地獄の姉弟《ヘルツインズ》~赤と白を宿した双子   作:デンドロビウム

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ここから本編のストーリーと順番がバラバラになります。


悪魔になる。

 

 

あの試合から数日。

 

俺はリアス・グレモリーの眷属になった。

 

兵士(ポーン)の駒8個使って悪魔に転生したんだけど、最初はアジュカ様が調整して適合させる算段だったんだけど・・・。

 

「駒の内4個が変異の駒(ミューテーション・ピース)に変化しているわ・・・。」

 

調整の段階で箱から駒を取り出す時に確認したら駒の内4個が変異の駒(ミューテーション・ピース)に変化していた。

 

アジュカ様が言うには駒には隠し要素があるらしく持ち主の力量の変化や気持ちに応じて変化することがあるらしい。ただ、厳密に条件を設定しているわけではないらしくここまでの変化は稀らしい。実際初めて見たとも言っていた。

 

一応それで眷属にはなったが心配してくれたアジュカ様が保険ということで少しだけ調整してくれた。

 

流石に姉ちゃんはそうはいかずグレイフィアさんの戦車(ルーク)の駒で予定通り悪魔になった。

 

部長とトレードはもう少ししてから行うみたいだ。

 

それから驚いた事にアーシアまで眷属にして欲しいと言い部長の僧侶(ビショップ)になった。

 

アーシアが眷属にして欲しいと言った時は誰もが驚いていた。

 

それから両親には速攻でバレた。

 

「悪魔になったのか。まあお前等の人生だから好きにしろ。」

 

とのこと。

 

修行について聞いてみたが

 

「俺達は人間の限界を極めたいだけだ。悪魔として極めたければ自分達でやれ。教える事は教えたし高校生だからな、そろそろ自分達で物を考えろ。・・・そういう意味では今回の悪魔に転生は良い一歩になるだろう。それに種族が変わろうが親子であることは変わらん。困った事があったら相談しろ。」

 

と、あっさり終わった。実際修行が無ければ良い両親だったからな~、ちょっと安心と感動もした。

 

 

 

そんなこんなでそこそここの数日で色々変わったがそれ以外はいたって平和に過ごしている。

 

「平和ね~。」

 

「そうだね~、姉ちゃん。」

 

だら~。

 

姉ちゃんと二人部室でお茶しながらだら~っとしていた。

 

 

~ other side ~

 

ここからしばらく他部員の会話。

 

祐 「里奈さんとイッセー君ここ最近こんな感じが続いてるね。」

 

小 「昨日聞いたんですが両親との問題が思いのほか簡単に済んだらしく緊張が切れた反動だそうです。」

 

朱 「まあ、いいんじゃないでしょうか?私達もこれといって急ぎの用件もないですし、なによりリアスの問題を解決したお二人ですから。それにリアスも、うふふふふ。」

 

リ 「はぁ~。」

 

リアスは部長席でため息を吐いている。

 

祐 「部長までですもんね。」

 

小 「なんとなく想像できますが。」

 

朱 「リアスも乙女ですわね~。とはいえそろそろ決着つけてもらいましょうか。」

 

祐 「決着?ですか?」

 

朱 「そうですわ。まあ、そうなったらそうなったで他にも問題出るかもしれませんが。」

 

ア 「朱乃さんそれってもしかしてリアス部長もおにいちゃんを・・・。」

 

小 「そうですね。で、先輩。どうするんですか?」

 

朱 「そうね~、里奈さんも巻き込んでリアスとイッセー君をなんとか二人きりにしましょうか。」

 

里 「面白そうな事話してるわね?」

 

里奈がいつの間にか入ってきていた。

 

朱 「里奈さん!?」

 

里 「ああ、大丈夫。あの二人は心は旅立ってるから。」

 

祐 「それはいくらなんでも・・・。」

 

祐斗も似たような事を考えていたが口には出せないでいた。

 

里 「リアスもちょろいわね~、まあイッセーが幸せになれるならいいか。」

 

朱 「身も蓋もないような気もしますが、まあわかりますわ。」

 

小 「里奈先輩はブラコンですか?」

 

里 「そうじゃないんだけど・・・双子だし半身みたいなものだからね~。」

 

小 「里奈先輩には無いんですか?」

 

里 「私?私はそういうのはしばらく無いでしょうね。私と同等かそれ以上じゃないと。」

 

小 「・・・それって魔王クラスじゃないと・・・。」

 

里 「まあ、現段階で興味もないしね。」

 

小 「(祐斗先輩は暫く報われそうにないですね)」

 

朱 「それでどうしましょうか?」

 

里 「ふむ、このままこっそり出てって部室を封印しましょう。」

 

小 「強引過ぎでは?それに流石に気付かれるかと・・・。」

 

里 「大丈夫よ。イッセーは私がここに移動したの気付いてないし。リアスも似たような感じだし。」

 

朱 「まあ、やってみてバレ無かったらそれで。気付かれたら・・・アドリブかしら?」

 

里 「それじゃあ、早速実行よ。音に気をつけてね。」

 

そうしてリアスとイッセー以外がコソコソと部室を出ることにした。

 

 

 

ぼ~っとしていたら突然部室に結界が張られ出られなくなっていた。

 

これは姉ちゃんの封印結界だ。

 

どういう意図だ?

 

そしてもう一個気付いた、俺と部長以外みんな居ない事に。

 

ま・さ・か。

 

・・・姉ちゃん、余計なお世話だ!

 

「イッセー、これって・・・。」

 

部長も気が付いたらしく

 

「姉ちゃんの仕業みたいです。しかも他のみんなも絡んでますね。」

 

「どういうことかしら?」

 

とはいえお膳立てされちゃったしな~・・・覚悟決めるか!

 

「多分ですけど・・・気を使わせちゃったみたいですね。」

 

「?」

 

「せっかくなんで少し聞いて貰いたい話があります。」

 

そうして俺は話し出すここに入学する事になった理由を・・・。




本編でも感じてましたがリアスちょろいかな?
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