教会のワリオン退治の任務から数日が過ぎた。
「ん、おはよう」
「おはよう!真冬ちゃん!」
「おはよう、真冬!」
「おはようだぜ!」
「もう、ギリギリじゃない!任務に遅れるところだったわよ!?」
今日も任務だ。最近は暖かいから任務が捗る。
「ん、ごめん…」
「じゃ、行くか」
「そうね。行きましょう」
「あ~~!やっと任務終わった~!お昼ご飯だ~~!」
「今日のお昼は確か…カレーだったかしら」
「やった~~!早速もらいに行こう!」
「おー」
結衣と涼花と真冬は走って行ってしまった。
「ちょ、ちょっと、走っちゃダメでしょ!?」
「希、言っても無駄だぜ」
「…それもそうね。私たちも行きましょう」
「今日のカレーはいつもより美味しかった」
「そうだね~」
結衣たちは日向ぼっこをしていた。
「ちょっと皆!日向ぼっこしてる場合じゃないでしょ!?」
「希さん、教会のワリオン戦の時以来厳しくなってない?」
「そ、そんなことないわよ!」
結衣の言う通り希はあの夜覚悟を決めていた。もう、負けないと真冬より強くなると。
「希さん~!今日はもう休みなんだし、外で買い物しようよ~!」
「んじゃ、行くか」
「おー」
「わー!この服可愛いー!」
珍しく希がはしゃぎだした。
「結衣ちゃん!」
「は、はい!」
「この服着てみて頂戴!」
「わ、わかった」
「着たよ~…」
「か、可愛い…」
「何、黒須?着てみたいの?」
「ち、違うわい!」
でも、その結衣の姿は精霊のようにきれいだった。
「希」
「真冬?」
「食べ物を買いたい」
「…」
「美味しい。ありがとう、希」
道端で売っていたクレープを希におごってもらった。
「当り前じゃない。皆にはお世話になってるから」
「でも、希も頑張ってる。私もおごる」
「私も!」
「私もおごるぜ!」
もうすぐで今日が終わる。
「明日から任務ね~ずっと休みたいわね~」
「そうだね~明日からも頑張ろー」
「おー」
「やあ!」
バシュッ!
ワオォォォォン!
「はあ!」
ブシュッ!
ガルゥゥゥゥウ!
「はあ、はあ…何か数多くない?」
「確かにそうだな。はあ!」
ワオォォォォン!
「!?」
攻撃してもワリオンが倒れない。
「な、何で?」
「もう一回!」
やはり倒れない。結衣たちが苦戦していると三人の少女が現れた。
「優等生の集まりとは聞いていましたが私達ほどではないようデースネ」
「そうね。私たちの力を見せてあげましょう、エレン」
「あなた達はわたしたちを見てびっくりするでしょうね」
三人中で一人だけ武器を持っていなかった。
「じゃあ、行くわよ!凍てつく氷の槍よ、貫け!」
一瞬で周りの地面が凍った。
「な、何これ…」
「魔法っていうものよ。学院でも数人しか使えないわ」
「リンリンはその一人デース!」
いつの間にかワリオンはいなくなっていた。
「えっと~…さっきはありがとう」
「お礼を言われるほどのことはしてないデース」
「今回はエレンさん達の手柄ということで良いですか?」
「はい」
「じゃあ、休んでよし」
その様子を隠れてみている者がいた。
「…」
「お姉様」
「琴葉、どうしたの?」
「いつまでも二人のまんま何ですか?」
「彩先輩に頼んでみましょうか?」
「では行きましょう」