さてアニメの第4期の放送まで間近となりました。
このノベルも2期の最終章あたりまで来ることができました。これもひとえに皆様のお陰です。ありがとうございます。
今後もお付きあい頂ければと思います。
ではどうぞ。
イッセーがアスカロンを授かったと話を聞いた翌日、とうとう会談の日がやって来た。
学園はとてつもなく巨大な結界に覆われ 周りには何千何百もの天使、悪魔、堕天使の兵たちが守っていた。ざっと見れば数千はいく数だった…!
「す…すげぇな…」
「一触即発の空気だよ…」
部長や朱乃さんも凄く厳しい表情をしていた。あれ?
「そういえば春人は?」
「もう先に行ってるわ…というより先刻、セラフォルー様が春人を迎えに来たわ…………時間ね。行きましょう」
そう言うとイッセーたちは部室を後にし会議室へと向かった。ちなみにギャスパーと子猫ちゃんは留守番だ。
ガチャ
「失礼します」
そう言うと部長はドアを開けた。中には三大勢力の首相 アザゼル、ミカエル、そしてサーゼクスがおり、その横にはセラフォルー、春人が座っていた。
「よく来てくれた。座ってくれ」
サーゼクスがそう言うと部長達オカ研の皆は近くにある椅子に座った。隣には生徒会ことシトリー眷属もいた。そしてアザゼルの近くには白龍皇であるヴァーリもいたのだ。
全員が集まったことで、三大勢力の未来を掛けた会談が執り行われた。
「さて紹介する。我が妹、リアス・グレモリーそしてその眷属達だ。先日のコカビエルの一件をこちらの指輪の魔法使いである我が友人、蒼磨春人と共に解決した者達だ。」
「お疲れさまでした。改めてお礼を申し上げます。」
「いや〜コカビエルが迷惑かけてすまなかったな〜。」
ミカエルは今回の件の鎮静に対して礼を述べた。それと同時にアザゼルも態度はあれとして謝罪をした。
まあ相変わらずだな。
それから本格的に会談が始まった。最初は部長と生徒会長が今回の件について話した。それに対しての意見をサーゼクスはアザゼルに求めた。
「今回の件…堕天使総督としての意見を聞きたい。」
「意見も何もコカビエルが勝手に動いたことだ。」
その言葉にミカエルは
「預かり知らぬことだと?」
「目的が分かるまで游してたのさ。ふふ……まあ奴もまさかこの俺がこっちに潜伏していたとは夢にも思ってなかっただろうがな。ここは良い街だぜ。」
「話をそらさないでもらいたい。」
「だから白龍皇に頼んで処理しようとしただろうが…まっほとんどは春人、お前がやってくれたがな。改めて礼をいうぜ。」
「どういたしまして。」
「まあ奴はあのあと永久冷凍の刑にしてやった。もう2度と出てこれねえよ。」
「問題は動機です。コカビエルは貴方に不満を持っていたのでは?」
「ああ。戦争が中途半端に終わったことがよっぽど不満だったんだろうな。まあ俺は戦争には興味はねえが。」
「不満分子ということね。」
「お前らのとこにもいるんじゃねえのか?」
「むー☆」
と膨れるセラに僕は制止し
「それは今回の件とは関係ないだろう。アザゼル」
「いやあすまねえ。やはりお前らは仲がいいな。」
「茶化すな!」
アザゼルの言葉に僕は赤くなりながらも答えると。
「堅苦しい話は抜きにして和平を結ぼうぜ。元々お前らもそのつもりだろ?この三すくみはこの世界に害を及ぼすものだろ?……そこでだ三すくみの外側にいながら、世界をも動かす力を持つ赤龍帝、白龍皇、そして指輪の魔法使い……いやインフィニティーを纏いし者、蒼磨春人の意見を聞きたい。」
するとアザゼルの後ろで控えていたヴァーリが口を開く。
「俺は強いやつと戦えればいいさ。」
「ふっ戦争をしなくても強いやつはごまんといるさ。」
「だろうな。」
「なら赤龍帝、お前はどうだ?」
アザゼルの言葉にイッセーはこんがらがる。
「ならより噛み砕いて言ってやろう。兵藤一誠、俺達が戦争をしてたら…リアス・グレモリーはもう抱けないぞ?」
「なっ!」
「だが和平を結べば、それも可能だし、種の繁栄も夢じゃねえ。」
「種の繁栄!?」
なんでそこに食いつく!イッセー!
「そうなりゃ、リアス・グレモリーと子作りに励むことができるぞ。」
「まじすかっ!?」
「ああ。和平なら子作り。戦争なら子作りなし……どうだ?」
いくらなんでも噛み砕きすぎだろ!アザゼル!
「わ…和平一つでお願いします!!!!えぇ!平和が一番です!!部長とHがしたいです!!」
「イッセー君…サーゼクス様がおられるんだよ…?」
部長は顔を赤くして、サーゼクスはクスクス笑っていた。
「全くイッセーは……」
僕はそう呟くと
「お前も他人事ではないだろ?春人?」
「はあ?」
「そこの魔王レヴィアタンの婚約者である以上はそうだろ?」
「ふい~まったく。」
チョンチョン
「何?セラ?」
「ハルくん♡ね?☆」
「分かった分かった。この会談が終わったらな?」
「ホント☆?ハルくん大好きっ♡!」
「こんなとこで抱きつくなっ!」
落ち着いたところでイッセーが
「俺に宿る力が強力なら仲間の為に使います!皆が危険に晒されてたら俺が守ります!俺はまだまだ弱いですけど俺ができるのはそれぐらいですから体張って皆と生きていこうかなって…!!
俺はグダグダながらも言いたいことを皆に向かって言った。
そして今度は僕の番だ
「皆も知っての通りだが、僕はここにいるサーゼクスの友人であると同時にセラフォルーの婚約者でもある。他の種族たちの脅威に思われても仕方がない行為だ。だが、この場で断言しておく。天使、堕天使の敵になるつもりはない。ただ、僕の大切な人達を汚すような行為をしたものは容赦なく、力を行使させていただく。以上。」
「俺はお前を敵と思っちゃいねえよ。興味はあるがな。」
「私もです春人。まあこんな感じですか……そういえば赤龍帝殿、私に質問があると言いましたが?」
「…!はい覚えててくださったんですね。」
「もちろん。」
「なぜ…あれほど神を信じていたアーシアを教会から追放したんですか…?」
アーシアの追放の件についてだ。
「それに関しては…申し訳ないとしか言えません…神が死んでから『システム』だけが残りました。人の信仰心を源に地上に奇跡をもたらします。悪魔祓いの扱う聖具の効果もシステムの力です」
「神が死んでから…その『システム』に不都合が…?」
「はい。神以外がシステムを扱うとなると困難を極めます。今は私達 熾天使(セラフ)全員で辛うじて起動出来ていますが 神がご健在していた時よりも加護や慈悲は行き届かず…救済できる者は限られてしまうのです。そのため、システムに影響を及ぼす者は遠ざけておく必要があったのです。例としては一部の神器を所有する者です」
「ってことは…アーシアの神器が悪魔や堕天使を癒せるからですか?」
「…悪魔や堕天使を癒す者がいれば周囲の信仰に影響が出ます。信仰は我ら天界の源…近くに置いておくわけにはいかなかったのです。またもう一つの例は…」
「神の不在を知る者……ですね」
「そうです。ゼノヴィア。あなたとアーシア・アルジェントを異端とするしかなかった……申し訳ありません……」
!?
そう言うとミカエルはアーシアとゼノヴィアに向かって頭を下げた。二人はもちろん俺も突然の行動に少し驚いていた。
するとゼノヴィアが慌てながらすぐに止めた。
「ミカエル様、多少の後悔はありましたが、教会に居た頃に出来なかった事が今の私を彩ってくれてます。他の信徒に怒られるかもしれませんが私は今の生活に満足しています」
「私もです。大切な人が沢山出来ましたから」
ゼノヴィアとアーシアは笑顔を浮かべていた。僕はその笑顔を見て少し安心した。
「貴方達の寛大な心に感謝します」
その時、今まで黙っていたアザゼルが口を開いた。
「そういえば俺の部下がそこにいる娘を騙してを殺したらしいな?」
「あぁそうだ!アーシアは一度死んだ!アンタに憧れていた女堕天使がアーシアを殺したんだ!」
「俺の部下が暴走したことに関しては責任を感じてる。だから俺は俺にしか出来ないことでお前らを満足させてやる。」
「何!?」
とイッセーが言い、部長がイッセーに触れた瞬間!
朱乃さん、アーシア、ソーナさん達が動かない。
「これって・・・まさか、時間が停止したのか」
「らしいな。上位の力を持った俺達はともかく。」
「俺達はドラゴンの力。そっちの連中は聖剣の力か。」
裕斗、ゼノヴィア、イリナは聖剣の出しており、僕はティアを介したリングで
『春人さま!大丈夫ですか?』
『ああなんとかな。』
「何が起こってるの?」
ドガアアアァァン
「今度はなんだ!」
窓の外を覗くと、変なフードを被っている者達がここに目掛けて攻撃してきていた。
「なんだ、あの連中?」
「あれは魔術師ね。」
「魔術師?」
「全く、魔女っ子の私を差し置いて失礼なのよ!」
「今そんなことを言ってる場合じゃないだろセラ。」
「だって〜ハルくん〜☆」
「しかし、この力は……」
「恐らくは、あのハーフヴァンパイアの小僧を強制的に禁手状態にしたんだ。」
「ギャスパーを!!早く助けに行かなきゃ!!」
「ああだが、その前に」
『ヒーリング!プリーズ!』
僕はヒーリングで時間が止まった皆を戻す。
「あれ?」
「時間を止められていたようですね。」
「ソーナちゃんお帰り!☆」
「お姉さま??」
「外で警護している者達が・・・この結界のゲートを繋げている者がいるようですね」
「こちらの転移魔法陣は完全に封じられています。」
グレイフィアさんがそう伝える。
「僕のテレポートは使えますよ。ただ、二人までですが。」
「やられたな・・・完全にテロだな。フッ、ヴァーリ、暴れたいだろ?」
アザゼルに提案されたヴァーリは壁に寄りかかるのを止め窓の前に立った。そして、鼻で笑った。
「いくら雑魚を相手してもあれだが、まーいいだろう。楽しませてくれよ?」
そのまま勢いよく窓ガラスを破り、外のテロリスト達を相手をしに行った。
「バランスッブレイク!!」
ヴァーリは禁手をし、ヴァーリに白い鎧が纏った。
「あんな簡単に!俺なんて、代償支払って禁手に至っていたってのに!」
周りの魔術師達は禁手になったヴァーリを目掛けて一斉に攻撃した。だが、ヴァーリの防御魔法が勝り、魔術師達の攻撃はヴァーリに届いていなかった。
ヴァーリは片手に魔力を溜めだした。そして、魔力を放った。その攻撃は白い雷の用に飛んでいき、ヴァーリを囲んでいた魔術師達は一掃された。だが、空にあるゲートのお陰で、魔術師達は次々と現れる。キリがない。
「めちゃくちゃ強いじゃないか!」
『当たり前だ。あいつの禁手は完成系だからな。前の禁手は代償で無理やりなっただけなのだ。お前も至ればあいつみたいに追い付くことも可能だ』
「春人!貴方のテレポートで旧校舎に!」
「わかった。」
「だが、お前一人では」
「あの子は私の眷属です。」
「俺も行きます。」
そして僕のテレポートで旧校舎へイッセー達を送った直後、魔法陣が現れた
「この魔法陣は・・・まさか、レヴィアタン!」
「レヴィアタン様の魔法陣の紋様とは違う気がするのですが」
魔法陣から1人の女性が現れた。
「ごきげんよう、現魔王サーゼクス殿、セラフォルー殿」
「あなたがどうしてここに?」
「先代の魔王レヴィアタンの血を引く者、カテレア・レヴィアタン」
カテレア・レヴィアタン?セラの前の魔王が今回の首謀者は・・・
「世界に破壊と混沌を」
持っていた杖を掲げ魔法を放った。放った魔法は爆発し、部屋は崩壊した。
爆発に巻き込まれる直前にサーゼクス、アザゼル、ミカエルの3人は皆を防御結界で覆い守ってくれた。
「三大勢力のトップが共同で防御結界。フッ、なんと見苦しい」
「どういうつもりだ。カテレア。」
「この会談を、まさに逆の考えに至っただけです。神と魔王がいないのなら、この世界を変革すべきなのだと。それに……」
「カテレアちゃん、止めて。どうしてこんな」
「セラフォルー。私からレヴィアタンの名を奪っておいて、よくもぬけぬけと」
「私は……」
「安心なさい。今日、この場であなたを殺して、私が魔王レヴィアタンを名乗ります!」
「あいつ……。」
「やれやれ、悪魔共の飛んだクーデターに巻き込まれたのだと思ったぜ」
「あなたの狙いは、この世界そのものと言うことですか。」
「えぇ、ミカエル。神と魔王の死を取り繕う世界。この腐敗した世界を私たちの手で再構築し、改変するのです。「くっくく。」アザゼル?何がおかしいのです。」
「腐敗?改変?陳腐だな。そういうセリフは一番最初に死ぬ敵役の言うことだぜ。そう思うだろ?春人。」
「確かに前の世界のアニメや漫画でありがちのセリフだなっと思ったがな。」
「私を愚弄するか!」
愚弄も何も事実を言ったまでなんだがな。
「ここは僕にやらせてくれ。」
「お前が出るのか。まあいい。お前の最新の実力も知りたかったしな。それに春人、お前の彼女を侮辱されたのがそうとうご立腹みたいだな。」
ガクッ
「あのねーまあいいや。とりあえず行くぜ。」
と僕は前に出る。
「人間風情が」
『ドライバーオン!プリーズ!』
「その人間風情をバカにしてたらあとで痛い目に合うよ!」
『シャバドゥビタッチヘーンシーン。シャバドゥビタッチヘーンシーン』
「変身!」
『インフィニティー!プリーズ!ヒースイフードー・ボーザバビュードゴーン!』
僕は仮面ライダーウィザードインフィニティースタイルに変身する
「さあ、ショータイムだ!」
「インフィニティー…まさかここでお目にかかるとはな。」
「私も間近で見るのははじめてです。」
「春人。また君に頼むことになるとは」
三首脳はそれぞれ呟くが
「ハルくん☆やっぱりカッコいい〜☆これで私もレヴィアたんに変身すれば〜☆最強に〜よーし!…」
グイッ
「絶対それはやめてください。」
「えーぶーぶー☆そうそうソーたんの衣装もあるんだよ。あとでハルくんと3人で写真を…」
「こっこんな時に…いい加減にしてください!」
「そうか。貴方が指輪の魔法使い、インフィニティー、蒼磨春人か。」
「へえ〜やはり知っていたか。」
「普通に太刀打ちしていたらやばい相手…ですが」
と言い、カテレアはあるものを出して僕に見せる
「なっ!それは!」
「やはり分かりますか?そう貴方がいた世界の白い魔法使い……その指輪ですよ」
それは仮面ライダーウィザードに出てきた白い魔法使いに変身するリングだった
「変身」
『チェンジ!ナーウ!』
そこには白の魔法使いに変身したカテレアがいた。
「なっ!カテレアも仮面ライダーに!?」
「ハルくん!」
さあいかがだったでしょうか?
まさかの白い魔法使いのリングが出てきました。
はたしてその実力は如何に!?
次回は冒頭でも触れましたがアニメ第2期の最終話あたりになります。
さてどんな展開になるのか
ではまた。