俺の『冒険譚』はまちがっている。   作:黒の孤独

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三話

〜ラクサスSide〜

 

俺は自分から十メートル離れてる奴に聞いた

 

「……神鳴殿をすべて破壊したのはお前か?」

 

「ん?ああ、そうだが?それがどうした?」

 

「馬鹿な!?あれ一つでかなりのダメージだぞ!?どうやって壊した?」

 

「バカか。相手に自分の手札を教えるかよ」

 

普通の奴なら命に関わるぞ。なのにコイツは顔色一つ変えずに全部壊しただと……面白いコイツを倒して俺はマスターの地位を手に入れる

 

 

〜八幡Side〜

 

「さてと、どうする?やるか?」

 

「ああ、お前を倒してマスターになってやる」

 

そんじゃあ始めるか

 

「オラよ!!」

 

腕を振り雷を飛ばして来た。

俺は右手を突き出しながら人差し指を曲げるのを意識して握りながら言った

 

「アイアンメイク………(ソード)

 

言い終わった瞬間俺から見て右側に剣が創られ雷が剣に向かい直撃した。

 

「遅え!」

 

雷の加速を利用してラクサスが殴りかかって来た。

俺はそれを喰らった。いや、正確には俺の形をした人形だが。俺自身はと言うとラクサスが始めに居た位置に居た。

 

「な!?」

 

俺はまた右手を突き出し今度は中指を曲げるのを意識しながら握り言った

 

「エアーメイク………鎌鼬(カッター)

 

その瞬間ラクサスの体のところどころから血が出てきた

 

「くっ!?」

 

ラクサスは危機を感じたのか、その場から雷の加速を使いすぐさま離脱した。そしてハチマンから少し離れた所から

 

「雷竜の……」

 

「ほ〜。お前もか」

 

「咆哮」

 

その瞬間ハチマンが居たところが雷のブレスで地面が抉られてた。

が、ハチマンの姿がなかった

 

「なに?」

 

「面白いもんを見せてもらったぜ。代わりと言っちゃなんだが良いものを見せよう」

 

そう言いながら俺はラクサスの正面二十メートルから言った。

 

 

 

 

突然だが造形魔法の話しをしよう。

造形魔法とは属性の違いはあるものの基本は魔力を使いそして使いたい属性に魔力を変換して体から放出するものである。なお、属性はその人にあったものでしか出来なかったりする

これと似た魔法があるのはご存知だろうか?

その魔法とは滅竜魔法である。

滅竜魔法は火を吹いたり鉄を吹いたり炎を拳に纏わせたりするのではなく人間の体を竜の体に変換する魔法である。これは、魔力を使い自身の属性に合わせて体を変換しているのである。そしてそのあとに放出する。

違いといえば魔法を食えるってのと自身の外か自身の変換だけで変化はあまりないのである。ただし、体の変換のため滅竜魔法の方が難しい

 

 

長くなったが何がいいたいかと言うと滅竜魔導師である俺は造形魔法が簡単に使えるしかも俺の属性からしたらすべての属性が使える。そして属性が混ざらないように指で造形魔法の属性を区別して使っている。ちなみに片手で安定しているのはセンスである

 

 

 

俺は両手を使い造形魔法を使うようにする

 

「オールメイク……ウェポン」

 

俺が言った瞬間俺の背後から 鉄の鎖、空気の槍、氷のレイピア、炎の長剣、木のハンマー、水の刀、影の短剣、光の剣、岩のクレイモア、土の棍 が無数に現れた。

 

 

「な!?」

 

「喰らえ」

 

俺は鎖を飛ばしラクサスにつけようとするが雷の加速を使われ避けられてしまった。鎖はラクサスの逃げ道を減らすかのように地面に刺さる。

その後ラクサスの通り道に木のハンマーを振るい、避けられたところに上から氷のレイピアと空気の槍で刺すようにし攻撃を仕掛ける。ラクサスの意識が少し逸れたところに光の剣を飛ばしそれに隠すように影の短剣を飛ばす。

 

そうして、疲れてきたところに残りの武器で逃げ場をなくし通常の発動ではないがミストガンの魔法を発動させる

 

「疑似魔法 五重魔法陣 御神楽」

 

上から降ってきた巨大な光線をくらいラクサスは気絶した。

 

 

 

 

 


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