合宿最終日の訓練回。
どうぞお納めください(最近言ってなかった定型文)
そして迎えた、合宿最終日───
一正の指揮の下、園子が守り、須美が援護して銀を一定の位置まで運んで行く。
「今だ!行け!三ノ輪ァ!!!」
「いよっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
一正の指示に、銀が跳ぶ。
彼女を迎撃せんと、ピッチングマシーンから多数のボールが放たれる。
それを、両手の斧を振り回して叩き落としていく。
が、如何せん斧は大振りになってしまうために、攻撃後の隙が大きい。その隙を狙ってのものか、はたまた偶然か、迎撃仕切れなかったボールが一つ、銀目掛けて迫り来る。
誰もが、「また失敗した」そう思っていた。
たった一人を除いて
「良い位置だ。作戦通り」
一正は銀の跳躍と同時に展開していた、覆式波動機関で二番兵装『
ミカヅキのアシストにより、投げられた三日月刀は狙い過たずボールを射ち落としてみせた。
「行けぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
彼女を止める物はもう全て排除された。
徐々にバスと銀との距離が縮まっていき───
ドゴォォォォォォォォン・・・!!!
「ゴーーーーーーーーーーーーッル!!!!!!」
バスを叩き割った後、今までの鬱憤を晴らすかの如き、回転乱舞によって、バスは粉々に砕け散ったのだった。
そんな様子を見て、園子と須美が遠距離ハイタッチをする。
「よし、
「おめでとう。でも上里くんはルール違反でギルティね♪」
「─────────なんでさ」(白目)
―――――――――――†――――――――――
『はふぅ~~~~~・・・』
夜、露天風呂にて訓練の疲れを癒す三人。
ここは女風呂なので、勿論、一正の姿は無い。
「毎日毎日、バランスの良い食事と厳しい訓練、そんでもってしっかりとした睡眠────なんというか、勇者って言うより、運動部の合宿みたいだよなぁ・・・」
「私たちの連携のための訓練なんだし、仕方ないわよ」
「なんかこう、必殺技とか授かるイベントはないものかねぇ」
「だから連携の訓練なんだってば・・・」
「あーあ、カズマみたいな必殺技が欲し・・・・・・」
ふと、昨晩の一正を思いだして尻すぼみになってしまう。
そんな銀に、園子が訊ねる。
「ミノさん。身体の傷は大丈夫?」
「えへへ、へーきへーき!そう言う園子の方は?」
「どっちかと言うと、こっちの方が~」
そう言って園子は自身の右掌を見せる。
潰れたマメの上に、更にマメが出来ていた。
「年頃の女の子のやることじゃないよなぁ・・・・」
「そうは言っても、私たちがやらなかったら我が国があんなよくわからない奴らに滅ぼされてしまうのよ」
「それはわかってるって。そ・れ・よ・り・~・・・」
銀がいたずらっ子の笑みをたたえて、両手をわきわきさせて須美に近付く。
「な・・・・なに・・・!?」
「クラス一の大きさを誇るお胸を拝んでおこうと思ってね♪」
「はぁ!?」
「前々から思っていたけど、須美のはまるでチョモランマだよなぁ!親父!その桃くれぇ!!」
銀が須美に襲いかかる。勿論須美は抵抗する。
「ちょ!?・・・・・止めなさい銀!!」
「いーじゃん!事実を言ったまでだろ!むしろそこまでおっきいクセして恥ずかしいなんて、贅沢言うな!!」
「ふ・ざ・け・な・い・で・!!」
二人が激しい攻防を繰り広げている中、園子はのんびりと「サンチョも入れてあげたかったなぁ~」なんて呟いている。
と、そこに───
すこーん!
「あだぁ!?」
突如、壁の向こうから風呂桶が飛んできて、銀の頭にクリティカルヒットしたのだった。
「いったぁ────なぁにすんだよ!カズマ!!」
「バカ騒ぎは他所でやれ。露天風呂は静かにゆっくり浸る物だ」
「そんなこと言って、どうせお前も須美のチョモランマが気になるんだろ~?」
「ちょ!?・・・・銀ってば!!」
「脂肪と乳腺の塊なんぞに興味無い」
「「えぇ・・・・」」
あんまりな言い様に、さしもの二人も絶句してしまった。
「かずくんはね~、うなじが好きなんよ~♪」
すこーん
「ふぇぇ~・・・・なんでわたしも~?」
「余計な事を言うからだっ!!」
この後、入ってきた安芸先生と高嶋先生に全員怒られた。
一正はうなじフェチ。
前に園子がポニーテールにしてうなじをチラ見せしたら一正の理性が蒸発して園子は
全てが終わった後、そこには、うなじをべっちょべちょにして、頬を赤らめて息を荒げている園子がいた。とは一正談。この後無茶苦茶謝罪した。