契約者たちへの鎮魂歌   作:渚のグレイズ

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ホワイトデーイベントがヤバい(迫真)



俺の中の乙女心がトキメキラリしてテンションがおかしいことになったわ・・・・

あ、今回のSSR園子様もゲットできました。ついでに競泳水着なっちも。
園子様(中)だけは、多分SSRコンプできてるんじゃないかな・・・・ちゃんと確かめた事、無いけど



煌月輝夜の華麗で喧しい日常風景 ー旅館編その②ー

結論から言うと、企みは失敗に終わった。

 

「まさか、友奈が俺の気配を察知して、耳元(壁越し)に大声だして怯ませてくるとはな・・・・」

 

おかげでびっくりした俺はひっくり返って風呂で溺れかけた。

 

「自業自得でしょ」

「ぐうの音もでねぇな」

 

会話しながらも作業の手を止めない。

現在俺は、両足を解体して水気の拭き取りを行っている。

両足が終わったら次は左腕だ。

 

「よっと・・・・あ、やべ。届かねえ」

『これですか?』

「お、サンキュー樹」

 

何かあった時の為に持ってきていた予備の義手を樹から受け取ると、今着けている左腕を外し、予備のを取り付けて外した左腕を解体(バラ)す。

 

「───────」

「・・・・じっと見てても気持ちの良いモンじゃねーぞ?」

「(フルフル)───────♪」

「んー・・・・・樹が見ていたいなら、止めはしないけどな」

 

こんな物に興味があるとは・・・・樹も変わってんなぁ。

 

―――――――――――†――――――――――

 

バラした義手義足は元に戻してバックの中へ。

そして俺は・・・・・・・何故か友奈と東郷の間に挟まれた。

 

「・・・・・・俺、そこの押し入れン中で寝ようと」

「だと思いました」

「かぐやちゃんは私たちの間!ね?(威圧)」

「アッハイ」

 

ちくしょう────それもこれも大赦が部屋を一つしか用意しなかったせいだ。大赦め・・・・・いつか報復してやる・・・・・!

 

「輝夜がなんかアホな事考えているわね・・・」

「うるへー」

「はいはい、そこはそろそろ黙ってね~」

 

風さんが何か言いたいようなので黙る事にする。

 

「さて、女だけの旅の夜「俺、男だけd」友奈、煌月の口塞いで」

「はーい♪」

「んんんーーー!!!」

 

タオルを猿轡にして、口を塞がれた。友奈のヤロウ・・・・いつの間にこんな芸当を・・・・!?

 

「さて、女だけの旅の夜、どんな話をするか分かるわよね?」

「え?・・・・・・・つ、辛かった修行の体験談・・・・とか?」

「違う」

「正解は、日本という国の在り方について存分に語る事です!」

「それも違う!」

 

夏凛と東郷の答えに半眼になって否定する風さん。

 

「はぁ・・・・樹、正解は?」

『コイバナ?』

「そう!コイバナ!恋の話よ!!」

「すみませんもう一度お願いします」

「こ・・・・・恋の話よ・・・・」

 

真顔の東郷に気圧され、風さんが口ごもる。

 

「え・・・えっと、じゃあ・・・・今、恋してる人~・・・」

 

友奈が手を挙げて全員に問う。

がっ!駄目!!

流れるのは気まずい沈黙のみっ!!

 

「なによみんなして~。女子力足りて無いんじゃないの?」

「そういう風はどうなのよ」

「ふっふっふっ──────そうね、あれは・・・二年の時だったわ。私がチア部の助っ人をした時、私のチア姿に惚れたやつがいてねー・・・・まあ、『デートしないか』とか、言われたりしたもんよ~。もんよ~!」

「な・・・なるほど・・・・ん?あんたたち、落ち着いてるわね?」

 

そりゃまあ・・・・

 

『この話十回目ッス』

「えぇ・・・・それしか自慢できる話が無いんかい」

「あるだけ良いじゃない!」

 

風さんの言葉には、一理あるんだよなぁ・・・・

俺なんか下駄箱に果たし状が入ってることはあっても、ラブレターとかが入ってた試しが無いよ・・・・

 

「ええい、こうなったら、話題変更よ!あんたたち、我が勇者部の黒一点たる煌月のことをどう思ってるのか、この場で洗いざらいしゃべっちゃいなさい!」

「「「えぇ!?」」」

 

おい待て風さん、それはどんな拷問だ!?つーか、俺の真ん前で言わせるんか!?

 

『じゃ、私から』

「お、珍しく樹が・・・・じゃ、どーぞ」

 

樹が挙手して名乗り出る。

うーん・・・・樹のことだし、"怖い"とか、"近寄り難い"とか言うんだろうなぁ・・・・

 

『こうづき先輩は私にとって───────お父さんみたいな人!』

 

ほらな、やっぱりそういうと思うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?

 

「お父さん?輝夜が?」

『?なにか変ですか?』

「いやいや別にぃ?」

 

くっそ、風さんの奴・・・・・露骨ににや付きおってからに・・・・

 

『最初は、ちょっと怖そうで近寄り難いイメージでした』

「そうかなぁ?かぐやちゃん、こんなにいい子なのに・・・」

『でも実際に話してみたら、全然そんなことは無くて、優しくて、時々怖くて、なんだかお父さんみたいだなぁって、思ったんです!』

 

───────猿轡されててよかった。

なんか、もう、ここまで誉め殺しにされると、奇声上げそうになるよ・・・・・

 

「んじゃ、次は私の番ね!」

 

樹に続き、今度は風さんが名乗り出た。

 

「私にとって煌月は・・・・・んー、そうね──────相棒、かな?」

「相棒ですか?」

「そう。あ、別に深い意味は無いわよ?ただ、なんとなく、煌月には色々お世話になってるし、勇者部唯一の男って事で、私たちじゃ対応しきれない事にも対応してくれてる。煌月に励まされることもあったりしたし・・・・・なんだかんだで煌月には助けられてるのよ、私」

「それで相棒?」

「そうよ?」

「だって、かぐやちゃん!よかったね♪」

 

にこやかに言うなし・・・・・・

あー、もう・・・・・早く寝ちまいたい・・・・・

 

「さて、私と樹は言ったわよ!次は誰!」

「風先輩」

「ん?───────あれ」

 

東郷が"静かに"のジェスチャーをして、ある一点を指差す。

 

「───────zzzzzz」

 

いつの間にか、夏凛が寝ていた。こいつ寝付き良い方なんだなぁ─────ちょっとうらやましい。

 

「─────私たちも寝よっか」

「はぁい」

『それじゃ、電気消しまーす』

「おやすー」

「おやすみなさい」

 

樹が電気を消し、辺りは暗闇と静寂に包まれる。

 

 

その後、東郷が怪談話を始めようとする気配を感じたので、なんとか外したタオルの猿轡を東郷の口にねじ込んだのは、完全に余談である。

 




樹→「お父さんみたい」
風→「頼れる相棒」

どっちも恋愛対象として、輝夜を見ていない。ということの現れです。

さて、では残りの三人は・・・・・?
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