スケートと恋の物語 作:パワプロ大好き男
バンクーバー五輪が終わり4年経ったあるとき、高木真帆と姉の麻那が遊びに来た。
真帆「ヤッホー、遊びに来たよ。」
麻那「お久しぶりー。」
2人に会ったのはバンクーバー五輪以来だった。
真帆は大学生、麻那は所属チームに所属していた。
貴司「久しぶりだね、どうぞどうぞ~」
2人とは他愛のない話をして盛り上がったり、ゲームしたりして楽しんでいた。
真帆「最近、仕事の方はどう、慣れてきた?」
貴司「あぁ、ボチボチな、真帆はどうだ?」
真帆「私も大学は楽しんでるよ。」
貴司「そうか、なら良かった。」
麻那「土屋君も大学に行けば良かったのに、真帆が違う男と付き合ってたら大変よ~。」
真帆「ちょ、ちょっと、お姉ちゃん!!」
麻那「冗談よ~。」
貴司「もう、姉さんったらー。」
麻那のことは姉さんと呼んでいた。
時々、イタズラや冗談もあるけど、何だかんだ言って場を盛り上げてくれる良いお姉さんだ。
真帆「いよいよ、ソチ五輪の選考が近づいてくるね。」
貴司「あぁ、不安もあるが楽しみだ。」
麻那「私、選ばれるかな~」
真帆「大丈夫よ、お姉ちゃんだって世界選手権やW杯で優勝してるんだもん、評価してくれると思うよ。」
バンクーバー五輪の次はソチ五輪、3人の期待は高まっていったのであった。
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選考会当日、土屋貴司は見事に日本代表に選ばれていた。
さらに兄の土屋浩紀も選ばれていた。
高木麻那も選ばれ、初めての日本代表に袖を通すことになった。
貴司(アレ、真帆がいない…何で?)
記者会見が終わった後、土屋貴司は高木麻那に話した。
貴司「姉さん、真帆は?」
麻那「実は……真帆……選ばれなかったの……」
貴司「えっ、真帆が!?」
あまりの事実に衝撃を受けたのであった。
バンクーバー五輪に出た高木真帆が何とソチ五輪の日本代表に選ばれなかったのであった。
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記者会見が終わり、会場から出ると、入口付近に高木真帆が体育座りになっていた。
麻那「真帆…」
真帆「ウゥ……」
真帆は泣いていた、麻那はそれを見て近くまで寄り添い、慰めたのであった。
麻那「土屋君と一緒にソチで活躍してくるからね。」
真帆「ウゥ……」
真帆にとって相当、ショックだったのかもしれない。
なぜなら彼女は15歳でバンクーバー五輪に出場し、相当なインパクトを与えただけに、この落選はあまりにも辛かったに違いなかったからである。
貴司(真帆……)
貴司はただ立ち尽くしていただけだった。
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