ただ今、戦争中!   作:猫の住処

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~七話~ 力を合わせて

「えらいですね。攻撃しないで待っていたんですね」

その声の主は琴葉だった。

「こ、琴葉!?どうしたの!?」

「お、お姉…様?」

「様子が変デース!」

琴葉は色葉をにらむように見つめていた。

「戦うしかないんじゃないかな?まずは動きを抑えて話を聞こう」

「そうデースネ…」

「あなた達がその気なら私だって本気を出します」

すると琴葉の瞳が一瞬赤く光った。

「あ、あれは…?」

「今はそれを気にしている暇はないデース!」

「行くわよ!」

 

~涼花チーム~

「何であんたと森を捜索しなきゃならないの!?」

「失礼よ、涼花!」

「ん、2人ともケンカしないで。あそこにワリオンがいる」

ワリオンはこちらに気づいていないみたいだった。

「片付けますわよ!一応、守壁を貼っておいておいたほうがいいわね!」

「しょうがないわね~やってやるわ」

「ん、行こう」

三人は守壁を貼り、ワリオンのもとへ走った。

「やあ!あっちに行って!」

「ん、邪魔!」

「どきなさいよ!」

三人はどんどんワリオンを倒していった。

「はぁ、はぁ…少し疲れたわ」

「もう疲れたの?わたしはまだまだいけるわよ?ね、真冬?」

「ん、疲れてない」

「ぐ、グぬぬ…」

またワリオンが現れた。

「休憩もさしてくれないんですわね。わたしもまだまだいけるわ!」

「どんだけ出てくんのよ」

「ん、頑張る」

 

~希チーム~

「何もないわね~」

「そうですわね…もっと奥まで行ってみますか?」

「危なそうだが、行くしかないか…」

「大丈夫だ!我の魔力で…」

「うるさいから黙ってて」

「Σ(゚д゚lll)ガーン」

希たちは森の奥へと歩いて行った。すると一人の少女がいた。

「お姉さんたち、待ってたよ?」

「この前の…!」

その少女は前に戦った少女だった。

「これが結衣さんが言っていた女の子ですわね。三対一だから倒せるんじゃなくって?」

「五対一でも勝てなかったから三対一の方がヤバイかもな」

「我の魔力でうち滅ぼしてやる!」

「大丈夫よ!何とかなるって!」

「それでは、行きますわよ!」

まず、ローズが少女に近づく。

「やあ!」

少女は素早くローズの攻撃をかわした。

「わたくしの攻撃を…!」

「お姉さん、そんな攻撃じゃすぐにかわせちゃうよ♪」

「くっ…!」

すると横から希が攻める。

「はあ!」

少女は希の攻撃もかわしてしまった。

「何で…!?」

「お姉さんたちに教えてあげる。私の名前はココア。四天王の中でも一番強いんだよ?」

「四天王…?」

「それよりもお姉さんたち、もっと楽しませてよ…!」

「ええ、もっと楽しませてあげるわ…!」

希たちの戦いはより激しくなるのであった。

 

~結衣チーム~

「やあ!琴葉ちゃん、元に戻って!」

琴葉は結衣の攻撃をかわした。

「この子、いつもはそんなに強くないのに…」

「次は私がいきマース!はあ!」

琴葉はエレンの攻撃も軽くかわす。

「エレン、結衣!琴葉はよけるのが得意よ!正面から攻撃しても意味がないわ!私が気を引くからその間に!」

「分かりマシタ!」「任せて!」

「琴葉、こっちよ!」

色葉はうまく琴葉を引き付けた。

「今デース!はあ!」

エレンの攻撃は見事に命中した。

「気絶したみたいだね」

「あ、ルミアが戻ってきマシタ!」

ルミアは息を切らして戻ってきた。

「終わったんだね。僕は疲れたから一休みするよ」

「うん。大丈夫だった?」

「ああ、大丈夫だ」

ルミアはぐっすり寝てしまった。

「あ、琴葉ちゃんが起きたよ?」

「こ、琴葉!しっかり!」

「お姉様?ここは一体?」

琴葉は周囲を見回した。

「お、覚えてないの?」

「は、はい。全く」

すると草むらから一人の少女が飛び出してきた。結衣たちを同い年ぐらいだ。

「ごきげんよう」

結衣達はすぐに構えた。

「そんな怖い顔をなさらないでください。わたしはただただ人を探しているだけなのですのよ。ココアを知りませんの?」

「ココア…知りませんね」

「そうですか…では…!」

すると少女はエレンに斬りかかってきた。

「くっ…!」

「エレンちゃん!守壁を…!」

「わたしの事よりルミアをお願いしマース!」

「わ、わかった!」

結衣はルミアに駆け寄り精一杯呼びかけた。

「ルミア!ルミア!起きて!起きて!」

「う~ん…」

「ルミア!起きた?いま大変なの!ルミア!」

「お、起きてるって…」

ルミアが起き上がる。

「エレン!」

やっと大変さに気づいたらしい。

「結衣、助けに行くぞ!」

「分かってるって!」

ルミアは素早く少女に斬りかかった。

「くっ…!強い!」

「筋は良いですわね!でも…!」

結衣達が少女相手に苦戦していると草むらから燐と涼花と真冬が出てきた。

「結衣!無事だったのね!良かったぁ~…」

「涼花!それより手伝って!ル、ルミア!」

ルミアの守壁が斬られた。

「くっ!」

「ルミア!」

またルミアは守壁を貼った。

「あと何回貼れるの?」

「二回ぐらいかな」

すると燐が灼熱焔舞(ヴァスティン)を発動した。

「今ここに古より蘇れ、太古の炎よ、純粋なる穢れなき炎、全てを滅ぼせ!」

「魔法使いですの!?」

燐の魔法は見事に少女に当たり、守壁が斬れた。

「くっ…!中々やりますわね。でももうすぐ剣(つるぎ)さんが来ますわ!」

「剣?仲間なのデースカ?」

「ええ、それにもうそろそろココアも敵を倒してこちらに向かっているはずですわ」

「え、嘘!結衣、どうする?」

「ん、わたしは突撃すべきだと思う」

すると森の奥からローズと希と黒須とあろまが走ってきた。

「結衣っ!」

「希!」

少女が不思議そうな顔をしている

「お、おかしいですわね…ココアがやられるわけ…」

「そんな子倒してきたわよ!」

「おかげでボロボロになりましたけどね」

「これで十対一ね」

「皆!行くよ!力を合わせて!」

 

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