スケートと恋の物語   作:パワプロ大好き男

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お付き合い

真帆「私、高木真帆といいます、宜しくお願いします。」

 

貴司「こちらこそ宜しくお願いします、土屋貴司といいます。」

 

真帆「あの、土屋さんはスピードスケートをどれぐらいやっていたのですか?」

 

貴司「実は本格的にやったのは中学からなんです。」

 

真帆「そうなんですか。」

 

貴司「えぇ、それまでは野球ばっかりで…」

 

真帆「それは凄いですね、野球お好きなんですね。」

 

貴司「あっ、はい、大好きですね、高木さんはスピードスケートをどれぐらいやっていたのですか?」

 

真帆「私も中学からなんです、それまではサッカーやヒップホップダンスなどやっていました。」

 

貴司「そうなんですか、ヒップホップダンスだなんて珍しいですね。」

 

真帆「習い事ですけど結構楽しかったです。」

 

貴司「凄いですね…」

 

真帆「いえいえ、そんな…」

 

お互いに会話していくうちに意気投合するようになっていった。

 

貴司「よかったら、一緒にコーチや他の選手達に挨拶しに行きませんか?」

 

真帆「はい、宜しくお願いします。」

 

貴司「ところで高木さんはおいくつぐらいなんですか?」

 

真帆「15歳なんです。」

 

貴司「マジすか、年下だなんて驚きました。」

 

真帆「土屋さんはおいくつぐらいなんですか?」

 

貴司「16歳なんです。」

 

真帆「えぇ、ホントですか、よい先輩に出会いましたね私は。」

 

貴司「いえいえ、そんな…」

 

2人は照れながらもコーチや他の選手達のところへいき、挨拶を無事に済ませたのであった。

――――――――――――――――――――――

記者会見も終わり、いよいよ本格的なオリンピックシーズンが始まろうとしていた。

その前日、高木真帆は土屋貴司を呼び出した。

 

貴司「どうかしましたか高木さん?」

 

真帆「今日は土屋さんに会えて嬉しかったです、それで恥ずかしいですが…」

 

高木真帆は手紙を土屋貴司に渡した。

 

貴司「なんすかコレ?」

 

土屋貴司が手紙を開けようとすると高木真帆は慌てたように彼の手を抑えた。

 

真帆「待ってください、まだ開けないでください。」

 

貴司「あぁ、ごめんなさい。」

 

真帆「その手紙、宿舎に着いたときに読んでください。」

 

貴司「分かりました。」

 

真帆「それでは失礼します。」

 

高木真帆は顔を赤らめながらその場を立ち去って行ったのであった。

――――――――――――――――――――――

宿舎に着いた土屋貴司は早速、手紙を読んだ。

 

『土屋さん、あなたに会えて本当によかったです、私はあなたのスピードスケートに対する熱意は私に凄く伝わってきました………』

 

貴司「高木さん………」

 

『私、スピードスケートに対する熱意を持ったあなたのことが好きです、大好きです、私はまだまだ中学3年生なのでもっとたくさん練習して土屋さんのように強くなりたいです、こんな私ですが付き合ってくれませんか?』

 

土屋貴司は涙を流した。

なぜなら彼は1度も告白されたことがなかったからである。

土屋貴司は手紙の最後の行に記されている電話番号とメールアドレスを登録し、高木真帆に連絡したのであった。

 

貴司「高木さん、お忙しいなか電話に出ていただきありがとうございます。」

 

真帆「いえいえ、こちらこそごめんなさい。」

 

貴司「高木さんの手紙を読ませていただきました。」

 

真帆「キャー、恥ずかしい…」

 

貴司「私も高木さんと話せてよかったです、私でよければお付き合いしてください。」

 

真帆「ほ、本当ですか!?」

 

貴司「えぇ、宜しくお願いします。」

 

真帆「こちらこそ宜しくお願いします。」

 

こうして2人はお付き合いすることになりましたとさ。

 

 




更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
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