ぼっちが人前で歌などハードルが高すぎる   作:祥和

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絶唱しないを書くつもりが…

今日はエイプリルフールじゃねぇか…という事で

短いし完全にお遊びです。後悔はしていない。
やはり作者の頭のネジは数本行方不明みたいです。
誤解の無いように言っておきますが、作者はマリアさん大好きデスよ?

登場人物紹介
マリア・カデンツァヴナ・イヴ(21)
元フィーネ(自称型)。恋がしたい

櫻井了子(34)
オリジナルフィーネ。1万年と二千年前から恋してる

暁切歌(15)
現役フィーネ(勘違い型)。調大好きデス。黒歴史は塗り替えてナンボデス!

月読調(15)
現役フィーネ(無自覚型)。切ちゃんLOVE勢。皆を守る為なら、手伝ってもいい。

比企谷八幡(17)
元中二病。勘違いして告白して振られちゃうまであるからやめてね?

冒頭ナレーション
CV大塚芳忠


番外 フィーネでも恋がしたい!

皆さまは、「フィーネ」という言葉をご存知だろうか?

 

思春期を迎えた、中学校2年の頃に掛かってしまうと言われている恐ろしくも愛すべき病で、形成されていく自意識と夢見がちな幼稚性が混ざりあって、可笑しな行動を取ってしまうという、アレだ。

 

突然、

 

「私は永遠の刹那に存在し続ける巫女、フィーネなのだぁぁぁぁっ!!!」

 

などと叫んでみたり、

 

「まだ闘えるだと?何を支えに立ち上がる?何を握って力に変える?鳴り渡る不快な歌の仕業か?」

 

「そうだ、お前が纏っている物は何だ?心は確かに折り砕いたはず…なのに、何を纏っている?それは私が作った物か?」

 

「お前が纏うそれは一体何だ!?」

 

「何なのだ!!?」

 

などと質問責めにしてみたり…

 

さて、この少女、マリア・カデンツァヴナ・イヴも、過去にフィーネを患っており、自らの事を

 

「私達はフィーネ、そう、終わりの名を持つ者だ!!」

 

と名乗り、決め台詞は…

 

「私の歌を、全部世界中にくれてあげる!!振り返らない!!全力疾走だ!!」

 

「あぁぁぁぁぁっ!!!」

 

「恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい」

 

「忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ」

 

このように、思い出すだけでも悶えそうになる恥ずかしい病なのである。

 

OP曲「Sparkling Daydream」

 

***

 

最近、気になる男の子が出来た。

彼は、顔のパーツパーツは整っているのだが、濁った目が全てを台無しにしている、そんな年下の男の子だ。

 

こう、何というか、その斜め下な発言と自虐的な態度が母性本能をくすぐられるのだ。

 

しかし、私には、彼も知っている恥ずかしい過去がある。

 

そう、フィーネだ。

あの時、あんな事をしていなければ、今頃、彼と恋仲だったかもしれない。

 

…でも、あの時の私は、あれが最善だと信じていたのよ…

 

思えば、彼の前では、常にフィーネ全開だった…

冷静に考えれば、軽く引くレベルだ…

 

―――――――

回想1

「ついてこれる奴だけついてこい!!」

 

「いや、俺には無理っすよ…」

 

回想2

「うろたえるな!うろたえるな!!」

 

「いや、勢いで誤魔化そうとしても無理だからね?」

 

回想3

「これが私のガングニール!何物をも貫き通す、無双の一振り!!」

 

「………」

―――――――

 

はぁ…穴があったら入りたいわ…

気が付けば、いつの頃からか彼の口調から敬語が消え失せていた…

距離が近くなったと喜ぶべきか…

否!馬鹿にされてると嘆くべきね…

 

あっ、油断したらまたフィーネが…

 

***

 

ここは、私の可愛い妹分達に相談してみよう。

主に、彼が私をどう思っているのか知りたい。

 

「あの自称ぼっちデスか?マリアはお母さんみたいだって言ってたデスね。私もそれには同意デスよ?」

 

ぐっ…いきなり私のハートを抉る発言が…

お姉さんならまだしもお母さんって…

私はそんな年齢じゃないわよ!?

 

「後、翼さんに感化されて発言が防人になってるって言ってた。私もそれはやめた方がいいと思う」

 

もうやめて!!

私のライフはもうゼロよ!!?

何よ!?あの剣の発言、ちょっとカッコいいなって思うくらいいいじゃない!?

 

「「でも」」

 

 

「「本質は、とても優しい人だって言ってた(デス)」」

 

あぁ…その言葉だけでも私は救われた。

彼が、そんなに私の事を見てくれていたなんて…

こんな事で…私の痛々しい過去の呪いが消える訳では無い。

だけど歌がある!!

 

セレナ…私、まだ闘えるわ!!

 

でも…彼のあの鉄壁は金城、散発を繰り返すばかりでは突破できない。

 

ならば!告白の一点に全エネルギーを集中し、鎧通すまで!!

 

そうだ!らしくある事が強さであるなら…

私は弱いまま、この呪い(フィーネ)に叛逆してみせる!!

 

振り返らない!!全力疾走だ!!

 

世界最高のステージの幕を上げましょう!!

 

明日の為にも、今日の夕食はすき焼きよ!!!

 

ED曲「INSIDE IDENTITY」

vo.マリア・カデンツァヴナ・イヴ、暁切歌、月読調




マリアさんの発言をちょこっと変えて組み合わせるだけでも、割とお話になるという不思議。

作者の手抜きでは断じて無いです(笑)

この世界線のマリアさんの恋の行方がどうなるか気になるところですが、番外の一発ネタなので続くかは不明。

後、中二病ED曲のFIS組バージョンは即興の思い付きなんですが、想像したらマジで聴きたいデス
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