機巧少女は傷つかない―蒼の世界―   作:namaZ

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十四輪

 黒薔薇様を守るのが私の使命。

 

 

 

 黒薔薇様が喜ぶなら私も喜ぼう。

 黒薔薇様が怒るなら私も怒ろう。

 黒薔薇様が悲しむなら私も悲しもう。

 黒薔薇様が楽しむなら私も楽しもう。

 

 

 いっぺんの曇りもなくあどけなに笑う姿が好きだ。

 人間、動物関係なく命を大切にするその優しさが好きだ。

 私の錬金術を楽しそうに観て下さる——————

 

 人間を信じて疑わず。

 花を虫を鳥を生命を愛する。

 ずっとずっと幼き子供のまま。

 

 だからこそ守ろう。

 その笑顔を守るために。

 

 薔薇の師団の幹部であり文字通り世界を裏から支配する心優しい支配者様。

 彼女に従い忠義を示す者も居ればそれに相対する者も居る。

 闇が蠢く世界の裏を支配するには黒薔薇様は余りにも優しすぎた。 

 戦争を嫌い血を嫌い苦痛を嫌った。

 ならその闇は私が排除しよう。

 <光>に<闇>はいらない。

 黒薔薇様が<光>なら私は<影>でいい。

 

 

 <誰もが苦しまない幸せな世界に>

 

 

 一度は考えた事はないか?

 世界から紛争と戦争が一掃され犯罪も起きず隣人も友達も家族も恋人も争わない世界。

 人類皆が手を取り合えばそれだけで幸福だと子供の頃考えなかった?

 人が死ねば悲しむ人間が居る。

 

 痛いのは嫌いだ。

 戦争反対。

 平和・平等・幸福。

 人類が根本から求める平和だろう。

 

 

 では何故人間は人間同士で争うのか? 

 政治?民族?宗教?国家間の問題?それともお金?

 理由なんてどうでもいい。

 黒薔薇様が<幸せな世界>を望むなら私はそれに応えるのみ。

 たとえ実現不可能だとしても——————

 

 

 私は——————黒薔薇様の笑顔が好きだから。

 

 

 

 

     ☦     ☦     ☦     ☦     ☦

 

 

 

 

「……生きている」

 

 

 重たい瞼を開くと知らない、天井が——————起きた早々冗談が言えるほど脳に障害はないようだ。

 

 

「……守らないと」

 

 

 アストリッド・セトにより肉体の生命活動は保たれているが肉体を動かすとなると話は別だ。重力に負けそうになるおもい、重い肉体に鞭打ち無理やり起き上がろうとするが——————失敗。

 頭、なんだか少し痛い——————痛いというか、重くて鈍い。

 めまいで視界がクラクラする。

 それでも、

 

 

「……黒薔薇様を……守る——————ッ!!」

 

 

 ベットから降りることに成功するが立つこともろくに出来ない肉体は受け身も取れず落下する。

 "ドン"っと音が響く。地を這い移動しようとするが打ち所が悪かったのか苦悶の声が漏れる。

 

 

「音がしたぞ!」

「あの部屋には黄薔薇様が!」

 

 

 外が五月蠅い。体に響くから大きな音はやめてほしい。

 

 

「こんなにも早く意識を取り戻すとは——————ッ!」

「奥様と坊ちゃまに知らせて来ます!」

 

 

くそ……くろばら……さま……

 

 

 

 

     ☦     ☦     ☦     ☦     ☦

 

 

 

 

 使用人に体を起こしてもらいゆっくりとスープを飲む黄薔薇クレオ。起きた当初は混乱状態で手の付けられなかったようだが今ではスープを飲むほど落ち着いている。

 

 

「……うまいなこれは」 

 

「体力回復を促すブラットレイ家秘伝のスープでございます。お口に合いなにより」  

 

「どうりで……ふぅ~」

 

「……」

 

 

 肌は荒れ髪は艶がなくなっている。だいぶ衰弱しているな。老けたか?無理もない。パズルのように入り組んだ肉体の内側をなるべく正常に整えるよう治療したのだ。黄薔薇クレオにかかる負担は尋常ではない。この僅か短期間で意識を取り戻したのは奇跡に近い。いや、クレオの意志の強さか——————

 

 

「一息ついたとこ悪いがクレオ、灰薔薇について教えてもらおうか」

 

「いいけど……蒼薔薇からは……あー元蒼薔薇は言いにくいからレインからはなにも聞いてないの?」

 

「わたし?なにもしらないよ?」

 

「はあ!?そんなはずないでしょ!私の次くらいにあいつとよく話してたじゃん!」

 

「ん~っとねー……先祖代々強化魔術を受け継ぎより進化させてきた貴方の一族はキング・ブラットレイに対する敬意を感じるわ。まさに血筋に恥じぬ功績とかなんたらでよく向こうから話し掛けてきたのよ。でも私そんなのに興味なかったから右から左に流れちゃってた。てへ☆」

 

 

 右手を母の頭に振り下ろす。もちろんグーで。

 

  

「いったーーい!!なにするのラグちゃん!」

 

「俺が母に勝った意味あんのか!?目的は達したし文句はねーけど約束はどうなる!?」

 

「ち、ちゃんと約束は果たすよ……なにも知らないってことだけは知ってるよ♪」

 

 

 母の頭に振り下ろす。もちろん念動で固めた拳で。

 

 

「知ってるとはいわねーよそれは」

 

「ひでぶっ!!さすがに死ぬ!死んじゃう!」

 

「しっかり念動でガードしたろ!」

 

「間に合わなかったら頭がぺっちゃんこになっちゃうところだったよ!」

 

「斬撃を防げるのに拳を防げないわけないだろ?」

 

「根拠が不十分すぎるぅ!」

 

「兎にも角にも母はもう黙っててくれ。本題に入りたい」

 

「え、ひどいよーラグちゃ」

 

「ビネット」

 

「はい、坊ちゃま。 奥様此方へ皆様のじゃまに、急用がございますどうぞ此方へ」

 

「いま邪魔っていったよね?ぶっちゃけたよねいま!え、本当に連れてくの?私ビネットの主人だよね?雇い主だよね?あちょま——————」

 

「……」

 

「……」

 

「……」

 

「この部屋には俺たち三人しかいない。ああ誰かに聞かれる心配か?盗聴の類は安心してくれ対策は万全だ」

 

「あれはあれであんなのだけどあんたも対外だな」

 

「あははは……」

 

「笑う事はないだろアスト」

 

「同じ笑うでも苦笑いの方よ。はあ~こんな十代そこいらのガキに私は……」

 

「力に慢心した結果だ。これも教訓だと思え」

 

「教訓か……ずっと教える側だと思ってたのにいつの間にか教えられる側になってたか」

 

「感傷に浸るのはいいがそろそろ話してほしい。時間は有限だ」

 

「あ、あぁ……そうだな……聞いてくれ、ただ黙って聞いてくれ、口にしただけでこの喉笛を掻っ切ってしまいたくなる私の汚点を……」

 

 

 謎に包まれた灰薔薇の素性がこれで少しはわかるだろう。

 もし灰薔薇が何処を根城にしているかヒントさえわかれば攻略の糸口が掴めるかもしれない。

 

 

「知ってるとは思うけど私の悲願は賢者の石を錬成することだ」

 

「知っている。そしてあの時灰薔薇との会話である程度推測は出来ている」

 

「へー……聞かせな」

 

「灰薔薇は自身の目的遂行の為に貴方を利用した。だがそれはあくまで保険。"できたらいいな"ほどの支援。灰薔薇はその"できたらいいな"の感覚で幾つもの保険を用意し……すべてに莫大な援助と支援を注いだ。偉大なる錬金術師ヘルメス・トリス・メギストスをもってしても完成には至らなかった賢者の石。それを功績も無ければ表立った噂もないただの血族の娘を黒薔薇が連れてきたとなればその落胆は想像がつく」

 

「……喧嘩売ってる?」

 

「そんなつもりはない……が、本当のことだろ」

 

 

 けが人でもその眼光はさすが一世紀(100年)を生きる魔女。いや、この場合魔女ではなく錬金術師なのかな?先程から殺気が肌を刺し少々ピリピリするが当然スルー。

 

 

「さて、そんな灰薔薇だがヘルメスの血筋ならもしかしてと考え貴方に接触した。貴方が求めている賢者の石の材料に最も適した——————人間を提供してな。まさかたった八〇年で完成するとは灰薔薇も思ってもみなかったらしいが……おおよそあの時の会話でわかるのは此処までだ」

 

「あってるよ……付け加えるなら提供された人間の数は二〇八万人だ。死体処理はあいつに任せたけど五七三九二人は液状にもならず魂を消失。酷いもんだったよ」

 

「それだけの人間をどこから?……あっ」

 

「そうだよ金薔薇、奴隷だ。けどそれだけの奴隷を買い占めると違和感を持たれてしまう。そこで———」

 

「消息不明行方不明者は世界各国泉のように溢れている。国内では紛争が絶えず、略奪が生きる糧となる輩もいる。一国でさえ年間数千数万の行方不明者を出しているんだ。世界規模での収集をかければその数は計り知れない。事実上世界を裏から支配している結社の力を使えば簡単に集まる」

 

「やけに詳しいわね」

 

「俺もアストも材料集めにその手はよく使う」

 

「……最近の子らはまったく」

 

「? それは褒めているのか。それとも歓喜しているのか?」 

 

「呆れてるんだよ!察しろよ!」

 

 

 この年長者は人の心を読めと?はっ——————。

 

 

「あんた今鼻で笑ったろ!?」

 

「よくわかったな。そういえばメギストス家の屋敷で心を読めると言っていたな、あれのタネは?」

 

「此処で聞く事かそれ……流れが解るって言ったな」

 

「ああ、魔力の流れが視えるんだろ?」

 

「実際視えちゃいねーよ。解るんだよ」

 

「わかる?」

 

「なんていえば……そう、人間は両足で地面に立つ。何故か?人間は無意識のうちに体を平衡を保ちバランスをとろうとする。それと一緒さ。錬金術師は解ってしまうんだ。どんなにポーカーフェイスを決め込もうが嘘を付けば必ず乱れが生じる。魔術師でも感知できない些細な違和感を感じることが出来る。勘違いするなよ錬金術師なら誰でも出来るわけじゃないからな。私でさえ三〇年前にやっと解るようになったんだ」

 

「なるほど、俺には無理か」

 

 

 無意識に流れを読み解くには錬金術師の中でも数世代に一人の確率なのだろう。それも天性の才能が必須。黄薔薇クレオは黄金のみに特化した才能と賢者の石の材料(人間)の魂に五〇年触れ続ける事によりその領域に達したのだ。

 黄薔薇は気付いているのか?錬金術師は魔力の流れだけを理解する。否、人間の根源の(みなもと)である魂の流れを直に触れてきた彼女は本人の知らぬうちに魔力以外の流れを感じ取っているのでは?空論にすぎないがあらがち間違いでもないだろう。

 

 

「話を戻そう。灰薔薇の目的を知りたい。"世界を支配する"だと?事実上世界を裏から支配する結社を支配下に置いてはいそれで終わりならこんな楽な話はないが……それで終わるならこんな手間隙年月のかかる計画(プラン)を立てる必要はない。灰薔薇の血にやはり関係が?」

 

「これは灰薔薇から聞いた話になるが……あいつの先祖……父は魔術を根本からひっくり返す発明をしてしまった。それこそ機巧魔術(マキナート)の基礎。自動人形をオートマトンとなす<核>——————<イブの心臓>を創ってしまった。その功績は———」

 

「ち、ちょっとまて……父だと?」

 

 

 今後の計画を決める大事な話の最中なのは重々承知だがこれだけは訊かねばならなかった。

 父?イブの心臓を創ったのは灰薔薇の父だと?

 ならあいつはどれだけの時を生きている?

 否、問題はそこじゃない。灰薔薇は<世界征服>計画(プラン)を何時から計画し実行し始めたのか?

 黄薔薇の八〇年を握りつぶすほどの年月と時間。

 彼女を突き動かくモノは———

 

 

「ラグナ……?」

 

「!! すまない……脱線してしまった」

 

「無理もないよ。私も……灰薔薇がどれだけ厄介なのか改めて……いいえ……危険なのか思い知った」

 

「最近のガキは勘が鋭いな。おちおちゆっくり説明も出来ないとは……もう解ったてると思うがイブの心臓を創った奴が誰だか判るか?」

 

「「いいや(え)」」

 

「そう()()()()()()。いつの間にかイブの心臓は創られ今では自動人形に当然の如く組み込まれている。なのに知らない。製作者が誰なのかいつ創られた物なのかも」

 

 

 知っていなければおかしいのに知らない。"イブの心臓を創った"それだけで歴史的発明だ。世界中の教科書に名前が載る偉人—————なのに知らない。

 イブの心臓は?

 禁忌人形(バンドール)の生体機巧技術は?

 自動人形(オートマトン)の魔術回路を内蔵した人形は?

 

 必ずしも最初はある。"1"が無ければ"2"は生まれない。自動人形があまり世に広まってはいないとはいえ人形師は腐るほど生み出している。

 千か?万か?億か?それとも兆か?結社でも自動人形の数を正確には把握してはいない。機巧魔術(マキナート)は新技術だ。自動人形はこれから更に増え続けるだろう。

 では"1"は?<始まりの自動人形><最古の自動人形>言い方は如何でもいいが最初に創られた自動人形が絶対に存在する。

 

 だけど知らない。

 

 意図的に秘匿されている?

 

 

「優秀過ぎたんだあいつの一族は。嫉妬され妬まれ畏怖され恐怖され敬われ称えられ称賛され——————消された」

 

 

 彼女を突き動かくモノは———

 

 

「あいつの一族は常に先を……遥か先を……行き過ぎたんだ。魔術回路も禁忌人形(バンドール)自動人形(オートマトン)もイブの心臓も元を辿ればあの一族が発端だ。危険だ……危険すぎる……たった一つの一族がそれだけの技術を保有するにはあまりにも危険だったんだ!だから奪われた!無かったことにされた!どんなに優れた人形を造る技術があろうがソレを使いこなす人形使いがあいつの一族には居なかったんだ。だから奪われた。世界が、結社が良しとはしなかった。けど……その一族の者を一人、最後の生き残りを黒薔薇様の母君様が薔薇へと迎え入れた。同情か、はたまたせめてもの償いか……今はもう判らないがな」

 

 

 ———<復讐>———

 

 

「今度は私達から奪うきだ。なにもかも、いや……終わらせるきだ。この理不尽な世界を!」

 

 

 ———<憎悪>———

 

 

「世界から消された忌むべき一族、そ最後の生き残り、あいつの名は——————ッ!!」

 

 

 

 

 此れは保険。死に瀕していた黄薔薇に対する保険。

 アレだけ肉体と精神に負担をかけたのだ。助かったとしても目覚めるのは何時になるか。

 そう、あくまで保険。

 もしも、黄薔薇、トリスメギストスがこの短期間に意識を取戻し、"私"の所在が知れる情報を口走るようなら——————

 

 

 

 

 

「———ァ———」

 

 

 クレオは意思に反し声を発しない咽喉に戦慄した。声を発し喋ろうとすれば咽喉が勝手に息を詰まらせるのだ。おそらくトリスメギストス屋敷の際に仕組まれた。灰薔薇が置き土産に置いて行った魔術が発動したのだ。呪詛で呪い殺すや肉体を焼き払う攻撃的な魔術じゃない。もっと単純で肉体に制限を加える魔術。詳しい術式までは解らないがこの魔術は灰薔薇にとって不利益と判断した単語、名前、言動を封じる類のもの。

 まず声を奪われた。

 

 

 まずいまずいまずい!!声が出ない!意思に!脳に!反している!だがまだ声だけだ!魔術を解除しなくてはいずれ私はあいつに何も出来なくなる。それだけは……それだけはダメだ!!

 蒼薔薇と金薔薇は悶えだす私に不審の目線を向ける。

 この魔術は徐々に、だが確実に私の肉体を蝕む。あいつ——————■■■■■■■■■■■■■にとって私の存在そのものが邪魔で不利益でしかない。この魔術の効力がどの程度かは分からないが……心臓までもが奪われるかもしれない。そうなる前に黒薔薇様を救出しなくてはならない。そのためにもこの二人の協力が必要なのだ!

 

 枕元のすぐ近くには林檎と果物ナイフが置いてある。何時でも食べれる様にと配慮で置いてあるそれを、果物ナイフを喉に突き刺した。

 

 蒼薔薇も金薔薇も反応できなかった。彼らも突然私が果物ナイフで咽喉を掻っ切るとは思はないだろ。

 痛みなど耐えられる。果物ナイフをより深く刺し穴を広げるように捻る。そこでようやく蒼薔薇は私の手首を掴み果物ナイフを投げ捨てた。

 

 

「ヒュ——ヒュー……」

 

「馬鹿かお前!死ぬ気か!」

 

「今傷を!」

 

「ヒュー……ヒュー……ァ……」

 

 

 切り傷をふさごうとする金薔薇を睨みつけ、暴れないよう押さえ付けようする蒼薔薇を手で制す。勘の鋭いこいつ等なら今ので理解しただろ。

 

 "伝えたい事がある"っと。

 

 気管を確保する。掠れるがちゃんと喋れる。

 

 

「———フ、フランっ……スにいけ……そこ…………いるぅ!」

 

「わかった。だが血を止めさしてもらう」

 

「あまり動かないでね」

 

 

 ブラットレイ家特製塗り薬を傷口に塗手繰る。切り傷程度なら直ぐに治す即効性の塗り薬だ。

 クレオは治療を受けながら自らの血でサークルを描く。

 錬金術をかじった程度のラグナとアストでもそれが錬成陣であるとわかった。

 手をそえ発動。するとサークル内の血が集まりだし文字を形とる。

 

 

 "エクリヴァン"

 

 

 これは——————名前?そう聞くとクレオは肯定する。

 エクリヴァン——————それが灰薔薇の名。

 灰薔薇が愚かではなければ名前から引き出せる情報は皆無。

 フランス。それさえ判れば探しようは幾らでもある。

 

 

「お坊ちゃま一大事でございます!」

 

「どうしたビネット。執事長であるお前がその有様では示しがつかんぞ」

 

「それどころではごぜいませんお坊ちゃま。敵襲でございます!」

 

「……………………………………は?」

 

 

 俺の疑問に答えるかのように、衝撃が衝撃が屋敷を揺らした。

 

 

 

 




一月中の投稿はあまり期待しないでください。




他アニメ・漫画から使わせていただいたキャラと能力説明。

※ブラットレイ家特製塗り薬


 <ブリーチ>

 十一番隊三席一角の柄の中にある塗り薬。

効果:傷口に塗ればたちまち治ります。(特に切り傷に有効かも)
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