力をくれたのはヒーローではなく神様でした。   作:あいづ

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文と文の間が空いてなかったり、会話文が多すぎて見づらそうなので、今回から直していきます。


入試

入試当日の朝、僕は睡蓮さんと会っていた。

 

「出久くん、君は10ヶ月間でほんとに強くなったよ。」

 

正直な所、強くなりすぎたんじゃないかと思っている。今の出久くんは、大抵の敵には負けない。実力だけで言えば、プロヒーロ並・・・。いや、それ以上かな。

 

「全部睡蓮さんのおかげですけどね・・・」

 

「なに言ってんのさ!全部君の努力だろうに。」

 

けして驕らない姿勢。きっと出久くんは、どれだけ強くなろうとも変わらないだろうなぁ。

 

「ところで出久くん。」

 

「なんですか?」

 

「時間は大丈夫かな??」

 

「えっ・・・あああぁぁぁぁぁぁ!!!ギリギリになっちゃう!!睡蓮さん僕もう行きますね!!」

 

「はははっ!気をつけてね。出久くんなら、大丈夫だよ。」

 

「はいっ!じゃあ行ってきます!!」

 

そう元気よく言って、出久くんは、走って行ってしまった。出久くん、君は絶対に大丈夫。なんて言ったって・・・

 

「神様の弟子だからね!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――――間に合ったぁ!!」

 

急いで来たから、少しだけ余裕ができたかな?さあ!行くぞ!!

 

「どけデク!!」

 

その声に、僕はびっくりしてしまった。

 

「かっちゃん!」

 

駄目だ。いつまでたっても、かっちゃんには、ビビリっぱなしだ。そういえば、かっちゃんが事件に巻き込まれたって話を聞いたけど大丈夫だったのだろうか?

 

「ねっ・・ねぇ、事件に巻き込まれたって聞いたけど、その・・・大丈夫だったの・・・?」

 

「うっせぇ!!殺すぞ!!」

 

「ごっ!ごめん!!」

 

かっちゃんは、そのままスタスタと早歩きで行ってしまった。てか、いきなり殺すとか言うなよ・・・。もう、慣れてるけどさぁ・・・。

 

「僕も行こっ!」

 

そう意気込み一歩目を踏み出す。

 

「あっ・・・」

 

やばい!これは完全に顔面直撃コースだ!!

 

「・・・・?」

 

あれ?なかなか地面に当たらない。

 

「大丈夫?」

 

「えっと・・・大丈夫です・・・。」

 

「そっか!転んじゃったら縁起悪いもんね。じゃーお互い頑張ろう!」

 

行ってしまった・・・。やっべぇー!!女子と話しちゃったよ!!てか、僕浮けるんだったなぁ・・・。緊張しすぎてて、術の発動忘れちゃった。

 

「あっ!早く僕もいかなきゃ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――――今日は俺のライブにようこそー!!!エビバディセイヘイ!!!」

 

「・・・・・・・・・」

 

「こいつぁシヴィーーー!!!受験生のリスナー!!!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ!?

 

 YEAHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!

 

「・・・・・・・・」

 

「プレゼント・マイクだすごいなぁ・・・・!!てことは、英雄の教師は皆プロヒーローなのか・・!!感激だなぁ・・・!!」

 

「うるせぇよ」

 

かっちゃんひどい!むしろなんでかっちゃんは、感激していないんだ・・・!!!

 

プレゼント・マイクの説明の内容はこうだ

 

・演習場には仮想ヴィランを三種・多数配置。攻略難易度によってポイントが設けられている。

 

・仮想ヴィランは、行動不能にすればOK

 

・他人への攻撃などによる、アンチヒーローな行為は禁止

 

「行動不能にすればいいってことは、手足とかを壊すだけでもいいのか・・・。」

 

ロボット相手なら、水や雷の術が有効だろう。

 

「質問よろしいでしょうか?!」

 

「オーケー!!メガネのリスナーくん!!」

 

「プリントには仮想ヴィランが、四種と記載されております!誤載であれば雄英において恥ずべき痴態です!!」

 

あのメガネの人真面目だなぁ・・・。

 

「ついでにそこの縮れ毛の君!」

 

「えっ?!」

 

「先程からボソボソと気が散る。物見遊山なら即刻雄英から去りたまえ。」

 

「すいません・・・」

 

    クス・・・・ 

                     クス・・・

 

メガネくんのせいで、周りから笑われちゃったじゃん!!すごく恥ずかしいんだけど・・・。

 

「オーケーオーケー!そいつは、0Pの敵。言わばお邪魔虫さ!各会場に一体ずつ!大暴れしてる「ギミック」さ!」

 

「有難う御座います。失礼します。」

 

僕の心境はわくわくしていた。そんな強大な敵がいるなら倒さなくちゃね!

 

「最後にリスナーへ我が校”校訓”をプレゼントしよう。かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!

 『真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者』と!!

 

  Plus Ultra!!(更に向こうへ!!)

それでは皆良い受難を!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――広っ!」

 

すごいな・・・。街そのものじゃないか。こういう地形では、機動力やいち早く情報を掴むのが鍵になるかも。というか皆ちゃんと個性にあった装備とかしてるもんだなぁ・・・。あっ!校門で助けてくれた人!お礼を言った方が良いだろうか。でも、精神統一してるみたいだし後にしよう。・・・そろそろ始まるかな。

 

「ハイスタートー!」

 

よしきた!身体強化と風の術を使い一気に加速して僕は走り出す。

 

「敵は―――いた。」

 

「標的捕捉!!ブッころ―――」

 

 ブチィィィ!!

 

「遅いよ」

 

ロボットが喋り終わる前に、僕はロボットの頭を引っこ抜いた。これは1Pだろうか?もっと上のポイントの敵を倒していかないと・・・。

 

「――――よし!ポイントは大分集まったな・・・ん?」

 

女の子に攻撃が当たりそうになっていた。僕は咄嗟にロボットの懐に飛び込み

 

「よっとぉ!!」

 

ぶん殴った。

 

「大丈夫?」

 

「ありがとう、助かったわ・・・。アナタ名前は?」

 

「緑谷出久です」

 

「緑谷ちゃんね。私は蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで。」

 

不思議な感じの人だなぁ。見た感じ動物―――カエルとかの個性かな。

 

「蛙すっ・・・梅雨ちゃん」

 

「自分のペースでいいのよ」

 

「うん・・・。足怪我してるよ。治すから少しじっとしててね。」

 

僕は梅雨ちゃんの傷に手をかざす。幸い傷は浅いみたいですぐに塞がった。

 

「緑谷ちゃんすごいわ。でも、さっきロボットを殴ってふっ飛ばしてなかったかしら?」

 

「僕の個性はちょっと複雑と言うか、なんというか・・・」

 

「ケロケロ。言いにくかったら言わなくてもいいわ。ありがとう緑谷ちゃん。」

 

「僕は行くね!梅雨ちゃんも頑張って!」

 

僕はまた走り出す。

その後、ポイントを稼ぎつつ怪我してる人の手当を行っていった。

 

 

 

――――――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!

 

 

轟音と共に巨大なロボットが現れた。

 

僕はロボットの方に向かう。

 

「いったぁ・・・」

 

「あれは・・・!」

 

助けてくれた人じゃないか!瓦礫に足が埋まってるのか・・・。ならやることは一つだ。

 

「助けにきたよ!」

 

「えっ・・・?いいから逃げて!じゃないと君も怪我しちゃう!」

 

「大丈夫!!」

 

僕は彼女を瓦礫から助け出し、安全な場所に運んだ。

 

「よし!いくかぁ!」

 

「ほんとにいくの?!危ないって!!」

 

「僕の憧れてるヒーローはどんな敵からも決して逃げずに立ち向かうんだ。僕もそんなヒーローになりたいから。」

 

「・・・・・・・・」

 

「見てて。一撃で終わらせてくるから。」

 

「えっ・・・・?」

 

彼はそう言うと巨大ロボットに歩みを進めた。

 

「よし・・・」

 

僕は全身に霊力を行き渡らせた。

 

「いくぞ・・・!!」

 

ロボットの頭上に飛び高速回転をして――――――また踵落としを決めた。

 

ズドォォォォォォォオン!!!!!

 

まるで雷が落ちたような音が模擬市街地に響いた。

 

「なんだあいつ・・・あんな巨大なロボットを一撃で潰しやがった・・・」

 

「あれは化物だろ・・・」

 

 

 

 

 

「―――こんなもんかな。」

 

「すごい・・・」

 

私はそれ以外の言葉がでてこなかった。

 

 

 

 

 

 

「終了~!!!!」

 

プレゼント・マイクの合図とともに試験は終了を告げた。

 

「君、大丈夫だった?瓦礫に足が挟まってたけど・・・」

 

「あっ・・!えっと・・・少し出血してて・・・」

 

「じっとしてて」

 

「えっ?」

 

彼は私の傷口に手をかざした。するとどうだろう傷がなくなっていたのだ。

 

「えっ!?どうゆうこと??!!」

 

私が慌てていると彼は苦笑して

 

「僕の個性は少し特殊だから・・・」

 

「すごいね!!名前何ていうの?!」

 

「緑谷出久だよ。よろしくね。」

 

「私は麗日お茶子っていうんだー!よろしくね!」

 

「麗日さんだね。覚えておくよ。じゃあ僕はもう行くね。お互いに合格できてると良いね!!」

 

出久くんは手を振りながら走って行ってしまった。・・・もう少し話したかったなぁ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――――そういえば僕何ポイントなのか覚えてない!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 




戦闘が単調すぎる気が・・・
次回からやっとオールマイトがでます。
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