機巧少女は傷つかない―蒼の世界―   作:namaZ

20 / 27
二十輪

 爆発の余波を背中にうけ顔面からヘッドスライディング。

 火薬の規模は近隣の家を撒きこみ炎上中。

 宙に舞う瓦礫が綺麗に頭部に着弾。

 

 

「いてーーーーーーーー!!熱い五月蠅い痛いって!予定より威力高くね!?火薬の量ぜってー多いだろ!?マイク、リップ、ブイ!後で覚えてろよ!」

 

「リーダーだけいい思いしてんですからいいじゃないですか~」

 

「当然の報い」

 

「うんうん」

 

「妬みか!?嫉妬か!?羨ましんだろお前等!俺とあいつの仲を僻(ひが)んでるんだろ!」

 

「そうだよ!白薔薇様を"アイツ"と呼べるおめーがちょー羨ましいわ!!」

 

「手を握ったのか?ま……まさか……ち……チューしたのか?……その変如何なんだよ!」

 

「子供かお前!?……そんなことよりとっとと配置に戻れ。生きてるぞ」

 

「へっ……リーダーは心配性ですね。あの威力で生きてると?」

 

「生きてる。まがいなりにも薔薇の一人だぞ?弾丸を頭に撃ちこまない限り安心できない」

 

「……了解、一理ある。さっさと戻るよ」

 

「これで生きてたら化け物だな」

 

「(それフラグ)今"シロ"に確認させっから待ってろ」

 

 

 白梟型自動人形<シロ>——————人形使い共通技能として"知覚の共有"がある。

 コントロール中の自動人形と文字通り知覚を共有することができるが、その間、人形遣いは無防備になってしまう欠点がある。人形使いは身の安全を確保しない限り戦闘では滅多に使われる事のない技術。

 それをとことん追究し実戦で問題なく扱えるレベルまで昇格させたのが白梟型自動人形<シロ>なのだ。その上、使い手以外の周囲の人間にも同調させる事が出来るし、一度同調すれば距離など関係なく共有できる。

 共有人数に限りがあるが戦闘において優位に立てる。

 

 シロが爆破地点を把握する。

 

 

「ほらな、ぴんぴんしてるよ……蜂の巣だ、やれ」

 

 

 知覚の共有という事は聴覚も共有するという事。"ON""OFF"切り替え可能な便利機能だ。

 一人が視界にターゲットを把握すればそれだけで狙撃可能。俺の部下は生半可な鍛え方はしちゃいねー!音速に反応できるならそれを前提対処すればいい。それに……完璧に弾丸を眼で捉えている訳ではないな。七人分の視界で確信した。眼で追って斬った弾丸と視ずに斬った弾丸がある。

 一発足に命中している。アレは蒼薔薇にとって本当に認識も意識もしていなかった感覚の外からの攻撃だったとすれば——————

 其処に攻略の糸口がある。

 

 

「撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃てええええええェェ!!急所を狙え!手足を狙え!武器を狙え!フェイントを掛けろ!薔薇相手に人数なんて忘れろ、ただ正確に的確に撃ち殺せ!!」

 

 

 俺から離れて行ってるな——————成程。黄薔薇は魔力の流れを読み取ると白薔薇様言っていた。魔力の流れが同じ魔術師はいない。普通そんなのは解らないものだが稀代の錬金術師クレオ・トリス・メギストスは些細な魔力(流れ)の癖を見分け識別する事が出来る。詳しい感知距離は知らないが町一つ分くらいはカバーできるんじゃないか?

 だけど——————

 

 

「弾丸の軌道までは読めないだろ?」

 

 

 二丁のリボルバーから計十二発の弾丸が発射される。念動で軌道が変化し正確にターゲットを狙い撃つ。七人全員が視界共有することで自分じゃ見えない所まで弾丸を誘導するのだ。サーベルで防ごうものなら十一発を犠牲()に残り一発をサーベルの軌道上から無理矢理急カーブさせてじわじわ手足を削ってく作戦だった。黄薔薇が石の壁を錬成し防がなければな。

 

 

「錬成チートだな……あらかじめ錬成陣を描いた紙で壁創るとか当てようないし。在庫切れを狙うしかないと黄薔薇は考えている」

 

 

 待つわけねーだろ。

 白薔薇様の私兵として優秀な部下に命令を下す。

 

 

「同じ方向から狙うな弾の無駄だ。動き回って包囲しつつ黄薔薇を消費させろ、後は……俺がやる」

 

『了解』

 

 

 念動で操れる最大数は十二発。一発に集中すればより複雑な軌道ができる。

 壁が邪魔なら一点に全弾命中させればいいじゃない。

 人形で何かするつもりでも人形使いが死ねば関係ない。

 発射する。

 距離を詰める必要はない。視えていれば当てられる。

 休む暇など与えない。七人全員で弾幕を張りその場に固定する。

 黄薔薇は壁を錬成し錬成し紙を消費していく。

 蒼薔薇は壁を抜けた弾丸を斬り捨てる。

 そして遂に弾痕が荒々しく刻まれた壁が己を保つことが出来ず崩壊する。

 その決定的瞬間を見逃す馬鹿はこの場日居なかった。

 十八発の弾丸が獲物に喰らいつく。

 黄薔薇と人形を庇い蒼薔薇は対処するが通常では予想できない軌道を取る弾丸全ては捌けない。

 

 二発命中——————これで確信した。蒼薔薇は肉体強化魔術を掛けているが全盲にならないようギリギリを常にキープしている。音速の弾丸を完璧に捉えてなどいない。薄らと認識し反射的に防いでいるにすぎないのだ。

 眼で捉えられない弾丸は勘、第六感の類で直感的に防いでいる。

 

 <心眼>——————否、これは似ているが<心眼>ではない。

 雨が降る前に感じるあの匂いを嗅いだ時、湿っぽい香りが直感的に「雨が降る」と感じる時がある。それは人それぞれで異なるが蒼薔薇は生まれながら"何かがクル"という野生の勘が異常なまでに鋭いのだ。

 

 

「(ブラットレイの血筋だから仕方ない……それで納得してしまうのもどうなのだろうか)」 

 

 

 だかこれは脅威だ。<心眼>を収得されれば勝ち目ほぼなくなる。絶対勝てないなんて白薔薇の男としてプライドが許さない。だがそれは——————戦力として期待が持てる。

 

 

「(それを決めるのはイルク、俺は任務をこなすのみ)」

 

 

 また一発蒼薔薇の腹部に命中させるとその怯んだ隙に金薔薇と容姿が似ている人形の心臓部分に弾丸が貫通する。

 

 

「(その人形で何をするつもりかしらんがイブの心臓を破壊すれば何もできない。これで—————!?)」

 

 

 イブの心臓を破壊された人形がボロボロに崩れ落ちる。まるで黄薔薇が得意とする土人形(ゴーレム)が土塊に戻る——————あの——————

 

 

土人形(フェイク)だと!?ほ、本物は何処に居る!何処で入れ替わった!」

 

 

 俺の姿は見えていない。なのに俺の動揺を見透かしたように言葉を呟く。

 

 

『おい蒼薔薇、ばれちまったぞもういいのか?』

 

『嗚呼、誤魔化しはもう十分だ。五分たった。……おい聞こえてんだろ?誇っていいぞ、母でさえ俺を此処まで傷つけるのは不可能だ。ふむ……飛び道具の危険性を身を持って体験したよ感謝する。だが射程距離がまだ短いな、言ったはずだ……三キロは俺の射程制空権だと……C-MOON——————<グラヴィティ・ダウン>』

 

 

 魔術発動のパスワードを呟いた瞬間、世界の理が捻じ曲げられたのを感じ取った。

 人類が二本足で歩くようになる遥か昔——————恐竜が生物の王者だった太古の時代から重力は当然のように存在している。重力は生命が生きる上で欠かせない、惑星が存在する上で重要な核だ。

 

 その重力を三キロ圏内とはいえ自由に操れたら?自由とまではいかないが重力を何倍にも重くすれば肉体は環境の変化に耐えきれない。

 結果、

 

 

「重力を逆転するだけじゃなく重力そのもの重くする事も出来るのかよ……」

 

 

 勝利を確信し白薔薇に愛を捧げる男は無様に地べたを這いつくばっている。蒼薔薇を中心に建造物は圧し潰れ戦闘の余波(蒼薔薇の人形の能力の被害者)で生き残った者はこの強力な重圧で挽き肉になっている。一般人の生存者は零。こうも容赦なく無防備な人をなんの躊躇なく虐殺できる奴は滅多にいない。蒼薔薇にとって"他人=価値無し"の構図が出来上がっているのかもしれない。

 

 この死の重力場で平然としているのはの四発穴を体に空けた男と灰薔薇の呪詛に体を侵食されている女と一体の人形。そして——————

 

 

「……よかった……間に合ったよエーイン」

 

 

 白薔薇イルクオーレヴァンス・マーレ——————最愛の彼女がそこにいた。

 

 

 

 

     ☦     ☦     ☦     ☦     ☦

 

 

 

 

 C-MOON<重力逆転>の能力は触れたものの重力を逆転させることが出来る。そもそも重力とは何か?重力をつくりだす不思議な原子・分子がある?電気的な力が引力を生み出し重力を形成している?説は色々あるが重力とは空間の歪みだと俺は考える。——————<グラヴィティ・ダウン>は重力を逆転し逆転し逆転し逆転し空間の歪みを広げる事により重力を通常の倍にした。

 

 

「血を止めてくれ」

 

「私は医者じゃないんだが……あった、傷口を錬成陣にむけろ」

 

 

 血を止めるだけなら血を固めるなり膜を張るなり案外簡単にできる。この日の為に用意した紙の束一枚一枚に錬成陣が描かれている。使い捨てタイプで限りがあるのが難点だが弱っている肉体に負荷をかけず発動させるのに最適な品だ。

 爆発に対し瞬時に錬金術で岩をボール状にし爆発の衝撃を防いだのだからその起動速度には目が見張るものがある。

 

 

「……よし、出来たぞ。けど治ったわけじゃない塞がっているだけだ。激しい運動は控えろよっていう状況じゃないか」

 

「後は自分で出来る。C-MOONを此処に向かわせているが……間に合いそうにないな」

 

 

 C-MOONは爆心地から一歩も動かずクレオの錬金術で地面に潜らせた。今頃猛スピードで向かって来てるだろうがC-MOONが到着する前に始まる予感がする。

 

 

「エーイン……。アオが……アオがやったんだよね?」

 

 

 どうやったのか。エーインを含む七人を一か所に集めC-MOONの<グラヴィティ・ダウン>の干渉を薄い膜が防いでいる。

 

 

「《世界を構築する四大元素の一つ、偉大なる始まりの命の源、清らかなる水よ——————》」

 

 

 魔術演唱——————自動人形が今後の主流になりつつある今世代。

 長ったらしい呪文や面倒で手間が掛かる魔術儀式を魔術回路で疑似的に再現するご時世に何らかの魔術演唱で魔術的効果を発揮する。

 敵組織から"三人の魔女"と恐れられ、結社からも畏怖されている白薔薇の魔術演唱。

 騎士として発動前に阻止しなければ厄介な事になるが——————魔術師としては"三人の魔女"の一人である白薔薇の魔術を是非拝見したい。

 

 

「《それは生命を育む恵みの雨にして、真実の愛を罰する裁きの涙なり——————》」

 

 

 大気が震える。C-MOONの重力逆転<グラヴィティ・ダウン>が何かしらの魔術干渉を受けているという事だ。

 

 

「《それは穏やかな幸福を満たすと同時、冷たき泉の水に身もだえ凍える不幸なり、その名はνερό(ネロ)

 

 

 大地が震える。何かが地表を押し上げ出現しようとしている。

 

 

「《その役は清算、顕現せよ、我が身に集いて力と為せ——————》」

 

 

 郊外の水場、空気中の水分に至る(ネロ)という(ネロ)を従わせ身に纏うその神秘的な姿はさながら泉の妖精。

 

 

「《恋い焦がれろ"愛を求める精霊(ウンディーネ)"——————!!》」

 

 

 岩石を突き破り地下水がうねりを上げ数か所から水柱を立てる。

 それは渦を成し巨大な水の塊が形成される。

 

 

「……圧巻だな」

 

 

 これまでの人生ありとあらゆる魔術を見てきた。研究の為の魔術。人の為に編み出された魔術。己の自己満足の為の魔術。生涯を懸けた一世一度の魔術。人を殺す事に特化した魔術。

 どれを差し引いても白薔薇の魔術の異常性が際立った。

 

 "巨人"——————否、"巨神"が降臨していた。

 

 

「よん……五〇メートルはあるな。……アレが見た目通りに動いたら……」

 

 

 俺等は蟻と一緒だな。

 

 

「お、終わりだ……白薔薇様が敵に回った時点で敗北は絶対だったんだ……」

 

「諦めるのか?」

 

「勝てる訳がない!愛を求める精霊(ウンディーネ)は無敵だ!水が在る限り形を失わず敵対する者を一人残らず渦に呑み込む……白薔薇様が"三人の魔女"と呼ばれるのはこの魔術で敵軍隊を殲滅したからだ」

 

 

 恐怖を懐くのも頷ける。これ程解りやすい恐怖の象徴はいないだろう。人間は自分より違うものに恐怖を懐く。その典型的なのが"災害"。人は土砂、雷雲、火災、洪水、に対して無力だ。

 アレは人の手により制御された災害だ。触れたものすべて呑み込むぞ。

 

 

「アレにやられたらそりゃ戦意喪失になるだろうよ。それに……水の巨神が触れた所から<グラヴィティ・ダウン>の効力が失われている……いや、魔術の活動を鈍らせているのか?」

 

 

 こんなの初めてだ。二つの魔術による干渉消滅、魔活性不協和の原理により魔術が不安定になり維持できなくなるのはまだ解る。活動を鈍らせるとはまた巧妙な事をしてくれる。魔術師としては是非研究したい。

 が、

 

 

愛を求める精霊(ウンディーネ)……蹴散らして」

 

 

 生き残れるかが問題だ。

 

 

「消費を気にするな死ぬぞ!」

 

「とっくにやってるよ!在庫がなくなる勢いでな!」

 

 

 一一一一枚錬成陣が描かれた用紙を更に錬成陣になるように配置する。弾丸を防いだちゃちなもんじゃない。崖——————海の激しい荒波をもろともせず水の浸入を防いでいる自然の防波堤。白薔薇の愛を求める精霊(ウンディーネ)の一撃を受け止める。

 

 

「……じゃま……愛を求める精霊(ウンディーネ)……突き刺しちゃって」

 

 

 水の巨神は拳を振り上げると自らの体積を犠牲に激流のミサイルが発射させる。

 

 

「ウォータージェット!?ま、まずい……崖全体を破壊するんじゃなく一ヶ所を削って私たちに直接攻撃するつもりだ!貫通すればそこから流れ込んでくるぞ」

 

「だが持ちこたえれば器を形成する水が枯渇する。巨人は小人になり反撃のチャンスでもある。だろ?」

 

「そう易々物事が進めばいいがな……くるぞ」

 

 

 そびえ立つ崖に罅が奔る。もう少しでそこから水が滴るだろうがそれでは遅すぎる。

 

 

「クレオ。錬金術で水の浸食が無い所を一人分通れる穴を空けてくれ、白薔薇までの直接ルートで頼む」

 

「頼むじゃないでしょあんた!?白薔薇様の魔術が愛を求める精霊(ウンディーネ)だけのはずないでしょ!嗚呼やってやるよ!それしか方法ないし黒薔薇様を助け出すには何としてもきりぬけなきゃいけないしなあ!あんたなんか如何でもいいけど白薔薇様に掠り傷でも負わしたら魂まで呪ってやる!」

 

「錬金術は呪の類に疎いだろ?材料か実験体の間違いだろ。ほら、今だやれ。こんな壁でも三十秒持ったのは誇っていいぞ」

 

「ぜってー馬鹿にしてんだろ!?……ああもう!白薔薇様に兎に角痣の一つもつくるんじゃねーぞ!」

 

「善処する」

 

「一気に信用できなくなった……一一一一枚がこんなにも早く攻略されるとは……あった、この紙だよ!」

 

 

 岸壁に一本の通路が構成される。ラグナは筋肉を強化し膨張した肉体で亜音速を超えた音速で白薔薇に迫り首を切り裂いた。

 ビネットは全身を強化しスピードと衝撃に耐え得る肉体を構成しているが、ラグナはスピードのみを重視しビネットの亜音速を超えたのだ。

 白薔薇からしたら関係のない所がいきなり穴が開き、音速を超えたコンマ数秒の間にラグナが通り過ぎたとしか認識できないだろう。

 普通なら——————

 

 

「手応えが……ないッ!?……くそ、傷が開いた」

 

 

 白薔薇だったものは水に戻り役割を果たしたのかただの水溜りになる。

 

 

「みえなかった……念の為だったけど……<写し鏡>しといてよかった」

 

「(別の位置から水を透して投影してんのか……声からそんな遠くにはいない。巨神のせーで天眼も意味を成さない)て、あぶねー!」

 

 

 愛を求める精霊(ウンディーネ)は腕を振り降ろすが巨体が仇となり動きは鈍い。

 

 

「白薔薇何処にいやがる——————!!」

 

 

 "殺気"。その瞬間、肉体が生存本能と呼べる驚異的な野生の勘により体を傾けた。 

 胸に込みあがる熱と痛み。水の剣により刺されたのだ。幸い体を傾けた事により心臓の軌道をずらした。

 

 

「俺に接近戦とは……舐められたものだ」

 

 

 背後に魔靭の刃を一閃——————振り返ると其処にはもう誰も居ないが確かな手応えを感じた。

 

 

「……厄介。ちょっと痛い」

 

 

 居た。水である愛を求める精霊(ウンディーネ)の肩に座っている。魔靭の刃は白薔薇の手の甲を傷つけただけで済んでいる。

 

 

「これが"三人の魔女"……噂通り、いや断じて"否"!!噂以上の魔術の腕前だァ!貴方は俺より強い。それだけで十分すぎだ。……灰薔薇に敵対してよかった。貴方の様な存在と戦えるのだから」

 

 

 C-MOONを背後から奇襲を仕掛けようか悩むが俺の斬撃で掠り傷程度でC-MOONが接触もできるはずもない。

 隣に来させる。これが現状の戦力。これで勝てたら奇跡——————生憎奇跡なんてもの信じてないが奇跡(それ)をつくりだすのは自分自身の力でだ。

 

 

「<グラヴィティ・ダウン>——————解除。さて、これで……」

 

「合格。……もういいよ、アオの実力なら問題ない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は?」

 

 

 如何やら奇跡は俺に対しちょっと意地悪らしい。

 

 

 




 
 
 大変お待たせしました。
 次回は一週間以内で出来るかな……?
 白薔薇の演唱に時間がかかったのは内緒で。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。