そりゃゲームにインしてまでクエストでもないアルバイトをする人なんてそんなに居ないよね……
全く居ないとは思わないけど、やはり情報をネットの海に提供してくれる人は多くはない。
他にも、僕と同じ様にティアンの人から聞いていた人がいたとしても、そういう人がネットに情報をあげてくれるかと言うのもあるからねぇ……
まぁ、これはいずれ普通に発見される類の情報だと思うから匿名で情報を提供しておいたけど!
そんな理由で始めたアルバイトだけど、初日は恙なく上手く行った。
まぁ僕の手に掛かれば些細な失敗なんて起こらないとは言わないけど早々起こらないと思うからね!
……何処で広まったのか分からないけど二日目にティアン、<マスター>を問わず大白宮中の知り合いに冷やかされたけど! うぐぅ。
次に闘技場施設で会ったら覚えてろと心の中で呟いておく――!
◇
9月2日(水)
学校では今日から授業開始!
……まぁ、僕的には内容はとても簡単だからちょっと退屈なのだけど。
そして今日の一大ニュースその一!
勇気を出してクラスの皆にデンドロをやっている人が居ないか聞いてみた、聞いてみたんだけど――
…………すっごく引かれた。何故かドン引きだった。地味に泣きそうになったけど泣いてないよ。
……どうやら、僕のクラスでは女子グループ代表とでも言える様な一人の女子以外は今はデンドロをあまりプレイしていないらしい。
ナンデ!?
と、思ったんだけど……事情を聞いてある程度は、ある程度は納得した。
最初に今は、と付けた筈だけど、デンドロをプレイした事がある子は他にも沢山居るらしい。
大体クラスの三分の一は、と言うとやっぱり結構な人数だよね……親兄弟とハードを共有している子も居るらしいけど。
しかし、今となってはその一人の女子以外はまともにプレイしていないのだとか。
その理由は……『モンスターとの戦闘が怖いから』。だから、皆リタイアしてしまったらしい。
あれ? 描写選択って確か出来たよね? って思ったんだけど、アニメ描写であっても現実には存在しない様なモンスターが、現実では考えられない程の速度や鳴き声を上げながら襲い掛かって来るのがアウトだったらしい。
……まぁ、描写選択を変えても自分の視点で、自分の身体を動かす様な感覚を持ってあの世界に遊びに行ってるんだから、ねぇ。
むしろ僕とかカシミヤみたいなのがおかしいのだと、なんで気付けなかったんだ僕……!!
デンドロなら非戦闘系のジョブでも十分に楽しんで遊べるとは思うんだけど、普通に皆戦闘がトラウマになっていて続けている子自体がそんなに居ないんだとか。
なんてこったい……
これは友達を作ろう計画を練り直さないと……!
ちなみに、そのまだ積極的に続けている唯一の女子はグランバロアで遊んでいるとか。
僕は天地でバリバリやっているって言ったら何故かさっきの発言以上に引かれた。解せぬ。
今日のニュースその二!
学校を終えて家に帰って、デンドロにログインする前にお風呂で身を清めて三人で夕食を取っていた時の事なんだけど……
先日言っていた様に僕が学校に行っている間に明日香がデンドロにログインしていたみたいなんだけど、なんと明日香が選択した初期国家がドライフだったんだよね!
勝と一緒に驚愕してたら、あの世界の情勢を入手する為にプレイしているのになんで二人して中央大陸から孤立している島国に居るのよ……と呆れられた。
僕達は悲しい気持ちに包まれた……orz
ぐうの音も出ないとはまさにこの事だね……っ。
三つ目のハードが届いても一緒に遊べるのは結構先になりそう。
明日香も結構物怖じしない性格だから僕達と一緒でなくても大丈夫だとは思うけど、思うのだけど……
こう、デンドロの経験者? として新しく始める初心者を心配する気持ちは仕方がないよね?
さて、今日はそんなニュースもあったけどそれはそれとしてデンドロにもログイン!
今日も昨日に引き続いて春香と一緒にアルバイトに明け暮れる日々。
まだスキルは何も習得出来ていないけど、合間合間で時間経過で自然回復しているMPを【符】に込めながらのお仕事にも慣れてきたところ。
……と、そんな所に店の前をカシミヤが通りがかった。
冷やかしに来たとかそういう訳ではなく、偶然大白宮の街を散策している所に遭遇したらしい。
そこで、折角カシミヤは同年代なので巻き込んでアルバイトに誘う事にしてみた!
……まぁ、誘う僕も僕だけど僕がアルバイトしている理由聞いたら即答で了承するカシミヤもカシミヤだよね。
――三人でアルバイトをしながら少し考えたのは、意外? にもカシミヤと春香は話が合うらしいという事があった。
あの二人は武闘大会の後の宴の時と先日のパーティの時くらいしか面識がないと思ってたけど、大白宮の闘技場施設で何度か手合わせした事があったらしい。へぇへぇへぇ!
――そのせいか話の内容は全く色気がなかったけどね! カシミヤ、割と戦闘狂だから……
ちなみに、後で教えて貰ったんだけど春香の方は闘技場施設で遭遇していなくてもカシミヤの事はそこそこ知っていたらしい。
大名、領主の娘として先日の武闘大会の上位勢や天地の各地で有名な<マスター>は覚える様にしているんだって。
うん、カシミヤそこかしこで野試合楽しんでいたみたいだからなぁ……
そんなカシミヤだけど、予想外と言うべきか、流石にアルバイトを始めて最初の頃は緊張して少しまごついていたね。
それでも大きな失敗はなかったし、僕が少しフォローした後は一つ自分に気合いを入れて、その後はしっかりアルバイトを勤め上げていたんだから十分凄いよね!
――ちなみに、そのカシミヤはデンドロ内で二日間のアルバイトで《看破》のスキルを習得した様だ。
う、羨ましい……!
◇
9月3日(木)
今日は特に何事もなく!
……昨日引かれた時のままで何事もなく学校から帰ってきた。
ま、まぁ今週くらいは多分この空気引きずりそうだなって。
家に帰ってから諸々を済ませてデンドロにログイン。
まずは西白寺のお城へ行って今日はどうするか春香と話し合う事になっていたのだ。
……僕はまだスキル習得出来ていないし、まだアルバイトを続けていても良かったのだけど、僕達が通っていたアルバイトの喫茶店はここ数日の働きでかなりの客数が入ってくれたから暫くは大丈夫、と言われてしまったのだ。
――所謂大きなお友達ならぬ、大きなお客様がね!
アルバイトで僕らが担当していたお仕事は食器洗いや清掃、給仕に後は店の前での客引きぐらいだったのだけど、うん。
まさかこれほど効果があるなんて思わないよね……?
いやまぁ、そういう知識は一応、一応と言うか何故か僕にもインストールされているけど……天地の住人も意外と物好きだよね?
春香にもやんわりと遠回しな表現を使って教えておいたけど、多分表情からして伝わってないっぽい。
まぁ、無理に伝える事もないよね。
そんな感じで、あのお店でのアルバイトは入らなくても大丈夫らしい。
……お菓子作りとか、教わってみたかったんだけどなぁ。
で、話を戻してそれならどうしようか、と春香と二人で話し合っているところでフレンドリストを通じてカシミヤがログインして来たのを知覚した。
同じ日本の小学生ならそりゃ生活周期は似通っているよね。
折角なので【符】を使った通信魔法を通じてカシミヤにも誘いを掛けてみるとあっさり乗ってきた。
やっぱり同年代で僕らの事情にも通じているから他と比べて格段と話がしやすいんだよね。
それで、カシミヤと合流して一緒に話し合ってみた結果――それでは闘技場に行って決闘にチャレンジしてみよう、という事になった!
……発案者はカシミヤだけどね! カシミヤは本当にカシミヤだよね!
いやまぁ、僕も含めて皆で話し合った結果なのだけど!
うん、今までずっと闘技場施設を使ってきた春香やたまに闘技場施設に乱入して野試合まがいな事やってたカシミヤと違って、僕は以前の武闘大会の時以外は慶都で少し観戦しただけだったからね。
興味があった、というのも間違いなく事実だったんだ。
あと、僕ら三人が出会ったのもあの武闘大会の時が初めてだった。ならばそれも面白そうだなっていう……褒められた理由じゃないかもしれないけどねっ!
話し合いは更に進み、折角決闘に出場するなら天地の中でも最も大きな闘技場施設を持つ慶都が良いだろう、という事になった。
――慶都なら、春香も学校の下見が出来るかもしれないしね?
まだ見ぬティアン、<マスター>の強者との戦いもあるだろうと考えると――凄く良い案な気がして来るよね!
そんな訳で、今日と、明日を使って慶都へ移動!
いつも通り冒険者ギルドで道中でこなせそうな依頼を請けて、いざ!
……まぁ、流石にイグニスでは三人も乗せられないから徒歩なんだけどねっ。
◇◇◇
□自室 天野理
<Infinite Dendrogram>からログアウトし、意識を覚醒させた後にハードを外す。
……うん、いつも通りちゃんと
五感で感じられる感覚はさっきまでいたあちら側の世界と変わらない様に感じるけど、それでも僅かな差異を、確かに感じている。
それは例えば魔力を感じる感覚だったり、自身に掛かっているスキルに関する感覚だったりするのだけど……うーん。
――まぁ、その事はさておき。
そんな事を考えつつも自室の明かりを点けて時間を確認する。
……午前三時半。
微妙過ぎる時間にログアウトしてしまった事に若干後悔しつつも、椅子に座ってため息を吐いた。
今日はカシミヤに付き合って同時にログアウトしたのだが、どうやら少々失敗したらしい。
流石に徒歩で慶都まで行くのなら、それも春香とカシミヤと一緒に、ティアンとマスターが混在で行くとなると色々と準備は必要だったから。
だから今日一日は決闘の為の準備だとか、遠出の準備だとか、後は各種ギルドでのあれやこれやをしておくに留めたのだけど……
――カシミヤの事だから、早朝の鍛錬にでも汗を流してるのかな。それを真似てみるのは……流石に今日すぐに、ってのは無理かな。
同時にログアウトした、向こうの世界での友達の事を考えつつも机に向かう。
――剣の事なら勝に教えて貰う、ってのもありかな? あ、でも僕達の仕事的にあまり二人揃って長時間デンドロから離れるのは不味いのかも。
脳裏でそんな取り留めのない思考を続けながらも、いつもの日課を――日記を、今日あった出来事を書き連ねていく。
最初、この家に来た当初は何を書けばいいのか、どう書けば良いのかと随分悩んだものだけど、今となっては勝と明日香のお陰でこの日課も随分と慣れてしまった。
これもいつも暖かく見守ってくれている二人のお陰……と、夏休み前になってからは、日記に書く内容の大部分を占める様になったデンドロのお陰、と言っていいのだろうか。
……まぁ、客観的に見ても僕があれにハマっているのは間違いないし、日記に書く事も本当に多くなったのだけど。
それでも、一般的にはゲームの事ばかりを日記に書いているというのはあまり褒められた事ではないのかな、と苦笑する。
「――理君? 起きてるかしら?」
そうして日記を書いている所に、ノックの後に明日香の声が掛かる。
……起こしちゃったかな?
「さっき起きたところー……煩かったかな?」
明日香の声に答えて自室の扉を開ける。元から鍵は掛かってなかったけどね。
「ううん。私は丁度そろそろ起きるところだったから。……もう一眠りする? それとも理君も起きてる?」
「うーん……」
中々に悩ましい問いだった。
日記を書いてからその後寝るとしたら二時間くらいは……
――カシミヤは今も鍛錬、頑張っているのかな。
ふとそんな事を考えた。
……我ながら、少年心は単純だなって思う。
比べる様な物でもないのに対抗したいって考えてしまうのだから。
「――起きてる。うん、デンドロのニュースサイトでも見て回っておこうかなって」
「分かったわ。それじゃ、ココアでも淹れるわね。あ、授業中に寝ちゃ駄目だからね?」
「だ、大丈夫だよっ。そんなヘマはしないって」
……休み時間には仮眠でもしようと思ってたのにっ。
授業中じゃないからギリギリセーフ、セーフだと思うよね!
と、そんな事を内心で考えていると、何故か明日香は微笑ましい物でも見るかの様に微笑んでいた。
……何だろう?
「……どうしたの? ちょっと笑ってたよ」
「ふふ、そうだったかしら? それなら――」
明日香は僕の方を真っ直ぐに見て――本当に、本当に嬉しそうな顔をして。
「――理君が楽しそうだったから、私も嬉しくなったのよ」
――と、そう言った。
「……僕が? そんな顔してた?」
「ええ、それはもう。あちらの世界へ行く前も、帰って来た後も。本当に子供らしい顔を見せてくれるんだから」
……そうだったのかな。そうだったのかも。
そんな覚えがない事もない。……うん、まぁやっぱり楽しいのは、事実だしね。
「あー、うん。今まで遊んだゲームも楽しかったけど――やっぱり、デンドロは格別だね」
「それは良かったわ。私達の仕事に巻き込む事になっちゃって、どうしようかと思ったけど――あ、でも何かあったら直ぐに言ってね? 理君、あまり我儘言わないから心配だから」
「まぁ、今は大丈夫かな? むしろ
「調子に乗らないの」
そう言って一緒に笑い合う。……そんなに心配されてたんだ。
境遇から考えれば、仕方のない事かもしれないけど。自分で言うのもあれだけどね!
……デンドロで何かあったら頼ってほしい、って言うのは本音なんだけどね。僕だってそこそこ力を付けているんだし!
「それじゃ、ココア淹れてくるからちょっと待っててね。あまり無茶しちゃ駄目よー?」
「はーい」
返事をして、さっきまでより少し暖かい気持ちになりながら、再度日記に向き直る。
――うん。
全身全霊で僕自身の才を発揮できる
力を、技を、才を比べ合える友がいて。
もっと一緒に過ごしたいと、そう言ってくれる仲間がいて。
人間ではなくとも、頼れる、僕を尊重してくれる仲間がいて。
そして、僕を心配して、僕を庇護して、僕を慈しんでくれる人達がいる。
――僕は本当に幸せ者だね!
そう、テンションを上げながら日記を書きあげるのを再開するのであった。
…………あ。
決闘と野試合は無茶に入らないよね…………?
To be Next Episode…………
何か凄い完結っぽい雰囲気を醸し出してしまったかもしれないけどまだまだ完結はしません。
僕達の決闘道はこれからだ……!
……はい。それでは、一章も最後までお読みいただき本当にありがとうございます!
ある意味ジーニアス君の地力の足場固めの一章でした。
もう上級エンブリオに進化した上級マスターなのに何故かまだまだな気がしてならないのは多分今の所エンブリオが地味だから……!(酷
次章は間章となります! ……また日常回か! いや日記形式的にそんなに時間飛ばしたくないと言う作者の我儘が……!(言い訳
時間を飛ばしたくない、飛ばしたくはないのだけど……はい、流石に一日ずつ日記を描写するのはそろそろ限界ですし原作にも全然追いつく気配がないのはあれかなと!
そんな訳で次章の間章からは日記の日付が飛ぶ事が良くあると思いますがご了承ください。
それでも長くても三日は空けない様にしたいと思いますが……まぁ、夏休み中だった今までと違って学校が始まるから単純にデンドロにログインする時間が減ると言うのもありますし多少はね?
日記描写を飛ばされた日は討伐系のギルドクエストとか、ジョブクエストとか、アルバイトとか、野試合とか、デスペナ中とかそんな感じの日々を送っていると思ってください。
次章一話目は今回もプロットの関係上少し期間が空くかもしれません、申し訳ない……!
それでもよろしければ次章も付き合っていただければ幸いです。