殆ど何も考えていないTS聖女さんのお話   作:茶蕎麦

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 補足さんは疲れのためにお休みです。そのため、パールさんが語ってくれます。
 故に少し判りにくいかもしれませんが、申し訳ありません。


 ※要は作中人物の主観を元に書かれた設定集です。ネタバレ的な部分もありますので、出来るのでしたら本文に目を通した後にご覧になって頂けますと、嬉しいですね。


番外話
番外話 聖女のふわふわした用語解説(現在二話まで)


 一話

 

 

◎パール

 最初は私だね。聖女っていうのをやらせて貰っています。得意なのは人を癒すこと。髪はロングの銀。目の色は碧。ちょっと色々と大き過ぎるから、小さいままのほうが良かったな。見た目は綺麗な方なのかな。よく皆が言ってくれるから、多分。

 大体法衣を着ているよ。四色が綺麗だから、好きなんだ。

 元々は男の子、だったのかな? 私の中で彼は未だ続いているんだ。

 

◎新玉素直(しんたますなお)

 私……の中にいる子かな? 前世、だと思う。あんまり私と違わないけれど、やっぱり男の子。エロに敏感だね。私もちょっと影響されてる。ツンデレヤンデレが好きらしいね。

 時々慰めてくれるし、優しいよ。

 

◎ミード地域タアル伯領ラーブル郡のライス地区

 私が生まれ育ったところだね! 賑やかでいいところだよ。他の土地から来た人には、勾配がキツすぎとか、道が多くて分かり辛いとか言われたりするけどね。

 ミード地域全体に言えるけど、山が一杯あるから、鉱山労働者が多いかな。怪我人が多いんだよね……治すの大変!

 マーケット・タアルさんっていう人が治めているらしいよ。一度会ったことがあるみたいだけれど……忘れちゃった。

 

◎バジル

 私の弟分。何でも出来るし、すっごく優秀なんだ。五本指の魔法使いって凄いよね。

 魔法は私が教えたことをバジルなりに解釈して、なんだか大変なことまで出来るようになっちゃったみたい。『マイナス』って凄すぎるよね。でもこれ覚えちゃってから、魔物退治をするようになっちゃったのがなあ。お姉さん心配です。

 金髪を伸ばせば女の子みたいで可愛らしいのに、なんでか坊主にしているんだよね。近くで見ると、青い目が綺麗だよ。後、ちっちゃい!

 そういえば、バジルってあんまり法衣着ないなあ。あ、バジルは水色の魔法使いなので、法衣も水色のをあてがわれているの。

 普段は疲れやすい私の代わりに人を癒やしてばかりだけれど、空いた時間を、そういえば何をしているんだろう。話してくれないけれど、気になるね。

 

◎魔法

 まず、この世界には水色、火色、土色、風色の四色が動物の指に宿ることがあってね。それを染指(せんし)っていうんだ。顕れるのは人間が、どうしてだか多いね。基本的には、片手に集まるよ。

 指先っていうのは端。大抵はそこから世界に触れるよね。染まっていると、その先がマナっていう世界に溶け込んでいるのにまで触れられるんだって。そこから、色に従属するマナと物質を指先から自分の思い通りに操って世界を弄るの。それが魔法。あ、指先から色味を触手みたいに伸ばすことも出来るって、バジルが言ってた!

 染指が多いと、それだけ多くのマナを操れてそれに対する理解も深くなるらしいけれど、少ないとイマイチになっていくみたい。火色の一本の知り合いにはマッチ棒程度の火しか出せない人も居るよ。ものは使いようだけれどね!

 混色、っていうのは珍しいね。これは二つ以上の色をその手に持っている魔法使いがそう呼ばれるらしいよ。それぞれだったり組み合わせたり、便利だし二色以上持っている人は強力な魔法使いになりがちらしいよ。

 

◎聖女

 これ……パイラー神官様が付けたらしいのだけれど……ちょっと、自分が言うのは恥ずかしいね。時々こう呼ばれています、はい。

 何だか、パールは奇跡を使うから魔法使いでなく、むしろ否定する側だから……云々。よく分からないね。

 まあ、私の通り名みたいだと思って頂けると……うん。やっぱり恥ずかしいよ!

 

 

二話

 

 

◎イヌブタ

 イヌみたいなブタさん! どうしてこの世界にイヌが居ないのにイヌが付くっていうのか、疑問に思っちゃいけないよ。ひょっとしたら理由、あるのかなあ。

 短毛種、長毛種があって、丸っこくて可愛いんだ。色は、本当に色々。しゃくりで死人を出すのは、普通のブタさん。イヌブタは安全だよ。とっても賢くって、よく番犬ならぬ番ブタをやっている姿が見られるんだ。

 十五年くらいは生きるのかな? 野生の子も時々見るけど、そういう子たちは結構早くに死んじゃうんだって。

 

◎魔物

 この世にありとあらゆる生き物は、染指を持つ可能性があるらしいの。そして、人間以外が染指を持ったのを、魔物というんだ。魔従ほどじゃないけれど、魔物も魔の指示――全てを染める――に従って破壊活動をしたりすることがあって危険とされるの。知能が低い場合、破壊に走りやすいみたいだね。

 基本は敵とされて、例外的に、大人しい魔物を飼う場合もあるらしいけれど……やっぱり普通の人は恐れてしまうよね。

 

◎火色、水色、風色、土色

 この世界ではこの四色が万物の組成とされているみたいだね。マナの顕れで、染指の色はこの内のどれかに当てはまるんだよ。

 火色は、それこそ火だね。あんまりこの色を持っている人は見ないなあ。地域によっては多いみたいだけれど。使いようによっては全ての色の中で一番火力が高くなるみたいだよ。

 水色。これはバジルの色でもあるね。土色と並んで、多い色だね。水は豊富だから、使えると便利みたいだよ。お医者さんはこの色ばかり。バジルの色は、ちょっと白過ぎる気がするね。

 風色。ええと、見たことないなあ。風を操れるらしいけれど、それってちょっと凄そうな気がするよね。希少性が一番高いみたいだよ。

 土色。これはミード地域で一番多い色。メジャーだね。手を地面に触れさせて、何かする魔法使いって多いよ。神官様もこの色だけれど、あまり魔法使っているの、見ないなあ。

 

◎四塔教(しとうきょう)

 私達の教会も……一応端くれでここの教えを守っているみたい。基本は、神祖マウスって人が魔法を極めて天へと登っていったから、信仰して何時の引か彼に掬ってもらうことを目的としている宗教なんだ。学んでそれに続こうっていう、魔法学園の考えも認めては居るみたいだけれど。

 神祖の四色の指を塔と見立てて、こういう名前になったみたいだよ。

 序列とか細かいことは知らないけれど、とりあえず主教まで行くと、ビショップっていう準貴族とされるなるらしいね。パイラー神官様は、ワイズマンで特別にビショップになった凄い人なんだ!

 

◎染指(せんし)

 魔法使いや魔物の生まれつき魔に染まった指先のこと。ここから魔を指揮して魔法を使うんだ。多いほど、すっごい魔法を使えるみたい。一本違うと世界が違うって、私も聞いたことあるよ。

 因みに、切れちゃったらまたその先端から再び染まるらしいけれど……痛々しいね!

 

◎テイブル王国

 私が住んでいる国のこと。全て神祖マウスが拓いた地、らしいよ。今は、カップ・テイブルさんが治めているって。

 素直が知っている欧米のちゃんぽんみたいな感じの集まりのへんてこな国。基本標高が高めな土地らしいけど、住んでいる方からしたら分からないね。

 神祖の血脈から分かれた五大貴族が四大になったり分化したり、それに合わせて色々と波乱溢れる歴史があるみたいだね。ただ、そこまで私は知らないんだ。昔には戦争もあったみたいだけれど、今はこの国は平和だっていうことは、間違いないよ。

 

◎カーボ

 ちっちゃい頃から育ててくれて、今は補佐をしてくれている、私のお母さんみたいな人。いい人だよ。長い髪は灰色で、私とおんなじ青い目をしているんだ。

 今少しぷっくりしちゃったけど、それでも美人だよね。昔は、すっごかったよ!

 綺麗だから、四色法衣や白衣が似合っちゃうね。胸大っきいんだ。

 

◎バロメッツ綿

 木に生る羊から取れるみたいじゃないけれど……要は、綿花なのかな。

 現実のウールと木綿のいいとこ取りみたいな感じかな……え、何? 保温保湿吸水性を持ち合わせた汎用性の高いものであって……反面黴に弱く虫にも食べられるために管理が大変なんだって。テイブル王国での人気は、非常に高いらしいよ。……これ、今ある人がカンペ出してくれて読んでみたんだ! でも、確かにこんな感じだね。

 

◎ユニ

 ユニちゃん。ちょっと人相が悪いけれど、可愛いよ。その悪さも、鋭さから来ているから……つり目の美人さん、と言っても良いんじゃないかな? ショートの茶髪でお母さん譲りなのか目は青いね。

 発育は普通だね。でも普通って良いものだよ。お洒落なツンデレさん。

 オオマユの下請けに綿花等を紡いで卸しているみたい。よく、昼休みに手伝いに来てくれるよ。

 

◎ヒーター

 フェルト州、コンセント州、ヒーター州は隣国の三州。カーペット連邦の一つ、らしいよ。砂漠が多くてすっごく暑いみたい。素直の知識からすると、エジプトっぽいらしいね。

 ハイグロ山脈の山を越えたらラーブル郡の直ぐ隣、らしいけど流石に行き来が大変で向こうの品は高いね。聞く所によると、山を通れるトンネルみたいな抜け道があるとかないとか。

 

◎パイラー・ブラス

 お父さんみたいな人だね。私やバジルやモノを育ててくれた、とっても凄くていい人。神官様で、ワイズマンとビショップな姓を名乗れる準貴族様なんだ。容姿は茶髪を撫で付けていて黒目が特徴的だね。杖をついていて、右足が弱いみたい。

 二本指の魔法使いでもあるんだ。あんまり使っているところは見ないけど。土色二つだから、土色の法衣を着ているよ。

 何故か私に優しいから、あんまり甘えすぎないようにしないとね。

 

◎神官

 主に神祖に仕えて四塔教の教えを教会で広めている人のことをいう、のだと思うよ。国に任ぜられているらしいけど。教会の監督官っていうところが大きいかもしれない。

 パイラー神官様も、聖堂で色々なことを語っているよ。私が脇で治療しているのに、奇跡にも言及している時は恥ずかしかったけれど。

 

 

 




 取り敢えず、今はここまでです。
 一気に書くのは難しいので、少しずつ、更新していきますね!
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