ハイスクールD×D 仮面魔法伝   作:からおお

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どーもです。

今回は少し短めです。

ではどうぞ。


停止教室のヴァンバイア編
第16話 嵐(?)の前の静けさ


「入りますー。」 

「冗談じゃないわ!!!!!」

ドンッ!!!!!!!

僕が部室に入った途端部長が突然の大声で怒鳴った。その振動なのか周りの草木は凄まじく揺れ、鳥は逃げ出し、部室内からメキッという音も聞こえた。

「なっ何?いきなりどうしたの?裕斗。」

僕は隣にいた裕斗に事実を聞くと

「実はここ最近イッセー君にお得意様ができてね。どうも内容の割に対価が豪華すぎたんだよ。それで調べた結果 お得意様の正体が堕天使の総督アザゼルだったらしいんだよ」

「へぇ・・・。」

「へぇ…じゃないわよ!」

ドンッ!!!!!!

またもや部室内が揺れた。

「これは大問題よ!天使と悪魔と堕天使の会談がこの街で執り行なわれるとは言え私の縄張りで潜伏して営業妨害していたなんて…!おまけに私の可愛いイッセーに手を出すなんて万死に与えするわ!大丈夫よイッセー…私が絶対守ってあげるから…」

「は…はぁ…」

明らかに飼い犬のように扱われているイッセーは少し戸惑っているようだ。

「大丈夫だよ。イッセー君。僕が絶対に守るから…」

「あ…いや…嬉しいけど…真顔でそんなこと言われるとなんか反応に困るんですけど……」

「真顔で言うに決まってるじゃないか。君は僕の友達だ。コカビエルの件以来…僕は君を大切な友だと思っている……何故だろう…バランスブレイカーを使った時、この胸が熱くなるんだ…」

「き…キモいぞ!お前!近寄んなっ!」

「そんな…」

裕斗の予想だにもしてない発言にイッセーはドン引きであった。その様子を僕は苦笑い

「イッセー君は赤龍帝の籠手…おそらく春人さんにも接触してくる可能性があります。指輪の魔法使いもといインフィニティーを放ってはおかないでしょう。」

「でも春人先輩なら普通に撃退できそうですね……」

真面目なことを言いつつも内心戸惑っている2人であった。

「けどなんで堕天使の総督が…」

すると

「アザゼルは昔からああいう性格だよ」

聞き慣れた声が部室の入り口から聞こえた。皆がそこを見ると紅髪の青年が微笑みながら立っていた。裕斗、小猫、朱乃はすぐさま跪いたが、

「お兄様!?」

リアスは慌てふためきソファーから飛び起きた

「よっ。サーゼクス。」  

「やあ春人。身体は大丈夫かい?」

「ああこの通りだ。」 

 

「何故皆は跪いたのに。春人さんは普通にしてるんだ?」

「……サーゼクス様は春人先輩の友人です。」

「なるほど……。」 

  

「彼はただのイタズラ好きな総督様だ。……それに楽にしたまえ。今日はプライベートで来たんだ」

そう言うと他の面子は姿勢を楽にする。

「どうしてここへ!?」

「何を言っているんだ。公開授業が近いだろう?未来のために頑張る妹の姿を見るのは兄として当然のことさ。それに当日は父上も来られる。」

「…グレイフィアね?お兄様に伝えたのは?」

「これも女王の務めですので」

リアスは頭を抱えている 

「春人さんこんにちは。療養中にも関わらず、またミリキャス様のお相手をしてくれて。」

「いえいえ。リハビリにはちょうど良かったです。」

「ちょっと待って春人!貴方、ミリキャスを知ってるの?」

「知ってるも何もなあ。サーゼクス。」

「春人はミリキャスの遊び相手兼家庭教師みたいなもんだよ。」

「もう私貴方の存在が分からくなってきたわ。それよりも!魔王たるお兄様が一介の悪魔を特別視してはなりません!魔王の仕事をサボるなどもってのほかです!」

本音と言える言い分にサーゼクスは首を横に振る

「いやいや。これは仕事でもいあるんだよ。リアス。近々この学園で三すくみの会談が行われる事となってね。その下見も含めてだよ」

サーゼクスの言葉に部員全員は驚愕の表情を浮かべた。

「本当に…ここで…?」

「あぁ。この学園には何かと縁があるようでね。この私魔王ルシファーの妹であるお前とレヴィアタンの妹、伝説の赤龍帝、聖魔剣使い、聖剣デュランダル使いに加えて堕天使コカビエル、指輪の魔法使いと白龍皇の襲来があった場所、偶然にも片付けるには無理があった事情ばかりだ。様々な力が混ざり合い歪みが生じた場所でもある。その中で兵藤一誠君、それと春人。」

するとサーゼクスは後ろを振り向き僕とイッセーの方向を向いた。

「君達にも参加してほしい?」

「はい」 

「どうせ僕は強制参加ってかこの間聞いたから承知してる。」

その後イッセーが言い出したのだがイッセーのところにサーゼクスが泊まることになったらしい。

 

その翌日

 

イッセーside

 

「俺の名はヴァーリ……白龍皇……バニシングドラゴン。」

「お前が……くっ」

(左手が燃え上がりそうだ。こんなところで)

俺はそう思いながら前に向くと奴は指を指し近くまで来ていた。

「っ!」

「無防備だな……ここで俺が君に魔術的な……「ブーステッド!」」

その瞬間!

「冗談が過ぎるんじゃないか?」

「ここで赤龍帝との対決をさせるわけにはいかない!」

木場とゼノヴィアが自らの剣でヴァーリを制していた。

「フッ。やめておいた方がいい。コカビエルごときに勝てない君達が俺に勝てるとでも?まあ人目を気にしないのであればお好きなように」

と言われると2人は剣をひき、俺のもとに

「兵藤一誠……君はこの世界で何番目に強いと思う?」

「何!?」

「そこまでにするんだなっ!ヴァーリ!」

「春人!」

「「春人さん!」」

「春人くん!」

現れたのは春人だった。

「指輪の魔法使い…………君はこいつらよりはより良い戦いができそうだが……今は君と戦うつもりはない。それに君からみても兵藤一誠は貴重な存在と思わないか?」

「何が言いたい」

「まあそれは主次第というか育て方次第だろうな……なあリアス・グレモリー」

そこには部長や朱乃さんたちがいた

「どういうつもりかしら?」

「赤い龍と白い龍……過去これに関わったものはろくなことにならない……貴女はどうなるだろうね?」

「…………。」

「まっ。さっきも言ったが戦いに来た訳じゃない……俺もやることがあるのでな。」

と言いながらヴァーリは去っていた。

 

イッセーsideout

 

 

 

「「イッセー覚悟!!」」

保健室で休ませていたのだが、治ったみたいで教室に入ってきたイッセーに松田、元浜の制裁をパンチをイッセーはくらう

まっ。ゼノヴィアがオカ研に入ったことだろうが

 

イッセーside

 

「だからなんで俺が殴られなきゃならんのだ?」

「いやあすまん。あまりにお前の周囲に美少女ばかり集まるから」

「この憤りを何かにぶつけなければ!」

「ふざけんな!なら俺じゃなくても春人もそうじゃないか……。」

「バーカ。蒼磨に手を出したら木場並に女子達の制裁をくらうわ。その前に蒼磨自身、喧嘩強いらしいからな。」

(らしいじゃなく……まあ指輪の魔法使いにしてあのコカビエルを倒したやつだからな。普段でも強いしさ……。)

「とにかくだ!お前はゼノヴィアちゃんには手を出してないな!」

「あっ当たり前だろ。」

「イッセー……。」

「ゼノヴィア??」

 

イッセーsideout

 

「まあ平和すぎるというかなんというか……。」

僕はそう感じていた。

ゼノヴィアがイッセーに練習とやらであれを出してきて、そこにアーシアが現れ、さらには桐生さんも現れてのでやんやんとなり、また松田、元浜に締め上げられていた

「もてる男はツラいねイッセー君」

「うるせー。てか助けてくれ春人。」

「まあまあ助けなくてもいいから、時に春人くん、彼女はいたりするの??」

桐生さんが僕に問いてきた

「うーん。大切な人はいるかな……。」

と僕はそう言い、教室を出る。

「えーーーーー!?」

「うっそ!春人くんには彼女がいたの……ショック。」

「いやいやまてまて大切な人だから彼女とは限らんぞ……。」

教室ではいらぬ憶測が飛び交った。

 

 

イッセーはその隙に外へ出て部長、朱乃さん、ソーナさん、副会長と話をしていた。

「白龍皇に会ったそうですね。」 

「ええ。まあなんていうかあいさつ程度に。」

「あいさつ?」

「理由は分からないけど、彼が堕天使側についている以上は無茶しないでしょう。それより私達には重要な問題が控えてるし。」

「そうね。」

「なんで二人とも深刻な顔してるんですか?」

「お二人は公開授業が心配なんですわ」

「え!?部長はなんとなくわかりますが、会長まで……」 

「はあ~」

「それより話変わるんですけど春人に彼女はいたりするんですかね?」

「「え?」」

「いやあいつうちのクラスの女子に彼女はいるのかと問われたら、大切な人はいるって答えたんですよね。」

「私は知らないわ。だいたいそんな話聞いたことないし。本人からも」

「私も知りませんね……。ではリアス、また。」

「気になるな……。」

「…………。」

「朱乃?どうしたの?」

「なんでもありませんわ……。」

 

 

そしてとうとう公開授業の日がやってきた。




さていかがだったでしょうか?

まあ特に何かあるわけではない、たぶん今までの中ではのんびりした感じになったと思います。

さて次回は公開授業の回になります。お楽しみに

ではまた。
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