ハイスクールD×D 仮面魔法伝   作:からおお

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どーもです。

さて昨日は用事があったので投稿できませんですいません。
今日も忙しいのですが、1話だけ投稿します。

2019年8月追記
改めてご無沙汰しております。この18話のまえがきを借りて
今現在、投稿した小説の訂正、追記を行っています。
更新の日付を見ていただければ、以前と少し変わっているはずです。
ただし、キャラ設定は大きく変えてはいませんのであしからず。

ではどうぞ。



第18話 もう一人の

あの日から数日後、僕は部室に入るとその直後に、周りから『開かずの間』と呼ばれるところに連れられた。

「ここが昨日言ってた…」

「私と同じもう一人の僧侶の…?」

「えぇ。そうよ」

イッセーとアーシアの質問に部長は淡々と答えた。

「札とかはってあるけど何でですか?」

「その僧侶の能力が私じゃまだ扱えきれないだろうということで封印されてるの。先のコカビエルとの戦いで私たちはそれなりに評価されて封印を解くことが許されたのよ。まぁ…殆ど春人の手柄だけど……」

「向こうが勝手にリアス達の功績だと受け取ってしまったのですわ…」

「何度も春人の功績だとお兄様に掛け合ったんだけど、「私も何度も掛け合ってみたよ。だがね、元老の方々が中々信じてくれないのだ」だそうなの…ごめんなさいね…」

「別に、僕だけの功績とは思っていないですよ。みんなで戦ったじゃないですか」

「……ありがとう…」

「話を戻すけど、この封印は深夜に必ず解けるようになっているんだけど、当の本人がとんでもない程の引きこもりなの」

「引きこもりなんすか…」

深夜に自由になれるというのに出たがらないという意外な理由にイッセーは驚いた。すると朱乃さんが補足をした。

「ですが、その子は時に眷属の中でも1番の稼ぎ頭だったりするのですよ」

「マジですか!?」

「はい。パソコンを介して特殊な契約を執り行っているんです。悪魔と直接会いたくない人間も中にはいるのでそのような契約に関してはかなりの成績です」

「そんな契約もあるんですね…」

「取り敢えず開けましょ」

そういうと部長は扉に手を当てた。すると魔法陣が浮き上がり、張り巡らされていたテープや札が破けた。

その瞬間

「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

その扉から凄まじい悲鳴が聞こえてきた。

「な…なんだ!?」

ガチャ

「ご…ごきげんよう。元気そうね」

リアスと朱乃さんが様子を確かめるために中へ入った。

「な…何なんですか〜!!!???」

中からはアーシアと同じくらいトーンの高い声が響いてきた。

「封印が解けたのですよ?もう外に出られます。私たちと一緒に外に出ましょう?」

子供をあやすかの様に優しく朱乃さんが話しかけるも

「いやですぅぅぅぅぅ!!!ここがいいですぅぅぅぅぅ!!!外に行きたくない!!人に会いたくないぃぃぃぃぃぃ!!!!」

その声は普通に拒否をした。

「こ…これは引きこもりというより重症なんじゃ………」

「はい…」

そう言うも、恐る恐るイッセー達が中へ入るとそこには、金髪のオカッパの少女がいた。

「おお〜!!!!金髪美少女〜!!しかも外国の〜!!」

あまりの可憐さにイッセーはいやらしい笑みを浮かべ興奮した。

「やったぜ〜!!僧侶はアーシアとそろって二人の美少女だ!」

すると部長はとんでもない事実を打ち明けた。

「イッセー、確かに美少女に見えるけど、この子はまぎれもない

 

 

男の子よ

 

 

「え…?いやいやだってこんなに可愛いんですよ?そんなこt「女装趣味があるんですよ」

「え………えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!?????」

「ひィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!ごめんなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!!!!!

するとイッセーは喚きだした。

「わぁぁぁぁぁ!!!!理不尽だ!!!無慈悲だ!!!こんな残酷すぎるものはあってもいいものかぁぁぁ!!!!!こんな美少女の姿で股間に余分な物をぶら下げているだなんてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

「アホンダラ。」

「下品です」

小猫ちゃんに引かれるも御構い無しに喚いた。

「ていうか!なんのために女装なんてしてんだよ!?」

「だ…だって女の子の服が可愛いから…」

「可愛いとか言うなぁぁぁぁぁ!俺はお前とアーシアのダブル金髪美少女を夢見てたのに…!ちくしょぉぉぉぉ!!!俺の夢をか…

「うるさい!!!」

『バインド!プリーズ!』 

ゴシャンッ!!!!!!!!

イッセーの喚きに限界なのかバインドで拘束した上でイッセーを床に叩き込んだ。すると減り込んだ床はひび割れを起こしイッセーからは煙が浮き上がっていた。

「ヒィィィィィィィイ!!!!床に減り込んだ〜!!!!!!」

そんな状況下の中でも部長は説明した。

「この子の名前は『ギャスパー・ヴラティ』一応この学園の一年であり、転生前は人間と吸血鬼のハーフなのよ」

「ふぅ〜ん。まぁ簡単な話、この子を外に出せばいいんでしょう?」

「まぁそうだけど…」

部長がそう返すと僕は立ち上がってゆっくりとギャスパーに近づいていった。

「な…!なんですか!?」

「どうも。僕の名は蒼磨春人、指輪の魔法使いやってるもんで初めましてギャスパー君」

「ヒィィィィィィィイ!!!魔法使い??…!実験材料されるの怖いですぅぅぅぅぅ!!!」

ギャスパーは泣きながら僕から離れた。

「あのー?昔の魔女みたいなことはしないし?外に出るんだって?」

「ヒィィィィィィィイ!」

僕はそう言うもギャスパーはさらに怯えた。

「お?」

その時、僕はギャスパーの眼から何かを感じ取った。

周りを見ると朱乃さんやリアス達が動きを止めていた。

「何だ?これがお前の神器とか言うやつかい?」

「ヒッ!?な…何で動けるんですかぁぁぁぁ!?」

「要するに……視界に入ったものを止める能力か……だが指輪の魔法使いである僕には聞かないよ」

『ドライバーオン!プリーズ!』

『シャバドゥビタッチヘーンシーン。シャバドゥビタッチヘーンシーン』 

「変身!」

『ランド!ドラゴン!ダン!デン!ドン!ズドゴーン!ダン!デン!ドゴーン!』

「ヒィィィィィィ!何ですかそれは!!?」

「仮面ライダーウィザード。それより。」

『グラビティー!プリーズ』

ギャスパーの周りの重力を軽くして宙に浮かせた。

「わあぁぁぁあ!!宙に浮いてる!!?何するんですか!!??」

「こんなんじゃいつまで経っても外に出られないし同じこと繰り返しだよ。取り敢えず出るよ。次騒いだらそのまんま人通りの多いところにほったらかしにするよ。」

「やめてくださぁぁぁぁい!!!!!」

あれから元に戻った部長達と僕はギャスパーの神器について話し合っていた。まぁダンボールに入ったままだけど、

「というかギャスパーの能力ってなんですか?」

「『停止世界の邪眼』…文字通り視界に入ったもの全てを一定の間 停止させることができるの」

「時間を停める!?そんな反則な….………というか…春人は普通に食らっても止まってませんでしたけど…」

「僕にはティアを介したリングがある。」

「それでも時間を停めることが出来るから強力な神器よ。でも、そんな彼を眷属にすることができたのは『変異の駒』(ミューテーションピース)を使ったからなの」

「何ですか?それ?」

僕が気になって聞くと部長は説明した。

「通常 駒が複数必要な転生体が一つで済む特殊な駒なの。だいたい上級悪魔の10人に一人は持っているわ」

へぇ…駒一つで……ん?それだともしかして春人も眷属にできるんじゃ…?

「イッセ〜、なに駒使って僕を悪魔にしようと考えてくれてんの?」

「いやいや!してないしてない!!ただどうなるのかな〜?って考えてただけだから!」

「ははは…それにそんなことしたら、セラやソーナさんが黙ってないだろうし、その前にどうせ僕じゃ無理だ」

「えぇ…春人の場合10個や100個使っても100%無理だと思うわ…(あの時眷属になれなんて畏れ多いこと)

そう言うと部長はギャスパーの入っているダンボールへと目を向けた。

「話を戻すけど、ギャスパーはその駒の所有者なの。だけど問題はその才能よ。類稀な才能を持ったギャスパーは無意識のうちに神器の力が高まっていくみたいなの。近い将来には禁手化も至る可能性が出てきているわ」

「マジですか!?ただでさえ危険なのに制御不能よ奴が至ったら…!」

「そう。危うい存在なの」

「今ならギャスパー君を制御出来ると判断されたそうです。部長がイッセー君と裕斗君を至らせたと上の方達は評価したのでしょう」

「うぅぅぅ僕の話なんてしてほしくないのにぃぃ〜……」

バンッ!

「ひぃぃぃ…!」

ガンッ!

「きゃぁ!!!!」

ギャスパーがそう言うと少しうるさいと思ったのか小猫ちゃんが段ボールを叩いた。どさくさに紛れて僕も段ボールを蹴る。

なんかどっかのお笑いコントみたいだな 

すると部長と朱乃さんは立ち上がった。

「とりあえず私と朱乃は会談の打ち合わせがあるから 少しの間ギャスパーをお願いね。」

そう言うと部長、朱乃さん、裕斗は出て行った。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

ーーーーーーー

 

ーーー

「ほら走れ。ぼやぼやしてるとこの剣にやられるぞ!」

「ヒィィィィィィィ!!!聖剣の使い手なんて嫌ですぅぅぅぅぅ!!!滅っされる〜!!!!」

「ギャーくん…ニンニクは体にいい…」

「ニンニクはラメェェー!!!!!!!!!」

あの後皆はグラウンドでギャスパーを鍛えることにしたのだ。そして今は体力作りとしてゼノヴィアと小猫ちゃんに追いかけ回されていた。

「な…なんかすげぇ楽しそうだな…あの二人…」

すると

「お!やってるなオカ研!」

入り口から生徒会の兵士である匙が出てきた。

「よ〜兵藤、どうだい?調子は?」

「見ての通りだ…」

イッセーはゼノヴィアに追いかけ回されているギャスパーを指差した。

「お!金髪美少女じゃねぇか〜!」

「残念…あれは女装野郎さ」

真実を聞かされた途端に、匙は希望も何もかも失ったかのような表情を浮かべた。

「詐欺だな…」

「だな…」

「よっ。元士郎。」

「どうも春人様。ご機嫌麗しゅう。」

「お前わざとだろ……っ!」

あの公開授業以降こんなからかわれ方をされる

ソーナさんはソーナさんで兄様と呼ぶし…

すると草むらから和服を着た男性が現れた。

「アザゼル!!」

「よう赤龍帝、あの夜以来だな」

その男を見た直後にイッセーは神器を展開し戦闘態勢へと入った。ゼノヴィアや匙も同じく態勢を取っていた。

「まぁ待て、構えを解きな。下級悪魔君をいじめにきた訳じゃねぇよ。ちょいと聖魔剣使いと指輪の魔法使いを見にきただけだ」

「木場ならいねぇ!春人はいるが…たとえそれでもお前になんか…!!」

「ったくよ〜コカビエルなんかに敵わねぇお前らが俺と勝負になる訳ねぇだろ。そこの指輪の魔法使いは別だが」

「く…」

「待て!イッセー!」

「春人。」 

僕はイッセーを制止する。

「本当に聖魔剣使いは留守のようだな。まあいいやもう一人はいることだしなあ。」

「あ…アザゼルか?」

「いかにも、俺は堕天使総督『アザゼル』だ。俺も魔法戦士インフィニティーを纏う指輪の魔法使いに会えて光栄だ♪」

「で?何しに来たんだ?僕と一戦交えるか?」

するとアザゼルは『やれやれ』と首を振ると

「だから違ぇって言ってんだろ?それにお前なんかとドンパチしたら堕天使とお前とで戦争起きるだろ。俺はコカビエルの馬鹿みたいに戦争は好まねぇ。今回はただの様子見だし、ちいーとお前に話がある」

「そうか。」

僕は立ち上がり、アザゼルと皆と離れた場所に向かおうとする

「春人!」

「春人さん!」

「大丈夫だ。みんなはここで待っていてくれ!」

 

    

「たくっ……お前もうちょっと芝居うまくできねえのか?春人」  

「僕の性格を知ってるなら分かるだろアザゼル。」

「まあそりゃあそうだが。久しぶりだな。」

「ああ。何年ぶりだ?」 

「そんなのいちいち数えてねーよ。恋人じゃあるまいし。それよりコカビエルの馬鹿の件はすまなかったなあ。」

「いや。気にしていない。」

「まさかお前がサーゼクスの妹んとこにいるとはなあ。てっきりお前はお前の恋人のセラフォルーの妹んとこだと。」 

「まあ今はいいが、あの時は極秘事項だからな。ソーナさんの側にいるわけにはいかなかったからなあ。」    

「違いねー」

「それよりどうした。会談のことならサーゼクスかミカエルの方じゃないのか。」

「なーに挨拶代わりにお前の顔を見に来たのとお前の友達に用があっただけだ。それにあのヴァンパイア・・・・。」

「ギャスパーのことか・・・。」

「フォービトゥン・バロール・ビュー・・・あの手のセイグリッド・ギアは持ち主のキャパシティが足らないと危険極まりない。そしてお前の友達の・・・。」

「元士郎??」

「ああ。アブソーブション・ライン・・・。

『ヴリトラ・・・。』

『ティア聞いてたのか?』

『はい。私と同じ五大龍王の一角です。あの匙が持つセイグリッド・ギアはヴリトラの魂が分割された一部が宿っている。」

「どうやらお前の使い魔から聞いたようだな。」

『春人様・・・私を外に・・・。』

と言われ、僕はあるリングを使用。

『ミラクル!プリーズ!』

そう原作では現実世界にウィザードラゴンを呼び出すリングで

この場合はティアを呼び出すリングとなっている。

ドラゴン状態ではなく人間体で現れた。

「おお。五大龍王の一角、カオス・カルマ・ドラゴン、ティアマットが直々に

登場か・・・。」

「堕天使の総督。ヴリトラの力がどうだというのだ。」

「あのセイグリッド・ギアをあのヴァンパイアに接続して余分なパワーを吸い取って発動させればいい。」

「そうか・・・その手があったか。さすがセイグリッド・ギア研究の第一人者だな。」

「ふっ。じゃあ伝えたぞ。じゃあな。」

「全く掴み所がないな相変わらず。」

と僕は呟いた。

「春人!」

アザゼルが去った後、イッセー達がやってきた。

「あっ!春人の使い魔のお姉さまっ!?」

「何!!??あんな美人のお姉さまが春人の使い魔だとっ!!うらやまし過ぎる。」

お前らはまたそういう目で・・・と思いながら、一言言おうと思ったが、

ティアが前に出て。

「我に触れることができるのは春人様だけだ。そこの変態コンビ・・・我に指一本でも触れたら、ドライグ共々滅してやる。覚悟しろ。」

冷たい音色でイッセー達に言い放つ。僕はティアの肩に手を置き・・・。

「春人さま??」

「まっ。その前に僕が許さないがね。ティアは僕の大切な使い魔だからな。

ドラゴンの力で地獄の業火でもいかがかな?変態コンビ?」

「春人さま~。」

満面の笑みで2人に言い放った僕の横でティアは笑みを浮かべていた。

「「ひいいいいいいい!!」」

 

 

 

「あの人は?」

「カオス・カルマ・ドラゴン、ティアマットさんで春人さんの使い魔です。」

「五大龍王の一角の最強と言われるティアマット・・・・噂では聞いていたが・・・・。」

「うう。ドラゴン怖いです~。」

「・・・・。」

 

 

でそのあと、ギャスパーをなんとか外に出られるようにした。結果、僕らに話ができるくらいにはなった    




さていかがだったでしょうか?

ギャスパー登場回です。そしてアザゼルと春人の関係も明らかになりました。
最後はぎゅっとしてしまいましたがね。(笑)
さて次回は三すくみ会談の回になりそうです。

ではまた。
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