地獄の姉弟《ヘルツインズ》~赤と白を宿した双子 作:デンドロビウム
おっす!俺、兵藤一誠。駒王学園2年生。
家族構成は両親に双子の姉の里奈姉ちゃん。
それから昨日からメイドになったレイナーレさん。
それとこれまた昨日保護した教会を追放された元聖女、アーシア・アルジェントさん。
アーシアさんは
そこへ堕天使が保護してくれるという話になって昨日の事態になったらしい。
俺達が助ける事が出来て良かったよ。
で、まぁ、俺達が何で堕天使の総督のアザゼルさんと知り合いなのかというと・・・俺達に問題がある。
俺と姉ちゃんにも
俺のは
姉ちゃんのは
二人とも
で、現在どうなっているかというと・・・姉ちゃんに「あほらし」の一言で全否定され俺と姉ちゃんが戦う事は無い。まぁ、戦っても勝てんけど。
という訳で翌日の放課後、俺と姉ちゃんは祐斗に案内されてオカルト研究部の部室へ招待された。
オカルト研究部部長、リアス・グレモリー。
駒王学園3年生。長い紅髪が似合う凜とした雰囲気の学園二大お姉様の一角。胸が大きい。
同副部長、姫島朱乃。
駒王学園3年生。長い黒髪の似合う大和撫子。学園二大お姉様のもう一角。これまた胸が大きい。
部員①木場祐斗。
駒王学園2年生。イケメンで性格良し、成績優秀。
部員②搭城小猫。
駒王学園1年生。ちっちゃくて可愛い。学園のマスコットキャラ的存在。ちっぱい。
「先輩、小さいとか思いませんでしたか?」
「な、ないない。」
なかなか鋭い観察力をもってるらしい。危ない危ない。
以上がオカルト研究部のメンバーで全員悪魔だ。主はリアスさんで他は眷属。グレモリー家は悪魔の中でも名門中の名門で七十二柱のうちの一つだ。
それで昨日の事について姉ちゃんが一通り説明し終えた所。
「それで、堕天使と知り合いというのはどういうことなの?」
悪魔としては気になるよな~。
「ん~・・・私とイッセーは
「
リアスさんが驚いた様子で叫んだ。
「そうそう。」
姉ちゃんは・・・・・うわ~めんどくさそうだ。
「え~と、
そうなるよな~。
姉ちゃんと目配せする。
うわ、意地悪そうな目をしてる。・・・仕方無い。
二人頷き合って同時に叫ぶ。
「
「
姉ちゃんの左腕に赤い篭手。俺の背中に白い羽が出現する。
『なっ!』
そりゃ皆驚くよな~。・・・姉ちゃんはしてやったりな顔している。
「まぁ、私達二人とも強力な
しれっと説明する姉ちゃん・・・意地が悪い。
「ね、ねぇ。貴方達私の眷属に───」
「なれないわよ。」
「───え」
遮られた言葉に固まるリアスさん。
「昨日見た感じだとリアスと私達・・・イッセーはいけるかしら?まぁ、力の差がありすぎて貴女の眷属にはなれないわね。それと、悪魔になるつもりもないわ。」
そう言って意味深に俺を見る。
・・・くそう、バレてる!
「そんな!やってみなくちゃ───」
「わかるわよ。ほら。」
そう言って部屋に結界を張り魔力を開放する。
「な!」
「え!」
そりゃ驚くよな~、普通の人間レベルじゃないもんな。アザゼルさん曰く魔王並み。おまけに体術も出来るしな。
純粋に体術とか剣なら負けないんだけどな~・・・魔法絡むと勝てる気がしない。
「ちなみに
『・・・。』
流石に何も言えないようだ。
「イッセーも気力開放しなさいよ。」
「さらに追い討ちとかひどくね?」
ていう俺も大概か。
姉ちゃん見てるし・・・仕方無い。
「はぁっ!!」
ドン!!
俺が気力を開放すると部屋が軽く揺れた。
「イッセ~・・・。」
不満なのか!?
「いやいやいや!これ以上やると俺と姉ちゃんので部屋壊れるって!姉ちゃん割と本気でやってるし!」
「仕方無いわね~。で、わかった?リアス?」
言葉と共に魔力を抑える。
「え、ええ、そうね。わかったわ。」
リアスさんは流石に諦めたみたいだ。
「んで?イッセーはどうするの?
と、意味深な視線を送ってくる。
「そうかな~?無理じゃね?」
「んっふっふっふ~。
「いや、てか!なんで俺が悪魔になる前提なんだよ!」
「言っちゃっていいの~?───って。」
!!!!!!
「姉ちゃん!!」
「あははははは。冗談よ冗談。それでイッセーはどうしたいの?」
・・・・。
「まぁ、すぐには決められないわよね。じゃあ、こうしましょう。リアス、私とイッセーが入部するってどう?」
『!!』
全員が姉ちゃんの言葉に反応する。
「前から気になってたのよね~、オカルト研究部。私達の事情もあるから部活入ってなかったけどここなら事情もバレちゃったし。どう?イッセー。一緒に活動して考えるのもいいんじゃない?」
姉ちゃんには敵わないね。
「オッケー。実は俺も何の部なのか気になってたし。」
「あら~?ほんとにそれだけ?」
「ちょ!姉ちゃん!」
まったく!弟想いの良い姉だよ!まったく。
「で、リアス、どう?」
姉ちゃんの言葉にハッとするリアスさん。
「ええ、入部だけでも歓迎するわ。イッセーも眷属にならなくても事情洩らす様な事はしないから安心して頂戴。」
うん、やっぱりこの人は───
「では部長、里奈さんとイッセー君の歓迎会といきましょうか。」
朱乃さんの言葉に皆が頷く。
こうして俺と姉ちゃんの新しい日々が幕を開けるのだった。
イッセーと里奈の
次回からライザー編です。